寒くなってきたので、3年間トランクルームにしまい込んであったアラジンストーブを出してきた。
埃を拭き取り、芯削りで多少ガリガリして灯油を入れて火をつけるとあっさり復活。
一面に灯油ストーブのなつかしい匂いが広がる。無音のストーブはいいものだ。
綺麗なブルーフレームを見ながら、徐々に3年前の生活感覚を取り戻しつつある。
帰国の辞令が出て、ハノイから2011年11月に戻って参りました。
久々に見る東京は非常に新鮮で、3年の間にいろいろ変わっていることに気がつきます。
新居は杉並区になりました。
ハノイでは、ブログを更新するのも難しい状態でしたが、今後は週刊くらいで更新していくようにしたいと考えております。
とりあえず、研究員、姫とも健康で帰ってきたことに感謝したいと思います。
さた研では所長が学生時代の時に揃えたオーディオを長年使用していた。
アンプ:クリスキット MARK8 + P35III
スピーカー:ダイヤトーンP610MA 自作(実のところ友人作)密閉箱50L
アナログプレーヤ:KP1100(トランクルームで休眠中)
チューナー:L-03T(同じく休眠中)
CDプレーヤー:最初ナカミチCD-4、壊れた後はHARD OFFで15,000円で購入したKODAK PCD255 (中身はPHILIPS製と思われる。made in Belgiumと書いてある)
結構満足して毎日聴いていたし、最近衰退一方のピュアオーディオなのでたまに秋葉原やオーディオユニオン、ヨドバシ等に出かけては、最近買い換えたいと思うようないい機器が少なくなったと思っていた。決して、予算がないことの強がりではない(?)
クリスキットに至っては、3年前に販売中止になる前に一つ予備を購入しているくらいのファンであった。
ところが、最近、デジタルアンプの性能がいいという話しを聞き、ネットで評判のよいTOPPINGのTP10 Mark4を購入したらこれがなかなか良い。プリアンプがないので、CDプレーヤーやDVDプレーヤーのピンプラグをその都度差し替えて使う形になるが、非常にナチュラルな音であり、SN比が低く様々な間接音が聞こえてくる。
一番驚いたことはアンプ本体が全く熱を持たない。ACアダプタもPC用みたいなもので、これで本格的な音が出るので驚きである。
多少線の細いところがあったので、今度はTOPPINGのTP40(トロイダル電源使用)を購入。これが非常によい。ナチュラルさはそのままに、非常に腰のすわった音になった。
プリアンプくらいは使えないかと思いMARK8を間に挟んではみたが、広い音像が狭くなるだけでメリットはほとんどない。PHONO入力専用機としてとりあえずキープするものの、はっきりと時代が変わったことを理解した。
しかし、10,000円足らずでこの音が出てしまうのであるから、最近のデジアン恐るべしである。
音場が広く、SN比が良く、ハイスピードなのに刺激が少ない。これまでの努力はなんだったんだという感じである。オーディオにお金を掛けるのが(そんなに掛けてないが)馬鹿らしくなってくる。
逆に、CDプレーヤとスピーカーについては、まだまだ許容力があることに驚く。
上には上がありそうだが、とりあえず20年ぶりに次のステージに進歩したという感じである。
この半年でみつけた、好物のチェリーパイが買える、食べられるところ
アンナミラーズ ウイング品川
http://www.imuraya.co.jp/brand/anna/detail7.html
609円 イートインできます。持ち帰りできます。
普通のパイを日本人向けにした味。コーヒーも安くなかったけど、まあ、良し。
松の助ニューヨーク
http://www.matsunosukepie.com/
440円 イートインできます。持ち帰りできます。
代官山でおしゃれ。好みから行くとこれが一番おいしかったです。
micky's
http://www.tokyotownpage.com/fd/04/mickys/
東京都文京区小石川1-1-3 ライオンビル1F平日 10:00~19:30土日 11:00~18:00
?円 イートインできます。持ち帰りできます。
サワーチェリーのパイ。(ビングチェリーじゃなくて)
大学から近いので偶然見つけました。酸味が勝っていて手作り感があっていいです。
小田急百貨店 本館B2F キノクニヤのパン売場
240円??
