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2005年02月28日
こいつは春から・・・
先週末の土曜日に、かねてより申し込んでいた笠間クラインガルテンの審査合格通知が来た。家にあったココファームのワインで祝杯。
早速、やさい畑など買ってきて、なにを作りたいなどと所員一同で考えている。初心忘るるべからず。
これまでに2度訪問したが、実際に毎週笠間まで通いきれるのか、農地の世話をしきれるかなど、不安も大いにある。
まずはともあれ、4月からは平日都会生活と週末農村生活の二本立てとなる。3月12日に区画の抽選会があるとのこと。その時に他のメンバともあうことができるだろう。楽しみである。
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2005年03月13日
区画抽選会&説明会
3/12に笠間クラインガルテンの区画抽選会および説明会に行った。場所はクラブハウスである。
今年は11名の空き区画に対して17家族の応募があり、1.7倍だったとのこと。すでに次回分の申込も来ているらしい。
今回の区画抽選会はすでに当選が決まった人々なので、和気藹々とした雰囲気である。開始時間前に全員到着したので早めに開始。
やはり悠々自適の年代のうちが多そうだ。小さい子供がいる家も他に1組いる。
区画の抽選は職員の方が作成した割り箸によるくじによって厳正に行われた。来場者順に引く。うちはくじ引きの大好きな姫がひき、B区画のラウベに決まった。
その後説明会。4/1以降入居可能、4/16に入村式があること、エンジン付きの耕耘機や刈払機は危ないので講習会を実施してから利用して欲しいことなどが説明された。
その後、空いているA区画のラウベの見学会。入り口にはうさぎが人参を持っている笠間焼のオブジェが立っている。ラウベによってそれぞれ違うオブジェがあり、各戸の目印になっている。ラウベは6m×6mの正方形であり、半分が居室、1/4がテラス、1/4が台所、風呂、トイレ、となっており、台所・風呂部分の上が寝られるロフトになっている。思ったより広い。台所と風呂は自宅と寸法が変わらず、思ったよりはるかに立派なログハウスである。トイレと風呂が別というのもありがたい。さっそく巻尺を取り出していろいろ測ってしまった。また、立派な木製の作業台(のようなもの)がしつらえてある。棚がないので、押入の替わりとのこと。
ちなみに、何人かロフトへ上がる梯子から落ちて痛い目にあっているとのこと。注意。
ちなみにA区画は正方形の対角線の切妻屋根で南側玄関、B区画は正方形の正中線の切妻屋根で北側玄関という違いがある。雨が降るときのテラスの使い勝手はB区画のほうがよいかも。その分晴れの日のテラスの開放感はA区画のラウベのほうがよいだろう。
その後自分の区画を見に行く。南北に細長い敷地なのでどうかと思っていたがこれも広い。耕すところだけで8畳間くらいはありそうである。玄関にはりすとアケビが座っている。
職員の方曰く、最初はエンジン付きの耕耘機が入るのでよいのだが、いろいろ作物を植え出すと機械が入らなくなり、結局自分で耕すことになる。そうすると一坪でもよいじゃないよとのこと。さもあらん。
いろいろ見て回りたかったが、本日は学童の三年生お別れ会なので早めに退散する。
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2005年03月22日
大多喜ハーブアイランド
週末はクラインガルテンにまく種を仕入れるべく、大多喜のハーブアイランドに出かけた。
連休中なので首都高は混んでいる。下道を川崎まで行き、東京湾アクアラインに乗る。
海ほたるに空Pがあったので寄ってみた。駐車場から見上げると巨大な艦橋のような建物である。
そこで「海ほたるちゃん」を目撃。
なんだこれは、キョロちゃんのパクリではないのかと思ったが、放送で「ウミホタルの発光実験を14:30から海めがねでやります」という案内があり、本物を見るべく出かける。
ウミホタルは直径3ミリほどのプランクトンで、驚いたりすると青い発光物質を放つらしい。実際の実験では暗くした会場で薄い水槽に入れた海ほたるに対して電極で刺激を与え発光させる。係のお姉さんの、「では、光が見えたらおおっと驚いて下さいね」の元、3,2,1のかけ声とともに青い光がイカスミのように流れ出る。おおっという会場の声。ウミホタルには迷惑至極であろうが、なかなか見ることができないものを見た。
海ほたるを出て、木更津北ICから一路大多喜を目指す。快適な田舎道ドライブを経てハーブアイランドに到着。
ハーブアイランドは「ハーブガーデン」と500メートルくらい離れた「ベジタブルガーデン」の2つで構成され、同じ農場が経営している。ベジタブルガーデンは平地に、ハーブガーデンは急な坂を上がった丘の上にある。東京方向から来る人はハーブガーデンに登る坂がUターンをして入るような形になるので注意。ベジタブルガーデンに寄ってUターンしたほうがよいかもしれない。
ベジタブルガーデンの入口である。この小屋は主にハーブオイルを売っており、奧に広大な農地が広がる。食堂の前にパッションフルーツが成っていた。アーティチョークとフェンネルの苗、オクラとインゲンの種を仕入れる。
小腹が空いたので、ガーデンのレストランでサラダバー210円を食す。プラス100円でお代わり可能。サラダバーの野菜はマスタードグリーン、エンダイブとレタス、トマト、ポテトサラダ。これもハーブ入りの凝ったドレッシングが3種ほど好きに利用できる。3人とも一回ずつお代わりをした。
レストランの上にはパッションフルーツが生えている。葉は桑に似ている。
その後ハーブガーデンに移動。丘の上にあり、周りの風景が木々に隠れて見えないため、ここだけヨーロッパ風である。入場料800円だが、連休中は無料であった。
ハーブガーデン入口と露天の畑、種や苗を売っている小屋
露天の畑を見て、春先だからこんなものかと思っていたが、売店とレストランになっている建物の裏手に広大な温室を発見。様々なハーブが各種お取り寄せで揃っている。とくにローズマリーは種類が多い。
驚いたのがハーブの大きさである。下はカルダモンとローズマリー。人の背丈より遙かに大きい。
これは不用意に生やすとえらいことになるなあ。ハーブ恐るべし、と思った一日であった。
ハーブアイランドはハーブ好き&野菜好きの人には非常に楽しい場所である。ちょっと東京から遠いが、一度訪ねてみることをおすすめする。両方行くことをお忘れなく。(おみやげ品は、同じものを両方で売っている。)
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2005年03月28日
種(豆)が虫食い
先日ハーブアイランドで買ったインゲンマメの種(豆だ)であるが、開けてみると虫食いだらけである。余りひどいのは捨てたが、穴がぽかりと開いた位のは植えてみた。虫食いの双葉が生えてきたら面白かろう。しかし全数の半分くらいが穴あきというのはいくら無農薬といってもいかがなものか。
念のため、アーティチョークの種は穴はあいていなかった。
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2005年04月01日
クラインガルテン入植1日目
4月1日にクラインガルテンが利用開始になり、半休をとって笠間に向かった。
先に研究員と姫は電車で行き、私は布団満載の車で向かう。
クラブハウスでクラインガルテンの鍵を借り、布団を下ろした後、駅前で二人をピックアップする。
クラインガルテンに戻り、自分が入ることになる区画&ラウベをチェックする。
早速ガスと電気の手配。
そのあと、職員の方に耕耘機の使い方を教えてもらい、一通り起こす。
研究員は「水道管があるのでここだけは手で御願いします」といわれた畳二畳ほどの場所を鋤き起こすだけでへとへとになっている。
最初の日はカーテンが無くて外から丸見えである。寝るとき寒かった。
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2005年04月02日
クラインガルテン入植2日め
二日目はジョイフル山新でカーテンを買ってきた。カーテンを張るととたんに家らしくなる。ようやく落ち着いて写真が撮れるようになった。
北側正面から
西側。テラスが付いている
入り口の右脇には各戸それぞれ笠間焼のマスコットがついている。うちはリスとアケビである。
南側。畑の南北は14メートル、東西は6メートル50ある。結構大きい
東側。窓が2つ。
その意気込みやよし。
大多喜ハーブアイランドで買ってきたフェンネルとアーティチョークを植える。
西側の畑と稲田石のテーブル。耕耘機のならした後が足跡だらけである。
ラウベ内部のロフト。上がる梯子ががたついていておっかない。
その後、冷蔵庫はやはり必要ということではるばる50号を水戸のヤマダ電機まで出かけた。水戸本店と書いてありここが本店のようだ。ここらの大規模店は半端じゃなく大規模で向こうが霞んで見える。欲しいと思っていたナショナルの冷蔵庫のステンレス張りのものがあり、値段を聞くと、「もう現品限りなのでお安くしますよ。3万円でどうですか?」とのこと。その前にコジマも寄ったのだが、普通のステンレスじゃないもので29,800だった。お、ラッキーと思ったが、「今日明日で配達できます?週末しかいないんですが」「生憎本日は一杯になっておりまして~」「そこに即日配送って書いてありますよね。じゃ来週でもいいので、もう少し安くなりませんか?」「それじゃ29,000円で如何でしょう」ということで即決。研究員に「さらに値引きをいうとは」と呆れられた。
笠間のジャスコ&ポレポレシティにも寄る。ここも都心暮らしの身には目眩がしそうに広い。さっそくマイバスケットや洗面器等の生活用品を仕入れる。普段あまり買い物自体しなくなっていたが、久々にモノを買って楽しい。新しい生活を始めるっていうのは何となくワクワクするものだ。
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2005年04月03日
クラインガルテン入植3日目&栽培講習会
クラインガルテンも3日目を迎えた。
笠間クラインガルテンの目玉として、農家の方による栽培講習会がある。
週に一度開催され、講義は一時間ほど。斎藤さんという脱サラ農家の人が教えてくれる。
クラブハウスの教室がほぼ一杯になるほど盛況である。
話を聞くと、「いかに自分は農業のことを何も知らないか」がよくわかる。
また、やる作業についての理論的な説明がなされ、目からうろこが落ちることが多い。
みんな真剣そのもので聞いている。冗談を交えながら1時間くらいで終わった。
以下メモ抜粋:
・GW前が一年間の作付けの基本
・いきなり植えないで、まずは話しを聞いて欲しい
言われた通りにやる、それが難しい
・春先は失敗してかまわない、ただし秋冬は失敗できない
10月に優等生と劣等生がわかる
・積算温度の話
・病虫害が発生したときは勝手に敷地に入って処分する←これは有り難い
・有機農業について
・資材の購入場所
・ジャガイモはお彼岸頃。植えたい人は今日中に。植えるのは畝の山でなく、平らなところを凹ませて植える。いもが育ってくると土寄せをするので結果的に山になっているが、最初から山ではない
だんだん笠間の地理感覚がつかめてくる。今日も山新に行きジャガイモの種イモと風呂イスを購入。
ジャガイモを「谷に」植え付け、その後姫の希望でクラインガルテン目の前のいちご狩りを楽しむ。
以前壬生でいちご狩りをしたときにはこの時期だと味がぼけている印象があったのだが、ここの
は非常に美味しく、広々としてよい感じであった。
広いハウスに我々だけ
いちご大好き
黙々と選果
こんな感じで成っている
ラウベの入り口脇にミョウガのようなもの発見。様子を見る
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2005年04月09日
荷物搬入&第2回栽培講習会
金曜晩にレンタカーのボンゴを借りて、家具や自転車を積み込み、一路笠間を目指す。久々の商用車であるが乗り心地が悪いことおびただしい。23時に到着。
姫をロフトに上がらせて寝かせた後ラウベに運び込む。いままではフローリングに座っていたが、やはり椅子があると楽である。ラウベの木の香を楽しみながら晩酌をして寝る。
朝方研究員の「うわっ」という声で起こされる。見ると梯子が30cmほどもずれている。よく落ちなかったものだ。しかし眠いので、「気をつけろ~」といいつつ寝てしまう。
ラウベでは釘をうつことができないので、朝飯後山新に行き、引っかけるタイプのフックを買ってきて梯子を細引きで縛り上げる。びくともしないように出来た。
電話工事と冷蔵庫の搬入、17日に取材が入るとのことでテレビ局の人が面通しに来る。新入生からも一言欲しいとのこと。まだろくに何も植えていないのですが・・・
16時から第二回栽培講習会である。人数はだいぶ減って教室の半分くらいか。大学の講義と似たような出席傾向である。
講義メモ:
・「種」と名がついたものは食べないで←殺菌済み
・農業と園芸の違い
・畑の使い方(一年を通じて収穫するために)
・なぜ春作はあせらなくてよいのか。秋作はあせらないといけないのか
「秋の一日春の七日」 やはり積算温度
・農業のプロと家庭菜園の違い
・植え付け方の工夫
・肥やしの話 作物による。つるぼけ
・果菜はあまり植えないで(週に1回しか来ないと、おばけキュウリばかり)
・ネギの植え付け方
など。
特に「肥やしはビタミンみたいなもの。大量に必要ない。作物は日光と水と二酸化炭素で育つ」というのは、考えていたら当たり前なのだが、全然気が付かなかった。
レンタカーなので土曜晩に戻る。
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2005年04月16日
農機具講習会+入村式
金曜の晩に到着。晩酌をして2時に寝る。
朝は夜露にしっとりと濡れていた。これだけ濡れていれば確かに畑に水を撒く必要はなかろう。
まだ大して大きくないが、草が生えてきているので草むしりをする。土が軟らかいので根っこごと抜ける。地面が固くてブツブツ切れる実家の庭と違って非常にやりがいがある。
先週斎藤さんからわけていただいた山芋の苗を植える。
かなり深く20cmから50cmの間で、横に長く掘る。畑の土がよいのですぐに掘れてしまった。ガイドとなる割り箸を立てておく。
15時から農機具講習会。市役所の田口さんが先生である。みんな神妙に聞いている。これは草刈り機。
こちらは耕耘機
こういうときに物怖じしない研究員
ターンが出来なくてとっちらかる
この手の耕耘機は自分では曲がらないため、(一輪車のようなものだ)車輪の処を軸にして、ローターの部分を持ち上げながら自分が回り込んでやる必要がある。慣れないとこれが難しい。
鍬の使い方。
基本的には横に持ち手前に引く。雑草の処理のためには、軽く畝を掘り、谷に草を入れ、その上に土をかぶせる。傍目に見ているとすいすい作業が進むが、自分じゃそう簡単にできるものではない。熟練の技である。
18時からは入村式である。クラブハウスの教室が超満員。100人以上いるであろうか。遅めに行ったので座れなくて難儀した。助役さんの挨拶
新入生自己紹介
農政課職員紹介
クラインガルテン担当者紹介。一番お世話になる人たちである
かさま親善大使。笠間の観光名所案内。
先輩代表のあいさつで乾杯
一品持ちよりの品が並ぶ。壮観である。1分後には人に埋め尽くされた。
あとは呑み、食べの大宴会である。特に笠間の地酒が一升瓶で並ぶ。笠間には松緑、東海、稲里の3つの蔵元があり、どれもやわらかでコクがあり旨い。その中でも複数の酒が出ており、こんな機会は滅多にないので利き酒をしようと一升瓶をめがけて廻る。「1cmだけついで下さい」「まあ、そんなこといわず」どぼどぼどぼ。あっというまに紙コップ8分目ほど溜まる。大学時代の新歓コンパを思い出した。そう、これはまぎれもなくクラインガルテン大学における新入生歓迎のコンパなのだ。他の同級生よりも歴然と若いため、注がれるのもあたりまえである。3蔵ともわりと似た傾向の酒である。どれもドライ過ぎなく美味しい。これについてはその後の研究課題としたい。
20:00で中締め。その後常連さんは更に呑んだようであるが、ラウベに退散。
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2005年04月17日
栽培講習会+テレビ取材
朝は通常通り7時半にラジオ体操があった。
ラジオ体操はクラブハウス前の広場で行われるが、クラブハウスの左右に取り付けられた拡声器から大音声でラジオ体操の音楽と号令が流れる。東京だと周囲をはばかるようなボリュームである。それでもこの廻りにはそれを迷惑と思う範囲に人家はない。澄み切った空気の中ラジオ体操をするのは爽快である。心なしか男性陣が少ないのは昨日呑み過ぎたせいか。
ラジオ体操に参加して気が付いたのは、うちの姫がラジオ体操を知らなかったということだ。最近学校ではやらないようだ。スポーツの前にやるのはストレッチのほうが良いという話を聞いたことがあるが、農作業をやるには自分がどこが凝っているかわかり、非常によい。ラジオ体操ができたときには、もともと農作業の前後等を想定して開発されたのではないだろうか。
その後有志で散歩に行く。本戸小学校跡地の桜が満開で美しい。
昨日クラインガルテンの直売所で買った立派な孟宗竹の筍がうまく煮えた。
栽培講習会メモ:
畑には水はまかない。盛夏の種まきは水を撒くこともあるが、ホースの中に溜まっている水は熱くなっている。それをまかないよう注意。
園芸の本にはいろいろ病害虫の話しが出ているが、ある時点で気にしなければならないことは1つか2つしかない。時期によって出てくる虫が異なる。
春蒔き大根は4,5日で芽が出てくる。出てこないものは種がダメ
苗半作。良い苗を植えてある程度立てばあとはほっておいても育つ。
ジャガイモとトマトの関係。ジャガイモは疫病に強いがトマトは弱い。手入れをするならトマトを先に。神経質な人は長靴も服も着替える。
疫病は下の泥が葉の裏にはね、気孔から入る。なのでマルチやしきわらを。
アンドンはいつ取るか-葉がアンドンについたら取る
その後、TV取材用に日帰り農園側で農機具講習会が行われた
糸井重里さん初めて耕耘機を動かすの図
これがクラインガルテンそば処期間限定のいちごそばである。
チャレンジャーの研究員が頼んだ。ほんのりいちごの香りがする普通の蕎麦である。特にいちごが入ったということでさらに美味になるというわけではない。
その後TV取材を一年生代表ということで受けた。昼下がりでくたびれていて、ちょっとテンションが下がっていたのが残念。
3時過ぎに東京に戻り、ひいばあの見舞い後帰着。晩は筍ご飯と三つ葉のお浸しであった。
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2005年04月24日
第4回栽培講習会
金曜の晩に笠間に到着。姫はすぐにロフトで沈没。晩酌しながら耕作計画を練って寝る。
翌朝は快晴。前の住人が植えたであろうシバザクラが美しい。
畑のど真中にスギナが出ている。
これがまた地下茎が深くどこまでも続いている。斎藤さんによるとどこぞの農家のおばあちゃんが「スギナの根っこは地獄まで続いている」といったそうな。
生垣の山吹が黄色に咲いて美しい。
山吹の下にはタンポポが咲いていて、一面が黄色になっている。
他の畑を偵察に行くべくクラインガルテンの中を散歩にでかける。ここの区画のシバザクラは素晴らしい。
日帰り農園で妙なもの発見。弓竹のビニールが外れ、弓竹のなかが菜の花で一杯である。どうも植え付けた後放置し、菜の花の勢いでビニールをめくり上げてしまったようだ。
生垣の下にもシバザクラ。
農機具庫の前で桜の花びらだけ飛んできた。風上方向に見事なヤマザクラが満開である。
ヤマザクラ前のp.dog5というパブの犬。良く吠えるが警戒している風ではない。
これはp.dog5前のタラノメ畑のタラノメ。ステッキのようににょきにょき植わり、その上にこのようなタラノメが付いている。
タラノキ林。売っているタラノメは農家のおばーちゃんが裏山に分け入って天然物を取ってくるのではというようなイメージがあったのだが、実はこうやって量産されているようだ。
朝食用の野菜を買いにクラインガルテンの直売所に行く。見事なタケノコ。鍋を選びそうだ。
大根の袋にクラインガルテンの太陽マークが付いている
直売所に生産物を持ち込む農家の方一覧(写真付き)我らが斎藤さんも入っている。
野菜には名前が書いてあるので、美味しいものを作っているおば~ちゃんをこれで照合して、ノウハウを聞くのだ。ちなみにイチゴの試食でもそれぞれ人によって味が違う。育て方によるのか、それとも出荷タイミングの見切りが違うのか?
暖かいので外の稲田石のテーブルにて朝食。完全和食だが贅沢な気分である。
その後畑を区画に仕切る。とりあえず足で踏んで筋を付け、トウモロコシとカボチャ予定の区画に堆肥を多めにまく。マルチ用に畝建てしようとしたが、鍬が全然うまく使えない。他の人は高速道路の切り通しのようにビシッと角度が付いているが、こちらは全然ダメである。特に盛り上げるほうは簡単なのだが、筋を揃えるのと、凹んでいるところに土を寄せ平らにするのが難しい。とりあえず3つほど作ったところでやめた。それぞれの畝の幅が全然違う。まあいいや。マルチを貼る段階でもう一度やるんだし。
その後毎度の山新に行き自転車用六角レンチと山椒の苗を買う。姫はシャボン玉液を買った。
第四回栽培講習会メモ:
・ハウスの建て方-一年生には勧めない。まず露地で野菜がどう育つか見ることが肝要。
中の環境が変わるということは、やる仕事が増えることになる。
ビニールハウスの効果はしていないのに比べて10日ほど。夜になれば温度は下がる。農家の促成栽培のハウスは加温しているから意味があり、単純にビニールをかぶせてもそれほど違わない。
・農業資材の説明
弓竹。購入時はサイズに注意。150~300cm。通常180cmを利用。上に掛ける防虫ネット等の幅と連動するので、変なサイズを購入しないこと。
張り方。1メートル間隔でハの字に張っていく。倒壊防止のため端っこは袈裟懸けする。
防虫ネット。モンシロチョウは5~7日でさなぎになる。苗に卵がついていたら一週間後苗は消え、防虫ネットの裏側にさなぎが付いていることになる。ほかに霜よけ、風よけ効果あり。
不織布。べた掛けにする。作物が育つにつれて緩める。
マルチフィルム。色マルチは使わない。除草剤併用でないかぎり防草効果はなく、マルチごと盛り上がってくる。白(透明)マルチは焼ける(ビニールに接触した部分が熱にやられる)ので大丈夫。
マルチを張るときは3週間前に肥料を入れ、播種の1週間前にマルチを張るのが望ましい。最悪当日やってしまってもかまわない。
篠竹。近場で調達。
・草取り
これからは草取りばかり。小さいうちに土をひっくり返してしまうのが肝要。
・輪作、連作
病気は土の中から出る。収穫時に根の状態を見てみること。
連作障害は単純に収量が落ちる。病気になるのは最終段階
・里芋、ショウガ
植えるのは一月先。購入してしまった人はネットに入れて土にいけておく。
・移植と定植の違い。
・アンドンの張り方
・苗の順化。温室から出たばかりなので、2~3日笠間の環境に慣れさせてから植えること。
講義時間は1時間ということになっているが、質問等を受けているので大体1時間半以上かかることが多い。耕作計画を見てもらったところ、「冬の間食べるもの(はくさい、大根、ほうれん草など)がなんにもないじゃん」との指摘。やはり見てもらうものだ。
夕方の風景。丘陵地なので夕日に照らされるところとそうでないところのコントラストが美しい。しばし見入る。
夕方の風景2
近所の富田さんのお宅のお披露目+コンサート+書道家のパフォーマンスがあるということで出かける。
コンサートはちょうど終わったところで、書道家には間に合った。
抱瓶(かめは旧字体)。読めた人にプレゼントされた。
外には立派な焚き火用サークルが出来ていて、豚汁が煮えている。
こちらは炭が熾っていてサンマ等焼かれている。
人数は20人ほどであろうか。美しい満月の夜、一品持ちより(うちはタコライスを持参)の各家味自慢のご馳走、春蘭の酢漬け等めずらしい食材と、クラインガルテンや田舎暮らしの話しで非常に趣深い一夜となった。惜しむらくは東京に戻らねばならなかったため、笠間の銘酒が並びながら、一滴も呑めなかったことである。
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2005年04月27日
月刊やさい通信
4月17日のNHKの取材の様子が4月30日に放送されるようだ。
月イチの新番組で月末の土曜午前中とのこと。うちも新入り代表でちょこっと出るかも。
15時過ぎでテンション低かったため、もしかしたら削られているかもしれません(笑)
クラブハウスのテレビで見ることにしよう。
4月30日土曜から月1回土曜・総合・午前11時00分~11時30分
月刊 やさい通信
http://www.nhk.or.jp/spring/62.htm
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2005年04月29日
GW1回目
木曜の晩にNさん母子とともに到着。23:30に友部ICの料金所を出るときにそれまで車載のETC装置で三郷から2400円と表示されていたのが、「1,200円です」との音声。1月からのETC早朝割引の計算がリアルタイムに表示されるようになったようだ。この割引プランは笠間クラインガルテンの住民向けに作られたのではないかと思うようなぴったりなプランであり、走行距離100km以内の場所へ(から)22:00以降から6:00の間に行きか下りのICを通過すると半額になる。往復1回で2,400円が浮く計算になりありがたい。
到着後研究員は早々に寝てしまったがわたしとNさん母が晩酌をする横で娘らはチーズとパンを食べて寝る。
朝は8:00に目が覚めた。ラウベの廻りを一回りする。
斉藤さんが「まあ、植えてみて」といったコゴミが地面から飛び上がるように立ち上がっている。
入り口脇にアミガサタケ発見。
単なる根っこだったアスパラ苗から1本アスパラが出ている。これは食べるわけにはいかない。
レタスも根がついたようだ。
アーティチョーク。実はアブラムシがたかっている。アリがせっせと世話している。
9時に直売所に行き、レタスやラディッシュ、いちご等を買ってくる。前回はレタスが泥だらけだといって姫は研究員にはつられていたが、今回はサラダドライヤーがあるので大丈夫。新鮮な野菜をサラダで食べるときにしっかり水切りするのに便利だが、実はほうれん草を湯がく時にも非常に便利である。(ボウルで洗い、ゆだったものをカゴ部分で取る)
朝の食卓。
娘ら。外で優雅な朝ご飯のつもりが、天気が良すぎて非常に暑い。
食事が終わったら宅急便のトラックが来た。ヤフーで落とした姫用の中古MTBが到着。
22inchながら21段変速、前サス付きと本格的な自転車である。思ったより上々であった。
前傾姿勢でおっかなびっくり乗る姫。
N娘。背が姫より高いだけあって無理なく乗っている
ラウベに並ぶ3台の自転車。
その後笠間芸術の森公園の陶炎祭(ひまつり)に行く。近隣の窯元が展示直販会をやっている。会場は非常に広く、炎天下みんな真っ赤な顔をして歩いている。
出店図
さまざまな茶碗
中央部の窯。夜には火が入るのであろうか。
観光客でにぎわっている
カフェと併設されている出店も多い。
値段を直接焼き込んでいる。貨幣社会への批判云々。
出た。つくばエクスプレスのキャラクター。スピーフィというそうな。
会場中央の楽焼オークション。かさま親善大使がプレゼンテーターを勤めている。
所長と研究員が茶碗とどんぶりを選んでいる間に、娘らがろくろで器をつくっていた。無料で参加できる。
会場風景
ずいぶん人が増えてきた。
ラウベに帰ってみるとアゲハチョウがサンショの木に卵を産んでいた。卵をプチとやってしまったが蕗の葉にとまって機をうかがっている。
娘らが自転車が入ってきた箱で遊ぶ。こういう物で遊ぶ時は本当にいきいきしている。
ビールを飲みながら晩飯の天ぷらの準備。さやえんどうの筋をむく。
タラノメ、コゴミ、アスパラ、サヤエンドウ、人参、さつまいも、椎茸。全部が笠間産である。そのうちに自分の畑で取れた野菜が並ぶのであろうか。
シロツメクサの首飾り。
また姫は自転車に乗る。ずいぶん上達した。広い場所で練習できるのはありがたい。
七並べ等してくつろいで寝た。
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2005年04月30日
第5回栽培講習会
朝起きてラウベの廻りを確認。ちいさいレタスの芽が勝手に出ている。
ジャガイモ。出てくるのが危惧されたがきちんと植えたところに出てきた。
大きさにばらつきがある。これは大きいもの。
品種はインカのめざめ。最初よくわからず山新で購入したのだが、あまり収量が多くなく、線虫にも弱いそうな。どうなることやら。
視線を低くすると沢山の虫が活動していることに気づく。
クラインガルテン前の麦畑が緑になっている。
ゴボウの葉をお隣からもらってきた。佐藤さとるのコロボックルの話にこんな絵があったような。
栽培講習会。今回から座学のみでなく実技指導がある。
ポット苗への水のやりかた。正解はジョウロで水を上から掛けるのではなく、手前の洗面器にどぶんと浸ける(30分~1時間)が正解。
ラウベの庭でマルチ張りの実演。ここのオブジェはメロンである。
事前説明。マルチ張りは風のない朝か夕方にやる。
耕したあと畝を切る。平畝なので切っているところが凹んでいる。
鍬の背で平らにする。
畝のエッジをまっすぐにする。すいすいとやっていくがこれが難しい。
完成した平畝
マルチを置いて端に土を載せて固定する。
マルチの中心線(メーカ名等書いてある)がまっすぐになるように延ばす。
さて、ここからが本番。マルチの端を両足で押さえながら、鍬で土をマルチの両側に載せていく。
自分の足に掛けるイメージでやるとうまくいく。
所長奮闘するの図
マルチは非常に柔らかいビニールなので足を動かすたびにそちらに寄ろうとする。
くわの先でビニールを破かないように注意
最後、マルチを手刀でぱすっぱすっと切れ目を入れて切る。土で押さえておしまい。
「簡単でしょ~?」というが、平畝を作るのが一番大変そうだ。
その後ちょこっとだけトラックの荷台にのって喜ぶ研究員と姫、Nさん母子。
斉藤さんの畑の解説。このネギ坊主は全部とり、脇のほうに出てきた新芽を植え替える。
さて、来週はやることが多い。段取りを考えねば。
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2005年05月01日
春作付表
春の作付表を作成した。(PDFファイル)
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来週の作業は枝豆用とトウモロコシ用のマルチ張り。枝豆、なす、ししとう、ピーマン苗
の購入と植え付け。アンドン作り。
ナスは日当たりが効くというので、場所はちょっと考えたほうがよいかもしれない。
大豆の北側か。
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2005年05月07日
第6回栽培講習会
金曜の晩到着。車の温度計で見ると8.5度。東京都心と10度も違う。寒かった。
朝の見回り。ジャガイモ。植えた数だけ出てきている。
レタス。なんとか根もついたようだ。そこらへんからのこぼれ種の移植もあり数が増えた
アスパラ。上が枝分かれしている。姫の首ほどもある
アーティチョーク(またの名をアリマキ牧場)。相似形で少しだけ大きくなる
コゴミ。もうすっかりシダの仲間である。
これはひょろんとしたものは山芋か?下の双葉はフキである
スギナだけは元気である
クラインガルテン周囲の野山がもやに煙っている。
アスパラ。勝手に生えてきている。耕耘機でかき混ぜたところなのに。丈夫なものだ
移植しようとしたら軸が折れてしまった。明日のみそ汁とし、根は植える。
マルチ張り本番。
マルチはマタのサイズに規定される。斉藤さんは135cmでも大丈夫といっていたなあ。
ちなみにこれは90cm。
指穴でブチブチ切りの術。姫も真似したがるが子どもの指ではなかなか開かない。
マルチ完成。たまたま置いてあるマルチが穴間が狭いもの。1つおきに植えればいいや。
マルチ張り前に耕耘機を入れた。こんどは脇立ちの術により足あとのない畑。
昼は豪勢に笠間駅前のグリュイエールに行く。姫はスパゲッティードリア、研究員はフランスパンとサラダ、所長はカレー。ここのカレーは「辛いですけどいいですか?」と聞かれたが本当に胡椒辛い。ここのケーキおよびインテリア、エクステリアは本当に魅力的である。これだけで笠間が単なる地方都市でないことがわかる。この店がこの佇まいのまま自由が丘にでもあれば、行列山となすであろう。
種から始めたスイカ苗が双葉の段階でビニールにひっついてしまい白焼けしてしまった。これは失敗。間に合わなかった。わきから2つ出ているのでそちらに期待。
16時から栽培講習会。
ジョイフル山新でサツマイモの苗ばら売りが入手可能。5月中旬まであるとのこと。
ちなみに、100本1000円が相場である。
果菜の支立て方。
ナス。3本仕立て。一番果(最初に咲く花)の前後3本を残す。それより下はかく。接木苗だと一番下に台木の双葉があるが、そこから芽が出てくる。当然かく。大事に育てないように。
固定の仕方は弓竹を十文字にし、3本を結び付ける。倒れないために必要。
ナスの取り頃。
肌触りしっとりがよい。つるつるは過ぎている。
ヘタのまわりを見る。育ち盛りのときは毎日伸びるので、ヘタの星形の下に焼けていないところがある。それがあるうちが取りどき。そこがなくなると種に栄養が行くモードになっておりおいしくなくなる。
きゅうり。
飛び成りと節成り。いまのものは大概節成りだが、地這いキュウリにはたまに飛び成りもある。飛び成りは小づるになるので、積極的に主枝をかいてやる必要がある。1本に40~45本が合格点か。
キュウリはキュウリネットを使う。18~24cmの網。積極的に網にからむわけではないので、物干しザオ用ピンチでガイドしてやるとよい。
ピーマン、とうがらし、シシトウは原則放任。支柱だけは立ててやる。苗木の根本にブスッと差して根をいためないよう注意。芽かきも不要。
トマト。結構大木になるので注意。支柱はしっかりと。
3段目か4段目に花房がつく。花芽は切らないこと。(うずまき状になっているので葉と区別つく)
秋風が吹いたら早めに片づける。(いつまでも色づかなくなる)
カボチャ、スイカ 原則放任。
寒い時期はホットキャップが必要。蒸れてもかまわない。
ウリバエ(ウリハムシ)が出るので注意。ホットキャップ一杯になるまでははずさない。
防虫ネットはしていたほうがよい。ただしいつまでも外さないと虫媒花なので実が成らない。
スイカとカボチャ。実の食べ頃。日数を数えるしかない。叩いてわかるというのは迷信?わかる人がいたら教えて欲しい。
日数を数えるには色リボンを巻いておくのが便利。そのうちつるがごちゃごちゃになりわからなくなる。
元にちかいほど美味しい。
カボチャの取りどき。軸がメロンみたいに枯れてくる。コルク化という。
ズッキーニもかぼちゃと同じ。
オクラ。放任。取りどきを逃すとチャンバラができそうな・・・
人工授精。笠間では不要。虫が働いてくれる。雌しべを痛める可能性もある。
トマトーン。ホルモンの一種。露地では不要。季節外れに作るときに使う。
トマトの支柱は丈夫に。重さにまける。
スイカ、メロンはカラスが来るので注意。
なんでか動物は食べ頃がわかる。(所長注:匂いなんじゃないか?)
