所長: 2009年8月アーカイブ
19日に在外公館投票に行ってきた。
必要なもの:在外選挙人証、パスポート(身分証明書)
比例区と小選挙区(住民票を抜いた所)の投票が可能。
驚いたのは、18日の立候補受付終了17時に対し、翌日の9時には
すでに各小選挙区の立候補者リストが各公館に配備されていること。
クリアファイルのバインダ3冊になって記入台の脇に立っていた。
これぞ日本の仕事と感服することしきり。
面白いのは、選挙区別に比例区の党のならびがそれぞれ違う。
それぞれの選管で受け付けた順なので違って当然なのだが、
これは、日本で投票してたら気がつかなかったであろう。
記入した普通の投票用紙を内封筒に入れ、それを外封筒に入れる。
比例区用と小選挙区用で2セット。外封筒に立会者の名前を
それぞれ書いてもらい、各地方の選挙管理委員会むけの速達封筒
(これも自分で宛先を書く必要あり。選挙管理委員会の住所は
在外選挙人証の裏にスタンプで表示されている)に入れ、小さい
金庫に入れて終わり。日本に持って帰ってからそれぞれの選管宛に
発送されるのだろう。そう考えると23日締め切りも納得がいく。
通常大使館は昼休みの間は閉じるが、選挙に関しては昼休みの間
も受付可能。めったにないチャンスなので、在外選挙人証をお持ち
の方は是非行かれたし。
最高裁判所裁判官の国民審査については対象ではない。
こちらも今回は投票したかったので残念だが、ベトナムに居ながら
投票が可能になったことには正直に政府に感謝したい。