ターンオーバーです。折パイ皮とチェリー。おやつに最高。
スーパーで売っているもののピース売りではないことにご注意。
キノクニヤ(紀ノ国屋)
http://www.super-kinokuniya.jp/eshop/items/06-4960466131310/
1491円 オンラインも可。持ち帰りのみ。
いつもあるとは限らない。ホールだけみたいです。これぞチェリーパイ。
未だあると思います。地道に探します。
19日に在外公館投票に行ってきた。
必要なもの:在外選挙人証、パスポート(身分証明書)
比例区と小選挙区(住民票を抜いた所)の投票が可能。
驚いたのは、18日の立候補受付終了17時に対し、翌日の9時には
すでに各小選挙区の立候補者リストが各公館に配備されていること。
クリアファイルのバインダ3冊になって記入台の脇に立っていた。
これぞ日本の仕事と感服することしきり。
面白いのは、選挙区別に比例区の党のならびがそれぞれ違う。
それぞれの選管で受け付けた順なので違って当然なのだが、
これは、日本で投票してたら気がつかなかったであろう。
記入した普通の投票用紙を内封筒に入れ、それを外封筒に入れる。
比例区用と小選挙区用で2セット。外封筒に立会者の名前を
それぞれ書いてもらい、各地方の選挙管理委員会むけの速達封筒
(これも自分で宛先を書く必要あり。選挙管理委員会の住所は
在外選挙人証の裏にスタンプで表示されている)に入れ、小さい
金庫に入れて終わり。日本に持って帰ってからそれぞれの選管宛に
発送されるのだろう。そう考えると23日締め切りも納得がいく。
通常大使館は昼休みの間は閉じるが、選挙に関しては昼休みの間
も受付可能。めったにないチャンスなので、在外選挙人証をお持ち
の方は是非行かれたし。
最高裁判所裁判官の国民審査については対象ではない。
こちらも今回は投票したかったので残念だが、ベトナムに居ながら
投票が可能になったことには正直に政府に感謝したい。
旧正月以来、6ヶ月ぶりに日本に出張することになった。準備をする。
小銭入れ(ベトナムでは小銭入れは使わない)を開けると錆びて真っ白になった500円玉。久々に見る日本の硬貨は普段日本で目にしていたのとは違って艶がない。流通しないで半年ほうっておかれるとこうなるのか。
久々の日本の紙幣。紙ってこんなに丈夫だったっけ?ペタペタしたプラスチック製のベトナムドンとは随分印象が違う。
キャッシュカードとか、ポイントカードとか、財布の中はプラスチックカードだらけである。
宿題山積みでちと気が重いが、2009年7月の東京を発見しに行こう。
ハノイでもっともポピュラーなビールはハノイビールである。小瓶もあるが、450mlの中瓶がもっとも普及している。所長のアパートの近所にハノイビールの工場があり、そのまえにいくつかの問屋がある。二週間ごとの週末に1ケース(20本)を自転車の荷台にくくりつけて買いにいく。
最初に買いに行ったのは去年(2008年)の6月くらいであるが、その当時は123,000ドンであった。(一本6,150ドン)
その後、夏の値上がり時期に130,000ドンくらいまで上がったが、秋が終わるころまた125,000位まで下がった。
ところが、この6月からすごい勢いで上がっている。5末では135,000ドンだったのが、6/13では155,000ドン、本日買いにいったら185,000ドンだった。
問屋のおばちゃんから言われるままに買うしかないのであるが、他の商品でも値が上がっているのか。ちなみにドルは6/13のときに近所の両替屋で1ドル18270ドンだったのが本日は18350ドンであった。
現在でも9,250ドンで約50セント=47.5円なので、日本の値段を考えると格安(日本は税金が高いことを考慮に入れても)なのであるが、あらゆる日用品の値段が去年の1.5倍になっていたら大変なことである。
この様子で値段が上がるのか、適宜記録していきたいと思う。