トウモロコシ、枝豆は鳥よけが必要。
畝の外がわから、首をのばして届かないあたり(15cm上、15cm畝の外側)にヒモを渡す。
苗の真上だとついばまれておしまい。
サツマイモのつる返し。
日光は欲しい。しかし根がおりると栄養が分散する。なので積極的につる返しはやる。
やっても1週間たてばもとの黙阿弥?
その後の質問コーナーで面白かったもの。
コゴミ:売っているコゴミみたいにならず、シダの葉っぱである。これから巻くのか。
もう成らない。タイミングの関係で巻いている時を逃したのでは。来年に期待すべし。
地元の種をためしてみませんか。
その後、斉藤さんの近所で篠竹を入手。といってもささ(アズマネザサ)林に行ってちょんぎる。
面白いのは単一生態になると下草が生えないため、しの林の中に座ると結構見通しが利くことである。
車になんとか押し込んで本日終了。ビールが旨い。
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2005年05月08日
苗植え付け
朝5時に仕事の電話で起こされた。状況を確認しつつ、外にでる。
日陰の状況。朝はこれだけ日当たりに違いが出る。山吹の生垣を低くしないと。
これはラウベの陰
先週の栽培講習会の方法により浸されて植え付けを待つ苗
マルチが水蒸気で蒸れている。
クラインガルテンの直売所では再来週感謝祭。前川牧場のジャージー牛乳のソフトクリームが250円。今から楽しみである。
ジャガイモ。芽かき前
芽かき後。違いがわかるだろうか。
いい加減なアンドン。中に植わっているのはシシトウ。
過保護のナス。ビニールはマルチ兼用でいい加減にかけてあるので、来週までに飛んでしまうかもしれない。
こちらも過保護のミニトマト。姫の畑なので管理はよろしくね>姫
ツルムラサキとモロヘイヤ。ツルムラサキは斜面に地這いにする計画。
レモンバームとセージ。名札の裏には日当たりを好むが夏の直射日光の時だけは半日陰??
そんな都合のいい場所があるわけない。玉露見たいにヨシズでもかけるのか?
ハーブのプライドがあるなら露天で植わってもらおう。
アシタバ。雑草の間でがんばってくれ。ここは畑でもない。
2時半に出て、4時に家に帰着。路は思ったより空いていた。
家のベランダ菜園のサヤインゲンが取り頃である。サヤインゲンは花も綺麗なので花と収穫と2度楽しめる。今晩のみそ汁の具になった。
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2005年05月14日
山吹剪定&第7回栽培講習会
今回は研究員が仕事のため、金曜晩に姫と2人で笠間に向かう。
早めに出てのんびりしたかったが、夕食と風呂、洗濯をすると21:30になってしまった。
姫は助手席にのってデート気分だが、出発後すぐに沈没。笠間23時到着。
東京は14度だったが笠間は7.5度。非常に寒い。
危惧していたナスとミニトマトの覆いはちょっと裾がぱたぱたしていたが大丈夫であった。
さすがに暖房かけて晩酌の後寝る。
朝の確認。いものつるが長くなっている。
レタス。相似形のまま週毎に大きくなっている。新しく出た葉があざやか。
にわかアンドンのシシトウ
小松菜?のすじまき。
さて、今週の作業は伸びすぎた山吹の生垣の剪定である。50cm位のところにヒモを張る。
こんなに切ってしまっていいのだろうか。
それから刈り込み鋏でざくざく。切ってみて驚いたが、生垣の中心部は枝ばかりで葉がほとんどない。このまま枯れてしまうんじゃないかと思いながらも、山吹はやたら丈夫と聞いたことがあるなあと自分に都合のよいことを考え、ざくざく切り進む。最初は少しだけ葉を残しなどと考えていたのだが、だんだん面倒になってどんどん切り進む。あっという間にお昼になってしまった。
姫はガルテンに通う同年齢の子と仲良くなり、誘い合わせて子供どうしで遊んでいる。テントウムシをつかまえたというので、アリマキ牧場に放すことにした。効果のほどや如何。かなり長く張り付いていたので、ちゃんと仕事をしているのに違いない。
払った枝を捨て場に運ぶ姫。
大体終わったところ。結局一輪車で15杯分の枝をはらったことになる。そのうち姫の往復が9回。よく働く。
宅急便でボルネードファンが届く。梱包しているビニールが竜巻型にねじってあるのが洒落ている。笠間のラウベは窓がないため、暑い日はロフトに熱気が溜まる。これで夏のラウベのロフトを涼しくしようという魂胆なのだが、うまく行くだろうか。
試しに上を向けて回しロフトに上がってみたところ、きちんと風が来るのが感じられた。
問題は実用レベルでどのくらいうるさいかだが、やってみるしかあるまい。
山吹剪定でヨレヨレになった後、クラインガルテンそば処でそばだけ買ってきてゆでて食べる。姫と3人前を平らげてしまった。
その後磯蔵酒蔵に行き東京用の稲里純米を購入。車庫にはヒーレースプライトや旧いポルシェが並び、蔵元は相当な趣味人のようである。山新に行き弓竹用クリップを購入するともう15:45分である。急いでクラインガルテンに戻る。
第7回栽培講習会
霜対策。果菜は必要。夜、アンドンの上にかける。昼は取る。(日当たりのため)
トウモロコシもしたほうがよいかも。
病害。
葉は金色に輝く病班。低温の時に出る。温度が上がれば治る。
食害痕。
アブラナ科(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、小松菜、水菜、青梗菜、大根、かぶ等)の菜っ葉は同じ害虫が出る。
初期はキスジノミハムシ。白い点々がサメ肌のようにできる。貫通はしない。本葉が3~4枚になれば葉の勢いが強くなるので気にしなくてよい。
ネキリムシは軸を囓り、上部が脇に落ちていることでわかる。その軸のところにネキリムシが半分地中に戻って樹液を吸っている。
ヨトウムシは葉の裏に卵を数百個まとめて産む。いちいち葉の裏を確認するのは大変なので、孵ってすぐが勝負。小さいうちは一カ所に固まって食害し、貫通はしないので、500円玉くらいに葉が透けるようになる。それに気をつけて早いうちに潰すこと。個別に行動するようになると一晩で破れ傘のようになるので注意。
アオムシ。葉の端を刳るように食べていく。
キスジが出たら連作はしない。ヨトウムシには防虫ネットが必要。植える時に設置すること。植えて一週間後では遅い(笑)
ただし、防虫ネットは十分作物が大きくなったら取りたい。日光が防虫ネットで2~3割減るので、作物の出来は防虫ネットなしに比べ落ちる。
ナス科。多少喰われるが気にしなくてよい。
コウモリガ。軸の中に入る。潰す。
草取り。6/10の梅雨入りまでに一通り抜く。(それ以降大変な勢いで育つので)
種の水浸。やる必要は特にない。
ヤマイモ。誘引の方法
ネギ坊主。玉ねぎは丸く、ネギは下から徐々に開く。
ネギコガ。7月つゆ明け頃米粒大の茶色のマユが付いている。潰す。タネの歩留まりが悪くなる。
ソラマメのアブラムシ対策
樹勢が衰えなければかまわない。ただ、葉にすじが入って色が変わる病気になることがあり、
その株は抜いて処分する。
木酢液はアブラムシは効果なし(と思う)
実地指導。
鳥よけのヒモの張り方。これでは低い。また畝の上をバッテン掛けすべし。
花房(真ん中の黄色い花が付いているところ、トマトのヘタがすでに付いている)以外の
茎が葉と分かれるところから出てくるわき芽を取る。「こうやって取るんですよ」といった瞬間に斉藤さんが目にもとまらない速さで両手でボチボチと取っていってしまう。本職はその位のスピードで作業するのであろう。
寒さでやられたナス
キスジノミハムシの食害痕
トマトの葉が金色の状態。
何件かの畑を廻ったが、うちの畑よりはるかによく育っている。隣の芝生ならぬ隣の作物である。
あまり気にしないことにしよう(笑)。
18時を廻ったのでクラブハウスから小暮さんの別荘に場所を移し、地物の話し。
大豆
みそや醤油を作るのに使う。近所でずっと作っているもの。農家は特に種類等気にしていない。
畑ではなくて、ラウベ廻りの土手や生垣の間にでも植えるのがよいのでは。
落花生
一度花が咲いたあと、花茎が地中に潜って実をつける。農家では黒マルチで植えるが、黒マルチを突き破って中に入るほど強い。白いものは実が入っているが、黒いものは空のことが覆い。皮をむいて蒔く。
ゴマ
斉藤さんはゴマが本業である。4種類のゴマの試食があった。
樹勢は2m50くらいまで行く。青いうちに取り、乾燥させると実の口が開くので、下を向けるとざらざらとゴマが落ちる。
ポップコーン
ポップコーン。こちらは1m80位。生育期間はかなり長い。カラスにやられるので注意。
試食というより単なるおやつ
子供らは食べるのに夢中
落花生。
おとなしくしている・・・のか?
その後は球磨焼酎を頂きながら、四方山話に花が咲いた。
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2005年05月15日
山芋の誘引
朝ラジオ体操の音で目が覚める。ラウベの屋根からポツポツと雨音が聞こえる。雨でもラジオ体操をやるんだと思いながら起きあがる根性もなく寝ていた。ちと呑みすぎたか。
山芋のつるを誘引するため、篠竹を差し麻ヒモを垣根にわたす。ちゃんと巻き付いてくれるかどうか。
3株目のアスパラも顔を覗かせた。
またアーティチョークにとまっている。巡回コースに組み入れられたか。頑張ってね。
9:15に笠間発、11:00に東京着。
2005年05月21日
第8回栽培講習会
金曜晩に出かける準備をしていたところ、研究員の元会社の同僚から電話。落ち込んでいるようなので、一緒に笠間につれていくことにする。
23:30に到着。落ち込んでいる理由はその会社の先輩が体を壊してなくなったとのこと。しばし故人の想い出話にふけりながら酒を酌み交わす。これも供養の一種であろう。
翌朝恒例の観察。ついに先人の植えたミョウガがでてきた。今から夏のソーメンが楽しみだ。
山芋。きちんとヒモにまきついている。
当初ミョウガと間違えてかじった紫蘭。綺麗なつぼみをつけている。
アーティチョーク。あいかわらずアリはいるが、葉の勢いがよくなってきた。
シシトウ。こちらはあまりかわらず。
畑の植えていない部分。草がかなりの勢いで増えている。
ミニトマトのホットキャップがなくなっている!軸に被害はないようだ。
とおもったら10M位先の土手まで飛ばされていた。見つかってよかった。
季節外れの凧
上げているのは姫である。風の手応えが楽しそうだ。
こちらは課外授業で借りている斎藤さんのハウス。ヒモが2本渡しており、一番手前がうちの分。
なんと、うちのところだけ草ぼうぼうではないか。これはいけない。あわてて草取りにかかる。
「耕作地の面積=草取りをする必要がある面積」であることを体感する。こりゃいきなり広い畑を借りたらエライコトになりそうだ。
2週間前に、隣の芝生ならぬ「隣の作物はでかい」との警句がひらめいたが、今回は、「となりの畑は草がない」だ。
ほぼ終了。姫も狭いほうを手伝ってくれた。
ハウス隣の課外授業のジャガイモ。こちらは非常に立派な出来である。テントウムシまで真っ赤で色つやがよい。
同僚に草むしり体験だけでは悪いので、笠間稲荷に出かけた。フジの花で有名なのだが、ちょっと盛りを過ぎていて残念。
境内
その後斎藤さんのごまの店を探すも見つからず。実は20m手前で引き返してしまったようだ。
ポレポレシティーで瓶ビールをケース買いし、同僚を笠間駅まで送り届けて戻る。
クラインガルテンに戻ってからも凧揚げに熱中する姫
第8回栽培講習会。
アブラムシ対策:病気を媒介しない限りは放置。病気は葉が黄化する。牛乳まくのは全く無駄。
ハウス内等で1回だけ晴れの日にやるのは効くかもしれないが、牛乳をやると葉がかびることが多く、悪影響。
鳥害対策:双葉(とくにマメ科)は栄養分が入っており、美味しいので鳥がつまむ。鳥よけが必要。
追い肥が必要なもの:トウモロコシ、カボチャ。しないと伸びがわるくなる。
他の果菜 キュウリ、ピーマン、ナス、トマトはやらない。肥やしはあくまで補助剤。やりすぎは禁物。
トウモロコシは追い肥すると実の入りが良くなる。また、トウモロコシの根は真下に生えるので倒れやすい。盛り土をして支えるが、そのときに一緒に追肥する。一株1つかみよりはちょっと多め。
追い肥の判断:夏を越えて収穫するもの、については検討課題。ジャガイモ等は掘ってしまうので不要。
追い肥の場所:茎の真下ではない。樹勢をみて大体相似形に根が張っていると考えられるので、根の先端部分を狙ってやる。
-マルチの場合はどうするのか? 片側ずつめくってやるか、一升瓶に肥を入れ水を張った溶液を作り、
一週間以上フタをせずに放置したものをやる。ただし、田舎の香水。取扱い注意
トマトは追肥不要。追肥すると、茎の根本が細いわりに、上が太くなってくるような状態になる場合がある。
疫病が出る場合があるので注意。疫病は、茎から葉が生えるところの下側が飴色に黒ずんでくる。
ジャガイモの収穫。晴天日に収穫し、紙の米袋に平らに並べ、デッキで1週間干す。光を当てないこと。
収穫した野菜の持ち帰り方。コンテナに入れ、新聞紙で巻き上に濡れタオルを引く。朝、夜露が乾くまえに収穫したい。なぜなら、光合成を始めてしまうと実からでんぷんが光合成に使われるため、朝イチが一番実に栄養が行っている。豆類やトウモロコシはとくに昼だと味が落ちる。
洗うのは避けたい。しなしなになっても洗えば1度はぱりっとする。二度目はない。
発泡スチロールのケースで保冷材を使っている人もいる。
石灰のまきかた。積極的にまかなくてもよい。ただ、ピーマンやナスで尻ぐされが起きる場合はカルシウムが欠乏している。その場合はまく。ただし、乾いた処では吸収されないので注意。
ミツバの植え方。発芽率が悪いので梅雨時期にポット蒔きがよい。底がとんがっている連結ポットがよいのでは。ミツバは端境期に取れるのでありがたい。
ホウレンソウをすじ蒔きにしたが、間引きは必要か?すく必要はない。強い株と弱い株で優勢がきまるので、勝手に淘汰される。
シュンギクは?シュンギクは一本にしないとダメ。シュンギクは1本まるごと食べるのではなく、葉だけをつみとっていく。そのために1株がしっかりしている必要がある。
芽かきは先の部分を摘むのではなく、根に近いところを切る。根に近いところから生えるわき芽のほうが太く丈夫。
あまり菜の花は放置しないこと。来年あやしい芽が一杯でてきて困る。きゃべちんげんとか、こまちんげんとか。
栽培講習会は17時に終わり、18時からは市の職員による意見交換会が行われた。
「活性化」することが大事だが、なにを「活性化」させるのかについて誰も明確な判断ができず困っているようだ。
・5年生の卒業後どうするか
・地域との交流、クラブハウスの活用
・笠間市の合併による役所内の組織検討の中でクラインガルテンがどう位置づけられるか
がメインの話題のようだ。「活性化」の定義について役所とガルテナーで合意できれば後はそれほど難しくないようなのだが、どうも役所再編を踏まえ動きづらいというところではないだろうか。
レタスの外側だけサラダに供した。当研究所が自分で植えたものの初収穫である。
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2005年05月22日
ウォーキング
きのう斎藤さんからいただいたサツマイモ苗を植えたのだが、あまりにも萎れているので不安になって水をやることにした。水をやる研究員
おーい、ホースでなぎ倒すなよ
7:30のラジオ体操のあとウォーキング。後ろ側にイチゴのハウスが広がる。いちごもそろそろ終了か。
今回は南側に展開
里山に上がっていく途中で見事な竹林。タケノコも出ている。
丘の上に広い畑が広がっている
北関東道のための工事で切り開かれている。そこだけは耕作していない。
タバコ。結構葉が大きい。てっぺんが透明で脇が銀色の変わったマルチである。
カボチャ。つるが行儀良く北側に伸びている。なんで?とおもったら、ちいさい弓竹のようなもので行儀よく整列させていた。ちなみにこれは市職員の方の畑である。
工事中の高速道路の橋
クラインガルテン遠景
その後、有志はほたるの里の草刈りに行くが、研究員が午後から仕事のためラウベに戻る。
ツツジが満開。東京より2週間遅れとおもえばだいたい良さそうだ。
ハウスにゴーヤ苗とインゲンマメのタネを植えた。インゲンマメは発芽まで灌水せよとかいてあるが、それはできない。果たして出るだろうか?
その後、カボチャのタネを蒔いて出る。畑がどうもかわきすぎのような気がする。多少圧したほうがよいのかもしれない。10:00出発。八郷を経て12:00帰着。
来週日曜(5/29)はクラインガルテンの日(要するに勤労奉仕)だ。楽しみである。
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2005年05月24日
ガルテナー交流サイト準備中
先の意見交換会で「活性化」について問われたのがきっかけというわけでもないが、交流のためのサイトを準備中です。
・あれ、クラブハウスにどんな掲示が出てたっけ?
・市職員の方の顔と名前が一致しない
・直売場の野菜に名前が書いてあるが、顔がわからない
・ラウベ廻りの改善項目
・交通手段の工夫
・掲示板(種あまってますなど)
などなど、私が個別に知りたい事柄を中心に、まとめていきたいと思います。
とりあえず掲示板だけは作ったので、ガルテナーの方は一言御願いします。
パスワードがかけてありますが、ユーザー名はガルテンのある市の名前、
パスワードはよく駐車場で寝ている犬の名前です。ローマ字半角で入れて下さい。
入れた方は掲示板に一言御願いします。
入れなかった方は直接ご連絡しますので、今週土曜にB21に顔を出して下さい。
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2005年05月28日
第9回栽培講習会
朝の巡回。3つ植えた山芋のうち、残り2つもつるが出てきた。
ミョウガ。後ろは先週刈った草をマルチにしたものだが、タンポポの綿球だけがまん丸に種を飛ばそうとしている。生命への意地か。
フェンネル。ここまで育てば後は大丈夫であろう。
レタス
モロヘイヤは喰われて元気がない。
なんかの幼生。益虫か害虫か。葉を喰っているのはこいつなのか?
ジャガイモ。実はアリがたかっていたり穴ぼこがあいていたりする。
枝豆の芽が土を割って出てきている。相当な力持ちである
サツマイモのつる。なんとかついたようだ
ルッコラの若芽
アーティチョーク。あいかわらず相似形。
向かいのアーティチョーク。大きくなるとこんなになる。
石垣にワイルドストロベリーがたわわに実っている
早速収穫
ホウロウなべがないので、コーヒーポットでストロベリーを煮る
おおーっ煮立ってきた
ワイルドストロベリーのジャムはいちごのジャムと違い、酸味があって赤色が美しく力強い。美味。
他のラウベでは入り口にアーチを設けているところもある。バラが美しい。
斎藤さんが笠間の市内でやっているごまの店。斎藤さんの本職はごま栽培である。
ごまの店は東海の酒蔵の右隣である。
ちなみに、ブランド名は「ひょうたんからごま」というのだが、単なる駄洒落だけではない。ひょうたんの形の焙烙があるのである。
栽培講習会メモ:
土を寄せる作業。
ネギ、ジャガイモ、長芋、里芋、キュウリなどの根の浅い作物は、土寄せをするときに根を傷める可能性があるので、近くを削らず、離れた場所から土をもってくるようにする。
草が生えないために土寄せをするのであるから、わらを敷いたりしてもよい。ただし、この手の作物はわらの下まで根が生えているので、わらを一度敷いたら動かさないように。
盛夏に夏季休眠する作物があり、伸びがとまることがある。
ジャガイモの収穫の目安:
掘る目安は葉が枯れてから。葉が黄ばみだしたら、栄養がイモに溜まってくる証拠。
さぐり堀り。収穫直前になるとイモが突然大きくなり、土が割れてくる。その下にはイモがあるはず。このようなときに雨が降るとイモが露出して傷むので、土がしっかりかかっていることを確認する。
地下部の作物の収穫は晴天日に行う。
掘ったイモは陰干しにし、米袋に一列に寝かせ、デッキの上で一週間陰干しにする。そのあと新聞紙にくるんで冷暗所に置く。呼吸しているのでビニール袋で密封しないように。
品種によって発芽温度に差があるので、長期保存したければ発芽温度の高いものにすべし。
季節の野菜の収穫どき:
タマネギは倒伏したら。上部が元気がなくなってぱたりと倒れる。上の栄養が全部球に行った証拠。
人参。肩が怒り肩になったら。すじまきすると、収穫時期に怒り肩になるので地面が割れてくる。
最初は細かい根が生えているが、収穫時期は根っこがなくなり、つるつるになる。それ以降だと花が咲くモードになるので、また細かい根が生えるようになる。
植えるのは五寸人参がおすすめ。
トウモロコシ。下から実が入ってくるので、上から軽く握るとどこまで入ってきたかわかる。めくるべからず。
カブやホウレンソウなどの菜っ葉類。下の葉が黄ばんだらそれ以上大きくならない。
食害。エダマメやトウモロコシはカメムシが出たらお手上げ。完全防除するか、人より先に作るか?
「春作は急がないでよい」と「人より先に作る」が同居するのがこの講義の面白いところである。
質問:ズッキーニの葉が白くなっている。うどんこ。ホットキャップを取ったらなくなるかも。
Nを追加。葉が元気になるのでは。基本的には出る前に対処したい。
ニラ、里芋、ヤツガシラの苗が希望者に配られた。
ニラは分球で増やす。密に生えてくるとだんだん葉が細くなっている。そうしたら分球。
その後巡検。
ヨトウムシが集団で孵ったあと。防虫ネットをはったがその時には遅かったか。
レタスの収穫の目安。葉の内側からどんどん大きくなっているため、上の葉がおされて角張ってくる。
球が中身がつまって硬くなってくる。ちなみにこれはまだ育つ余地がある。
アスパラ。たぶん3年生。直径が10円玉くらいありそうな大木である。
タマネギの倒伏
そらまめの収穫の目安。黒い筋がでてきたら。
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2005年05月29日
クラインガルテンの日
朝はラジオ体操の替わりにクリーンアップ作戦(近所のごみ拾い)に参加。
分別する姫
ミニトマトに花芽が付いている
ナスにも花芽
ペットのホットキャップ内のカボチャ
スイカのホットキャップはつゆで真っ白。ウリハムシ対策なのだが密閉しすぎか?
今回入手した花鋏と剪定鋏。花鋏は優秀で麻ひもがすぱりと切れる。剪定鋏は篠竹を切るのに使う。
両方ともアルスコーポレーションの製品。良く切れる。
キャンプ場のテントのようだ。
トウモロコシ。鳥害対策にいちおうヒモを張る。
アスパラ。以前勝手に生えてきて移植しようと思ったら軸が折れてしまったもの。新しい芽が出てきた。
さあ、9時になった。これからクラインガルテンの日である。続々と集まるガルテナーの姿は刑事ジョン・ブック 目撃者のハイライトシーンを彷彿とさせる(笑)
農政課長の檄のもと、共用部分の草刈りが始まった。
ちなみに着手前の状態
みんなで作業中
石垣のスギナの中にいちごが隠れている。
ほぼ終了
配給を待つガルテナー
炊き込みご飯と蕗の煮付け、大根の漬物、キュウリとキャベツの漬物
街道では自転車レースが行われている。ツール・ド・まかべというらしい。100kmも走るようだ。
ズッキーニを蒔いた。鳥害+保湿のためにペットボトルのホットキャップを置く。
アスパラの倒れ防止に麻ヒモを巻く。
そのあと栃木のひいじいの見舞いに行って帰る。6時半帰着。
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2005年06月05日
防虫ネット張り&第10回栽培講習会メモ
今回は運動会に来た姫祖母を笠間に連れて来た。
山椒についたアゲハの幼生。ほとんど動かない
紫蘭。頭が重くなってきた。
ミニトマトの頭がビニールにつっかえていた。取る。
トウモロコシの新芽
エダマメ。小さく虫が喰っている
シシトウ。こちらもアンドンを取る
カボチャ。ペットのホットキャップ一杯にはちきれんばかり。
モロッコインゲン。ハウス内で水がないとおもっていたがちゃんと生えてきた。
キュウリ。つるが巻き付くものを探している。
直売場の七会村産のお茶詰め放題のチラシ。
本当に茶筒が締まらないほど詰めてくれた。ほぼ1.4倍の量である。
ネキリムシか鳥か?エダマメが軸だけ
そら豆といちごと木イチゴの朝食。色のコントラストが美しい。
手前はジャスミン(?)その手の香りがする花。
防虫ネット張り。ネットの端を埋める溝を掘る
防虫ネット。山新で10m2200円。
防虫ネットが張られたところ
カボチャ。ホットキャップから出されて涼しげ。
こちらはスイカ。色の白いのは温度が下がれば消えるとのことだがどうだろうか。
サツマイモの苗。すっかり付いたようだ
ナス。こちらもアンドンをとって支柱を立てる。早くも花が咲いている
バッタ?下が蜘蛛の巣状になっているのが怪しげ。
姫と姫祖母。フキを剥いている
アーティチョークの葉が割れてきた。
その後斎藤さんのごまの店に行き、欠席中のノートをもらう。
以下ノート内容:
・ニラの苗。 球根が複数ついている状態で植えること(細かく一球一球分割しない:生育が遅れ結果的に収穫までの時間がかかりすぎる)。 晴天で気温が高い時は葉をカットする。
・スイカの枝作り。 斎藤さんも専門家ではなく自信がない。 タネから栽培する場合は、袋の裏にある摘芯に関する注意事項に順ずること。
関連して;株元の草を気にしすぎるあまり、根の回りを踏み荒らしたり傷つけたりさせない。少々草が生えていても可。
・ネキリムシ実物観察。スベリヒユ・松葉ボタンなどこの虫の大好物を積極的に畑に持ち込まないこと。この虫とはずっとお付き合いすることになります。 覚えていなければならない昆虫です。次週はどのようにしてこの虫が野菜を食害するのか実演して見せます。いや実演してもらいます。
関連して;この虫対策用のグッズ(ペットボトルを細工したもの)をお見せしました。材料はファンタでなくてもいい。また、自分が飲まない場合は、笠間市役所やジャスコのペットボトル回収箱から拾ってくること
・ミツバの、連結ポットを使ってのタネの蒔き方を実技指導。 簡単だ!!
