笠間クラインガルテン生活にかかる費用概算(さた研の場合)

クラインガルテンでは、毎年11月に来年度の募集が行われます。(11月末日締め切り、1月に選考実施)
そこで、年間の利用料とは別に、実際に幾らかかるのか、メリットは何か等まとめてみました。(2005年12月現在)

ガルテン利用料(年間:初回一括)40万


(ラウベにはエアコン、ガス台、湯沸かし器、照明、物置台はある)
(クラブハウスに洗濯機あり)

初期費用 20万〜

・電化製品(ありもの、中古、ヤフオク等利用)
 冷蔵庫、オーブントースター、ラジカセ、炊飯器、扇風機、掃除機、
 ストーブ 等
・調理器具
 鍋、釜、包丁、食器類一式
・家具調度
 棚、椅子、絨毯 等
・リネン
 寝具、カーテン 等

月額費用 4万〜

・交通費(車の基本整備費含まず)

 ガソリン代:1回につき3,000円
 (笠間から東京まで約110km。さた研の車は11km/Lなので、往復で20L消費。
  ハイオク130円/Lとすると、2,600円。笠間内の移動を含めると3,000円程度)

 高速代:日中移動の場合片道。首都高速630円+岩間ICまで2,100円の計2,730円
     夜間割引利用の場合片道。首都高速560円+岩間ICまで1,050円の計1,610円
     (夜間早朝割引は、22時〜6時の間にどちらかのIC通過)
 なので、月4回日中のみ移動の場合は、33,840円
     夜間割引利用で移動の場合は、24,880円

 さた研の場合は月間平均30,000円位と思われる。
 ETCは割引があるので、必須の装備であろう。

・水道、電気、ガス代
 月ごとにばらつきがあるが、全部で5,000円位

・電話代(引く人だけ)
 業務上必要なため引いてある。ADSL費用等込みで5,000円位

交通費+光熱費の月額は40,000円前後

電化製品、調度類は減らないものとして費用に入れないことにして、
年間費用40万を月額で割り込み、平均すると総額で月に75,000円程度だろうか。
ちなみに、ETC夜間割引使用、電話を引かなければ65,000円/月、
リッター20kmの車であれば、57,000円/月まで減らすことは可能。

まとめ:
年間でクラインガルテン生活にかかる費用90万円。
車や行動パターン、出発地等で変動するが、他のガルテナーも75万〜120万の間
くらいなのではないか。





上記の費用をどう評価するか?


ここからはさた研独自の判断になるが、冷静に考えると、
「毎週2万円使って同じところに行って何が面白いの?」ということに
なるだろう。ディズニーランドに毎週行った方がいいのではないか?

さた研で考えたメリット


・生活のメリハリがつく
・売っている野菜が不当に安いことがわかる
・仕事に対する気分転換になる
・体力がつく
・夫婦仲がよくなる
・ラウベでよく眠れる
・酒量は増える
・仕事に関係のない知り合いが多数でき、同じ話題を共有できる

・生態系の豊かさを知る(野ウサギ、ヘビ、カエル、ハチ、トンボ・・・)
・人間が農耕動物であることを自覚する
・年間の農業暦を理解し、一通りの作物を育てるための知識を得る
・農業機械が扱えるようになった

・虫が苦手でなくなった
・自由に遊ばせられる(コミュニティの中にいるから)
・大人にほめてもらえたりいろいろ貰ったりする
・他の子と外で遊べる
・お手伝いができる
・ミニトマトがびっくりするくらい大きくなった。240cm
 (ちなみに学校のは丈10cmほどで枯れてしまった)
・笠間の街でいろんな行事があって楽しい(ねぶた、菊祭り、美術館、神社)
・セミの羽化がみれた
・斎藤さんにいろいろ教えて貰った


デメリット
・他のレジャーが出来ない(別に、それでかまわないと思うが)
・6〜8月は草と虫で大変。毎週来ないと大変なことに
・野菜は育てるよりも消費するほうが難しい。野菜喰いのうちでないと大変かも

ともあれ、金曜の晩に都会の喧噪を離れ、庭の野菜を肴にラウベで一杯やるときが、一週間で最上の時間であるのは間違いない。

週末農業生活に興味あるみなさんの応募をお待ちしております。応募詳細は笠間市のサイトから。