2008年2月アーカイブ
週末は休みだったので生活研究を開始した。
まずハノイで一番大きいと思われるBIG-Cスーパーマーケットに行く。非常に大きい箱形の二階建て。下が個別の店舗、上が大きなスーパーマーケットになっている。日本でもジョイフル本田などにある坂になっているエスカレータで二階にあがる。ちなみに下りの電気はついていない。
スーパーの中には荷物は持ち込めない。入り口で預ける必要がある。
以下簡単に
・パンはわりと良さそうなのがある
・シリアルもとりあえずある。ただNYにあるような健康志向のものはない
・醤油はキッコーマン(シンガポール製)のみ。ちなみにハノイタワーのスーパーでは日本製のヤマサ醤油あり。
・日本の味噌、米酢は見あたらなかった
・鰹節はない
・牛乳(日本と同じ一リットルのパック)がある
・オリーブオイルはある
・インスタントラーメンが大量に売れている
・自転車はしょぼい。これは日本から持ってきたほうがいいか
・鞄、靴もあまり品質のよいものがない。これはスーパーで買うものではないのか
・鍋釜のたぐいもあまり良くない
・包丁、台所用品は問題外
・歯ブラシも質は良くない
・洗剤、シャンプー、生理用品のたぐいは豊富。遜色ない
・ニョクマムの種類がやたらある
・ワインは豊富。ただしあまり高いのはおいていない。紙箱入りワインが大量においてある。ベトナム人はビールも好きだがワインも好きなようだ。日本酒も好きだから、つまり酒が好きなひとが多いのであろう。輸入もののビールの5L樽もおいてあり、これはそのうち試してみたい。
旅行中怖いのは繊維不足と油負け。とりあえず牛乳、シリアルの甘くなさそうなやつとドライプルーン、コーン缶、ベトナム産のハイビスカスワインという名前のワインを購入。
・入り口に人形焼き(というのか?中身はない)ちなみにmanjooと書いてある。うまそう
・入り口の横のワイン屋ではコンチャイトロなど多少良いワインがおいてあった
一階にTOTOのショールームがあるので、ウォシュレットを探したら売っていた。7,390,000VNDと書いているので5万円くらいか。日本より高いかも。ただ、便器の上に乗っていたのでもしかしたら便器込みかもしれない。確認したかったが店員がやる気なくあきらめた。
BIG-Cから戻りホテル前のローカルマーケットに行く。
行ってみておどろいた。新鮮な野菜や魚、肉を扱っている。肉はともあれ、野菜と魚についてはスーパーより遙かに質がいい。一通り回ったあと根三つ葉を購入。直径10cmほとの束で10,000VND。ローカルマーケットだけで十分やっていけそうだ。いくつか値段を聞いてみたが地元の人も同じ価格で購入しているところをみると、外人向け価格は特にないようだ。
昼からはハノイタワー近辺までタクシーで出て、ハイバーチュン通りの電気街でオーディオ用のケーブルを購入。ステレオミニプラグのケーブルに100,000VNDといってきたので60,000VNDで購入。日本円で416円。これは高すぎか。値段が付いていないのでなんともいえない。
その後旧市街をひたすら歩く。道が直交していないので非常にわかりずらい。地図と磁石を頼りに歩く。幸い交差点には通りの名前がだいたい書いてある。ドンスアン市場(洋服、織物中心)まで行って戻る。
ハノイの不思議なところは同じものを扱う店が同じ箇所に固まっていることだ。本屋を見ないと思っていたがホアンキエム湖の郵便局からソフィテル・メトロポールにかけての一角が本屋街になっている。日越越日辞典を購入。73,000VND。
その後もひたすら歩き回る。ハノイタワーのハイランドコーヒーで休憩したあと、タクシーにのってホテル帰着。
三つ葉のおひたしを作って食べる。野菜不足気味だったのですっきりした。こういうときはキッチン付きが便利。
立派なエレクトロラックスの洗濯乾燥機があるので使ってみる。風呂に入ろうとすると湯がでない。どうも洗濯水に湯をとられているようだ。ここのホテルでは風呂の間に洗濯はやめたほうが良さそう。乾燥まで自動にすると2時間半ほどかかる。意外と時間がかかるものだ。乾燥される順に開けて出そうと思うが終了までハンドルが開かない。天気がよいときは干したほうが良さそうだ。
夜も散歩する。幸いなことにどこに行っても危ない感じはない。地図にあるはずの道がないので、路地に入ってみると2mほどの路地の両脇にローカルの人々の生活が広がっている。だいたい入り口すぐが石のタタキになっており、そこがリビングになっていてテレビをみながら食事などしている。ただ道が曲がりくねっていて枝分かれしており、行き止まりも多い。広い道に出たと思って磁石とともに地図を確認してみると、大きく半円を描いて入った道の200m左に出てしまった。狐につままれた思いである。