質問の中から
・Q:さしあたり使う当てはないが、ぼかしの液体肥料を作ったが、どうすればいいのか?
A:使う当てがないのに作られても・・・うーむ
・Q:追肥は何に与えるのか?
・A:倒伏防止のために、トウモロコシには土を寄せる。その時に、追肥をして欲しい。その他の果野類にはまだ与えない。与えるか与えないかは、生育の様子を見て決めること。義務で与えるものではない。
・Q:ソラマメは過去の講習会によると、6月の1週で終わる。とあるが、それでいいのか?
A:今年は若干送れているようだが、1週間程度だと思う。 現時点で小さいサヤは時期的に大きくならない。
「ひょうたんからゴマ」を買った。1500円也。研究員が仕事に行くため高速を飛ばして帰る。
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2005年06月11日
第11回栽培講習会
今日は社宅のマンホール掃除の日であり、研究員は出社のため、土曜の10時すぎに姫と二人で笠間をめざす。12時到着。車が多いがそれでも2時間はかからなかった。
レタス。そろそろ食べてもよいのか?
空き畑がお花畑と化している
うちのジャガイモはインカのめざめ。他と比べて歴然と葉が小さい。近くによるとアリだらけで非常に汚い。うーむ
ミニトマト。茎ががっちり丈夫に育っている。
とうもろこし。ほやほやと生えてきた。もう鳥害の心配はない。
エダマメとナス。こちらもなんとかなっている。
カボチャ。これだけは威勢がよい。
スイカ。まだ手のひら大。種から始めたのでこんなものか。
不思議なのは防虫ネットの中にバッタがいる。山椒魚の話しみたいに小さいころ入って出られなくなったのか?
お隣から立派なそら豆を頂いた。早速茹でて食す。非常に美味。収穫から茹でるまでの時間が重要であることがよくわかる。そら豆好きの研究員が悔しがる姿が目に浮かぶ。
山吹の切り残しがぽやぽやと立ち上がってみっともない。切る。
ミニトマト。よく見ると花芽の先からまた葉がでて、茎が太くなっている。これはホルモンバランスの異常のため。この先はもぐ。(花を落とす必要はない)
フェンネルは順調
草引きをしている間に、オケラのような虫が。ヨタヨタと土中に潜り込もうとしている。
ほとんど抜いてしまった。
ニラは付いたようだ。先々週に根本から葉を切ってしまったのだが、すでにこれだけ伸びている。
課外授業のハウスに向かう。p.dog5前の道ばたの花が色とりどりで美しい。
キュウリ。自発的に茎は立ち上がらず、地面でとぐろを巻いている。
茎にヒビが入っている。こんなものなのか?
料理用トマト(サンマルツァーノ)苗に実がついている。いわゆるトマト缶のアレである。楽しみ。
ピーマンとゴーヤ。あまり大きさがかわらない
いんげん。
ピーマンの花。非常に小さく、ワイシャツのボタン位である。
16時から栽培講習会。
トマトの枝作り:
基本的には最初に花芽がついたところの上下2~3本を延ばし、後は芽かくのだが、なんど説明されてもなかなか判別が難しい。
害虫の話:
今回は実物持参。やはり百聞は一見に如かず。受講生の興味が教壇に集中する。
ウリハムシ食害痕
ウリバエ(ウリハムシ)実物。小豆くらいの甲虫である。
熱心に説明する斎藤さんと、こわいもの見たさの姫
ヨトウムシ。小さい内は白~緑色。大きくなると地面に潜って夜だけ出てくる。そうなると体色は黒くなる。
キャベツ畑が1日で壊滅することも。なるべく500円玉のように葉が透ける時点(集団行動をしている時点)で発見、捕殺する。ヨトウのフンは飴色なので、それにも注意。
ヨトウムシ食害葉全景。そば畑等では多発。アオムシは外側の葉しか食べないので実害はないが、ヨトウムシ、コオロギ、ナメクジは球の中も食べてしまう。比較的レタスは食害されない。
ただし、レタスは高温多湿に弱いので注意。下の葉から腐ってくることがある。
ネキリムシの食害実演。ポットにアカザを入れた物にネキリムシを入れ、翌朝どのように喰われるか観察。
病気による立ち枯れと虫による立ち枯れの違い。病気の場合は茎が茶色になって立ち枯れることが多い。虫の場合はいきなり倒れている。
その他質問:
ナスが思ったより育たないが。
一度、成っている実をとってみたらどうか。成長フェーズと生殖フェーズがあるので、実を付け出すと伸びが鈍化する。取るとまた伸びる場合がある。つるものについては実をとりすぎるとぼける場合があるので注意。
キュウリが地面を這ってばかりでネットを登らない。強制的に誘引しないとダメか。
キュウリは強制的に誘引しなければいけない。ツルを洗濯竿用の洗濯ばさみでネットに寄せておくのがよい。
キュウリの葉にうどんこ病がでたようだが。
N(窒素)が足りないと出る場合がある。Nはアンモニアの状態でないと吸収できない。肥やしをやる場合に、Nが一番揮発する。反面K(カリ)は残る。なので、あまり春先の早い内に肥やしをやってもバランスが悪くなる。植え付け1ヶ月前くらいがよい。
その後、畑の巡検で質問がある受講生のラウベを廻る。
スイカ。すでに実がついている。この大きさでも縞がついている。これだけ見事な育ちぶりを見ると、やはり苗で買ってくるべきであったかと内心思わないでもない(笑)。
敷かれているのは篠竹の皮である。
ナスの芽かき実演
熱心に見学する受講生
地物の落花生苗。クローバーみたいな感じである。うちは今日蒔いた。大丈夫か?
取り頃のレタス。確かに球がゴツゴツしてきている。
ナスの花。色あせは肥料がたりない。また、雄しべと雌しべが通常ツライチなのが、ずれてくる場合もある。これは良い例
綺麗に花でかざっているラウベもある
ネギ。指先のほうが今年伸びたもの。これを植え替える。植え替え時期は梅雨が明ける前。
イモの試し堀りを斎藤さんの畑で実施。品種はキタアカリ。抜いたところ。掘るとどんどん出てくる。目標は一株1キロ。
一株でこれくらいの量が取れる。葉が黄色くなったら栄養が葉からイモに行かないので、その時点が採りどき。
葉をよけると、イモが太って土が盛り上がってくるのがわかる。土が部分的に乾いていたりもする。また、上の葉が枯れる時期があるが、その後放置しておくと、雨よけになっていた葉がなくなるのでイモの頭が出てくるので注意
保管方法は、飼料の袋に平らに並べ、日陰で風通しの良い場所(ガルテンではデッキ)で一週間置く。
取った直後は水っぽい。(写真では上に乗っているが、飼料の袋の中に平らに並べて入れ、光が入らないよう口を軽く綴じて陰干しする)
これはメークインに近い、トヨシロという品種。ポテトチップスに向くそうな。
夕食を作る根性がないので笠間市内で焼き肉。帰って風呂に入り先ほどの空豆を肴にビール。本日終了。
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2005年06月12日
炭焼仕込み
本日は斎藤さん宅にて炭焼きの手伝いに行く。炭焼きといっても本格的なものではなく、もみがら薫炭を焼くときに、いろいろ炭になるものを仕込もうというものである。
最初に構造の講義。通常は左側のように円筒形の窯があり、空気の通りをあえて制限して蒸し焼きにしていくが、今回のものは右側のドラム缶様のものに、上から火をつけていく。
これが本体。ドラム缶のように見えるが、このような炭焼釜が売っているんだそうな。空気孔に篠竹を差し込んでいく。
篠竹が差し込まれた状態。底板の上に伸びる。
篠竹は自動消火装置として働く。火が下まで来ると篠竹が燃え、バネの力で空気孔が閉まり、火が消えるというしかけである。篠竹が少しだけ顔を覗かせている(ように長さを調節する)
籾殻を入れ胡麻殻を並べる。
その上から籾殻を入れ、何層かに積み重ねる。実は凄いほこり。
フタをして煙突をつけて出来上がり。あとは上の穴に灯油を浸した新聞紙を入れ、火をつけて待つ。
ラウベに戻ってトウモロコシの間引き。
葉の付け根に露がたまって美しく光っている。
取った草を草捨て場に運ぶ姫
サニーレタス。市販品と違いどんどん上に伸びていく。
家に帰ってサラダにして食す。美味
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2005年06月18日
炭焼きその後、自家製味噌
今日は小学校の用事があったため、土曜17時前に出発。18:40到着
サニーレタスがクリスマスツリー型になっている
ジャガイモの葉の元気がない。花が咲かないうちに採りどきになってしまったか?
斎藤さん宅にお邪魔して炭焼きの窯を開ける。表面にタールが付いている
ドラム缶の中をこわごわ覗き込む
内部を掻き出す。籾殻薫炭は意外とさらさらしている。
胡麻殻が出てきた。非常にもろく、掻き出す間にも壊れてしまう。
栗のイガ、胡麻殻、竹の先等できた炭を並べる
その後は自家製味噌の説明と試食。これは1年半のもの。常温で保存するため、塩は濃いめ。
これは3年物。まわりにもろみが溜まっている。
かきまぜると鮮やかな山吹色である。
これは昨冬仕込んだもの。かびが生えているが、これはフタと思ってそのままにしておく。空気がないので、表面部分しかかびが出ない。熟成したら上だけ1cmくらい捨てると先ほどの味噌のようになる。(逆に、かきまぜていないとすぐかびが出る)
仕込み方や保存方法について問答
面白かったのは、味見の際に、「これって国産の大豆なんですか?」「私が大豆も作ったんです」というやりとりがあったこと。クラインガルテンの住民でさえも、やはり商品なみの完成品を自分で作った大豆から作成可能である、ということがイメージできていない。つまり自分で作った農作物と、それを加工して作る食品の間がまだ意識としてつながっていないということである。(私も含め)やはり味噌は造らねばなるまい。
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2005年06月19日
大豆の播種、スーパーミックスA
ラジオ体操の後散歩。たばこの葉が大きくなっている。
たばこのつぼみ。通常は葉を大きくするために剪定してしまう。
里山の風景。
元気のないレタス。剥いてみたら腐っている。水はけがわるかったからか。
ハウスにいくと、キュウリが一つだけ付いている。収穫。
上級生の呼びかけで、共有部分に味噌造り用の大豆を蒔く。
蒔く地物の大豆。かなり青みがある。
計画的に幅を決める
テキパキ働く。
蒔き後が一直線になるように紐を張る
播種後防虫ネットを張る
ほぼ終了
ラウベの庭でシュンギクの間引き中に立派なネキリムシ発見。
インカのめざめの試し堀り。先週のキタアカリに比べると収量が格段に落ちる。種芋の8倍くらいか。
ナスが1つ付いている。
ルッコラの間引き菜のサラダ。
斎藤さんお奨めの播種用土「サカタスーパーミックスA」。50Lも買ってしまった。使い切れるだろうか。
今日はめずらしく日曜夜まで滞在し、ブログもラウベで書いている。夜になるとやたらと虫が入ってくるのだが、今日は羽アリばかり大量に飛んでいる。気が散ることこの上ない。
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2005年06月25日
第13回栽培講習会&ほたる鑑賞
今回は土曜朝にNさん母子をつれて出発。すでに上りの首都高速が混んでいるので、下道で加平ICから乗る。
小さい里芋でもやはり露はつきもののようだ
当初から植わっていたホタルブクロのような花。クマバチがせっせと頭を突っ込んでいる。
フェンネルにカタツムリ。以前東京で育てたときにはナメクジがびっしりついたので、どうもこの手の動物には魅力的なようだ。カタツムリはラウベのはるか彼方に放逐する。
ナス。最初の1つはもっと早採りしたほうがよいらしい。
エダマメにマルカメムシがびっしり付いている。
吸われ続けるとそれ以上育たなくなるとのこと。ペットボトルに2cmほど水を入れ、食器用洗剤を数滴垂らす。口をカメムシの下に持っていって、指先で突っつくところんと転がってペットボトルの水に落ちる。エダマメ10本巡回する間に30匹ほど捕まえる。
稲田石のテーブルの下にアシナガバチの巣が出来ている。落とそうかとおもったが、ネキリムシを食べてくれる益虫であるので、注意しつつ放置することにする。
体長10cmほどある大きなトノサマバッタ発見。
料理用トマト。まだ青い
お化けキュウリが成っていた。普通のキュウリと比較する。味は問題なかった。
ピーマン。まだまだこれから
隣家との境のツツジの植え込みにヘビがいた。
とにかく暑い。ラウベの中は35度もある
ラッカセイの芽が出てきた。
栽培講習会。今回はほたる鑑賞会のためクラブハウスを使うので、外で実施。まだまだ芽かき実習。「人は何故芽かきをするのか?」「早く収穫したいからだ(つまり、わき芽についている花芽は上についているため、収穫が遅れる。なので本枝の花芽だけを追っかけたほうがよい)」
サツマイモのつる返しの説明。この程度ではまだまだ必要ない。白い根(水分補給のため)と赤い根(イモをつける)があるが、水を吸うのは元の根で十分だし、そこからイモが付くと全体として小さいイモが沢山出来てしまう。そのため、ツル返しでその根を切ることにより、元についている大きいイモに養分を集中させることができる。
プリンスメロンの葉に緑色の濃淡が出来ている。キュウリモザイクウイルス。生育は厳しいとのこと。
トウモロコシの茎がアブラムシだらけ。これくらいになっても実害はないとのこと。
トウモロコシの雄しべ。花粉があるうちは白いが、あるときばーっと花粉が出て茶色になる。
座学風景。クラインガルテン開設当初はクラブハウスがなかったので、毎回このような形態だったとのこと。
講義メモ:
秋冬作物の育て方について。植え付けは9月下旬が最後。実際には8月末~9月頭に何をどうタネをまくかで決まる。
11月に抜いてしまうものはどのような植え付けでもよいが、冬の間ずうっと保たせて収穫するものについては注意が必要。
・野菜の大きさ。秋冬野菜は大きい。条間、株間に注意。ブロッコリーだと直径1mを越える場合も。
・野菜の植え付け方。大根など、晩生と早生を交互に植え付けると、あとで土を寄せる余裕ができる。
・防寒具のベタ掛け。クラインガルテンではタフベルという不織布を利用。幅90cmなので、畝幅は45~50cmくらいまで。なぜか?最初はベタ掛けにして、作物が育つにつれてすこしずつ緩めていくため。緩め方は、篠竹を丸めて押さえておき、徐々に片方を繰り出していく。下の写真はその図解
熱心にメモをとる受講生
アワヨトウの話し。雄しべに蜘蛛の巣のようなモヤモヤが出たらいる。雄しべの花粉が落ちた後、実のほうに移動するので、花粉が落ちた段階で雄しべを切って捕殺する。
ちなみに、トウモロコシは一本に1個か2個しかならない。実の入りが悪くなる。若いうちに芽かきをしてヤングコーンとして食す。下は食害痕の出た雄しべ
疫病になったトマト。軸が黒くなり。実に茶色い斑点が出る。
栽培講習会後、斎藤さんが笠間稲荷神社の茅の輪くぐりにあわせて出店に出すためのイモ掘りの手伝いをする。
ホタル鑑賞会。クラインガルテンから2.5kmほど八郷に向かう山の中腹にある南指原(なじわら)という集落の一角を整備してホタルを育成している。
カワニナ、タニシなど
ゲンゴロウ、タガメなど。タガメはひさびさに見た。
現地にある案内看板
子供らはオタマジャクシ採りに夢中。暗い中じゃそんなに簡単に取れない。
ヘイケホタル。なんとか写真に撮れた。
ヘイケホタルの虫はこんな感じである。体長1cmほど。
前回にラウベに入ってくる虫が多すぎて閉口したので、東芝ライテックの低誘虫性電球に変えた。秋葉原の光陽電気で購入。確かに虫がよってこない。(本日羽虫が2~3匹程度)ナトリウムランプのような黄色がガマンできるひとにはお奨め。
ちなみに、光東電気の場所は以下の通り。
中央通りを秋葉原から御徒町方向に歩き、ドンキホーテ(以前のT-ZONE)を越えた少し先。道路右側。
特殊電球 光東電気株式会社 東京都千代田区外神田4-5-1
電話 03-3255-3741
定休日は日曜と祭日。営業時間は、月から金が10:00~18:30、土~18:00。
虫が寄ってこないラウベは非常に快適である。現在0:50。ようやく涼しくなってきた。現在ラウベ内26度。
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2005年06月26日
流しそうめん&ブルーベリー
本日は市役所の青木部長のご厚意で流しそうめんの会が催された。
これが特注の流しそうめん器。1.5m×1mくらいあろうか。水道水をつなぎ流水プールの原理で動く。すでに流れているのはゆでたインゲンとブルーベリーである。
見事なかき揚げ
ナスの天ぷら製造中
そうめんが釜で煮えている。東京とはスケールが違う
いただきます
隣のハウスではアムスメロンが成長中
途中で摘果されたメロン。漬物にするか?
ハウスの手前に遊ぶための台所とソファ。Aoki Barへようこそ
廻りにはブルーベリーの木がある。ブルーベリーの育ちは遅く、これで20年物。
平たくなって紫色になり、粉を吹いているものが採りどき。美味。どんな人工菓子もかなわない。
ブルーベリーを摘む少女。題名は本人の申告による。
上野さんが麦茶を作ってもってきてくれた。さっそく群がる
珍しい鉢仕立てのスイカ。支柱に這わせていくのが大変そうだ。
そうめん釜全景。下はドラム缶の釜である。
笠間稲荷に寄る。花菖蒲の展覧会をしている
防虫ネットを取る。左側がカボチャ、右側2つがズッキーニ、右側奧がスイカ。
カボチャはあっという間に大きくなる。ハサミの大きさと比べていただきたい。防虫ネットを外したおかげで、早速ウリバエの洗礼に曝されている。成長とウリバエのストレスとどちらが勝つか?結果は来週のこの時間に(笑)
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2005年07月02日
トラクター教習&人生の楽園
先週と比べてはっきりフェーズが変わり夏モードになった。草の生え方が全然違う。
スイカ。先週の三倍くらいか。
カボチャ。思い切り引かないと画面に入らない。
ズッキーニ。
サツマイモ。
コリアンダー。本葉はコリアンダーの葉の形をしている。意外と伸びが遅い
トマトの支柱の先にアマガエルが座っている。何を想っているのか。
裏の畑も草だらけ
シシトウが鈴なりである
さっそく収穫
これだけ採れた。
斎藤さんの畑でトラクター教習。これは旧式の手押し型。起動が手回しクランクである。まるでカーグラTVのオープニングのようだ。クランクのハンドルは、右回し方向には爪がひっかかるが、左回り方向はサインカーブのように切ってあり抜けるようになっている。エンジンを掛けるときにはデコンプレバーを引いたまま右にぐるぐる回していくと、あるタイミングでかかるので、デコンプを戻す。エンジン回転が速くなるのでクランクを差している軸の回転が手回しの回転より早くなり、結果的には左回りのような形になりレバーが押し出され外れる。よく考えられた作りである。自分でも掛けたが結構おっかない。ちなみに、農作業の大型機械はほとんどがディーゼルである。手回しだと冬はほとんどかからないとのこと。
乗用型トラクターの教習。これはブレーキ。右が右後輪用、左が左後輪用。公道走行時にはブレーキの橋渡しをするレバーがあり、両方を同量操作するようになる。
シフトレバー2本。右が駆動輪用、左が補機(後ろにつけて作業する機械)用。
研究員が乗ってみる。ちょっと大きいようだ。
斎藤さんの模範演技。ブレーキを踏まない場合の回転半径。
実際の作業では、回転半径を小さくするために旋回側の車輪のブレーキを掛けて固定し、それを軸に旋回する。ブレーキを踏んだ場合。
畑の下に街が広がる
ブリーフィング。ちなみに、農業用機械はエンストすることがない。エンジンを切らない限り走り続けるので転倒事故も起こる。年間数十件の死亡事故がある。公道ではないので交通事故統計には出ない。
おっかなびっくり動き出す
多少慣れてきた
廻ってみる。なかなかブレーキを踏みきれない
教習を終えて山新へ。ナス苗の実が成っている。ナスは自分が苗かどうかなんて気にしていない。
トマトも赤くなっている。自分の畑ではまだ青いのに。
クラインガルテンでは七夕祭りをやっている。親子工作教室。
野菜自慢コンテスト。ガルテナー出品の見事な野菜が並んでいる。うちはまだ出すほど成っていない。
ハウスに行く。青いトマトがなぜか一つだけ虫に喰われている。
草の中に野ウサギ発見! じっとしていて動かない。耳も小さい。こうやって野ウサギが普通にいるのを見ると、ピーターラビットの話など当時の人には違和感がなかったのに違いない。
姫の工作教室の成果。カブトムシとタヌキなんだそうな。
18:00より取材に来た人生の楽園を皆で見る。非常に面白くまとまって仕立てられている。「ジャガイモを埋め戻そう」発言には笑ったが、収穫時期より早く取材に来たので考えてみれば当然の結果である。
TV見た人に追加情報:ガルテンの住人は出てきた四組だけではありません。呑んでばっかりもいません。演出です。(笑)
1年生のスイカ。もうソフトボール位ある。うらやまし。ムレ防止にトレイの座布団を敷いている。
(トレイを逆さまにし、真ん中にカッターで×印を入れる。(排水のため)
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2005年07月03日
第14回栽培講習会
研究員が仕事のため笠間駅前まで送る。9:06の高速バスで東京に戻る。
栽培講習会内容:
タマネギ:あまり大きくしたくない。肥やしを増やせば大玉になるが、腐りやすくなる。タマネギは二年生の作物であり、1年目の夏に倒伏、夏休みに入り、秋になるとまた伸びて花が咲く。
肥やしを増やしすぎると分球(切り口が同心円状じゃなく、分かれる)したり、花が咲いたりする。農家では5%位花が咲くくらいに肥やしをやることも多い。つり玉(収穫した玉ねぎを竿等に吊し、保存する)にする場合はあまり大きくしないことがコツ。タマネギは早生の大玉から食べる。つり玉がどの位保存可能かは品種により異なり、種子の袋に書いてある。
なぜ早生(わせ)、晩生(おくて)の違いが出るか?発芽抑制物質の量の違い。温度で分解していく。晩生は発芽抑制物質の量が多い。発芽抑制の契機はいろいろ。アブラナ科は温度が低いと分解されるものもある。取り蒔き(取った種をすぐに蒔く)場合、一定期間冷蔵庫に入れるとうまくいくなど。
ナスの枝止め。ナスがなるのは盆(8/23)くらいまで。秋ナスを嫁に食わすなの秋ナスは今頃苗が出回っているが、「更新」することによって、秋になるナスを育てることが可能。方法はわざと7月下旬ごろ東南角のナスの1つめの芽を残して摘心する。そうすると9月に成る。しかし成る期間は通常のものに比べ短い。ナスは寒さに弱い。トマトやピーマンは強い。ただしトマトは赤くならなくなる。なるまで待つと冬物を植える時期を逸する。青いとまとは車のダッシュボードの上に載せておくと赤くなる。完熟ではないので決して美味しくはないが、市販のトマトはそうして赤くなっているものも。
秋作の場所決め。ネキリムシはスベリヒユのような粘性がある植物が大好き。生やしておくとネキリムシを呼ぶことに。そのため、秋作前には耕耘してネキリムシを追い出しておく。
農家と家庭菜園の違い。農家には「一斉」が付く。(一斉に収穫し、集荷してしまう) 家庭菜園は通年栽培。いつ来ても何か収穫できることが重要。
大根、キャベツについては希望者に収穫期の違う4品種の種を配る。そのかわり8月の週末は休みがないことを覚悟するように。(蒔く時期を厳密に管理する必要あり)
その他質問。
秋蒔きキャベツにも虫除けネットは必要か?必要。真夏にはチョウチョは飛ばないはずなのだが、ガルテンでは誰かが何か栽培しているので、ずっとチョウチョが飛ぶ。
白菜についても収穫時期を分けることができるのか? 出来る。ただし白菜は収穫後保存が利くのでキャベツほどシビアではない。収穫時期は白菜の場合、品種に収穫までの日数が書いてあることが多い。ただし早生の白菜は霜が当たると割れて腐ることが多い。無双、冬峠(タキイ)がおすすめ品種。
空豆、エンドウ、玉ねぎ、ニンニクは10月下旬に蒔く。
空豆、エンドウは2回にわけて蒔くほうが失敗が少ない。越冬前に大きくなりすぎると越冬できずに枯れる場合がある。伸びすぎは禁物。
トラックバックしている織姫さんの家族到着。早速イモを掘る。
七夕祭りの継続。クラブハウスではバルーンアート教室をやっている。
今週も流しそうめん。こちらは生竹を割った正統派。子供より親が夢中かも。
帰る前にナスとシシトウを収穫。シシトウは昨日とあわせて20個近くになるか。優秀である。
15時にラウベ出発。17時に東京到着。研究員は徹夜し月曜の朝に始発で帰ってきた。やれやれ。
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2005年07月09日
男の料理教室
今回も研究員は仕事で同行せず。0時前に笠間に到着。
アゲハの幼虫。この大きさになると山椒の木があっというまにつんつるてんになってしまう。
箸で取ろうとすると黄色い角を出して威嚇する。捕殺すると鮮烈な山椒の香り。
「きれいなアゲハになるのにね~」と他のガルテナーの意見。ただしこんなのを何匹も放置していたらこの山椒の幼木は枯れてしまう。ただ、人間がコントロールしない世界では、実際に枯れてしまうのではないか?そうでなければ世の中が山椒の木だらけになってしまう。これも食物連鎖か。
ししとう。よく成っている
つるむらさき。ようやく伸び出した
なす。思ったより実がつかない
エダマメとトウモロコシ
手前がズッキーニ、左奧がカボチャ、右奧がスイカ
スイカ。降り続く雨のおかげで葉っぱが泥だらけである。わらを引いておけと言われる意味がわかった。
カボチャの花。これは雄花だろう。ぼとっと落ちてしまう
ズッキーニの花。左側の雌花の下が膨れている。
ミニトマトの丈ばかり伸びる。実はまだ緑
別の区画のアーティチョークの花。
今日の目玉、男の料理教室のはじまり。肉じゃが、シナチク炒め煮、浅漬け
講師の佐藤さん。こんな長いタケノコが食用になるとは知らなかった
皮を剥きまくる。そのあと長さ6cmくらいの短冊にそぎ切りにする
みな真剣
そぎ切りにしたタケノコを大鍋で茹でる。茹でるには米のとぎ汁を利用
こちらは浅漬け。キュウリに櫛歯のように切り込みを入れる。途中で止めるのが難しい
大根の拍子木切り。かつらむきにする。5mmくらいの円状に切る。それを斜めにずらして並べて切っていくと滑りにくく簡単。
肉じゃが用のジャガイモの面取りをする。面取りはするが皮は剥かない。
さて、ここらへんからが男の料理か。大鍋をフライパンでよくやるようにあおり、中の具を回していく。
先生のようにはうまくいかない
砂糖はこのくらい?目分量である。
煮えてくるとひっくり返すのも大変
茹だったタケノコを一度水にさらす。そのあとごま油、ダシの素で炒め煮。最後に醤油。
アルミ箔を落としぶたにすると早く煮える。
先ほどのキュウリ。盛りつけ時にぐっと握って高く盛るとかっこいい。
そろそろ出来上がりか
神妙に味見
お土産用のシナチク炒め煮。カミさんにどんなコメントをもらうのか
今日の4品。右上から時計回りに、キュウリと大根、人参の浅漬け、肉じゃが、シナチク炒め煮、人参の葉とバラ肉の炒め物。
いただきま~す
肉じゃがおかわり自由。
Sさん家族到着。ジャガイモ掘りに来たのだが明日は雨の予想。まあ、ほたるの里でほたるが見えたので良しとしてもらおう。
ラウベの畑はからっからだと思っていたが、連日の雨でベタベタである。こうも状況はかわるものか。明日晴れますように。
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2005年07月10日
芋掘り
Sさん一家は笠間稲荷の裏の宿に泊まったので迎えに行く。朝笠間稲荷を一周。茅の輪くぐりの輪がまだ出ている。ホタルも見たし、大雨の後に晴れるとは強運である。
芋掘り。ぬかるんでいるかと思ったが強い日光でどんどん乾いてくる。
芋掘りその2。右側の下の子は大雨のあと顔を出したイモを採集している。
ミミズを持ってはいポーズ
今度はトンボが休んでいる。どうしてみな竿の先が好きなんだろう。
Sさん一家を笠間陶芸の丘公園まで連れていく。そのあと早めに退散し、車をポリッシュファクトリーに持っていく。一年分の手入れをしてもらおう。
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2005年07月16日
第15回栽培講習会
ズッキーニが沢山成っている。先週は子房が3cmくらいにふくらんでいるかな?位だったのが、
今週は18cmはありそう。
スイカ。全然実が付かない
カボチャ。こちらも雄花ばかり
エダマメ。マメが出来てきた。
トウモロコシ。
トンボ。また竿の先。前面投影面積が小さい。実は10cm位の近接撮影。逃げないものだ
キュウリの花にハチが忙しく出入りしている。仕事仕事。ありがたい。
次から次へとハチがやってくる
以下栽培講習会:
ネギの土かけ。ネギは溝を掘ったところに立てかけるように植える。少しずつ背が伸びてくるのに伴い、、少しずつ土を掛けていく。(溝を埋めていく)が、その理由は小さな草が廻りに生えてくるのを防ぐため。最初から埋めてしまうとその後草取りが大変。ネギは夏季休眠をするので、ネギの丈は変わらないのに草ばかり伸びる。しかしネギは「電線も嫌う」というほど日光を好むので、雑草を生やさないために少しずつ埋めていく。
-でも、台風等あると一気に溝が埋まってしまう。そういうこともある
ジャガイモの陰干し。3日たって乾かず濡れているものは腐っているので取り除く。
山芋の種芋はムカゴから作る。しかしやたらムカゴが出るイモは、栄養がムカゴに行く体質のものと考えられるため、そのようなムカゴでなく、あまりムカゴが出ないイモのものを使う。
スイカ。質問は?