6月になってから暑い日が続いている。昼間は太陽が真上にきてかんかん照りになり、夕方はシャワーということが多い。去年はこの時期でも自転車で通っていたが、今年は無理である。昼休みに食事に出るとヤバいくらいに暑い。汗をかくとミネラル分が出てしまうのか、ぐったりと疲れる。
この時期昼間にゴルフでもやっていたらあっというまに脱水症状になってしまいそうだ。
会社や建物は冷房が効いており、タクシーも乗った当初は劇アツだが冷房で乗っている間に冷えてくる。出ると再び暑い。15度くらいの寒暖差に順番にさらされる。気をつけないと風邪をひきかねない。
土曜日に自転車でちょっと買い物に出た。大通りは日にさらされるので、いつもの路地裏を通っていく。影になってなんとなくひんやりとしている。これくらいなら冷房なしでもやっていけそうだ。ハノイでも「住まいは、夏を旨とすべし」である。
6月になってから、ハノイ市内の各所で大々的に交通規制が引かれています。
<それまで>
・交差点での渋滞が激しい
もともと、ハノイ市内は道が広くないのに、最近車が増えたこともあって通勤時間帯は混みがちです。ハノイ特有?の「鼻先突っ込んだ者勝ち」の交通ルールにより、箱根細工のように交差点の中で車が「詰んで」しまう。またその狭い隙間にバイクが挟まりにっちもさっちもという状況がよく発生します。
<何をはじめたか>
・交差点の一方向の閉鎖
交差点を太い道の中心線に沿って閉鎖し、単純に渡れなくしてしまいます。細い道から来た人は右に曲がって太い道に合流するしかありません(ハノイは車は右側通行)。そこで、数百メートル先にUターン路を設けて、必要な車だけUターンさせ、元の交差点で右に行く(これで実質渡れたことになる)ことになります。
<うまく行っていること>
交差点では信号があってもなくても警察官が抑止するまで車がどんどん進入し、車が交差点の中に滞留して流れを止める、という状況が多かったのですが、その状況は改善されています。
<うまく行っていないこと>
Uターン路の形状により、うまくいかない場合があります。中央分離帯の幅があり、左折・Uターン中の車をそこに逃がせるところでは、かなり円滑に行っていますが、中央分離帯の幅がなく、左折、Uターン待ちの車が左車線に滞留するとそこで道がつまります。また、Uターンの車もなぜか大きく二車線を使って回り込む(小回りしない・できない?)ことが多く、反対側車線を通せんぼする際に相手車線も詰まります。
<感想>
行き当たりばったりなのか、それともよく考えてやっているのか、実験につきあわされているのか、ベトナム人の間でも突然いろいろ変わってやれやれという状況のようです。普段と違ったところが混むので、家を出るときに会社に着く時間が読めないという問題が起きてます。どんどん車とバイクの数は増えていますので、早晩このような付け焼き刃では立ちゆかなくなると思われます。時差通勤でもしないとダメかも。でもみんな定時に出て、定時にきっちり帰るのが好きなんですよね・・・
所長は子供のころから鼻唄好きで授業中に先生に怒られたりした。
厳密にいうと鼻唄でなく、頭の中に好きな曲が繰り返し勝手に流れている
状態になり、それが鼻唄の形になると他人に気づかれることになる。
この曲選びは意識的にやっているわけではないのだが、その場の深層心理
をよく反映している。「なぜ、これがかかっているんだろう?」と考えて、
しばらくすると、ああ、そうかと膝を打つことが多い。
これまでもっとも印象に残っているのはアメリカ大学院留学試験のGREを
神戸まで受けに行ったとき、上々颱風の「張子の虎」がかかっていた
(しかもヒアリングテストの試験中に!)ことである。
ちなみに先週はRCサクセションの「わかってもらえるさ」がかかっていた。
「♪わかってもらえるさ いつかそんな日になる」
仕事の中身とあまりにもベタでかぶっているため、自分で気づいて
可笑しかった。まあ、元気づけられたのでよしとしよう。