翌日はメトロ・スーパーマーケットに行く。メトロはIDを作らないと入れないのを忘れていた。たまたまパスポートのコピーを持っていたので当日のみのIDを作ってもらい入れてもらう。自転車の値段を手帳に書いていたら注意された。結構チェックが厳しい。
グンゼの肌着がある。下着の心配はしなくて良さそうだ
変圧器は大きいのが売っている。値段は2~4万円程度で2000Wクラスが手に入る
プリンター等も売っているが品揃えはいまいち。事務用品も上等は日本製のようだ
半身の豚肉がぶら下がっていた。パルミジャーノチーズが太鼓のような形でまるまる一個売っていたのは驚き。
乳製品の品揃えはBIG-Cより良いか
ただ、入館の面倒さを考えるとBIG-Cで十分と思える。
昼はブンチャーという料理を試す。友人のK氏が旨いぞというので名前だけは覚えていた。炭焼きの豚肉が薄い甘酢味のぬるい汁(下に大根の甘酢漬けが沈んでいる)に入っており、冷や麦(実際は米)のような麺とハーブ系の野菜をその汁につけて食べる一種の麺料理である。最初麺を汁につけて食べてもピンとこなかったが、いくつかのハーブをまぜた野菜を入れると印象が一変する。非常にさわやかでそれなりに旨いものである。ただ汁がぬるいのはどうなのか。夏向きの食べ物であろう。冬はフォーのほうがいいや。
その後帰りがけに昨日迷った道をこんどは地図をみながらトレースする。いくつか行き止まりに当たったが無事ねらい通りの場所に出た。こんな路地にも通りの名前と番地が振ってある。抜ける道に「DE TOUR」と書いているのはフランス風か。
ホテル前のローカルマーケットでイエロースプリットピー(200gで4,000VND)と三つ葉を買って帰る。スプリットピーを煮たのと三つ葉のおひたしで晩飯。ワインを呑みながらこのブログを書いている。
英語の教材をききながら明日の仕事内容を書き出して寝る。
今日のまとめ
・野菜についてはローカルマーケットで心配なし。なんでもある
・醤油、米酢、味噌、鰹節、椎茸、昆布は持ってきたほうがよさそう
・台所用品、炊飯器は持ってこよう
・プリンターとトナーの持ち込みをしよう
・玄米は発見できなかった
・靴、鞄、自転車は持ってきたほうがよさそう
・日本の音楽CDは売ってない。持ってこよう
・園芸用品は発見できなかった。植木鉢はなく、観賞用の壺のみ
・自転車は日本で入手したほうがよさげ。
合弁会社立ち上げといってもまだ登記ができていないので、当面どこで仕事をするかが問題になる。現地スタッフもそれぞれが自分の旧職場におり、私が来て初めて会議室で毎日打ち合わせできるようになった。私だけは現地子会社に机を一つ借りている。
現地子会社のオフィス、合弁先企業のオフィス、ホテル等様々なところでメールのやりとりをする必要があるのだが、なかなかうまくいかない。
・現地子会社オフィス
POPでメールをとると読み出し途中でタイムアウトしてしまう。
Webメール系に切り替えても、メールワイズだとタイムアウト。SquirrelMailだとなんとか読める。
・合弁先企業のオフィス
まず、プライベートに固定IPを振る必要がある(これは技術系の部屋のみ。事務系はDHCPの模様)
それだけで面倒なのにくわえ、社内なのでベトナム国外へのアクセスラインが非常に細く、実質使い物にならない。
・ホテル
ニッコーハノイの有線ADSLは快適。
ソフィテルプラザは有線だが非常に遅い。
サマセットウエストレイクのWifiは上記2オフィスに比べればまずまずだが、POPアクセスすると毎回毎回サーバにたまっているメールを取り出してしまい、同じメールが二重三重にたまる。
メールワイズはなんとか動く。
その場に応じて様々な方法でメールを返しているので、受信メールはまだいいがこちらが送ったメールがどこにあるか探すのが大変。
当初、share360などのスケジューラを建ててみんなで使うことを考えていたが、このネットの遅さでは使い物にならないだろう。まああまり「スケジュールを管理する」こと自体やってないのではないかというところがある。
うーむ。まあそれを改善するのが私の仕事なので、やりがいがあるっちゃあるのだが。
年明け後ばたばたしており、更新が遅れました。
会社の都合により、突如ベトナムに赴任することになりました。
現地企業と合弁企業を設立し、データセンタを始める予定です
笠間も引き払い、2月から長期出張で、4月にはさた研ともどもハノイに引っ越し予定です。
研究内容はクラインガルテンからハノイ生活に変わります。
目の前にTo Doリストが山ほど積まれた感じ(しかも、To Doリストを自分で作るところから)ですが、
ブログ自体は折りを見て更新していきますのでよろしくお願いします。