-スイカが成っていないツルは邪魔なので切って良いか?
ダメ。葉の栄養が実にまわるのであり、そのツルの栄養だけがその実にいくのではない。つながっている。
-スイカの実が全然ならないのだが?
主枝を剪定して側枝をのばし、そこに雌花のつくタイプのものかもしれない。
果菜の状況はどう?
-トマト。赤くなる順番がバラバラだが。
そういうもの。よくわからない
里芋、長芋の土寄せ。梅雨があけたら乾きがちになるため、梅雨明け前に実施。
根が浅い野菜(キュウリも)はあまり表面を掻いて根を傷めないこと。
秋作の周年栽培。同じ野菜を3回くらいにわけて植える。
ホウレンソウの例:
9上 --- 11中収穫 (2割)
9中 --- 11月~年内収穫 (4割~5割)
9下 --- 翌年 (2割)
のイメージ。あまり大きくなってしまうと越年できない。遅いと成長がとまる。
早蒔きのものはあまり多くまかないように注意。沢山できてそれきり。
遅いと天然の冷蔵庫になるため、少しずつ収穫できる。
大根、キャベツについては講習会で周年栽培をやる。キャベツは来週から。
夕方から、ガルテナー主催による「第一回ガルテンコンサート」が催された。
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2005年07月18日
ひさびさに研究員出動
今回は久々に3人揃っての笠間である。
姫の畑で人参の間引き
姫の畑の黄色いミニトマト
雄花から花粉が飛んでいる
エダマメの葉の上にアマガエル。体長2cmほど。カメムシは食べないんだろうなあ。
ズッキーニが豊作
料理用トマトがたわわに実っている
本日の収穫
ミニトマトといえど大樹である
その他、コリアンダーの間引き、芽キャベツの直播き。(苗を作ってと書いてあるが、大丈夫か?)
スイカは主枝を切ってしまったが、あとからタネの袋が出てきたので見ると、とくに剪定は必要ないようだ。伊吹という種類なのだが、主枝を切ってしまって大丈夫か心配である。雌花充実、って書いてあるんだけどなあ。
帰りの車のラジオで、関東地方の梅雨明けを知る。
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2005年07月23日
第16回栽培講習会
カボチャのツルが山吹の生垣を越えて通路にはみ出している。品種は雪化粧。
ようやく実が付いてきた
コリアンダー 買うと結構高いものが列をなして生えているのは嬉しい。
トウモロコシが突然伸び出した。他のラウベのトウモロコシに高さでは追いついている。品種はカクテルE-51。左のエダマメも徐々に実が入ってきている。
これは先住人が残していったホウセンカ。そこらじゅうから生えてくるのを1つだけ残した物。あとからあとから芽が出てくることを考えると、一度派手に爆ぜたのではないだろうか。
実が付いてきている。残念ながらこの状態で撤去することにした。ほうせんかというと中島みゆきの曲を思い出してしまう。
ハウス内のキュウリ
こちらはべと病にやられて黄色くなったもの。べと病(一種のカビ)にやられると葉が点描のように葉脈の区画ごとに黄色から緑色までさまざまな色になる。品種の説明を見ていると「べと病レース1~4に抵抗あり」のような記述をよく見かけるが、べと病というものがどういうものかを初めて理解した。
とうもろこしの幹に複数付くと実の入りが悪くなるので、途中でかく。剥くと中華に使うヤングコーンが入っている。
この葉からたったこれだけ
フェンネルをアゲハの幼虫が喰っている。山椒を食害するのとは別の種類のようだ。よくみるとそこかしこに同じ種類の幼虫がいて、先っぽがつんつるてんに成っている。捕殺するとこんどはフェンネルの鮮烈な香り。どうしてアゲハ類は香りの強い葉っぱが好きなんだろう。
捕殺した幼虫のまわりには山ほどアリがたかって体液を吸っている。徐々にしぼんでいく幼虫。フェンネルが光合成により甘い樹液を作り、それをアゲハが食べ、その体液をアリが吸う。
栽培講習会メモ:
-エダマメに実が入らないのだが?
ありえる。気温が高いのに適さない品種を植えた場合、多肥すぎの場合等。多肥すぎの場合は葉ばかりになる。土地によるものもあるのでなんともいえない。どうもクラインガルテンの中では大豆はあまりうまくできないことが多い。
-インゲン
熊谷で最高気温33度~34度(水戸は海沿いなので参考にならず、熊谷を見るとのこと)になるとインゲンの花が咲いても実が付かなくなる。気温が下がればまた結実する。
丸莢よりはモロッコインゲンのほうが高温に強い。
-みつ豆用のインゲンの豆をとりたいのだが?
我々は通常未熟果を食べていることになるので、春収穫分を枯れるまでとっておく。
-人参の間引きのタイミング
2回に分ける。人参共育ちといわれ、あまり間を空けてもうまく育たない。
夏暑いときは伸びないので、9月上旬と下旬に分けてやるのがよいのでは。
-カボチャを採るタイミング
つるがコルク状に割れてきたら
-モロヘイヤ
実が有毒のため(食べられる堅さのものではないが)注意。
-長芋。他のうちにくらべ葉が見劣りする。どうすればよいか。
地上部と地下部は必ずしも比例しない。心配しないこと。
苗を育ててみよう。
-8月は暑いので種まきをするものはない。するとすれば苗である。
今だとキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー
白菜は8月中旬。苗の植え付けは9月上旬になる。
植え付けた苗には遮光が必要。防虫ネットでよい。もしくは寒冷紗。
裾は空いていてもよいが、モンシロチョウ、コナガが出るので注意。
大根にはキスジノミハムシが出る。
芯喰虫(双葉くらいのときに成長点だけ食害)
苗半作というとおり、苗を育てるのは難しい。
5cm、5×5の連結ポットが売られているのでやってみよう。難しい。売っている苗は高くないということがわかるはず。ポイントは気温と水。タネがでるときは遮光が必要だが、芽が出たら外さないとあっというまにモヤシになってしまう。外すと乾燥するので水やりが大変。最終的には根切りのために地面から離す必要あり。
苗を植え付けるのは夕方にすべし。昼間はあついので萎れておしまい。
その後、斎藤農場にて周年栽培用キャベツの苗が配られた。ガルテン廻りはモンシロチョウがいるので、
弓竹に防虫ネットでカバーする。よくみると斎藤さん作成苗にすでにモンシロチョウが卵を産んでいる。注意して取り除いた後に植え付ける。
弓竹のエッジの立て方。 端になるほう(写真中央)を斜めに差して、ずれないようにする。
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2005年07月24日
ブルーベリー収穫、周年栽培
久々にラジオ体操に参加。散歩の途中で見事なユリが咲いている。
農家の大木になにやら赤い花。これ自体もツタのような寄生植物のようだ
ハウスのゴーヤがようやく成ってきた。これでシシトウの長さくらい。
周年栽培。各自が6mくらいのスペースを与えられ、苗が増えるごとに防虫ネットを延ばしていく仕組みである。
ちなみに計画では以下のとおり。
キャベツ(苗):斎藤農場
7/23 ベスト(渡辺農事)
7/30 ベスト
8/6 ベスト
8/6 彩風
8/13 彩ひかり
大根(種):各ラウベ
8/21 YR天狗
8/28もしくは9/4 緑輝
9/4もしくは9/11 おふくろ
9/4もしくは9/11 冬とり聖護院
ラウベに戻ると落花生に黄色い花が咲いている
ガルテンの隣のブルーベリー園が今日で観光園を終了するので、ガルテナーが割安に残りを収穫してよいことになった。
ここぞとばかりガルテナーが採りまくる。それは観光でなく農作業そのものである。カゴを置いて両手で次々収穫する。所長も負けじとも色づいたものから収穫するが、ブルーベリーは小さいためカゴの中はあまり一杯にならない。腰が痛くなってくる。パック350円というのがいかにリーズナブルな価格かよくわかった。結局1.3kgほど収穫。
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2005年07月30日
第17回栽培講習会&夕涼み会
ゴーヤが成っている。18cmくらい
カボチャ。ちょうど山吹の生垣の上でいい案配に浮いている
ミニトマト。どんどん伸びていく。支柱の高さを越え、ついにラウベから紐で釣る
トウモロコシが台風の影響で右に傾ぎ、そのまま上に伸びている
完全にカボチャの生垣
左からコリアンダー、シシトウ、ナス、ズッキーニ
ガルテンの直売場で選果外トマトを購入。これで150円。トマトソースを作る
栽培講習会。料理用トマトと普通のトマトの試食
市販のトマトにはタネ(トマトのゼリー状のところにある黄色いプチプチ)がないものもある。
トマトは虫媒花であるが、季節外れの栽培や、ハウスで殺菌剤など撒くと虫がこない。そのためトマトトーンというホルモン剤を撒く。そうするとトマトが勘違いして結実するが、当然受精していないのでタネはない。
キュウリ。品種による味の違い。さつきみどりともう一種類。実はよくわからなかった。保存したり冷蔵したりすると苦味が出るものもあるとのこと。
一つ目小僧のようなカボチャ。直射日光が当たりすぎると病気になり、やわらかくなりこのように割れる。
割れると腐る。遮光するか、早めにとるしかない。カボチャの葉がうどん粉病等で日光がいきなり当たり出すと起こるので注意。
キャベツ苗の例。きっちり48時間で出たとのこと。出たときにすぐ日光を当てないととモヤシみたいに伸びてしまうが、苗として使えないことはない。扱いづらいだけ。
直播きではこの時期は何を蒔いても暑くて出ない。
秋まきのレイアウト考えていますか。大根の周年栽培をする人は、早生と晩生の畝を互い違いにしておくと、早生が取れた後の空きで土寄せができる。大根は点蒔き四粒、株間18cm。点蒔きするのは夏なので乾燥を防ぐために鎮圧(手のひらで蒔いたあとを軽く押さえる。密度があがると湿気が逃げにくい)するが、その鎮圧を跳ね返して芽を出すための力が1粒だと弱いので、4つ一緒に同箇所に蒔く。最終的には間引きする。この時期は平畝。高畝は乾いてしまう。歩く脇のところが凹むのであって、高畝を作るわけではない。あとで土寄せで苦労する。
その他、不織布の幅等も考えておくべき
花芽がそろそろ出てきている。ニラ、ミョウガ
三週後には秋まきの種をまきはじめ、お彼岸までが勝負。今は起こして準備をしておく。
アブラナ科の害虫の話し復習。コナガ、モンシロチョウ、ヨトウ
出たてはキスジノミハムシ。その後ネキリムシ、芯喰い虫(成長点だけを喰う)。大きくなるとヨトウ(卵を大量に植え付けるため、あるていどの大きさがある植物にしかつかない)
防虫ネットは必要。
その他質問
-ナスに囓ったようなあとがついている
オオニジュウヤホシテントウの仲間では
-トウモロコシのガラはどうやって捨てればよいか?
抜いて生の状態であれば埋めて土をかけておけばこの時期なら一週間で分解される。干して乾かすと丈夫になる。
-大根を植えるのにどの程度掘るべきか?また深く掘る方法は?
青首などは上に伸びる部分もあるので25cm位。深く掘るにはマンノウ鍬を2回振り下ろす。1回で10cmほど掘れるので、そこをもう一度掘る。折角耕してもそのままではまた固まってしまうため、堆肥や落ち葉などを鋤き込むのがよい。
吸込み性の高い大根(地面に深く潜る大根)というものも品種によってある。
12月になって畑が緑なら合格。うまくやらないと冬に何もなくなる。
今はいろいろ採れていると思うが、作物が採れるのは梅雨時と10月中旬から11月初旬。きゅうりもナスもお盆過ぎたらないよ。
18時から夕涼み会が行われた
受付
司会挨拶
農政課長の挨拶
ガルテナー代表
地区長さんの挨拶
一品持ち寄りの品が並ぶ
ビンゴ大会。全員になにがしかの品が当たる
子供は花火に夢中
打ち上げ花火が華をそえる
ご満悦の姫
テーブル席の様子
中締めの後ラウベに移動
ギターで古賀メロディ、禁じられた遊びなど
思い思いにくつろぐ。歌を歌うが誰も歌詞を覚えていない。カラオケに慣れていると歌詞を覚えなくなってしまうのだろうか?
マイムマイム。これもテキトーである
キャンプファイアー薪くべ担当。なぜか正座
放歌高唱の夜はふけゆく。近隣のラウベの方ご迷惑をお掛けしました
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2005年07月31日
枝豆収穫
枝豆がそろそろ実ってきたので収穫。
ある株の根に白い粒が山ほどついており、抜いた瞬間にぼろぼろとこぼれる。これは根粒なのか?
枝豆は3種類の詰め合わせパックを買って蒔いたのだが、葉の茂り方と実の数、充実度は必ずしも比例しないことが判明。
姫の畑でラディッシュ収穫。葉は暑さで元気がないが根の部分はよく実っている
その他、スイカとトウモロコシに鳥よけ紐をはりめぐらす。コリアンダー直播き(出るのか?)
日曜の夕方になるとどんどんガルテナーが帰っていく。うちの車だけぽつりと1台。ラウベは週末の喧噪をすごし、そろそろ眠りにつく。
本日の収穫。枝豆、ししとう、ラディッシュ、なす、ヤングコーン、プチトマト、料理用トマト、山ほどのキュウリとズッキーニ。枝豆は小粒だが非常に美味であった。収穫後すぐ茹でたからか?
今回は趣向を変え、晩飯までラウベで済ませて帰ることにした。21:30分出発。
たいしてエアコンが効かないうちの車も夜であれば涼しくて気持ちよく快適。道もすいている。三郷インター通過が22時を越えたので常磐道が1,200円である。途中首都高速の工事渋滞もあったが23時帰着。
山ほどの洗濯物を干して寝る。
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2005年08月06日
第18回栽培講習会&セミの羽化
金曜晩に到着。早速枝豆を二枝とって晩酌
朝の巡回。ミニトマトが更に伸びる
トウモロコシ
ナス。逆上がり?
枝豆。とりごろ。
ニンジン
コリアンダー
空き地が草だらけ
ズッキーニ。今回は1個しかない。そろそろ終わりか
スイカ
スイカ2
カボチャ
トウモロコシ
シシトウ
トウモロコシにアワヨトウが出ている
剥いたところ。バイカラーの名のとおり2色になっている
シシトウ
ニガウリ
ニガウリ
本日のハウスの収穫。カゴがずっしりと重い。
早速食す
こちらはラウベでの収穫。
トウモロコシの取った後の茎。食べるのはほんの一部である。
整地したところを犬が荒らしてしまった。面白いもので整地したところでしか暴れない。考えてみれば最近公園に設置されているドッグランも土埃が立つようなところが多い。やはりふかふかの土の上は楽しいのだろうか。
セミの羽化観察。本戸小学校跡地で出てきたセミを二匹捕まえてきた。しばらくうろうろしていたが位置決めをして固まる。
途中で枝から落ちてしまったので紐に慎重にぶら下げる
もう一匹も羽化しだした
一年生(同期)からスイカのお裾分けにあずかった。今年の初物である。美味。
ちなみに、6/11の写真はこの通り。
22時半にラウベを出て、0時に新宿到着。地震が来たのでTVをつけたら、笠間にゆかりの深い坂本九のテレビをやっていた。思わず見入る。
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2005年08月13日
第19回栽培講習会
姫がばあにつれられてひいじいの所に先にいったため、所長と研究員だけで笠間にいく。
なすが4つくらいぶらさがっている。
枝豆収穫。本日で全部抜く。後ろはとうもろこし
ミニトマトはまだまだ伸びる
落花生のまわりが草だらけ
モロヘイヤ。暑さで他の成長が止まるなか、すごい勢いで伸びている。
こちらはポップコーン用のトウモロコシ。雄花が出ている。思ったより背は高くない。
フェンネルの花が咲いている。他でも花がないのか、ハチなどいろいろたかっている。
ズッキーニ、カボチャ、スイカ。もう立ち入る空きもない。
カボチャの垣根。南側も少しずつウドンコ病がでてきた。
キャベツ苗を4つも喰ってくれたにっくきネキリムシ。視力検査のようなC字型がわかるだろうか。新しい食害の廻りの土を少しずつのけていくと現れる。
栽培講習会メモ:
秋まきの遅れを取り戻す方法。(今現時点での話ではないが)
10cmほどの高畝にして透明マルチを張る。
初霜(笠間では11月上旬~中旬)が分岐点となる。
いわゆる初秋用の品種は取り終わる。
タマネギ・ニンニクを植える人へのアドバイス
リン酸(P)が必要。米糠か鶏糞をまく。米糠は一坪に20kgが目安。8月中に。
植えるのは10月下旬。収穫は来年6月~7月
タマネギは早生がお奨め。晩生だと夏植えられなくなる。ニンニクは収穫が遅いので植えすぎないように。(春作の場所がなくなる)タマネギの早生は扁平なものが多い。代表品種は貝塚早生、晩生は泉州(中高黄)
タマネギ苗、ニンニク苗は初霜が下りるまでに根がつくように植える。
ニンニクは一片ずつにわけて20cm間隔。消毒してあるので苗は食べないように
ニラ。現在伸びは遅いはず。9月上旬に刈り捨てて、その後伸びてくるものを食べる。10月中旬以降は切ってはだめ(越冬するに必要な分は残しておく)
スイカの収穫直前の立ち枯れが発生→どうもタキイでもわからない。ぽっくり病?
でも栗。ここらへんの栗林はとりあえず栗でも植えるかなのででも栗と呼ばれている。
果菜。だんだん変な形のものがでてきたりする→くたびれている。ぼかしが効く。
→大豆の葉に縮れがあるのだが?
虫がいるのでは。すばやい芋虫がいるはず
→里芋の葉がしょぼい
上部と地下は必ずしも一致しない。今はしょぼいくらいがいいのでは。
→ニンジンの葉が虫に喰われている。→キアゲハ。取るしかない
→毎回同じ堆肥だと連作障害がでるのでは。→そろそろ出てもおかしくない。
あまり作りすぎると土地がくたびれる。
来月の今頃は秋の長雨。それが終わるともう種まきはほぼおしまい。
本日の収穫
間引いたニンジン。しっかりニンジンの形をしている。葉はきんぴらにして食す。新しい葉だと指でそぐと葉だけ取れるので、その部分をゴマ油と醤油できんぴらにする。ご飯が進む。
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2005年08月19日
夏休み
今週は夏休みで笠間に来ている。
ラウベからの風景。暑さの中に風が吹くと一瞬の涼しさが宿る。今年の夏の盛りはすぎたようだ。
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2005年08月20日
第20回栽培講習会&笠間のまつり
ポップコーンにアワヨトウ発見。穴が開いていると確実にいるものだ
コリアンダーの花
カボチャ初収穫。つるのところのコルク化がわかるだろうか。
カボチャ垣根の勇姿。あと2週間といったとこだろう
ミニトマトはまだまだ伸びる。デッキに上がって同じ高さ
第20回栽培講習会。
サツマイモ探り堀り。バナナくらいの大きさになっているはず。ただし早取りは甘くならない。
じゃがいもと違って直射日光で乾かしてよい。
あまり遅くなるとイノシシが来る?
根ばかりでイモがない場合は来年は肥やしをひかえるべき
つるから出る根は紫がイモ、白い根っこは水分吸収用
秋まきの復習:
8月中は日よけがいる。日よけ兼防虫で防虫ネットを下まで掛ける。
周囲の雑草は虫の隠れ家になるので極力抜く。
白菜直播き可能。肥料は大食い。1平米スコップ4杯の堆肥。1穴4粒。
芯喰い虫に注意。
キスジは出ないはず。ナガメ(カメムシ類)に注意。オレンジ色で黒い模様。
-アワヨトウはアブラナ科を食害するか?しないはず。でも他に何も無いと囓るかもしれない。
-秋ジャガを植えたいのだが?あまり勧めない。いろいろな病気を呼び込む可能性大。
春ジャガが一年中保存可能なので、特に秋ジャガをやる意味はない。
ナス等地面についているところはコオロギに喰われるので注意。
-スイカが腐ってきたが?熟れすぎでは?だいたい開花後45日位で取り頃。見た目ではわからないので札をつけておくのがよい。
野菜のタネの選び方。
秋まき用
春まき用
と書いてあるものは守ること。
耐病性は見てもわからない。あまり気にしないこと。
高温伸張、低温伸張は意味あり。9月以降まくときは低温伸張性がよいものがよい。
笠間は南東北と思ったほうがよい。タネの表示でいうと中間地ではあるが。
-シシトウとピーマンを並べて植えたら両方ともシシトウのようなピーマンが生えてきた?あるかもしれない。ウリとメロンを一緒に育てるといい匂いのウリができる。
-カラーピーマンを植えたら緑色なんだが?最初は緑色。紅葉と同じ原理で赤くなったり黄色になったりする。実際はムラが出て、売っているもののようにはなかなかならない。
スイカ(伊吹)初収穫。タネから初めてこの大きさ。感動である。接ぎ木苗じゃないもんね~。タネからだもんね
そのあと笠間のまつりに参加した。斎藤さんが笠間JCのネプタ連を曳いているのでそこに飛び入り参加する。
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2005年08月21日
本成りスイカ試食
昨日採った本成りのスイカを冷やしておき、じーちゃん家で試食。
おいしゅうございました。実の入りもみずみずしさも文句無し
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2005年08月27日
第21回栽培講習会
本日の収穫。つるむらさき、ナス、カボチャ、ズッキーニ
ニラのつぼみ。これは食用になる
ハウスではゴーヤ対トマトの壮絶な覇権争いが繰り広げられている
栽培講習会。右と左のナスの違いがわかるだろうか。
右はへたの下が白い(まだ伸びている)に対し、左は生長が止まりタネが充実する(→ナス自体はすかすかになる)方向に行っている
切ったところ。左のほうがタネ部分が充実してきている
ゴマ。このくらいの青さで収穫し、干すとゴマの莢が開く(いわゆる、開けゴマ)。新ゴマは美味しくない。貯蔵している間に油分が安定し美味しくなる
斎藤さんの専門はゴマである。語りにも熱が入る
その他講習会内容:
春先は急がないでよいといったが秋作はその日を逃すとできない、ということがありうる。
春だと早ければ50個成ったが遅くて40個ということがあるが、秋作はキャベツが巻くか巻かないかということが起こりうる。
タマネギとニンニクの話し。今回配る米ヌカを鋤き込んでおくこと。一坪に15kg。植えるのは1ヶ月後だが、分解を促進するため本日撒いてしまうように。収穫時期は早生が5月下旬に倒伏し、晩生だと7月。したがって畑のど真ん中にしないこと。春作の作付が面倒になる。
質問:
ニンジンを蒔いたが出てこない。涼しくなれば出てくる。セリ科は出が遅い場合あり。
里芋とヤツガシラを植えたが茎が紫と緑どちらが里芋でどちらがヤツガシラ?
→紫色がヤツガシラ、緑色がサトイモ
草むしりをするとサツマイモの肌が見えるようになった。
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2005年09月03日
夏作終了
先週蒔いたビーツが出てきた。
カボチャを片づける。白いのはタマネギ用に蒔いた米ヌカ
ナスの実がまた沢山付いている。これが成り戻りか
まだ立派なカボチャが付いている。
ニラの花
結局カボチャは15個ほど収穫できた。
スイカも抜いて片づける
カボチャの根本部分。もうスカスカの状態であっさり抜けてしまった
本日の収穫。夏作の終わりである
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2005年09月04日
第22回栽培講習会
本日の作業。山吹の剪定、外側の土手の草刈り、大根の播種、ネット張り。
栽培講習会内容:
芯喰い虫に喰われた大根。成長点のところが喰われて存在しない。
まわりの葉が萎れていたり、本葉が糸でマユのようになって開かないことで判別可能。一匹見つけたら成敗しないと全部やられる可能性がある。
授業風景
落花生のとりどき。農家は葉っぱが70%くらい黄化したところで収穫する。そうすると子房柄がまだ枯れていないので土から引っ張ったときに落花生が一緒に抜けてくる。家庭菜園だともうしばらく置いて、イモのように掘って収穫してもよい。
ひっくり返して干す(30分も干せばよい)ときにカラスが来るので注意。地面だとネズミが来る。
白くなるのは中身が充実している。飴色のものはスカスカ。
採り立ては枝豆とおなじように塩ゆでにしてみて下さい。
サツマイモの採りどき。いつでも可能。初霜の直前まで。貯蔵するなら初霜直前(11上)か。ただし、ジャガイモのように長期貯蔵はできない。日なたで干す。掘り立ては呼吸するので、ビニール袋にながく入れていたりすると腐る。(アルコール発酵でいい匂い?がする)
夏作の見極め。
秋・冬作を考え、計画的に種まきをするために、思い切って処分することも必要。
以下、質問
3,4粒の点蒔きの間引きはいつごろ実施するか?いつでもよい。ただし大根は大根が育つ前。早く間引くほうが生長は良くなるが、虫害等のリスクも負う。
ミツバはどうすればよいか?基本的に放置。
初夏に蒔いて夏に休眠。秋になって枯れた所に土を掛けると新芽が出てくる。
種まきで密に蒔きすぎることを厚蒔き、その反対を薄蒔きという。薄蒔きを心がけるべし
12月末に畑が緑色かどうかが勝負。
その後、半年経った一年生に自己採点を聞かれた。
うまく出来た人、まだまだと思う人それぞれであった。
さた研の1年目前半の自己採点
シシトウ ◎
スイカ ◎
カボチャ ◎
キュウリ ◎
ゴーヤ ◎
シソ ◎
ミニトマト ◎
ナス ○
トウモロコシ ○
枝豆 ○
ツルムラサキ ○
モロヘイヤ ○
トマト ○
ナス ○
コリアンダー ○
フェンネル ○
ルッコラ ○
アスパラ まだ収穫せず
アーティチョーク まだ収穫せず
二十日大根 △
シュンギク △
レタス △
ピーマン △
ニンジン ×
小松菜 ×
ジャガイモ ×
芽キャベツ ×
インゲン ×
といったところであろうか。総じて成り物がよく、葉物がイマイチであった。
東京に帰ると大雨+落雷。夏も終わりである。明日は一気に涼しくなるのかなあ。
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2005年09月10日
第23回栽培講習会
金曜晩に姫と到着。タオルケットだけだと朝方は寒かった。
8/21に播種したYRてんぐ。そろそろ間引きを実施する。最初はハサミで切っていたが、すでに根が太くなっているので引っこ抜いたほうが早いことがわかる。間引き菜は朝食のサラダになった。
ニンジンの葉の間にショウリョウバッタ。上がオス。
ニンジンの根が太くなると株間にヒビが入ってくる。
勝手に生えてきたウリだかメロンだか。ちなみに若い順に左から並んでいる。
トノサマバッタ。そこら中にいる。飛ぶ羽音がうるさい。
ハウスはすっかりゴーヤに占拠されてしまった。右側から左側に回り込み、左下にまでゴーヤが成っている。割りを喰ったトマトは日が当たらず枯れてしまいそうである。
こちらはたぶんツチイナゴ。やはりオスが上。
最初(7/23)に苗で植えたキャベツが結球してきている。結構固い。今週から来週が採りどき。とり遅れると割れたり溶けたりする。
斎藤さんにアグリネット(衛星放送テレビ局)が国産ゴマ農家の取材として来ていた。
トラック一杯のゴマ。
地元のおかみさんも入って盛り上がる。「ここらへんじゃキャベツなんていまごろ採れないんだけどきちんと指導があるとできるのね、いいわね~」「うちでもゴマは3,40年前にはやっていたけど・・・採ってからが面倒なのよね・・・」
栽培講習会メモ:
ニンニク、タマネギ。1坪に4条、12本で48個植わる。
ニンニクはガルテンの場所は最初の年だけはうまくいったがうまくいかない。土壌環境によるものか。有機ではニンニクに病害が出ることが多い。暖冬の場合、多肥の場合起こりやすい。あまり肥やしをやらないほうがよい。
タマネギの直蒔きは3粒。間引きは来年2月下旬~3上。年内10cmくらいにしたい。
間引きのときに畝の南側を空けておくと、間引いたものを南側に植えられ、L玉、M玉になる。
ニンニクは10月中旬に蒔く。ニンニクをバラして一片が渋皮?の付いた状態で植える。渋皮は固いので、先(芽がでるところ)を爪でちょっと裂いておくこと。
蒔き遅れた!というときは一週遅れであれば透明マルチで回復可能な場合がある。畝を10cmくらいに高くすること。
ゴマを植えている人に:
ゴマの収穫。収穫は幾つか莢が枯れたら、全体が青いうちに収穫。立てておくと乾いてゴマの莢の上部が開く(はじける)。
ゴマの洗い方。大きなゴミ(葉っぱ等)や砂は分離できるが、ゴマと同じ大きさ、比重のゴミは分離できない。ストッキングに入れてごしごし洗うべし。ただしすぐ乾かすこと。2日干す。キッチンペーパーの上等でいいが、紙ごと飛んでいかないよう注意。
大豆の収穫:
初霜の直前に完全に葉が落ちたら収穫。うまくできると葉が落ちて莢だけがたわわに実る。この状態ではショックを与えるとはじける。そのため、よく晴れそうな日の朝、湿気があるうちに収穫し、昼にショックを与えるとはじけるので豆だけ寄る。
質問:
間引き菜を食用にするのだが、種自体は消毒されている。どのくらいで種の消毒の影響はなくなると考えられるか?
何とも言えないが、農薬は収穫の2週前までに止める、と言われているので、2週間くらいでなくなるのでは?スプラウト(モヤシ)で利用する種は消毒していませんと明記してある。
9月中にほとんどの播種は終わる。10月に植えるものはソラマメとエンドウ。
10月3週と4週の「両方」まく。越冬するときにあまり苗を大きくしたくない。巻きひげが出る=花が咲く=霜に当たると溶けるなので、3週と4週に植え、うまくいかないほうを間引きする。30cm間隔に植え、翌週その間に互い違いに植えると、どちらの週がよかったとしても場所を有効に活用できる。
エンドウは一条。交差支柱にしても北側には実がならない。
その他、さた研における作業の備忘録:
大根間引き、白菜間引き
ビーツ間引き
カブ播種:耐病ひかり、本紅赤丸
なばな播種、ほうれんそう(メガトン)播種、レタス(シスコ)播種
収穫:
ゴーヤ:16本
ミニトマト、シシトウ
ナス8個
つるむらさき
モロヘイヤ
土曜晩東京帰着。どんどん涼しくなってくる。
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2005年09月18日
名月鑑賞会
日曜の昼まで東京におり午後笠間に行く。
ナスが成り戻っている。
中秋の名月ということで、ガルテナー有志の主催で名月鑑賞会が開かれた
大きい写真はガルテナー専用サイトで見ることができます。
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2005年09月19日
秋到来
サーバの移行に伴いブログソフトがうまく動かず、更新が遅れた。
最初(7/26)に植えたキャベツ(ベスト)の収穫。
こちらはその3週後に植えたもの。そろそろ葉が巻きだしている
白っぽいイナゴ。最初からこんな種類なのだろうか
キャベツの根っこ。意外と浅い
ゴーヤハウスで物思いに耽るアマガエル。セサミストリートの報道記者のようだ。
元気がなく、枯れたかとおもったモロッコいんげんにいきなり実がつきだした。
ゴーヤはまだまだ沢山とれる
本日の収穫
ポップコーンの収穫。実は虫だらけ
直売場では収穫祭が開かれている。新米のおにぎり、ナシ、リンゴ。
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2005年09月24日
栽培講習会が中止
栽培講習会が当面中止ということで、どうも笠間行きのメリハリがでない。一年生としてはやはり斎藤さんに畑を見られているという緊張感のもとで作業を行ってきたのだが、気合抜けの感は否めない。
ポップコーンはそのままだと乾燥しないということではずす。結構コーンの先がとんがっていて痛い。単調な作業に人類の営みを感じる、と書くのは大げさか。
ナスはまだ実をつけている
8/20に植えたYRてんぐ。そろそろ大根の形をしている。
2週間前に植えたカブ。素晴らしい発芽率である。間引きをせねば
ポップコーン。皿の上は去年のもの(つまり、今回蒔いたもの)。色の違いがわかるだろうか。
間引いたカブは早速サラダになった。美味
姫の誕生日にウクレレを買った。所長の分も買って一緒に練習しようという魂胆である。姫はよろこんできらきらぼしを弾いている。
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2005年10月01日
今日は日帰り
本日は法事を終えてから笠間に行く。17:00到着。日が暮れるまでに収穫せねば
ナスはまだ実を付けているがどんどん固くなってきた。ヘタ下の白い部分が短い(=生長が遅くなっている、もしくはタネ充実モードに入っている)
大根(YRてんぐ)がどんどん伸びネットに当たっている。来週は外したほうがよいかも。
男の料理教室。今日はガルテナーのうどん名人が講師を務める。参加したかった
斎藤農場では大豆の畝買いの案内が出ていた。今頃枝豆でも、11月までまって大豆でも可。
早速申し込み枝豆用に少し抜く。夏の盛りの枝豆専用品種と異なり、粒は小さいが味は良い。
ハウスの収穫分。モロッコいんげんの収穫が増えている。
ラウベの大根とニンジン。ニンジンはこれでは育ちすぎである。味が抜けている
シソが一斉に穂をつけている。
ガルテナー一年生のオクラの収穫。ちなみに一番手前の小さいのが市販されているサイズである。
相似形のままでかくなる。斎藤さんがチャンバラができるといっていたがあながち嘘ではあるまい。
21:15笠間出発、22:40帰着。
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2005年10月15日
十三夜
先週は寝込んでいたので2週間ぶりの笠間である。
直売場に来週の収穫祭の案内が出ている。ガルテナー野菜自慢に今回は出品せねば
なぜか芝が円形に枯れている。原因不明
研究員はビーツの間引き
YRてんぐ。もうネットを持ち上げそうな勢いである
落花生の真ん中に穴があいて誰かに喰われている
テーブルの上で食べた後が。カラスのようだ
これが先週配る予定だったニンニク苗。見た目は普通のニンニクだが消毒してあるので食べてはいけない
鱗片に分け、先を爪でちょっと剥いた後、整列させて植える
ヤツガシラをいただいた。どの時点が掘り頃なのかよくわからない
ハウスにいくとインゲンが赤くなっている
本日の収穫。
間引いたビーツ。茎が赤い。油炒めにするとおいしい。ホウレンソウのようなアクがある。
品種はデトロイトダークレッドである。
十三夜の準備。
クラブハウスの裏で焼き芋を焼くのを手伝う。笠間ならではの笠間焼き壺焼き器。
中はこうなっている
おかざり。力作である
ラウベに戻って間引きを続ける。アシナガバチが自分より大きなアオムシを巣に連れていこうと必死である。
十三夜開始。農政課長のあいさつ
いただきます
大量のもつ煮
こちらは三平汁
お茶が振るまわれた
子供らも興味津々
姫は学童でお茶を囓ったらしく、なかなかサマになっている。えらそうに講釈を垂れるのが玉にキズ
まだ本調子でないので20時においとまするが、まだまだ盛り上がっている
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2005年10月16日
ゴーヤハウス片づけ
斎藤さんから借りているハウスを再来週までに片づけるようにとの連絡があった。収穫した大豆を干すのに利用するとのこと。雨が降っているのでその間に作業することにした。
ゴーヤのアーチと化している
横から見るとこんな風。すでに隣の二区画は綺麗に片づいている
とりあえず胸の高さで茎を切り上の部分を引きずりおろす。作業半ばの状態
これが100個以上のゴーヤを生産したゴーヤの根。太くて立派
アマガエルがしぶしぶ移動。以前のカーミット君ではないだろうな
とりあえず片づいた。2時間の労働
帰りがけにブルーベリージャム講習が終わったところにかち合い、ジャムを貰う。ありがたい。
大根のネットを外すと黒い物が。ナメクジと思ったがなんとプラナリアである。どこから入ったのか。子どもに見せて、「どんなに切ってもそれぞれ生き返るんだよ」というと、「切ってみたーい」子どもは正直である。観察する時間もないのでとりあえず畑のすみに逃がす。
(10/23補注。斎藤さんに聞いたところ、これはプラナリアでなくコウガイビルだそうだ。やはり生命力は強いとのこと)
ネットを取った状態。すでに弓竹よりも高く立ち上がっている
帰ろうとラウベの鍵を閉めて外に出たら、新幹線が通過するときのようなゴーッという音。おや?と
思ったらいきなり縦揺れが来た。廻りのラウベがビシッという音を立てている。すぐ揺れは収まったが、地震前の地鳴りを聞いたのは初めてであった。
16時10分出発、17時45分帰着。久々に野菜三昧の週末であった。
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2005年10月22日
第24回栽培講習会 & アラジン ブルーフレーム
朝から雨がぱらついている。寒い中を笠間に向かう。途中でストーブ用の灯油を仕入れる。
栽培講習会が再開した。クラブハウスは野菜自慢で利用しているため農機具庫で実施。
内容:
これから蒔く物。エンドウとそらまめ。
今週と来週に半分ずつ互い違いにして蒔く。(育ちすぎ防止のため)越冬するにはほとんど伸びていない状態がよい。伸び始めると年を越せないため、花が咲く前に切って対処する。
大根。最初に植えたYR天狗は霜が下りると傷むので早めに収穫する。晩生は大丈夫。
おふくろは首が細いが地面の下は太っている。がっかりしないように。そのかわり抜くときに注意。多少廻りを掘るか、反時計回りに回すとうまく抜ける。(本当か??)
聖護院には大根部分に土をかけておく。防寒のため。やはり霜に当たると多少傷む。
来春の準備。最初に植えるのは春分の日のジャガイモ。11月中に空起こしをしておくと、草が生えず畑の手入れが楽。空起こしのときは肥料を入れないこと。
大豆は霜が下りるころまで放置。葉が落葉し実だけ残る。収穫は朝、夜露があるうちに。莢から外すのは天気のよい昼下がりにやる。紙袋の中にいれて軽く叩くと豆が出てくる。2~3日天日干しする。
サツマイモのつるの処理。乾くと丈夫で分解しなくなる。鋤き込むときは生のうちに短く切っておくこと。
サツマイモは基本的に保存できない。保存したいときは、初霜まで待って、葉っぱがとけたら掘り上げる。天日干しの後、新聞紙にくるんで部屋の上(暖かいところ。15℃)に置く。紅高という品種は保存が利く。
サトイモ。種芋の上に大きな親芋が育ち、脇に子イモ、孫イモが付く。それを食用にする。親芋は掘った直後であれば食用可能だが乾いたら食べられない。また、保存する際は保存中も親芋から子イモ、孫イモに栄養分が移動するので、親・子・孫がついたまま保存すること。地面に埋めておけば長持ちする。
-そのまま放置ではダメなのか?
30cmくらい下の地面に保管したい。そのままでは地表近くなので寒くてダメ。
山芋。霜枯れしてから掘る。それ以外の時期はあくが強くなる。
地上と地下の大きさは違うので、葉がすくなくても気にしないように。
地上に近いところ1/3位を残す(先に芽がついている)と種芋として利用可能。むかごがついていないものを残すこと。植える時期はGW頃。
初夏にヤフオクで入手したアラジンストーブに灯油を入れ、点火。姫興味津々。我々にとってはレトロな懐かしいものではあるのだが、姫からみると最新式か?ログの色とアイボリーがマッチして美しい。
ブルーフレームの名の通り青い炎。ちょっと段々か
ストーブといえども当研究所では料理に参加してもらう。早速野菜くずで出しを取る。マニュアルを見ると鍋をかけるときはフタを外すことになっている。実家ではフタの上に置いていたような?
アラジンストーブとボルネードファンとの相性はよく、最弱にして真上を向けて回していると、部屋全体がポカポカと暖かくなる。冬の楽しみが一つできた。
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2005年10月24日
収穫祭
本日は収穫祭である。直売場でフリーマーケット等の催しが開かれている。ガルテナーも参加。
ソラマメを蒔いた。品種は打越一寸。毒々しい銀緑色に色がついている。さすがアメリカ産。
新米すくいとり。いろいろ技があるらしい(笑)。後ろの行列はつきたての餅の配給をまつ人たち
駐車場ではフリーマーケットが開催されている。画面左側がガルテナー出品のクラインガル店。
りんご直売。
クラブハウスで行われている野菜自慢。今回はエントリーに間に合わなかったが、カボチャに関しては当研究所も負けてはいない、と思った。そう思っている非出品者は多いに違いない。次回は参加せねば。
本日の収穫。
本日の収穫2。防虫ネットを外すと間引きそこねで混んでいるところが多かった。急遽抜く。葉ばかり立派。
これが食べると当たるモロヘイヤの種。
13時出発、研究員を会社に送り届けて15時帰着。帰るやいなや野菜の処理に追われた。
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2005年10月29日
第25回栽培講習会
金曜晩に祖母が見学がてら遊びに来た。最近眠れないといっていたが熟睡したとのこと。
なぜかラウベではみなよく眠る。木の香りか、静けさか、虫の音か。
他の一年生の作品。カリフラワー。品種は聞いたが忘れた。なんとかレッド。
こちらはなんとサンチュの花。見た人はあまり多くあるまい。
栽培講習会メモ:
不織布の張り方(タフベルなど)
菜っ葉(コマツナ、レン草、ミズナ)の防寒のためにベタ掛けする。霜焼けを防ぐ。
作物が育つにつれ上に延ばす必要があるので、畝の幅は不織布より短くする。
両側をしの竹で丸め込んでおき、沢山巻いてあるほうから少しずつ緩めていく。
デメリット:蒸れることがあり、アブラナ科の作物についてはアブラムシが出る。
レン草は大丈夫。アブラムシも風通しをよくしたり寒くなるといなくなる。
凍土位置
ラウベの廻りなど、地面がずうっと凍っているところが出てくる。そこは把握すること。蒔いても何も出ない。あわせて、大雨のときに水が流れる位置も把握しておくこと。
エンドウ・ソラマメ
エンドウ・ソラマメの防寒は、北側に篠竹の葉の部分を防風林のように立てる。
エンドウ・ソラマメは伸びすぎないようにコントロール。3節以上伸びるようなら先を切れるハサミで剪定する。(来春脇芽がでてくる)
タマネギ苗
タマネギ苗の植え方。東西に緩いV字型に溝を切り、タマネギ苗を寝かせ、2cmほど土をかける。
芽が分岐している生長点より上にかけないこと。
もう17時すぎると真っ暗である。暗い中目を凝らしてソラマメとタマネギの苗を植えた。
姫はOBの富田さんの別荘にて芋煮会があるのでそちらに参加。こちらは野菜の片づけなどしているうちに時間が経ってしまい参加しそこねた。明日は学童対抗の運動会があるので21時に笠間を出る。車にのるなり寝てしまった姫から焚き火の匂いがして心地よい。22:30帰着。
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2005年11月05日
夏野菜残骸片づけ
ラウベの庭からみる畑。ダイコンとカブの勢いが良い。手前のネットはハクサイ。上がでこぼこになっているため本日ネットを撤去する。
モロヘイヤ。葉が枯れて枝だけになっている。
芽キャベツにコナガが出ている。
こちらはナス。お疲れさまでした
YRてんぐ。そろそろ抜かないと
ニンニクの芽が出ている
タマネギの苗も定着したようだ
赤カブ。いい感じに太ってきた
直売場に菊の懸崖が飾られている
アキアカネが赤くなっている。ナスは抜いたが支柱は休憩用にしばらく残しておくことにする
ナスの根
モロヘイヤの根
今週は栽培講習会はお休みだが、一年生は自習をする
白菜の一つがレース状になっていたのでよく見ると中が緑色のフンだらけ。よく見ると真っ黒な
毛虫が入っていた。これはなんだ? 丁重にお引き取り願う。
本日の収穫(の一部)
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2005年11月12日
第26回栽培講習会
土曜の朝に築地に寄って昆布と大豆と小豆、サンマ等を入手してから笠間に向かう。
栽培講習会メモ:
霜対策。キャベツは巻きがきつくなると内部が凍り、日中溶けたり凍ったりしているとそこから腐る。なので巻きがきつい早生のものは早く収穫する。
キャベツの根切り。
現在晩生のものはまだ巻きがほとんどない状態であってほしい。巻きはじめてしまったものについては、根をスコップで斜めに切ることで生長を弱め、巻きを遅くする。2/3ほど切るイメージでよい。
大豆の見立て。
丸いのは良品、虫食いでも丸いのは味噌等には使う。紫色はカビがついたものだが問題なし。
形の悪いもの(大豆の良品は丸くなるが、マメ型のままのもの)は死んでから乾燥したもので、水につけても大きくならない。小さいものも外す。
夜結構冷え込む。アラジンストーブで燗酒を作り呑んで寝る。酒は東海の純米酒。
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2005年11月13日
第3回クラインガルテンの日
寒い。外は霜が下りている。ラウベの中は11℃であった。大きい窓と床から冷えるようだ。
今日はクラインガルテンの日なので、集合前に大豆を収穫する。大豆は葉が落ちて実だけ成っている。
収穫し、根を切ってハウスの中に干す。
クラインガルテンの日(共同部分清掃)。うちのラウベの前の溝が草だらけである。
黙々と作業する
さた研ラウベ。すこしずつ畑の緑の色がおとなしくなっている。
終了後昼食。舞茸ごはんと地元の方々が作ったおかずが並ぶ。
配給をまつ人々
めいめいに昼食をとる。秋空が美しい。
H家が来たので芋掘りをしようとするが、子供らは幼稚園でやったとかで興味がなく、子ども同士で遊んでいる。しかたがないので大人が芋を掘った。直径18cmほどのなんだこりゃというような芋。ツル5つで全部で8kgほどにはなったか。形は全然ダメ。味は、乾かしてから食してみないとわからない。
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2005年11月18日
冬到来
笠間に23時到着。車載温度計で東京では9℃だったが、こちらでは0.5℃。途中ではマイナス0.5℃も記録した。想像以上に笠間の冬は厳しいようだ。ラウベに到着した後アラジンストーブをつけたが、なかなか温度が上がらない。1時現在室内12℃。つけて寝たほうがよいのかしらん。例によって熱燗で内部から加熱。(ききめがあるのか?)PUFFYを聴きながら寝る。
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2005年11月19日
第27回栽培講習会+笠間稲荷菊まつり
朝起きると霜が下りている。影になったところが融けるのが遅い。
大根葉のかげも霜。これは日当たりが大事だということで、クラブハウスでバリカンを借りて山吹を剪定する。
タマネギ。植えたときの長い部分がしなびて倒れ、短いほうがピンと伸びている。これは植え付け後、根が生えないうちに栄養分が長い葉から生長点に移動したためとのこと。
ソラマメ。霜の中でも芽吹いている
ハクサイの霜よけで上をまるく結ぶ。
サトイモを掘った。サトイモの茎がぐずぐずに溶けている。後ろはニンジンとビーツ。
秋景色の中、道にすわって小石遊び。都会では考えられない。剪定された山吹がわかるだろうか。
昼から研究員は仕事に出る。友部駅に送った後、水戸のメリットにてスタッドレスタイヤ予約。
その後笠間稲荷の菊まつりに行く
假屋崎省吾作の巨大「活け竹」。実物は大迫力である。組んであるのだが、ところどころ針金で補強してあるのが残念。
静御前?巴御前? ・・・
組展示の富士山の前で写真を撮る。しかしこれを育てた農家にはこれだけのスペースがあるということか。都会モノには信じられない。住めそうだ。
昼下がりの陽に照らされたガルテン
今日の収穫。ダイコン(緑輝)、赤カブ、耐病ひかり。我ながら見事な出来
栽培講習会。茨城名産干し芋。いろいろ種類がある。茹でたものをピアノ線で切り、干す。
ヤマイモ。先のわきに新芽が付いている。このくらい残して植える。
サトイモの保存方法。サトイモは乾かさない。
夜は子供らとDVDで未来少年コナンを観る。寝る前は結構冷える。姫を湯たんぽにして寝る。
ひょうたんとりんごを頂いた。いろいろな人からもらってばかりで申し訳ない。
これから凍るので退去時は水抜きせよとの案内が来た。さっそく実行。
実家経由で野菜を置いて帰る。
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2005年11月26日
第28回栽培講習会+内原イオン
昼過ぎまで仕事。栽培講習会の直前に笠間到着。
今回は研究員のみの参加。研究員メモより。普段より相当くわしい(笑)
講習会
・季節の境目 カタログ等の春夏と秋冬はいつからいつまでか
春夏 2月中旬(種を買う)から6月中旬(三つ葉定植)まで
秋冬 6月下旬(秋キャベツ播種)から2月上旬まで
・三つ葉 三つ葉の葉がしょぼくれてきたら土をかける。(土寄せ)15~20センチ程度。30センチかけても大丈夫だった。土をかけた部分が軟白された白いところになる。3月に出てくるときはまだ寒いので地上部はあまり食べるところがない。軟白部を食べる。
・アスパラ 地上部の元気がなくなったら鋭利な刃物で切り取る。引きちぎってはダメ。土を5センチくらい盛る。ほっておいても、宿根(縮根?)して、下へ引きずり込むような動きをする。株間は30センチくらい。なずな、はこべ等の草取りの際鎌を使うと根を切ってしまうことがあるので、根を傷めないように手で抜く。これは、ニンニク、ニラ、玉ねぎも同様。今の時期は活動していないので根を切っても何も起きないが、春先に栄養がとれないから発育しない、病気になる、草勢がないという症状が出る。
今の時期ホームセンターで売っているアスパラ苗は?いま植えてもすぐ厳しい時期になってしまう。かといって保管するには籾殻に埋めて、定温管理が必要。春先に買って植えた方がらく。
・たらの木 トゲ注意。軍手は役に立たない。トゲが刺さると長い間残る。取りにくい。剪定はどれが越冬芽だかわかる年明けに。
株分け?のしかた:立春前に片側を掘って太い根を30センチくらいの長さに切りとり数本束ねておく。深く穴を掘って、籾殻をいれ、そのなかに束ねた太根をいれ、上から土をかけておく。ゴールデンウイーク頃掘り出す。不定芽が出ているものを選び、植え付ける。
収穫のしかた:下3芽残して上の芽を収穫する。上の芽を残すと頂芽優勢のため、上へ上へとのびて大木になってしまい、次の年収穫できなくなる。
・にら 株間20~30センチくらい。ことし最初の年でほとんど収穫しなかった人はそのまま。何年か収穫を続け、出てくる葉が数は多いものの、ベルト状だったものが針状になってきたら、植え替え時。こうなると、株が大きくなり、株の間がつながってしまったようなひょろひょろした感じになる。掘り上げると、脇玉がたくさんついて(もとのから2球出る分けつ)、3の倍数の球の固まりになっている。3個か、6個を基準に株分けして株間30センチ程度で植え直す。
・12月中旬から2月まで土が凍ってしまう。
・大根土寄せ、かぶの収穫期 かぶの収穫期は、春夏なら外葉が枯れ始めたら。冬は、12月中旬以降は実が凍ってしまい、溶けると腐る。その前に取る。大根は、首の細いおふくろなど、土寄せしておけば、ある程度凍ってやられるにしても、収穫可能。といっても、気休め程度。
・ホーム玉ねぎ 分球してトウ立ちしたがる。この辺ではうまくできたという話をきかない。東京ではできたらしい。暖地向けか。収穫期は春のはず。今のところ緑であれば、春までおく。いくつか掘ってみる?できたかどうか報告してほしい。
・ニンニク 放置する。そう根(ひげね)なので、鎌を入れない。根を切ってしまわないよう気をつけて手で抜く草取り。(前出。)ニンニク、ねぎ、玉ねぎの葉先が白くなるのは、疫病。春先には施肥しないほうが疫病が出にくいので、春施肥はしない方がよい。
・空豆、スナック豌豆 切ったものは豆苗としてたべられるか?今の時期は縮こまっているので、食べても堅くて美味しくないのでは。
切る位置:双葉入れて3節目のうえ。これより大きくなると花芽をつけてしまい耐寒性が落ちる。
その後水戸のメリットに行きタイヤ交換。猫が3匹おり姫は待ち時間に猫なでて満足。なんとタイヤを買った人にはチェーンをタダで進呈していた。ただしサイズ違い。フィットにあうサイズのようだ。貰ってきてしまったので該当者を捜さねば。ガルテンでの希望者はガルテナー向けサイトに詳細があります。
R50を帰りがてらできたばかりの内原イオンを偵察。さすがに国内屈指の広さを誇るだけあって大きい!天井が高い!以前行ったニューヨークのホワイトプレインズのモールを彷彿とさせる。真ん中の円形なところは13軒も入ったフードコートになっており軽く夕食を食べる人でにぎわっている。個人的にはKALDIが入っていて、しかもちゃんとコーヒーの紙コップを配っていて驚いた。店揃えははっきり言って東京の普通の市街地より恵まれている。ただし・・・廻りの商環境をぶっつぶしてしまわないかとの危惧がある。笠間ポレポレのJUSCOは大丈夫なのか?都会モンにはあれでも大きい!と感動したのだが。まわりの独立系レストランがつぶれてしまわないかどうかも気になる。ただ、これを晩飯代+買い物の3,000円で体験できるアトラクションとしてみると非常に面白い。帰り際に夜の中に光るショッピングモールの偉容が「千と千尋の神隠し」の湯屋の偉容に見えたのは私だけだろうか。ガルテンに帰着するもエアコンを入れていたので十分に暖かくなっており快適に眠れた。
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2005年11月27日
大豆収穫
朝、見事な逆転層が出来ている。高さ20mくらいか。
栗の黄葉とブルーベリーの紅葉とのコントラストが美しい。
大豆の収穫。乾いて棒に莢がついている状態で、たたいて豆を出すというが、なかなかうまく行かない。
収穫よりなにより大変なのが豆を莢から出す作業である。市販の豆はゴミ一つなく、粒がそろっており、すごいと思う。きれいな豆は全体の20%くらいか。手で莢をわらなければならないものは虫が喰っていたりしなびていたりで結局選別ではねられる。取りきろうとい思わないほうがよい、というのはある意味その通りだと思う。
ちまちまやっていてもらちがあかないので、所長が踏みまくる
こんなかんじで豆が溜まる。最終的には五合ほどか。細かいゴミとりは来週に延期。
しかし大変な作業である。こんな営みを人類は何千年もやってきたのか、という思いだ。
帰り常磐道が事故で混んでいたので、R355~R6で南下する。途中晩飯でもと思って物色していたら、カーサ・デ・マロンというキューバ料理の店を発見、すかさず寄る。チリコンカンのトルティーヤと黒豆のたきこみご飯が美味しかった。ラテン系のライブをやる店だとのこと。
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2005年12月03日
霜+クリスマス会準備+キエフ
金曜21時に笠間到着。ラウベが冷え切っているので、エアコンとストーブを入れてすき屋で晩飯をとり、1時間後に戻ると室内の温度が9度→16度になっていた。
朝。車のガラスに霜が付いている
イチゴにも霜
霜柱が立ち上がっている
赤カブはほとんど採り終わった。葉がだんだん元気がなくなってきている
ソラマメの葉が霜害で黒く焼けてきた。対策せねば。篠竹の葉の部分を北側から庇状にかぶせるといいらしい。
ホウレンソウはつやつやと光って元気である
牛乳をストーブで湯煎。普通に鍋で暖めるよりも美味しい。
完全防備の研究員。丈の長いスカートをはいているので、なんとなくロシア郊外のダーチャに週末通うおばさんといった感じである。
直売場では苺が出てきた。初物は美味である
その後、市内に行き灯油購入、年賀用の酒の選定(味見)。松緑で樽酒(の瓶詰め)が出るとのことだが、大晦日の夕方に販売開始とのこと。これは無理か。純米大吟醸のひやおろし生酒というのもあるが、四合瓶でかなり高い。美味しいが購入を躊躇する。
東海はとくに何もやらないらしい。稲里はクリスマス後くらいに新米の五百万石大吟醸の生酒を出すとのこと。一升瓶で3,300円。
その後、12/17のクリスマス会の準備委員会。毎年一年生主体に構成されているようだ。
去年や一昨年の式次第や準備表をひっくりかえしながら業務分担をする。
「なにか今年ならでは、のものが欲しいねえ」という話しが出て、「七面鳥でもやきましょうか?」と提案したところ皆乗り気でそれに決定。クラブハウスには業務用のオーブンがあるので、6kgくらいの七面鳥が焼けると思われる。
入手先を探したがどうも笠間市内にはなく、ポーム・ド・パンのシェフに飛び込みで聞いたところ、水戸のステーションコムの肉屋で見たことがある、との貴重な情報を頂く。さっそく行ってみることにする。
R50を水戸方向に行くと、内原イオンが煌々と光っている
ステーションコムはR50がバイパスに分かれ右に行った先の右側にある。駅馬車というパチンコ店の先。
肉屋、八百屋、魚屋、青果等の集合モールである。ジャパンミートにて七面鳥が入るかどうかを問い合わせる。店長は親切な人だった。入るかどうか結果は月曜に。
帰りがてら夕食を取れるところを探す。このR50バイパス沿いは外食銀座となっており、あらゆる外食のチェーン店で埋め尽くされそうである。折り紙細工のような建物を避け、なるべく現地の店を探す。
以前から気になっていた「キエフ」に行ってみることにした。R50の水戸方面から笠間方向に向かい、水戸インター出口を出て500メートル先左側に緑色の地味な看板が出ている。
あまりにも照明が暗いので、「今日は休みか?」と思いながら、開いていることを確認し寄る。駐車場には車が2台しか停まっていない。大丈夫かと思いながらおそるおそる入る。
夫婦だけでやっている。料理は2,100円~3,000円のコース料理が中心。ボルシチ(サワークリーム、ビーツは後から入れるタイプ)+メイン一品、ロシアンティーか紅茶に黒パン、サラダが付く。
料理は非常に本格的で満足がいくものであった。今時マヨネーズが手作りのところは珍しい。ロシア料理としては非常にあっさりしており、食べたあとももたれず幸せが続く。
また、建物や調度も天井の梁の表し、シャンデリア、暖炉、木の椅子と、本格的な作りで、木の床もすばらしい。R246沿いの荏田の木かげ茶屋のようなイメージである、といったらわかる人もいるだろうか。
「昼に電話かけたら誰も出なかったのでやっているか心配だったんですよ」と言ったところ、「玄関ホールにあるため、厨房に居ると鳴っていても気が付かないことが多い」とのこと。おいおい。「もうちょっと外を明るくしたら」「まあ、もう長いし、来なければそれはそれで」と商売っ気がまるでない。
美味しいものが食べたい方は是非行かれたし。折り紙細工のようなファミレスで1,500円出すなら、あと600円追加するだけで至福の夜が過ごせることであろう。先週も内原イオンじゃなくてこちらにしとけばよかった。とにかく良心的な値段で本格派と、いまどき珍しい店である。ラストオーダーが20時なので注意。
店内の様子
ガルテンに帰着後、22:10出発、23:40東京着。
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2005年12月04日
来年度の申込は12/28まで
笠間クラインガルテンは年度ごと更新なので、4/1に利用契約が切り替わるのですが、来年の4月からの希望者については、締め切りが12/28に笠間市農政課必着、となっております。
利用を希望されるかたは、資料を早めに入手し、家族会議等経た上(笑)申込をお願いします。ちなみに、3家族(グループ)共同で申し込む、という形態をとります。ご注意下さい。
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2005年12月11日
笠間市立図書館
先週にもまして寒くなったが、ソラマメの霜焼けは進行していない。先週立てた篠竹が役にたっているようだ。
ストーブでずっと湯を沸かしているからか、まどの結露がひどい。ただしログハウスなので壁でかなり吸収しており、床まではあまり到達しない。
笠間市立図書館でカードを作る。出来たばかりの立派な図書館である。ICタグを採用しており、貸し出しテーブルの所定の場所に置くだけで貸し出しが完了となる。CD、ビデオ、DVD等の視聴覚教材も充実しており素晴らしい。
うまいとの評判を聞いて「山桜桃<ゆすら>」という日本酒を入手。これは友部の須藤本家という酒蔵のお酒である。高いお酒ばかり造っているようだ。通常なら絶対買わない値段である。お味はいかに。
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2005年12月17日
七面鳥丸焼き+クリスマス会
金曜晩に笠間到着。東京発は+2.5度だったが、笠間到着時は-5度。やはり東京と7度違う。エアコンとストーブを点け、ガソリンを入れに行き、24H営業のポレポレのジャスコを一回りして戻ってくると、部屋の中は10度になっていた。
翌朝は霜により畑が真っ白
姫はアイシングでジンジャーブレッドクッキーに絵を描く
今回七面鳥を焼くことになった。七面鳥が入っている箱。珍しく国産の七面鳥である。ターキー滝上で購入。
開けたところ。タコ糸と比較されたい
スタッフィング(詰め物)を作る。タマネギとセロリを炒める
ブリーフィング(座学)。ちなみにレシピはこちら。
スパイスの講義
タマネギ、セロリ炒めにパン粉を加えて炒める
解凍した七面鳥を水洗い。ちなみに七面鳥自体は水曜日に凍った状態で到着したものを自然解凍させる。
皮に毛のようなモロモロが付いている。キッチンタオルでこすると取れる
スタッフィングを入れ綴じる。2本の金串を差し、タコ糸で綴じる(縫ってはいない)
おなかにも詰める
同様に綴じる
塩と唐辛子を表面によく擦り込む
クラブハウスに移動。オーブンに入れる(クラブハウスには立派な調理室とオーブンがある)
合間に畑を見る。夜間はぺったんこだった大根の葉が徐々に立ち上がる
焼け具合観察。火のとおりがよくまんべんなく焼けている。これならひっくり返す必要はないか。
ビンゴ大会の景品が入り口に並ぶ。大概が下の直売場で仕入れたものである
クラブハウス入口もデコレーションされている
受付嬢
焼け具合観察。温度計は94度。中まで火が通った模様
農政課長挨拶
ガルテナー代表挨拶
宴の始まり
一品持ち寄りの皿が並ぶ
七面鳥焼き上がり。実は加熱しすぎ。上の温度計の時点で止めるのがベストであった。
ギター演奏+歌
研究員が七面鳥の口上を述べる
ビンゴ大会。サンタ姿の子どもがビンゴ係
えっ司会がいきなりビンゴ!? 誤報であった。
賞品がサンタから授与される
歌う
さらに歌う。クリスマスの歌ではない。帽子をかぶっていなければタダの宴会である
宴たけなわではございますが
中締めで三本締め。これもクリスマスと関連はない
遊んでもらう姫
今年のクリスマス会は一年生の企画であった。ラウベで反省会(二次会)
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2005年12月18日
大寒波襲来
12月としては大寒波襲来とのことで前の晩から非常に冷える。ロフトはまだいいのだがラウベの一階にいると膝下がしんしんと冷える。こればっかりはアラジンストーブではどうしようもない。
大根を抜く。青首は出ているところが凍るので、早く抜く必要がある。下の三浦大根のようなのはおふくろという品種。こちらは寒さに比較的強いとのこと。煮大根に向く。
おふくろは首廻りは細いが大きい。そのままでは抜けず、まわりをちょっと掘ってやる必要がある。小振りの白菜と大きさを比べる
昼から東京に戻る。九段会館のつじあやののコンサートに行った。姫大満足。アンケートを自発的に書いていた。「音が大きすぎて耳が痛かった」「CDの写真よりもきれいだった」とのこと。しかし他の好きなアーチストが「山下たつろう」と「ううあ」なのか?うーむ。
ほったらかしているウクレレ真面目にやらねば。しかし東京も寒い。耳が痛かった。
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2005年12月31日
大晦日
年越しをクラインガルテンで過ごそうと笠間に向かう。
夕方に笠間稲荷を偵察。出店が沢山出ている。お社前には巨大な賽銭箱が設営されている。
初詣ならぬ詣で納め?
門に謹賀新年の飾り付け。
門前の松緑にてにごり酒とたる酒を購入。
ガルテンに戻り、日が暮れるのを待って寒い中双眼鏡で星見をする。新月なのでよく見える。オリオン座大星雲やすばる星をみて過ごす。姫も三脚ごしにすばる星をみて満足。寒いので早々にラウベに退却。明かりを確認したところ、ガルテンで年越しは3組くらいか。
紅白が聴けるかと思い、FMラジオをチェックすると90MHzまでで1chが入らない。替わりにNHK-FMの日本のオールデイズの番組を聴いて過ごす。除夜の鐘が聞こえてきた。静かな年越しである。
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2006年01月01日
元旦
買ってきたにごり酒で新年を祝う。詰め残しのおせちがつまみ
ラウベから見る初日の出。今年もよいことがありますように
クラブハウスも正月の飾り
壬生の研究員の実家に行く。萬寿鏡の甕覗。古酒で泡盛のような味がする。
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2006年01月21日
雪のクラインガルテン
東京は朝から雪だが、図書館の本も返さなければならないし、スタッドレスのテストも兼ねて笠間に向かうことにする。敷地の中だけは雪がつもっていたものの、メインストリートは雪がない。普段と変わらないペースで慎重に飛ばす。石岡インターをすぎた辺りから追い越し車線は雪が積もってきた。友部IC近くのガルテンに曲がる道からは本格的な雪道。スタッドレスのおかげで全く不安がない。ノーマルタイヤでABSが効き全然止まらなかったような状況でも、ちゃんと雪を噛んでいるのがわかる。15時頃ついたら他のガルテナーに驚かれた。14年前のFR車でもタイヤさえしっかりしていれば結構走れるものだ。
白菜が雪だるまになっている
通路も真っ白
雪見酒をやっているとの噂もあったが、おとなしく笠間市図書館で借りたDVDを見て過ごす。
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2006年01月22日
キムチ作り教室
夜半に雪は上がった。屋根からつららが下がっている。
キムチ作り教室に急遽参加。実は希望者多数により締め切られていたのだが、雪のためキャンセルが相次ぎ参加できることになった。レシピにトマトピューレが入るのは驚き。
できあがったキムチの素。白菜の塩漬けと混ぜると完成。乳酸発酵をさせるタイプではなく、キムチ味の漬物である。これはこれで美味しい
自家製味噌を載せたおにぎりとキムチ。このほかに呉汁が供された。
姫は雪だるま製作に余念がない。会議室では来年度の希望者が面接を受けている。大体3倍くらいの倍率とのこと。
みんなで調理室の後かたづけ
できあがった雪だるま
畑は一面の雪であったが、緑が顔を出すのも早い。ソラマメが顔を覗かせている
ニンニク。タマネギは全然でていないが、大丈夫なんだろうか。
茶色になった白菜が並んでいる。表面はドロドロに溶けているが、8枚から10枚剥くときれいな白菜が出てくる。効率をいうと収穫してラウベの中に置いて置いたほうがいいんだろうなあ。
安い野菜を直売場で大量に買い込む。大きくて立派な白菜100円。都内とはえらい違いだ。図書館によって帰る。最初は雪で躊躇したがやはりガルテンに来ると心が安まる。不思議なものだ。
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2006年02月04日
スポーツ吹き矢
今週は栽培講習会は休み。
クラブハウスにスポーツ吹き矢が持ち込まれた。釣り竿のような竹の長い筒に18cmくらいの細長い円錐状の吹き矢を入れて吹く。教室の端から端まで十分に届く勢いである。
早速姫がトライする。まずは構えから
この状態で筒に口を持っていく
模範演技
突如「本日の滞在者」の札が設けられた。昔なつかし職員室のような感じである。まだ広まっていないので黒にしている人は少ない。このような施設ではやはり利用率を問われるところであろう。
夕方の風景。寒そうな雲が上にかかって下が光っている。
笠間のポレポレのジャスコに行ったら24時間をやめて9時~24時になるとのこと。また、笠間のハードオフが今週末で閉店。内原イオン効果か、合併効果か。市庁舎が友部に出たあとの笠間市街地の求心力が問われている。図書館で借りたタイタニックのDVDを観た。実は初めてである。姫も遅い時間まで食い入るようにみていた。さた研ははやりものには非常に疎いが、面白い映画であった。
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2006年02月05日
キャベツの凍害
朝8:00に目が覚める。やはりガルテンだと眠りが深い。静かだからだろうか。8:30の体操と散歩にでる。姫は昨日遅かったので寝ているといったが散歩には出てきた。
来年度のガルテンの新規募集の応募者は50名程度とのこと。相当な倍率である。
ラウベにて自発的に陶芸教室が開かれている。
これは刺身の皿になる予定。今は平らであるが、ひっくり返したあと端を上に上げる。実は糸尻を平坦に仕上げるのが難しい。
斎藤農場に延び延びになっていたキャベツを取りに行く。
左側はきれいだが、右側の2つは凍っている。凍ったキャベツはいきなり湯に入れて茹でると結構食えることが判明。
雪が降った後、タマネギ苗の根っこが出てきてしまった。一応土をかけておく。
右がホウレンソウ。左は篠竹に守られたソラマメ。ホウレンソウだけは元気である。
凍結防止に垂らして置いた水道から水がはね、ジントギの廻りに2cmくらい凍り付いている。
白菜とカボチャ(夏に収穫した雪化粧:まだ美味)を積み込み、ごま屋と図書館に寄って帰る。
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2006年02月11日
栽培講習会+寒起こし
金曜の晩に到着。
東京は+5度。笠間は-4.5度。
22:30に到着したときのラウベ内の室温は5度。
アラジンストーブとエアコンをつけてポレポレのジャスコに行って50分後戻ってきた時の室温は13度。
エアコンは切り、ストーブをつけたまま寝た朝の室温は15度。
陽が入ると暖かくなる。
9:26に本業で問題が発生。回復までに11:30までかかる。インターネットとIP電話のおかげでガルテンに居ながら仕事ができる。有り難いありがたい。(のか?)ちなみにガルテンではドコモの携帯は入らない。メールがたまに取れる程度。AUは場所により入るらしい。
今日は暖かく、姫は長袖一枚である。セーターだと汗ばむくらいである。
大根(おふくろ)。土から上に出た部分はたくあん用に干した大根のようにシワシワだが、地下の部分はみずみずしい。
白菜(冬峠)。表面はフリーズドライでぱさぱさ。これをめくるとネトネトの溶けた葉があらわれ、そこを剥がしていくとみずみずしい白菜が現れる。
剥いた白菜
空いた畑の部分を久々に耕耘機で耕す。みんな使っていないようで、始動に苦労する。
久々の今日の収穫。白菜、聖護院大根、大根、ビーツ、ホウレンソウ、ニンジン。ニンジンは植わっているのがわからず耕耘機で乱切りになってしまった
久々の栽培講習会。
ジャガイモの種芋の選び方。60g。鶏卵くらいのを選ぶ。わざわざ切ることはしない。切ると腐る可能性が増える。病害(ウイルス:黒点がある、壊阻:黒ずんでいる)のあるものは避ける。種芋で出てきている芽は欠いてしまう。(また次の芽がでてくるし、その時点で出ている芽は育たない)
お奨め品種:
早生白:粉質
キタアカリ:強粉質
トヨシロ:粘質
ただし、早生白やキタアカリは彼岸過ぎには芽が出てくる。長期保存にはトヨシロがお奨め。
Q:メイクイーンはどうか?
A:ストロー(株から芋までの地下茎部分)が長いので、畝幅がいるのでお奨めできない。トラクター幅でタイヤが踏みつぶすあたりでいい芋が取れる。
タネから始めるべきでないもの(苗から始めるもの)ニラ・アスパラ・ウド・タラ
ニラは年数がたつと葉が細くなる。分球して株を広げると葉が広くなる。ニラ苗は梅雨に入るころ植えることになっているが、3月くらいから植えてもなんとかなる
アスパラ。茎に沢山の根がついたような苗を売っている。5cmくらいに植える。その年は食べずに様子を見る。翌年から食べられる。全部食べてはいけない。最初の3本は残す
Q:去年やったら葉に玉ができるのとないのがあったが?
A:アスパラは雌雄異株。他にイチョウ、ホウレンソウ、フキ、キウイなどがある
ウド。機の根っこに芽が着いているような状態の苗が売っている。芽が動いてからは植え替え不可。
タラ。大きくなるので剪定する。来年の芽を残して切ると伸びてくる。芽の部分を輪切りにして水耕栽培する(ふかし栽培)ことが可能。味はやはり落ちる。
ニンニクの草取り。鎌をつかうべからず。ニンニクの根は空気が好きなので地表近くまで上がってくる。それを切ることになる。同じ理由で土寄せも鍬で削らないこと。
Q:山芋をまだ掘っていないのだが、いつまでに掘ればよいか。また、放っておくとどうなるか
A:GWに芽が出てくるのでそれまでに掘る。放っておくとその芋がしなびて次の芋ができる。粘りが強く、大きい芋になる
Q:堆肥作成時の熱で苗床はできないか
A:やれば可能と思うが、とんでもない量の落ち葉が必要。また、昼は光を当て、夜は毛布で覆う等の対策が必要。重労働と思う。
ガルテナーより、ホウレンソウは、シュンギクみたいに葉を摘んでいけばどんどん生えてくるとの情報がもたらされた。家庭菜園ならではの知恵と思われる。
さすがに雪化粧も傷んできた。ウイルスとのこと
まだ中には差し込んでいないのでその部分を削れば食用可能。
晩飯は夏に作って冷凍しておいたトマトソースのスパゲティ。鮮烈な香りがよみがえるのに驚く。あとは白菜と人参のコンソメ蒸し煮。
未来少年コナンのDVDを観て姫満足。21:15に笠間発、23:00に東京着。
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2006年02月25日
春が来た
金曜深夜に到着。外は-0.5度。これくらいだと暖かく感じる。
朝起きると霜が出ていない。
全く動きのなかった畑の表面に虫がでてくるようになった。
白菜を収穫すると剥いた古皮の下に小さなイモ虫。これは冬を越したのではなく、新しく孵ったものに違いない。きっぱりと冬から春にフェーズが変わったことを確信した。
笠間図書館に行くと不要書籍の引き取り市をやっていた。なんと料理関係の専門書が山ほど出ている。服部栄養学校の教本から、フランス語の原書もあり、幾つか持ち帰る。笠間はインテリ度が高い。
栽培講習会:
エンドウの支柱。胸丈(150cmくらい)ただし支柱は丈夫に作る必要があり、2mくらい必要か。
ソラマメは1本支柱。5~60cmになった位で縛る。倒伏防止のため、群全体の腰くらいのところを8の字にしばるとよい。
Q:隣の人がソラマメの苗を分けてくれるというが、植え替えのタイミングはいつか?
A:早いほうがよい。根はどんどん伸びるため、後のほうになればなるほど大変。
Q:ミツバ。土で埋めたところから出てきたがそこから先が伸びない。
A:上は寒いから伸びない。囲いをして籾殻で埋めればどんどん伸びてくる。
Q:コンポストはどう使うのか?埋めるのか
A:置くだけ。発酵促進剤も入れる必要はない。分解する微生物はそこらへんに常在している。調理したものや油モノを大量に入れると臭くなることが多い。野菜くずや落ち葉等を入れている分にはそれほどイヤな臭いはしないはず。
Q:線虫が出るのでマリーゴールドを植えたいのだが?
A:フレンチとアフリカマリーゴールドがあり、線虫忌避効果が高いのは後者。ただし大きくなり、臭いは悪い。かなり密植しないと効果なし。大きくなりすぎるので適当にいじめる必要あり。最終的には根っこも含めて鋤き込む。また、線虫よけの草というのもある。ハブ草やこぶとり草と言われている。マメ科。
笠間市図書館から借りた「兎の眼」のDVDを観る。壇ふみが若い。子どもの顔が締まっている。
研究員と「稲里の搾りたて生大吟醸」を呑んで寝る。
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2006年02月27日
クラインガルテンの日
2/26はクラインガルテンの日である。
所用の研究員を朝早く友部駅に送った後、殊勝に畑の見回りをして浮いたタマネギに土などかけていると雨が降ってきた。
9時になるとかなりの降りであるが、清掃作業は行われるとのこと。今回は草刈りはなく、主にゴミ拾いが中心となる。毎回農機具庫周辺から始まるが、今回は先回りして日帰り農園のほうを廻る。人工物のゴミ中心に、ペットボトルや飴の皮など拾い集める。一番多いのはタバコの吸い殻。早々に一時間ほどでおしまいになった。
来年度の入居者が決定したとのこと。5年生も抽選の結果5区画分が割り当てられたようだ。さた研の両隣は開設以来の入居者なので出ることになる。冷蔵庫や洗濯機などいらないかと声がかかる。有り難く電子レンジを頂戴する。これで冷凍ごはんの解凍に苦労しなくて済む。
また、ソラマメとエンドウの苗をいらないかとのこと。これもありがたく頂戴する。5年生の中には早々に近場の畑を借りた人もいるようだ。5年間様々な作物を育てた愛着ある畑を、全くの更地に戻して引き渡さなければならない。その心情はいかがなものであろう。ただ、4月になれば新たな入居者が入り、去年の我々のように希望に胸をふくらませながらおっかなびっくり楽しい畑作を始めるのだ。自分はいなくなっても次の世代が同じことを繰り返す。輪廻転生。あと4年、さた研がクラインガルテンを卒業するときにはどういう環境になっているのか。
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2006年03月11日
芝焼き&斎藤塾開講&栽培講習会
土曜の朝出発。5:30に出たが思ったより車が多く三郷の料金所を6:03分に通過。ETC早朝深夜割引を逃したが岩間で1,500円であった。どうも通勤割引の対象になったようだ。
隣の先輩が土手の芝を焼いていたので、こちらも焼いてみることにした。アドバイスとしては
・風の強い時間は避ける。朝早いうちがよい
・あらかじめ木にはジョウロで水をかけておく
・止めたいところにも水をかけておく
昼過ぎで風が多少でてきた状態で始めた。新聞を丸めて火をつけると面白いように火が走っていく。火が通りすぎたあとはくすぶらずあっさり消える。
終わった状態。下の芝は刈っているので茶色だが、土手は芝が長いので真っ黒である。
大根の収穫。上半分は凍ったためスカスカになっているが、下半分はみずみずしい。
近所の畑にて、今期まで笠間クラインガルテンの栽培指導員を勤めた斎藤さんの農業体験農園:斎藤塾が始まった。これまでもガルテナーはガルテン主導の栽培講習会とは別に、近所の農家に弟子入り等していたが、斎藤塾もその一つとなる。
以下斎藤塾メモ:
ここは元々栗林。手前にみえるのは栗の木の切り株である。まわりをスコップで掘り、トラックやユンボで掘り起こす。
ハウスの立て方。U字型の支柱を2~30cmほど埋めて骨格を作り、ビニールを這わせる。このままだと
飛んでいってしまうので、その外側に杭を打って紐がけする。強度は紐掛け側にかかっている。
15cmほど雪が降ったらハウスには入らないこと。いつつぶれてもおかしくない状態。イチゴのように加温していれば雪は積もらない。
農家はちまちま種を蒔かない。このような種まき機を使うこともある。これはライン引きに小さなベルトコンベヤが付いたようなもので、種を入れると一定間隔で種がベルトコンベヤを上がっていき、一定間隔おきにポトリと落ちる、という仕組み。ただし必ずしも毎回うまくいくわけではない。
また、寒天の帯に種を一定置きに入れてあるようなものも(シードテープという)売っている。(農家側から専門業者に好きな間隔で頼んで作ってもらう)。これを畑の端から端までずーっと引っ張っていけば種まき完了。ただし湿気にやたら弱い。湿気るとひっついて始末に負えない。
切った栗はこのようにシイタケのほだ木になる。べつにシイタケは椎の木だけにつくのでなく、広葉樹であれば一般的に付く。ほかにもヒラタケ(ぶなしめじ)、ナメコ等可能。ただしナメコは木と土の境を埋めてしまうのでこのように移動はできなくなる。
みな熱心に聞き入る
大根(富美勢)の播種。ここで栗林跡ならの注意事項。イガがまだまだ残っているので注意ぶかく土にさわるように。
各自5,6穴ほど植える。油断すると朽ちかけた栗のイガが刺さって痛い。危険である。ただ、この栗のイガが十分な隙間となり、良い収穫が期待できそうだ。
上に見える紐はカラスよけ。カラスがハウスに止まると、りっぱな爪で穴だらけになってしまうため、かならずカラスよけをする。
今は作業のため隙間が空いているが、これは全部下ろしてしまう。
今日は播種で解散。16時から栽培講習会となる
栽培講習会メモ:
もう2年生なので栽培ごよみを見ながらやること。
連作の問題。畑のこの場所に何を植えるか。2作が適当。
サトイモ・ショウガ:苗は早めに買わないように。買ってしまったらタマネギネットに入れて20cmくらいに埋めておく。わからなくならないように袋の先は出しておくこと。5月中旬に仮植えする。ごく浅く植えておき、先が5~10cmになったら雨の日に植え替える。ショウガのように生育期間の長いもの(春から植えて秋、冬に取れるもの)は一等地である必要はない。かわかないところを選ぶこと。
ショウガは春先に植える。ミョウガは出来るだけ長い苗(根)を傷つけないように5cmくらいに横に植える。根の先に小さなイモが付いているので、それが取れないように。
ジャガイモのあとにはトマトを植えない。
連作はオクラが弱い。根菜も線虫の被害に遭いやすい。
ニンジン:葉に黒いカビが出る。次に同所に植えても出ることがおおい。
春蒔きは4/10。梅雨時に採れる。秋蒔きは6/10~7/10。9月下旬から越冬。
ニンジンの品種は秋蒔鮮紅五寸がお奨め。(春蒔きもある)贅沢するなら紅葉2号。
実は、芝焼きはあまり意味がないそうな。まあ楽しかったから良しとしよう。
姫の学童のお別れ会があるので早々に出るも、珍しく事故渋滞にはまる。20時帰着。
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2006年03月18日
栽培講習会+送別会
今回は所長が扁桃腺で高熱のため、写真、文章は研究員&姫による。
斎藤塾内容:
ジャガイモの植え付け
種ジャガイモは卵大がベスト。小さいと力がない。大きいと、目掻きが大変。歩いた後に一個づつおいて、上から土をかける。植えたところが凹。土寄せするので、畝間に植えるかたちにする。
種芋をキタアカリとトヨシロのどちらかから選ぶ
広い畑が小さい標識で割り振られている
ジャガイモの植え付け
歩いた足跡に植えていく。一般的にジャガイモの生えている廻りが盛り上がっているイメージがあるが、それは徐々に(草取りのため)土寄せしていく結果であり、最初から畝の山に植えるのではない。
6個だけラウベに植える。左がキタアカリ、右がトヨシロの種芋
植えたところ。間違えないように北側がキタアカリ
栽培講習会
今回は機械の使い方。刈払い機と小まめ(小型耕運機)
座学ではなく、農機具庫のまえで実習。曇天で結構寒い。
刈払い機(草刈り機)
暴れると危険。ざくっとやれば大けがもあり。刃は左回転。
近づくときは右前から。刈払いの半径に入らないこと。
後ろだと気がついて振り向いたときに刈払い機の刃が飛んでくる。
左前は刈払い機が暴れたとき飛んでくる可能性あり。
ナイロンコードは使わない。石を跳ねかしてガラス割ったりひとに怪我をさせる可能性あり。
刃のチップが無くなっていると切れない。摩耗していたら事務所に交換をお願いすべし。
キルスイッチ、刃
エンジンかける。
燃料は混合油。事務所でもらう。
紐を外して、紐だけ首からさげておく。
ポンプを押して燃料を送り込んでやる。
紐を吊る留め金のところを押さえる。(支点なのでこの場所を押さえれば動きにくい)
刃が地面から浮いていることを確かめる。チョークを引く。アクセルあける。スターター引っ張る。
だめならアクセルとスターターのところ繰り返す。
刈り方
回転の中心(へそ)を意識して移動。地面につけるかつけないか。刃を意識すると虎刈りに。
左回りなので左へ左へと進む。
斜面刈る時は等高線に沿って下を一周、次に一段上、とやっていく。
高いところを刈る時は石が飛んだりする可能性あるので防護眼鏡入手着用。山新で100円しない。
小まめの使い方。
抵抗棒の高さを変えると耕す深さがかわる。
走行モードと耕運モードの切り替えを忘れないこと。
必ず逆転で耕すこと。正転は地中の堅いものにぶつかったとき跳ねるおそれあり。
暴れたら手を離す。手を離せば止まる。しがみつかないこと。しがみつくのは怪我のもと。
燃料はガソリン。(混合油じゃない。)事務所でもらう。
エンジンのかけ方。???ノートか実物見ないとかけない。??
耕運の幅の半分で戻ってくると足跡が消えるし、深く耕せる。
耕運幅は変えられる。アタッチメントで畝建て(溝掘り)も可能。(斎藤さんので実演)
雨が降ってきて、早めに終わる。
機械を使うとかなり楽ができる。でも、私には機械はそれなりにおっかない。
その他質問
エンドウ豆の支柱
支柱を立てたらはすかいに補強しておく。
伸び出したらすぐネットを張る。
早く張らないとお互いに絡み合ってたごまる。
空豆の支柱と支えの綱
空豆は基本的には自立する。蔓が出るわけではない。
だが、倒れやすいので外側に支えの綱を張ってやる。
その綱を張るための支柱。
キュウリネットを分けていただく。
線虫がいるので、間作にソルゴーを蒔きたい。
ソルゴー種は1㎏で売っているが少量パックないか。
少量パックはない。共同購入したらどうか?
草刈り機の使い方。刃先を見るのではなく、地面全体を見る。
回転刃の中心を地面と平行に押し当てるイメージ
土手の刈り方
エンジンのかけ方の説明
この写真では見えないが、エアクリーナー(上部の黒い部分)とタンク(下部の白い部分)との間に油を送り込むポンプ(といっても人差し指の先くらいのゴムカップ)が付いている。それを圧して油を送ってやる
草刈り機の重心は首にかけるベルトの支点。ここを押さえると動きが安定する。平らな所ではよいが、畑ではかかった瞬間右に流れることもある。そういうときにはここを押さえる。
実践
こまめの補機で畝立てのデモ。高畝があっという間に出来る。自分でやると難しいんだろう。
退村式がなくなってしまったので、有志で5年生のお別れ会が開かれた。といってもSさんは近所に土地を借りたとのこと。
場所はOBのMさん(去年ガルテンを出て近所の民家に在住)のご厚意による。
Mさん夫婦のご挨拶
記念写真
その後、pdog5とむらで他の卒業生も合流し、朝まで宴会が続いたようである・・・
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2006年03月19日
5年生卒業
隣のNさんがラウベの立ち会い検査というので、中を見せてもらう。流石に長く住んでいるだけあり、工夫の跡が随所に見られる。ご主人の作とのこと
はしごの手すり、ロフト枠の一部増設(はしごの左50cmは元々存在しない)、キッチンのつり棚。
窓の中心を横切る棚が美しい。
一応現状復旧が建前なのであるが、これだけ美しく造作されているものを外す手はないだろう。検査ももちろん合格。次にここに入る人はラッキーだと思う。多少先人の跡があってもそれはそれで味ではないだろうか。
記念写真を撮りまくる。
次の一年生を待つラウベ。カーテンが外されると途端に空き家となる。カーテンは生活感の象徴だというのがよくわかる。そういえば去年当研究所も最初にカーテンを買いに行ったっけ。
畑の巡回
白菜はもうダメ
フキノトウが咲いている。これは育ちすぎで食用には向かない。
帰りの高速はやたら速いE320の後に付いて快調に飛ばす。途中あまりにも速いペースなのとフロントが不安定になりだしたのでスタッドレスのせいかと思いペースダウンすると猛烈な横風の為であることがわかり一安心。それからは淡々と走る。昼間なのに夜間とあまりかわらない時間で到着。
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2006年03月25日
タイヤ交換+栽培講習会最終回
土曜朝東京発。今日はツクシが食べたいという祖母を連れてくる。
もう冬タイヤでもなかろうということでタイヤ交換を実施。この穴はジャッキのための穴である。カバーをマイナスドライバーで外すと出てくる。作業後このフタをきちんと締めておかないと謎の異音に悩まされることになる。
これが純正のジャッキ。ビルシュタイン製。真ん中のとがった部分を穴に入れくるくる回す。動作が確実でしかも軽い。
ジャッキで持ち上げてタイヤを外したところ。足が長いのでかなり高めに持ち上げなければならない。ジャッキは一本足なのだが、非常に安定していて動作に不安はない。
一本出ているのはガイドピン。これをねじ込んでからタイヤのネジ穴をあわせて通すと、タイヤの位置がぴたりと決まる。
3本くらい手でねじ込んでからガイドピンを外し、そこにもネジを通す。
交換し終わった状態
さて、交換している間に祖母と姫がツクシを取ってきた。ツクシの食べ方にはいろいろ流儀があるのだが、当研究所ではハカマは取り、頭はつけたままごま油炒めにする。ちょっと醤油を入れるが、今回はそば用の返しにしてみた。
いただきます。胞子のホロにがさが春の味覚である。ご飯が進む。
Oさんの焼き物。陶土を変えて色をつけるなど非常に凝っている。来年度はガルテンでも本格的に陶芸教室が開かれるようだ。
ニンジンの間引きをする。決して時期ではない。単純に去年植えるのが遅かったため、ろくに生長しなかっただけである。
先々週斎藤塾で植えた大根の芽が出ている。貝割れ状態
栽培講習会。斎藤指導員のガルテンでの最終講義である。
夏野菜の作り方。
ナス・トマト。3本仕立てがおすすめ。第一果前後の主枝、側枝を延ばす。その下の枝はとってしまう。台木苗の場合、台木を間違えて育てないように。
トマトは一本で仕立てる。芽かき。どちらが主枝かは、どちらが先に一番花がついているかで見る。わからなくなったらどちらでも良い。トマトは基本的には放任栽培。芽かきは傷口なので、晴れた日に実施し、傷口がおおきくならないように。また、ジャガイモの作業をした後にさわらないよう注意。
ナスのおすすめは千両二号。
苗の植え付けの際は、水をやるのではなく、水に浸るまでつける。実際の畑では水をやるということができないが、一度つけておけば植え付けOK。
ピーマン・トウガラシ:放任。
Q:よくトマトなどで、木のすぐそばに支柱を立てているのを見かけるが、太い支柱をすぐそばに立てても大丈夫なものか?
A:実は立ててから苗をそばに植えるほうが簡単。一本くらいなら後から立ててもよいが、旨く立たずに何回も打ち込むのは根に悪影響があるだろう。
Q:キュウリがさび病担った場合、なにか対策は。
A:あきらめたほうがよい。
葉を丈夫にするには窒素を多用するのがよい。油粕を腐らせて株元にやる。葉が濃緑になる、が、キュウリ自体はおいしくなくなる。
カボチャ、スイカ。第一果を確認し、目印をつけてタネ袋に書いてある収穫日で収穫する。
カボチャは葉が突然ダメになるが、そのときにすぐ収穫しないと実が傷む。
苗を買わないもの(苗を買っても付きがわるいもの)
エダマメ、オクラ。5月中旬にまく。
エダマメのカメムシ対策→他より速くつくるしかない。
マルチを貼って高畝にすると多少効果あるかも。
ソルゴー(緑肥)の蒔き方。
GW開けすぐに蒔く。梅雨が明けない間に刈って鋤き込む。2m近くになるので、草刈り機で何段かにわけて刈り、鋤き込むのがよい。蒔くときは鳩に注意。かなり深めに蒔くのがよい。
トウモロコシ。カメムシ、アワヨトウ。アワヨトウは雄しべに卵を産むので、付いていると思ったら約から花粉が落ちた段階で20cm~30cmで切り落とす。
Q:ストチュウは役に経つのか?化学肥料見たいには役に立たない。立っていると思うが、統計上有意な差がでるかどうかというところどえは。
Q:もうまいて良い物は
A:葉物はよいのでは。夏野菜は霜が下りる間はダメ。透明マルチで地温を上げる。
一年生のマドンナより「奥様へ」ということでバラが手渡された
照れる指導員
その後、斎藤指導員宅にて、キノコの種付け講習が行われた。ドリルで直径8mm、深さ18~20mmくらいの穴をあけ、そこにタネ菌を植え込む。タネ菌は埋め込み易いよう鉛筆の先のようなチップに植えてあり、それを木槌で叩き込む。コツは、「タネ菌が活動できるよう深さに余裕を見ておくこと、植える側のチップ(とんがっているところ)にはさわらない」ということである。タネ菌はホームセンターなどでも売っているが、基本的には「カビ」なので、開封したら早めに使い切らなければならない。
木槌で叩き込む。左の缶の中に種菌が付いているチップを入れてある。きわめて単調な作業。これで収穫は半年から一年後である。のんびりしたものだ。
その後、キエフで食事。途中お客が来たのに主人も奥さんも調理中で出てこないという事態発生。鷹揚なものである。やはり味は古風だが確かであった。しかし何時来ても空いている。もったいない。ロシアンティーのジャムを混ぜる姫。
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2006年03月26日
アスパラ顔出す
卒業される隣のGさんから頂いたインゲンにツルが出てきた。キュウリネットを張る。横45度のひし型のキュウリネットを張るのは実に難しい。目分量で少な目に出してしまい、かなり悩む。
よく見るとアスパラの芽が出ていた。出るときは紫色である。3つめ以降は食べてよいそうな。
12:30に出て、笠間図書館に寄って帰る。やはりノーマルタイヤのほうが走っていて安心感がある。15:00帰着。途中対向車線に走行車線のトラックの事故と、首都高に入ってすぐにハイラックスサーフと思われるSUVが完全にひっくり返っているのを見た。自分も気をつけねば。
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2006年04月01日
二年生進級+斎藤塾
4月1日からガルテン生活も二年目を迎えた。斎藤塾に集まる人々
去年の復習。畑作業は9月まで。
GW連休明けで一服。梅雨前に草取り(梅雨中は雨で草取りができないし、その間に育って手に負えなくなるので、梅雨前になるべく草取りを十分に行う)
6月下旬からソラマメやエンドウなど収穫。
梅雨明けから盆過ぎまでは仕事がない。その間は暑くて日中畑にいられない。
最初の4週は座学中心。
有機農業の話は、最初はしません。冬になったらじっくりと。まず実践
「タネ」と名が付くものは消毒(農薬処理)してある。食べないこと
4/1には畑に全部植えず、畑を空けておくこと。4月~GW明けに3割、夏野菜で3割、秋冬で4割。
Q:すでにソラマメなど越冬野菜が植わっているところは勘定にいれるのか?
A:それは勘定に入れなくてよい。秋冬用には使える(収穫が終わっている)はず
マルチの貼り方。写真では黒マルチだが、これは除草剤と兼用するプロ農家用。実際は透明のものを使うべし。透明は地温が上がり、マルチの下に生えた草がフィルムで焼けるのでよい。できるだけぴったりと張ること。空間ができると雑草の温室となるし、地温上昇の効果も落ちる。
マルチ購入時の注意:
透明がなければ銀ネズ(不純物が多少入っているので安い)でもよい。黒は黒マルチ、タバコなどで利用している銀ピカのやつはシルバーと呼んでいる。
マルチの包装に記載されている数字の読み方(メーカーによって多少違う)「9224」は、「9」90~95cmの幅で、「2」2条、「24」穴間が24cmという意味になる。「3230」だとしたら、135cm、2条、穴間30cmの意味。それ以外にチドリ(互い違いに穴が空いている)など書いてあることが多い。
その他質問:
Q:タマネギの追肥は必要か?
A:不要では。あまり追肥すると倒伏しなくなる。倒伏しないと玉は大きくなるが腐りやすくなる
Q:ゴボウは何時植える?品種は柳川理想
A:5月中。株間15cm、5粒。あらかじめ深耕するか、土盛りするとよい
マルチ張り実習。まず畝を切る。平畝の場合、盛るのではなく、平らなところに溝を切ることになる。
マルチを延ばし、自分の足に土をかけるような感じで土を載せていく。このときに両足でビニールを踏んでいくことによりマルチがぴんと張られる
徐々に下がっていく状態
微調整。マルチの上に土が被さるが、それは雨や風で飛ぶので気にする必要はない。
実習してみる。見るのとやるのでは大違い
夕方は城里町のホロルの湯に出かけた。夕方17時以降は大人500円、子供300円と格安である。この手の施設にしてはプールが充実しており、25mが3コースもある。ただ塩素がきつく、姫の目がはれぼったくなってしまった。ゴーグルは持ってきたほうがよかろう。なお、プールはスイミングキャップが必要。(100円でレンタルもあり)
不思議だったのは、プールの更衣室と温泉の更衣室が別々に設けられており、バスタオルだけで移動しようとしたら「着替えて下さい」と注意されてしまった。Tシャツと短パンくらいの中間着を持ってくるとよかろう。帰りは笠間のジャスコに寄って目薬を購入し姫に点眼して帰る。刑事コロンボ「別れのワイン」のDVDを見る。こんなストーリーだったっけか。赤い車はフェラーリだと今になって判る。
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2006年04月02日
ケーキ作り実習
朝7:30からラジオ体操+ウォーキング。途中にカタクリの花が咲いている。
白菜から菜の花が出てきた。白菜の菜の花は美味しいらしい。来週取ることにする。
畑に居ると、散歩中のPdog5とむらの犬が一匹旧Nさんの区画内に走り込んできた。「そこはダメ。もうNさんいないのよ」かわいがって貰いにきたらしい。隣の私と眼が合い、「あれ、違うや」という顔をして出ていった。犬はかわいがってくれた相手を記憶しているが、居なくなるということの説明は理解できず、他の人が入居して初めて納得するのだろう。
9:00から安全講習会が開催された。草刈り機と耕耘機の使用方法の説明
今度は耕耘機
4/1から直売場とそば処が市の直営からJAに移管になり、移管記念イベントをやっている。その中で「親子ケーキ作り教室」があり、グリュイエールのパティシエが指導してくれるとのこと。当日空きがあったので思わず申し込む。参加費2,000円也。
課題は苺ショートケーキの作成。すでにスポンジと生クリームがあり、苺は直売場目の前の苺ハウスから採れたてのものを使う。
まずは添え木と長いパンナイフを用いて、スポンジを3枚におろす
スポンジと生クリーム。7分くらいまで泡立て済み
パティシエの方から各自のボールに生クリームが配られる
仕上げの泡立て。最初はいい調子でかき回しているが、どんどん重くなる
ピンと立つようになったら出来上がり。それ以上やると水とバターに分かれるので、やりすぎないことが肝要
泡立て器ですくって持ち上げ、搾り袋の中に落とす
スポンジにキルシュワッサー入りシロップを軽くハケで塗り、クリームを渦巻きに絞る
その上に苺のスライスを載せる
更にクリームを搾り
上のスポンジを載せる。この時点でスポンジがずれないように注意。また、回転台の中心に来ていることを確認。
泡立て器からケーキの上にぼとりとクリームを落とし
へらで上を平らにならし、サイドにクリームを盛っていく。微妙にヒラヒラと動くへら。簡単そうに見えるが熟練の技で、そう簡単にできるものではない。小田原のかまぼこ博物館を思い出した。
回転台をくるりと回すとサイドが綺麗になめらかになる
その後上の出っ張りをなだらかにして見事な円柱のできあがり。台の下のクリーム部分を整理しておく。
この時点で箱に入れるための紙台に移す。へらを入れてケーキを浮かせたあと、手で下から支え、紙台の爪の上に降ろす
飾り用のクリームを搾り
苺を飾って粉糖をふる
お手本の出来上がり。サイドがなめらかである。「そりゃこれでご飯を食べてますんで」
神妙に作業中
トッピングの苺はどこから置くべきか。真ん中説とサイド説で議論となる
ケーキも出来てほうれん草のつみ取り。本来は株ごと抜くのだが、掻き取っていくといつまでも生えてくる。そろそろトウが立ってきたので限界か。
図書館に寄って14:00笠間発、16:00帰着。
その後姫は祖母の家にお泊まりなので、ケーキを持っていく。
上面から。前側のクリームの飾りが小さいほうが姫作成分。「わたしのほうがうまくできたでしょう」と得意満面。
やはりサイドがガタガタである。そう簡単にできるものではない。まあはじめてにすれば上出来であろう。味はスポンジとクリームと苺で決まるので、見た目はどうあれ、非常に美味であった。
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2006年04月15日
斎藤塾+入村式
金曜晩23時笠間着。晩酌にワインを呑んで寝る。
アスパラガスが立ち上がっている。最初の三本は育てる為に取っておく。次が楽しみ
芽キャベツ。あっという間に丈が二倍ほどになってしまった。「トウが立つ」とはまさにこういうことなんだと納得する。
白菜。上は可憐な菜の花である
ナバナ。早速モンシロチョウの訪問を受けている
大根の花は白い
ソラマメ。花が沢山咲いている。収穫は期待できそうだ
先週植えたマルチの状態。ここにはレタスを蒔いたのだがレタスの双葉だろうか。他の穴も同じようなものが生えているのでレタスなんじゃないだろうか。次週に続く
ダイコン。これはカイワレなのでダイコンだと確信を持って言える
次のマルチを張ろうとしたら泥だらけのアマガエルが出てきた。「ケッ。折角寝てたのに起こすんじゃねーよ」渋々移動。丁重にナバナの虫を食べてくれるように依頼。
斎藤塾メモ:
これから仕事が増える。草取りと虫見。天気のよい日中に、雑草が生えだした双葉のときに土の表面をひっかいてやるとひからびる。
サトイモは5/20頃。植えて置いてもよいが、最初の1ヶ月は動かない。ネットに入れて、日当たりのよいところに埋めて活けておき、芽だしをした段階で植えるべき。今植えたのなら掘り出したほうがよい。ショウガも同様。
Q:そのまま植えて置いてもよいのでは?
A:かまわないが、雑草が生い茂る中でサトイモの新芽を見分けることができるか?
これからの害虫。キスジノミハムシ。アブラナ科に出る。防虫ネットが有効。
Q:芝生に白緑の芋虫が出るのだが?
A:ガガンボの幼虫。無害。
Q:レタスにもキャベツにも黒い毛のはえた毛虫が付いている。これは?
越冬した毛虫では。ナントカケンモンといって食害はしないはず。
ヤマイモの植え付けは今のうち。GWまでに植える
アンドンの張り方。ガルテンは有機だから使わないが、肥料袋がベスト
5月の中旬まで。その後はアンドンも不要。
ナスはハウス内に植えないこと。ナスは水で取るという
トマトは逆にハウスのほうがよい。
ニンニクの収穫時期。葉が半分枯れたら採りどき。タマネギのように倒伏はしない。
一年生を迎えて入村式が盛大に開かれた
農政課課長さんのお話
今回の参加者は130名。外にはみ出すガルテナー。結構寒い
新しい栽培指導員の方が紹介された
かさま親善大使のお嬢さん方による笠間のイベントの紹介。なぜかポスターを持っている姫
沢山のガルテナーが参加
ガルテナー代表による乾杯
新人ガルテナー
調理室も開放された。ほとんどスタンドバーである。熱燗が好評
二次会。風が収まって外でも快適
それぞれのラウベの中で今年の計画を考えながら寝る。
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2006年04月16日
栽培講習会
新しい栽培講習会の講師による講習会が開催された
姫の仲良しのうちと合同で昼飯。去年作ったシソ胡麻ペーストのパスタ。同じように見えるラウベは微妙に間取りが異なる。各ラウベにそれぞれの工夫があり、それを見るのも一興。
13:45に笠間発。常磐道でW8パサートワゴンに引っ張って貰い、15:15に自宅着。昼間とは思えない速さ。
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2006年04月30日
雑誌の取材
今日は雑誌の取材があった。20代~30代向けの雑誌で、「充実した余暇を過ごしている人」の特集なんだそうな。年齢制限に引っかかりそうだが、とりあえず一番若手とのことで白羽の矢がたった。
30分ほどのインタビューの後、写真撮影用に耕耘機運転とカブ、ダイコンの間引き。もうしばらくすると色々作物があるのだが、今の時期は割と地味な作業ばかりで写真映えがしないのが残念。
ハウス苺はそろそろ終わりだが、ラウベの露地の苺(実は姫の学習教材の植え替え)はこれから。ちょうど花が咲いている
手前はニンニク、奧はソラマメ。ソラマメの花はいい香りがする
昨日刈ったタンポポがあっというまに開いて種を飛ばしている。単純に乾くと開くのか、世代を残すことの執念か。
図書館に寄ったあと、柳研により、緑肥用のソルガムの種を買って帰る。ソルガムって何?と思ったら高粱のことであった。
本日の作業:
イチゴシロップ作り
ダイコン、カブ間引き
ズッキーニ苗植え付け。割り肥(深いところに肥料を固めて入れる)を試す
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2006年05月03日
第一次地酒呑み会
カシスリキュールのミニボトル。どちらかは本物でどちらかは赤梅酢である。単品ではそれぞれ違和感はないのであるが、冷蔵庫の中に両方あるところが非常に紛らわしい。
胡麻やで地酒の呑み会があった。笠間の同一蔵元の酒を呑み比べようという試みである。呑んべのさた研は所長、研究員とも参加。わざわざ車で乗り合わせ、タクシーで帰る。みな気合い十分。瓶も新聞紙で厳重に梱包され本格的である。
会場は胡麻やの奧の座敷。床がふわふわしていて大人数で床が抜けないか不安。座敷から店側を覗く
胡麻や当主からルール説明あり。一番高い順にメモに記載せよ。全問正解者には賞品あり
発表。全問正解者は残念ながらゼロ。ただ所長と研究員の評定はかなり近かった。好みの傾向が似ているのか。どうも雑味のない順に並べていくのが正解のようだ。
あとは単なる呑み会となる
終了し三々五々解散する
ラウベにも子供が多い。段ボールで遊ぶ
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2006年05月04日
陶炎祭(ひまつり)
陶炎祭(ひまつり)に出かけた。朝9時前になんとか会場の駐車場に滑り込む。
会場入口前は芝生の小山になっており、子供らは芝滑りが楽しみ
会場レイアウト。去年とほぼ同じ
会場直後からかなりのにぎわいである。
きっずひろばで姫ろくろ体験。最初円柱状の粘土に、真ん中から指を入れていく
内側の手で広げていく。実は反対側のおにーさんのコントロールがうまい
すこしずつつぼめていく。このつぼまるのが粘土の不思議なところである
首ができてきた
底を糸で切ってできあがり
姫友もトライ
並んだ作品。乾かしておく。ほとんど同じ形なのはおにーさんの努力のたまものか
子供らが遊んでいるあいだにぐい呑みを調達
ボディーペインティングもやっている。ふらわっちとまめっち
そのあと内原の農ランドに行く。ここは巨大な温室で大量の苗を直売している
巨大なテーブルの上に同一種類の苗が並んでいる。
驚くことにこのテーブルが閉架書架のように動く。はさまれる研究員
ナス(千両二号)キュウリ(さつきみどり)ゴーヤ(大長レイシ)シシトウ、伏見甘長トウガラシ、ミニトマト(イエローピコ)苗を購入。一日馴化し、明日植える。
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2006年05月05日
一日労働
苗を買ったからには植えねばならない。ネットを張る。家庭用のネットは正方形なのだが、農業用のネットは菱形である。これが非常に悩ましい。24cm角のネットの横幅はルート2で掛けて33.9cmになるはずなのだが、菱形ゆえ上下左右に引っ張ると形が変わる。これをラウベの前面に張りたいのだが、どのように切れば適切なサイズになるか、またその切り方で二時間以上悩む
ネットがひっくり返るのを研究員が編み物の要領で直す。炎天下でこのパズルのような頭脳労働は大変。農家は寸法にあわせて発注し、原則切らないというのがよくわかる。
クラブハウスから流れるガルテンコンサートの調べを聞きながら作業に励む。キュウリの支柱立て、マルチ張り、ホットキャップ作り、コンポスト設置、ソルガム播種。
とりあえずホットキャップ。今回ズボラにホットキャップにすいか直播きというのをやってみた
別に借りた目の前の市民農園。アンドンはナスとシシトウ、奧のホットキャップはカボチャとズッキーニの直播き。芽が出るかしらん。
ラウベに張ったのにはゴーヤとナス、手前はキュウリとエンドウ豆になる予定
ミニトマト。あまり過保護にすると良くないということで、不耕耘。いちおうわらを掛けておく
ゴーヤ。こちらも不耕耘。ちゃんとつくか?来週を待て
食事が済みメールをチェックすると会社でトラブル発生のメール。突然仕事モードになる。結局お客様側の設定変更が原因と判り、応急対処もできて一件落着。休みの日に同僚に電話を掛けまくって悪いことをした。ビールを呑んで寝る。夢にひし型がでてきそうだ。
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一日労働
苗を買ったからには植えねばならない。ネットを張る。家庭用のネットは正方形なのだが、農業用のネットは菱形である。これが非常に悩ましい。24cm角のネットの横幅はルート2で掛けて33.9cmになるはずなのだが、菱形ゆえ上下左右に引っ張ると形が変わる。これをラウベの前面に張りたいのだが、どのように切れば適切なサイズになるか、またその切り方で二時間以上悩む
ネットがひっくり返るのを研究員が編み物の要領で直す。炎天下でこのパズルのような頭脳労働は大変。農家は寸法にあわせて発注し、原則切らないというのがよくわかる。
クラブハウスから流れるガルテンコンサートの調べを聞きながら作業に励む。キュウリの支柱立て、マルチ張り、ホットキャップ作り、コンポスト設置、ソルガム播種。
とりあえずホットキャップ。今回ズボラにホットキャップにすいか直播きというのをやってみた
別に借りた目の前の市民農園。アンドンはナスとシシトウ、奧のホットキャップはカボチャとズッキーニの直播き。芽が出るかしらん。
ラウベに張ったのにはゴーヤとナス、手前はキュウリとエンドウ豆になる予定
ミニトマト。あまり過保護にすると良くないということで、不耕耘。いちおうわらを掛けておく
ゴーヤ。こちらも不耕耘。ちゃんとつくか?来週を待て
食事が済みメールをチェックすると会社でトラブル発生のメール。突然仕事モードになる。結局お客様側の設定変更が原因と判り、応急対処もできて一件落着。休みの日に同僚に電話を掛けまくって悪いことをした。ビールを呑んで寝る。夢にひし型がでてきそうだ。
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2006年05月13日
たけのこメンマ作り
金曜深夜に姫と笠間到着。GW直後の週末だけあって道が空いている。これまでの最短時間を記録。
朝から生憎雨がふっている。ナバナの黄色、ダイコンの白、ツツジの赤の対比が美しい。
ソラマメの莢が付いてきた。エダマメくらいの大きさ。意外と低位置に付く
夏作に備えてナバナ、ダイコン、ホウレンソウを始末する。ちょっと考えるところがあり、捨て場にもっていかず、畑に穴を掘りその場に埋めることにする。
ダイコン
ホウレンソウ。葉の形はホウレンソウだが薄くなっており美味しくない
ダイコンを割ってみた。中が空洞になっている。この養分が菜の花に変わったか
ホットキャップで直播きしたタネがきちんと発芽した。スイカ(伊吹)
カボチャ(雪化粧)
ズッキーニ(ダイナー)
15時からたけのこメンマ作り教室。(写真をクリックすると大きくなります)
講師は地元農家の久野さん。栽培講習会の代行やスポーツ吹き矢など、多芸な方である
本日の材料。真ん中の瓶は久野さん特製の豆板醤である
孟宗竹のたけのこ。すでに茹だっているのがありがたい
短冊に切り水洗いする。節の部分は取り、別にみそ汁の具に使う
サラダ油で炒め、水(あれば酒)を入れて煮る
ほんだし、醤油、豆板醤を入れる
最後にごま油で風味をつけて出来上がり。かなり汁は残る。
配膳中
本日の献立。たけのこメンマ、たけのこご飯、たけのこのみそ汁、ぜんまいのお浸しと漬物。
教室終了後畑を見回る。ビーツは具合がよい
カブ、ダイコンも大きくなっている
ナスは元気がないので、直売場で立派な苗を買ってきて横に植える。うまく行ったほうを残すつもり。ただ本日は寒いので、こちらの苗もダメになるかもしれない。
雨が降っていて他にはササゲを蒔くくらいしかできなかった。来週こそエダマメとトウモロコシを蒔かねば。
東京に戻るが東京も9.5度と寒い。GW中に冬服片づけたの失敗したか。(毎年、この時期に同じようなことをやっている気がする)
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2006年05月20日
田植え
金曜晩大雨の中を笠間に向かう。22:00頃、三郷インターを過ぎて2キロほど行った追い越し車線でいきなり大きな水たまり。2秒ほど完全に視界がなくなる。幸い無事に通過。久々に怖かった。
ズッキーニ苗がホットキャップのビニールに張り付いていたので外し、防虫ネットにする。
露地の苺がなりはじめている
空豆。名前の通り上に向けて突っ立っている。収穫は来週か?
姫は茨城県主催の農業体験に参加。といってもガルテン脇の畑である。サツマイモと落花生を植えたそうな。
なんとラウベ内の草捨て場からカボチャが出てきた。昨年食べた雪化粧と思われるが、F1の後のタネがどう変化するか見たいので、このまま伸ばすことにする。
エダマメ播種。品種は名前に惹かれて購入したビアフレンドである。別に厳正に比較した結果、この品種が最もビールのおつまみ向き、ということじゃないんだろうけど。ネーミングは大事である。
今日は斎藤塾で田植えが行われる。集合は「笠間のジャージー牛乳」の前川牧場。斎藤さんより先についてしまい、ご主人に牛乳をご馳走になる。「呑んでってよ、売るほどあるんだから。」黄色みが濃いがあっさりしていて美味しい。ご主人に言わせると一般的な牛は高栄養の餌を食べ過ぎだそうな。
仔牛。ジャージー種は毛が薄い茶色
餌場に寄ってくる成牛。「なんだよメシじゃないのかよ」という雰囲気
産まれてから10日ほど。痩せている
丘の裏手には牛が放牧されている。普通にイメージする牛より遙かに痩せてゴツゴツしている。そして動きが機敏。群れごと走り出しそうな雰囲気である。こういうのが本当に健康なんだろう。
さて、ここからが田植え本番。長靴が脱げないように、ハウス固定用のビニール紐で縛り上げる
苗。苗床からロール状になって取れる。これをハガキ大に分割し、4,5本ずつ植える
苗の一本。これが35本にも分けつする。実は4,5本植えても同じくらいの大きさで増えるのは止まる。つまり、周りのイネとの隙間がなくなる段階で生長が止まる。一本だけだとつかないこともあるので、4,5本毎が無難。
田圃の手前で植え付けの練習。右手で苗を4,5本取り、中指で押さえてたんぼに「の」の字を書くように活着させる。
さあ本番
おっかなびっくり田圃に入る
動けなくなって難儀する
だんだん慣れてきた
作業は進む
自分の足幅の間と両側に3筋で植えていく。まっすぐ植えるのはなかなか難しい。
ほぼ作業終了。天気予報では雨とのことであったがなんとか持った。たんぼはJR水戸線のすぐ脇である
Q&A:
ナス:Q:編み目のように葉に穴が空いている。
A:ゴマ粒より大きいような虫に喰われているのでは。
Q:隣にあとから大きい苗を買ってきて植えたが、前のは抜いたほうがよいか
A:もうちょっと様子見すべき。
ガルテンに戻り作業をしていると雷が鳴って不穏な雰囲気。このあと大雨+雷で一度停電した。1分ほどで復旧
美しい虹が出た
メモ:草取り、ズッキーニホットキャップ外し、防虫ネット、エダマメ播種
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2006年05月21日
ほたるの里清掃
朝飯前にカブとダイコンの収穫。秋物にくらべ葉が柔らかい
ガルテンから八郷方向に上がったところにある「ほたるの里」の清掃に参加。
椅子代わりの切株からキノコが生えている。「このキノコ何ですか」「さあーわからないねーわかってたら誰か持ってってるよー」とりあえず食用じゃないようだ。
トノサマガエル
どこに行っても草取り
歩行クローラで砂利を運ぶ。こういうものが出てくるところが流石プロ農家である。
オタマジャクシが山ほど
さっそく捕まえる
足だけ生えているのが多い
観察したところで流れに戻す。ここの周辺はトノサマガエルが多い
一段落したところでお茶と菓子パンが配られてしばし休憩
終わりの挨拶。すっかり初夏の空である
ちょこっと歩行クローラに乗ってみる
ラウベに戻ると、玄関脇の紫蘭が咲いている
非常に暑くなり、カボチャのホットキャップも外したが、いきなり涼しくなり水分を持って行かれ黄色く萎れてしまった。大丈夫かな。昨日朝方に外したズッキーニは元気なので、今後は温度変化の少ない朝方にしたほうがよさそうだ。
卒業生からもらったアイリスが綺麗に咲いている
15:00に図書館経由で帰る。岩間から一番左側の走行車線をのんびり走り、17:00丁度に三郷通過。通勤割引で1,500円であった。
メモ:エダマメネット掛け、カボチャホットキャップ外し。カブ、大根収穫
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2006年05月27日
不耕耘の落とし穴+こまめ
金曜深夜にラウベ到着。
ゴーヤのツルが順当にまきついている
トマトも順調。花がついてきた
先週蒔いたエダマメが出てきている。モヤシ状態で頭だけ覗かせている
防虫ネットからはちきれんばかりのズッキーニ。やはり苗からは早い
カタツムリ。角を出している。ラウベの至る所に存在
明日のガルテンの日に備えて、山吹の剪定、草刈りを実施。どうも芝がすこしずつ畑地に進出してきている。エッジを切る必要があるかもしれない。
ガルテンの耕耘機でもっとも稼働率が高いこまめが車輪の修理を終えて帰ってきた
以前は車輪と抵抗棒を前後に動かすタイプのため、抵抗棒を出さずに耕耘を開始した場合、耕耘爪と抵抗棒が干渉して壊れることが多々あった。今回のパーツは取り付け部がぐるっと回転する。
左側のバネつまみをひいて
右にぐるっと180度回転する
抵抗棒が下になった状態で固定される
こちらのほうが動作が明快でわかりやすい。ちなみに、このこまめにつける作業機はホンダ純正品ばかりでなく、豊富なアフターマーケットがあり、奧深い世界がひろがっているようだ
ゴボウを植えようとして大穴を開け、掘り進むと「そこにエンサイ植えたのに~」と研究員の声。不耕耘でやろうと思っていたが、さすがに葉物は雑草と見分けがつかない。どうしても雑草を取りきることができないため、苗か、よほど特徴的な作物でないと、どこに植えたかわからなくなってしまう。
斎藤塾。秋蒔きダイコンを春に植えるとどうなるか、の実例。
たいして大きくならないうちに、茎が立派になりトウが立っている。
べと病になったキュウリの葉。べと病はカビの一種。最近日照がなくじめじめしているのでカビも多い。お天道様が出ればなくなるかもしれないし、少々チッソを増すのも手かもしれない。ガルテンは有機なので、ぼかし(堆肥を一升瓶に入れて水を注ぎ、一週間ほど経った物)をやるか。
オクラのタネ。左の少ないのは赤いオクラ。タネでは見分けがつかない。緑色は消毒処理の色。
Q:ゴボウを植えようとおもって穴を掘ったのだがどうすればよいか?
A:そのまま埋め戻すと元の黙阿弥なので、土と交互に有機物をいれてやる。雑草でもよい。また、肥料袋に土を入れて地面を高くすると、掘る手間が少なくて済む。ただ、そのままでは夏場熱を持つので、複数まとめて戸板か何かで囲っておくのがよい。
ラウベに戻り、研究員に「抜いた草を入れると良いんだって」といって他の作業をしていると、大穴が全部刈った草で一杯になってしまった。これではゴボウを植えるどころではない。なんだかなあ。やはり植え付け地図は必要だと双方合意する。
草刈りと穴掘りでくたびれ、早めに寝る。
メモ:レタス収穫、ダイコン抜く。草取り
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2006年05月28日
クラインガルテンの日ですが雨です
今日は「クラインガルテンの日(共用部分清掃)」なのだが、あいにく朝からの大雨で中止になってしまった。炊き出しだけは準備してしまったので10時にクラブハウスに集まり食事をとる
ログハウスの雑誌の取材の方が訪れた
他のラウベの方の色紙細工。作者は男性である。ガルテナーはみな芸達者である。実は世の中の人はみなそれぞれ芸達者であるが、普通はそれを知る機会がないだけなのかもしれない。
ラウベの中の取材。生憎の雨でカメラマンは大変。いちおう収穫風景や大雨の中の播種風景等も撮る。「通常やらないんですけどね」といいつつ蒔く指が泥だらけのべたべた。うーむ。
玄関横に紫藍が咲いている
カブはそろそろ鬆がはいりそうだ。耐病ひかりの葉にはトゲがあり、収穫するときにちくちくする。収穫したカブの葉を積み上げる。茎は漬物に、葉はおひたしに。加工すると「かさ」が減るため、できるだけ湯がいたり漬けたりしてから持ち帰ることにしている。
これでカブ6本分
結局ゴボウはまかずじまい。作業がちぐはぐで中途半端な週末であった。まあ、こんなときもあるさ。
東京にもどるとタイミングよく仕事の電話。よく調べると問題はなかった。有り難い。
メモ:エンサイ播種、オクラ播種、カブ収穫、ささげまき直し
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2006年06月03日
運動会+そら豆
今日は姫の小学校で運動会であった。この小学校では紅白に分かれて競争するのであるが、ここのところ毎年赤組が勝っている。姫は三年連続で、厳正な抽選の上白組である。
なぜ赤が勝つのか。やはり応援合戦にせよ何にせよ、すべて赤から始めている。同じ振り、同じ歌(歌詞は多少違うが)を赤組からばかりやっていれば、どうしても白は二番煎じのような気になってしまう。また、最初にやる側はまわりの興味を引きつけるが、どうしても白がやるときは観客も熱心でなくなる。結果志気が下がる。
応援合戦も複数回やるので、たまには白から始めればよい、と思うのだが、残念ながら先生方はあまりそういう興味はないようだ。何のために男女混合の出席簿にしたの?
今年は2年生の大玉送りではじまった。白優勢で展開。途中1組、パイロンのスラロームの入り方を間違えて最後のパイロンを廻らず、そのまま下がっていったのがちょっと気になったが、ほぼ1周の大差をつけてゴール。お、今年の展開は違うか?と思ったが、結果は、「白組に反則があったので、赤組が勝ち」との先生のアナウンス。
納得がいかない。
あれだけ監視の先生がいたのだから、そのときにやりなおしをさせればよいのでは?
反則はしてはいけない、という見せしめにしたいのかもしれないが、それなら頑張ったそれぞれの子供の気持ちはどうなる?
反則の内容の説明はない。反則した子供は自分が反則だということを理解したのか?
あれだけの大差を反則でひっくり返していいのか?せめて減点ではないか?
子供らも納得がいかない様子。白組は追い上げたものの、最終的には175対215で負けてしまった。
この疑惑の判定がなければさぞかし盛り上がったであろうに。
姫の感想は、「勝てなくて残念。でも、こうなったらずーっと白でいいから、一度だけでもいいから、白で勝ちたい。赤じゃなくて」その意気やよし。がんばれ。
白組。赤い帽子をひっくりかえして裏地にしたのが白、と見えてしまうのがなんとも哀しい
気をとりなおして笠間へ。途中アルピナの3シリーズワゴンがハイペースで飛ばしており、付いていこうとするも、遅い車両に阻まれて断念。
しばらくすると前方に赤い点滅が動いている。パトカーか?と思い減速すると、なんとクラウンの覆面パトがアルピナワゴンを捕捉したところであった。そのまま千代田PAに吸い込まれていった。くわばらくわばら。何キロオーバーだったんだろう。18時笠間到着。
そら豆が採り頃。産毛がなくなり、ピカピカ光っている。
ズッキーニ
大きなカブ。ソフトボール大
そらまめ。採り立てはやわらかくて絶品
そらまめのガラ。これで本日の収穫の1/3程度
カブが大きくて台所が小さく見える
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2006年06月04日
えだまめ播種
翌朝は姫と研究員、所長の兄が地区の清掃に参加する。所長はジャガイモ畑の草取り。
ジャガイモの花が咲いている。品種はトヨシロ
ピンク色の花もある。こちらはキタアカリ
その後コンポストを買いに行く。値段をみてびっくり。3,480円が4,980円になっている。プラスチック製品は大幅な値上げがあったようだ。携帯で研究員に連絡すると、「今までが安すぎた、ということもあるんだから」と至って冷静。石油文明の終焉は近いのか。「まだかかる」とのお達し。
枝豆の生存率が悪い。どうやらネキリムシにやられたようだ。草刈りがてらちょっと土の表面を削ったら緑色のネキリムシが3匹。不耕耘はネキリムシを呼んでしまうので、苗からにしたほうがよいかもしれない。
ビアフレンドを蒔き足す
キュウリ。品種は(さつきみどり)。丈は伸びないがすでに花がついてきている。そろそろウリハムシの攻撃にさらされている。
ナスの初物が成った。早めに収穫する。
その他作業
コンポストに土を盛りゴボウ播種準備
ビーツ、コリアンダー間引き
スイカのホットキャップを取りネットにする
タマネギ、レタス、イチゴ収穫
フェンネル、山椒のアゲハ幼虫退治
草取り
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2006年06月10日
そら豆+斎藤塾
土曜昼に笠間到着。しばらくの間、車は友人のパサートを使用。広大な車内にとまどう。レポートはそのうちに。
4月9日に植えたサトイモが今頃出てきた。タバコの箱くらいの大きさ。
アスパラに銀玉くらいの実が沢山ついている。アスパラは最初は観賞用とのことだったが、ここらへんを愛でたのであろうか。
ズッキーニ。つぼみがついてきた
そらまめ。莢に茶色が出てきて、早く採ってくれといわんばかり
ダイコンとレタス、カボチャのネットをはずす。
ダイコンは非常に良い出来。レタスも一応玉になっている。
ネットを外したカボチャ。ここまで来ればウリハムシが来ても大丈夫だろう。
万願寺トウガラシに花が咲いている
コリアンダー畑。姫の背丈ほどもある。種が取れるまで頑張ると研究員は言っている。(スパイスになる)
そら豆を大量に収穫。これで半分の量。茹でて冷凍する
16時から斎藤塾。
持ち込まれたのはズッキーニの葉。丸くなるはずの葉が縮れている。モザイクウイルスの一種にやられたのでは。
こちらも同じような症状のトマト。
「なんとかできませんかね」「うーん、これが出たら難しいと思います」「あらー折角実がついてきたのに残念」「とりあえず、一週間様子を見て他の木にも出そうなら抜いて下さい」
講義内容:
今の時期はとにかく草を抜くこと。
根っこの話。
草取りの時に作物の根を傷めないように。大体上の樹型と同じ範囲に根が伸びていると思えばよい。
サトイモ、ナガイモ、キュウリなどは地表近くに根が伸びる。そのとき鍬で表土を掻き取ると根を傷める。なるべく遠くから土をもってきて、株もとにひっくり返すことで草を埋めてしまう。土寄せは梅雨明け前に完了し、夏はいじらないこと。わらを敷くと根が地表まで上がってくる。
肥料をやるときも株元では吸えない。根の先端部よりちょっと手前が一番肥料を吸う。
キャベツの玉の比較。ネットを掛けたもの。
こちらはネットを掛けないもの。かけなくても虫見3回でほぼ同様に育つ。アオムシはそれなりにつくが、玉の中までは侵入しない。
以下質問
ニンジンの採り頃は?筋蒔きしていると地面が割れてくる。その後、ニンジンが怒り肩になるので、そのときが採りどき。
ジャガイモを収穫したあとにトウモロコシを植えても間に合うか?地元の人は稲刈りの時に出来るというけど、遅いんじゃないか。
去年やったサツマイモが、ツルと葉は良く茂ったのだが、イモが小さいのしかならなかった。なぜか?肥やしのやりすぎ。サツマイモはマメと同様自根に養分を作る力があるので、肥やしのやりすぎはよくない。
ジャガイモの後にネギはどうか?OK。
ハチの話。この時期一匹で飛んでいるスズメバチは女王蜂である。スズメバチは女王のみ冬を越す。主に樹液を吸う。ラウベの軒下等に巣を作るので、一匹の内に撤去する。最初に下向きのお皿のような巣を作る。放置すると秋口にクロスズメバチ対キイロスズメバチの大戦争が起こり、その時は危ない。冬になるとハチがいなくなるので、そこで巣を取りニスなど塗るとよく旅館に置いてあるアレになる。
スズメバチがミツバチの巣を襲う時は、最初にペアで偵察に来る。そして一匹だけが巣に戻ろうとするので、それを絶対捕まえて駆除する。そうしないとその後2ペアで再度偵察に来て、その後はスズメバチが総動員で攻めてくる。そうなるともう手は出せず、ミツバチは全滅する。
巣は再利用しないのか?一年限り。再利用はしない。ただ、その場所は巣を作るのに条件のよい場所であるので、毎年同じ場所に作られる可能性はある。
大きなクモが巣にかかったカメムシを捕まえている
別の角度から
ダイコンの葉にゴキブリ?家にいるのと同じ種類だろうか。畑でみるのは初めてである。
ホロルの湯に行き泳ぐ。ガルテンから車で30分。ガルテンを19時に出たのだが、プール、温泉両方に行くのはかなり忙しかった。20:00に入館終了、20:45にプール、温泉の利用終了、21時までに退館することになっている。ホロルの湯に行くときは、遅くとも18時には出たい。
その他作業:
ビーツ収穫
そら豆うないこみ用穴掘り
そら豆加工(剥き、茹で、冷凍)
ダイコン葉茹でる
ゴボウ播種
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2006年06月11日
一日雨
今日は一日雨である。
姫と姫友が隣のラウベで折紙を習ってきた。ダックスフント
外で遊べないのでラウベの中の大きな段ボールに目をつける
つぶしてしまった
中に入って揺らす
どんどんエスカレートする。リビドー発散
親の作業:
そら豆株抜き。抜いたあとをこまめで耕耘
そら豆後にトウモロコシ播種。雨の中ベタベタな土に蒔くと田植え気分である。
ビーツを蒸し焼きにして酢漬け。蒸し焼きにはビタクラフトが重宝する。酢をかけると真っ赤
ダイコン葉漬物。ダイコンはなますにする
直売場の青梅を梅酒に。舞茸をオリーブオイル炒め
コリアンダー収穫
シソ苗確保(こまめより避難)
図書館に寄り18:00帰着。
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2006年06月18日
田の草取り
金曜深夜に到着。
里芋の葉に露が溜まっている。これを集めて墨をするのは七夕だっけか。時期的にはあう
コンポストに植えたゴボウ。思ったより出が悪い
コリアンダーが倒伏している。梅雨中にちゃんとタネまで置いておけるのか
枝豆は順調
ソラマメを抜く。抜いた茎は空洞になってスカスカ。畑に穴を掘って埋める
ニンニク。本当は晴れた日に抜くのがよいらしい。一片を植えたものがこうなる
タマネギの倒伏。これも晴れた日に抜くべき
さて、今日は田の草取りがある。14:00に前川牧場集合
珍しく牛が牛舎の中に入っている。名札付き
あぜ道をトラックの荷台に乗って目指す田んぼに向かう。トトロの映画のシーンのようだ
色が薄いものが雑草。田んぼの端の処理がわるく、一度水が干上がり草が生えたとのこと
これは水面下では育たないため、くるっと巻いて土に埋め込む
やってみると大変な重労働。田植えの比ではない。あきらめて上から踏みつけることにする。踏むのはいいのだが、抜く時に力がかかり、ももの裏の筋肉を使う
踏みまくる
姫は地元の子供と仲良くなり、牧場の丘を上がっていく。見通しがよい
踏む。一人ではつらい作業でも何人かでやればがんばれる
さらに踏む。全員だんだん無口になる
1時間半ほどの作業で終了。ただこれでは土が水面上に出ているため、また出るかもしれない。来週もやるぞとのこと。
荷台に乗って牧場に戻る。友達ともお別れ。子供はこういうときあっさりしたものだ
やれやれ
ほかの田んぼは草がない
前川牧場に戻ると牛乳をご馳走になる。青草になったため牛乳がアイスのようなクリーム色。青草のカロチンが牛乳の色に出てくる。干し草を使う冬はもっと白い。
斎藤塾
エンドウマメの葉にカビが出ている。この時期日照不足、低温でこうなりやすい。晴れれば戻る可能性が高い
その他質問:
ミツバの苗作りはそろそろ。
冬ニンジンの蒔きどきは?7月20日。今蒔くと9月に採れる
ナスの更新枝止めはいつやるべきか?7月の最盛期に実施。5葉残して切る。
キャベツ苗はいつ頃作るのか?去年の周年栽培の苗の最初は?
今頃蒔いている。ただそれは渡辺農事のベストに限る。普通はもっと遅い。
白菜が今頃直売場に売っているのだが品種は?冬植えた武双と同じ。白菜は秋物を春に蒔いても大丈夫。よくミニ白菜等売っているがあれは難しい。
スギナ対策。引っかき回すというが、この時期だと苗を植えてることにならないか?
その通り。夏場になってからのほうが効果的だろう。
トマトの芽かき。右側が脇芽だが結構大きい
ラウベに戻る。ズッキーニは順調。来週収穫がありそうだ
ひからびた枝豆の芽。蒔くときに埋めるのが浅いと、芽が出たときに双葉の重さにまけて地上に出てきてしまう。深めに蒔くべき。
ソラマメの最終収穫。収穫が遅いため莢がわれているもの多数。
キタアカリのためし堀り。イモが小さめなのは芽かきをさぼったからか、日照が少ないのか、収穫が早いのか。来週もう一度掘ってみることにする
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2006年06月24日
ズッキーニ収穫+藤枝りんご園
今回は研究員が忙しいので姫と姫の保育園友達を連れていく。金曜23時に到着。ついたとたんにロフトに上がり二人とも寝てしまう。
晩酌のお供はキュウリの一番果。大きいがみずみずしい
翌朝。普段は寝坊するところ7:30に起きた。畑の巡回
ゴボウの芽が出ている。出ないところは一つも出ない。
ソルガムが伸びてきた。我ながら草ボウボウの畑
ズッキーニ。下の写真のズッキーニが隠れているが判別できるだろうか。
相似形で大きくなる。一番右のやつもみずみずしく食えると・・・思う。来週を待て
ズッキーニの食べ方。スライスして塩をふり、汗をかいたところで(20分位?)ふきんで水分をふき取りオリーブオイルを少量引いてソテーにする。
石垣に草がない
同級生から赤キャベツを頂いた。固くて美味しくないとのこと。実は酢漬けにするとうまいのでありがたく頂戴する。青虫はご愛敬
藤枝りんご園にりんごオーナーで木を選びに行く。麦秋
実は明日だったらしいが選ばせてくれた。さた研は紅玉(藤枝さんは「べにだま」と呼んでいる)を選ぶ。これで一つの木に120個くらいついている
りんごの専用袋。大きくなってから真ん中のミシン目で切り、日に当てると赤くなる
りんごの木の選び方。藤枝さん曰く、「陽に当てないとリンゴは赤くなりません。」ガルテナーが、「それじゃあまり葉が多くないほうがよいんだ。」「そのほうが赤くなります」「じゃこっちの木にしようか」その後に「リンゴの実の栄養分はその上の枝から来ます。葉が少ないと栄養分が少ないので甘くなりません」「なので収穫直前になったら葉を落として袋も外し、陽に当てます。まわしたりもします」「じゃ、葉はやはり多いほうがいいの?」「そのほうが甘くなる場合が多いです。でも陽に当てないといけません」農作業はこの手の話しが多い。
ただ、リンゴは去年出た枝につき、古い枝にはつかない。そう考えると剪定もよく考えないといけない。
これは「ふじ」。陽にあたるほうが赤くなっている。実はこの後一度緑色になるとのこと
袋の上に直立している枝がそのリンゴ担当の栄養を稼ぐことになる
選定が終わり、子供らが三々五々戻る。道の真ん中でふざけていられるのも笠間ならでは
斎藤塾。今回は東京農大のお嬢さん2人飛び入り参加。さすがに農大だけあり、青虫を手に乗せて観察。
ヨトウムシ。緑色と茶色があり、葉につくほうは緑色。フンが飴色で青虫と区別できる。ヨトウ系は尺取り虫のように動くものが多い。
質問コーナー
ダイコンの肌が荒れるのはなぜか?キスジノミハムシの成虫に噛まれたためではないか。小さいうちに噛まれると食害痕も一緒に大きくなる。
キュウリの上半分が細く、下半分だけが充実している。なぜか。低温のため、全部が受精しなかったのではないか。受精が不充分な場合、受精した部分だけが大きくなることはあり得る。
下のほうだけ生長し、タネが充実している。
その他質問:
ニンニクの干し方は。できれば晴天時に掘り上げて天日で乾かすこと。洗うべからず。根と茎はカピカピに乾燥してから切り離す。一皮剥けば売ってるようなニンニクになる。
基本的に土中に植わっているものを干すときは洗わないこと。
ネギの植え替え。7月以降梅雨が明ける前に実施。U字溝のような溝を掘り、その中に植える。幅は6cm毎。土は根が隠れるくらいにし、草が生える毎に土寄せすること。9月の彼岸くらいに3回めの土寄せを実施。
ナス。アワヨトウのように茎を食い荒らすコウモリガが出る可能性あり。陽が出たときにいきなり萎れるので判る。見つけて駆除しないと軸をつたってどこにでも行く。
トマトはウドンコが出るがトマトはウドンコで枯れるまでには至らない。放置してOK
イノシシが出るので注意。イノシシの好物はナガイモ、サツマイモ、トウモロコシ。出会ったら通り過ぎるのを待つこと。勝負できる相手ではない。
スイカはピンポン大になった段階でリボンをつけ、日数を数えること。ピンポン玉大で一週間と換算。
先週仕事が忙しかったせいか、今日はくたびれている。ホロルの湯に行く道を行き過ぎてしまい迷った。また下駄箱の100円戻りを忘れてしまい、見に戻ったら抜かれていた。こういうときは注意力が散漫なので慎重に帰る。家の近くまで行ったときに右折交差点で前の車が対向左折車のあと急いで曲がろうとし、対向左折車が人を見て急ブレーキをかけたのに間に合わず追突。あぶないあぶない。こちらの注意力散漫が移ったのかもしれない。とりあえず無事に自宅到着。やれやれ。
作業メモ:
枝豆まわりの草取り
芋掘り
スイカの伸びにあわせてわらをしく
オクラネット外し
トウモロコシ廻り草取り
ニンニク抜く、干す
タマネギ抜く
ダイコン、ビーツ収穫
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2006年06月25日
大きいズッキーニも食用可
大きくなったズッキーニも食用可能です。やわらかさは変わりません。
ただ、ラタトゥイユが鍋一杯できます。あとは、食べ続ける根性だけです。
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2006年07月01日
ブルーベリー狩り
ズッキーニが本格的に採れだした。ナス、キュウリも良型のものが採れている。
初めてガルテン裏のpdog5とむらにお邪魔する。そば粉のクレープが美味であった。原宿にあるようなやつではなく、味噌味がベースの食事クレープである。このシーズンは近所のブルーベリー園の案内所を兼ねている。客人が来たとおもったら卒業生のNさんであった。犬ども大喜び。3ヶ月経っても覚えているようだ。
pdog5とむらの庭のラズベリー
ガルテンに戻る。手前は丈30cmはあろうかという小松菜。ネットをかけないので穴だらけであるがよく育っている。
土手が草ボウボウ。刈払機で刈ることにする。
直売場は七夕祭り。なぜか姫がスーパーボール釣りの店番に収まっている
H家登場。ブルーベリー狩りに行く。時間無制限、園内で食べる分には無料、持ち帰りは100g200円というルールである。たまたま去年と同じ区画に案内された
旬のブルーベリーはどんな人工の菓子もかなわないと思う。子供らは摘むのに夢中だが、大人は食べるのに夢中
ブルーベリーは複数の品種を混植するとよく成るそうだ。木に成っているときはブルームという粉がついていてすみれ色に見える。収穫してしばらく経つとブルームがとれて濃い紫色になる。
沢山の木をまわってどれが美味しいかを探す。甘い木、酸味が勝った木、香りの良い木など様々。ブルーベリーで満腹。苺狩りと違って胃にもたれず、幸せな気分である。
斎藤塾
ゴマがほとんど出ていない。植え方が深いか、ネキリムシに喰われた。ネキリムシはゴマが好き。
今は小さい。7月下旬に丈高50cmくらいになり、そこからどーんと伸びる。
タバコガの幼虫。タバコをはじめ、トマト、ピーマンに良くつく
実に穴をあけ、顔をつっこんで食害する。
こんな感じ。ピーマンなどに小さいうちに入ると、切ったら数匹いてびっくりすることも
その他質問:
間引きの話し。エダマメ、トウモロコシ、ゴボウは間引きをするのか?
エダマメは3本くらい一カ所から生えていても構わない。
トウモロコシ、ゴボウは間引きする
ゴボウの間引きの際は、双葉に対して本葉が直角に生えているものを選ぶこと。
早生キャベツのお奨めは渡辺農事のベスト。
ダイコンは今植えるのなら夏みの早生3号。
8月20日になったらYRてんぐが植えられる。
今蒔いたニンジンは9月、7月20日に蒔いたニンジンは年明けになる。おすすめは夏蒔鮮紅五寸。
ニンジンは侍の上下みたいに肩が張り出したらとりどき。早いと髭根ばかりでニンジン臭い。とりどきはつるつるしている。トウがたつころになるとまた髭根が出て水分を吸収し、茎が伸びて花が咲く。
その他質問:
トマトは摘果したほうがよく成るのか?必要ない。条件がわるくなったらトマトが勝手に実をおとす。
秋蒔きで肥料をやったほうがよい野菜は?白菜。肥料をやりすぎると葉に黒班が出るというが、味には影響ない。
収穫した際には根っこをみるように。良い根っこは白い。黒ずんでいたりコブが出来ていたり、割れていたりするのは連作障害の兆候であることが多い。
ラウベに戻る。大半のナスの調子がイマイチな状況で、うちのは良くできている。マルチ+遅植え+疎植の成果か?
H家の芝刈り機を借りて芝を刈る。姫は機械ものが好き
斎藤塾の合間に口元をブユにかまれてしまった。怖い物見たさの方はこちら。
その後、H家とほたるの里にホタルを見に行く。ゲンジもヘイケも両方いた。かなり名が売れてきたようで駐車場も混雑してきた。近隣の方に迷惑にならなければよいのだが。
その他作業メモ
土手草刈り
ニンジン播種(夏蒔鮮紅五寸)
伊吹ネットはずす
ジャガイモ掘り
山吹刈り込む
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2006年07月02日
第2回クラインガルテンの日
夜中雨でどうなるかと思ったが、今回は晴れた。クラインガルテンの日とは、手っ取り早く言えば共同部分の草刈りである。
草を集めて廻る軽トラ
1時間半ほどで作業が終了。今回はコシアブラとヨモギ、なんとスギナの天ぷら付き。
昼飯の配給を待つ人々
料理をつくっていただいた近隣の方々。
しかしスギナが食用になるとは思わなかった。
図書館に寄って帰る。
本日の作業
野菜自慢に出す野菜の収穫(今回初エントリー。これまでは間に合うようにできなかった)
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2006年07月09日
ソルガム刈り取り+梅干し紫蘇入れ
この時期は一週間経つと草の中に作物が埋もれている状態になる。キュウリ
プチトマト(イエローピコ)。一つだけ黄色くなった
ナス(千両二号)
ズッキーニ(ダイナー)
この中にシシトウが隠れている
草と作物の境目がない
日帰り農園のほうのカボチャ(雪化粧)は区画から大きくはみ出している
本日の収穫
ソルガムを刈り取って鋤き込むことにした。最初草刈り機で上のほうから刈る。一度に根本から倒してしまうと鋤き込めなくなる。
真ん中へん
下の方
全部刈った状態。このまま耕耘機で鋤き込む。根が固く結構大変であった。
その後草取りをして、先週に引き続きニンジンの播種。図書館経由にて帰着
梅干しに直売場で買ってきた紫蘇を入れることにする。
まず葉をとり洗う
洗われた紫蘇。大体一袋=梅1kg。これは二袋分
塩を多量に振って手で葉に塩をいきわたらせる
段々かさが減ってくる
絞ると多量のあく
真っ黒である
絞った葉をほぐす
白梅酢が上がった状態
白梅酢をお玉ひとすくい葉にかけ、混ぜる
再度絞る
赤梅酢。これはあくが強いが利用可能
葉をかめに入れ、梅の上に平らに置く
白梅酢が鮮やかな赤に変わる。元通りに重石をして土用を待つ。
今年初の赤梅酢。ちょうど去年の分が終わりかけている
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2006年07月16日
突発的夕涼み会
金曜深夜に研究員の同僚を連れて笠間着。
カボチャ(これは去年の野菜ガラから勝手に出た元雪化粧)が隣の敷地に触手を伸ばしている。慌てて切る
ソルガムを鋤き込んで一週間の状態。繊維だらけ
エダマメ。早ければ来週には食べられそうだ
スイカの雌花がつきだした
こちらはカボチャの雌花。株元から遙か離れ、3メートル以上先にようやく付きだした。
手前の細長い葉はエンサイ(空心菜)、後ろの広い葉はオクラ
ナスがそこかしこに成っている
本日の収穫の一部
カボチャの根元。ここがホースのようにぐんぐんと水を吸っているのであろう。元の方の葉が黄色く溶けているが大丈夫か?
カボチャ。ブルーベリーの木を呑み込みそうな勢い
さた研がやると日帰り農園も節操がない。学生時代の寮祭のテーマが「無軌道、無原則」であったのを思い出す。
笠間稲荷にお参りする
姫がなんと大吉を引き当てた。ここのお神籤は点が辛いので非常に珍しい。これまでの経験でいうと、1/3は凶なんじゃないかと思う。
よろこぶ姫
おみくじを結びつける
手前の鳥居の寄進者の欄に坂本九の名を見つける。この鳥居はかなり老朽化が進んでおり、近年中に立て替えることになるだろう
斎藤塾。キュウリが木質化している。別に虫に食われたわけではない。たまにある
整然とならぶキャベツ苗。渡辺農事のベスト(極早生)
秋ナス用のナスの枝留め。根本から生えている脇芽の上からざっくり切る。躊躇して通常の枝分かれ分から切ったりしてはいけない。ただし、日光が当たり成長できることが条件なので、複数株ある場合一つ飛びにするのではなく、日の当たるほうから数本を切る。
ジャガイモはまあまあの収穫
キャベツ苗の残りをいただいた。日帰り農園のほうに植える
夜は突発的に夕涼み会が開かれた。一品と数本を持って集まる
関西つながりで盛り上がる。会話が面白い
そろそろお開き
雨が降っている。苗にはありがたかろう。
その他作業メモ:
草引き
キュウリ苗植え
ブルーベリー狩り
宴会中にノコギリクワガタ捕まえる
アスパラガス収穫(なぜか新芽が生えてきた)
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2006年07月23日
カボチャは順調
土曜は児童館のお祭りがあったため、土曜晩に笠間到着。翌朝3人そろってラジオ体操に出て珍しがられる。
オクラの花
先週のキャベツ苗。天候がイマイチのためあまり元気がない
雪化粧。晩生なので本当に実がつくのだろうかと心配になるがようやく実になりだした
あまり勢いがよく共用地を超え溝を埋めてしまった
日本酒を買いに磯蔵に行く。最近は稲里純米日本晴を買うことが多い
車とバイクの整備中。東京暮らしの身にはこの有り余るスペースがうらやましい。
裸足で出てきた子供を姫が座らせ、靴を探しに行く。姫は蔵の子供達とは顔なじみ
かくれんぼの場所には困らなかろう。
その後、農ランドに行くが苗の種類もほとんどない。セージとパセリを苗で購入。夏場はこんなものか。土用なので鰻が夕食に出てきた。図書館で借りてきた第三の男を観る。構図が美しい。
その他作業:
草取り
ダイコン(宮重青首)播種
カブ(耐病ひかり)播種
コリアンダー播種
パセリ、セージ苗植え付け
インゲン片付け
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2006年07月24日
ポケットファームどきどき
月曜日は所長と研究員は短い夏休み。人がめっきり減ったガルテンは、ガルテンがガルテナーのものでなく、そこに在る生態系のものであることを雄弁に物語っている。
(平たくいうと、虫は好きなように作物を喰らい、食物連鎖にまかせるしかない)
ナスを切り戻してみた。主枝を根元から切り、まわりのひょろひょろしたのを一本だけ残す
オクラの実がついてきた。
今日の収穫。もうフェンネルは随分固い。花がなくダメかと思っていたズッキーニが一つだけ大きい実をつけていた。
茨城町のポケットファームどきどきに出かけた。森の家庭料理レストランが人気だそうで覗いてみる。月曜日にもかかわらず入口に人の列ができるほどの盛況。
大人1,365円、小学生840円(税込)で食べ放題のブッフェ方式のレストランである。
研究員の一皿目:ゴマ豆腐、カボチャのサラダ、ナメコが入った炒め物、コロッケ、鶏の唐揚げなど
所長の二皿目:カレー、とろろ、自家製ソーセージ、ナポリタン、チャーハン。ごはんは赤米入り
所長の三皿目:トマト3種、はじかみ、トウモロコシ、ベビーリーフのサラダ、メロン、白瓜の漬物、ピーマンのナムル
皆思い思いに選んでいる
足りなくなった皿は速やかに補充される。「オーブンの焼物が入りましたあ!」なんて言われると、お腹が一杯でも行かなければならないような気分になってしまう。
飲み物の選択も以下の通り。コールドドリンク。低温殺菌牛乳からビワの葉茶まで
ホットドリンク。国産無農薬の紅茶から有機栽培コーヒーまで
デザートもみのりのヨーグルト、ミルクゼリー、リンゴゼリー、冷やしぜんざいがあった。三杯もヨーグルトをおかわりする姫。確かに酸味があり旨いが。
このレストランは人気が出るわけだ、と思った。いわゆるJA系のこだわり食材を1,365円で色々試せる。おまけに味付けがどれも正当である。ただ、基本的にはベジタリアンメニューであり肉っ気はあまりない(唐揚げとソーセージくらい)なので、肉を腹一杯食べたい、という要望には向かないかもしれない。
お腹が一杯になったのでまわりを散歩する。雑貨や+乳児スペース
ミニ豚(これで大人)が多い
立派な小屋に住んでいる
ここの直売場も相当な品揃え。立派なパンにソーセージ、肉、干物、牛乳。研究員は1.2kgの豚レバを購入。所長は常陸野ネストビールの赤米エールと初めてみたノン・エール(低アルコール)を購入。
早速うちに帰って味見。赤米エールはベルギービールのような濃厚な味。ノン・エールは姫は普段ビールの泡に指を突っ込んで来るので呑むかと思ったが「苦い」といってコップ半量も呑めず。
「舌がお子ちゃまだな」といったら「まだお子ちゃまなんだもん」麦茶のほうがよいそうな。当然か。
ノン・エールはこれまで呑んだノン・アルコールビールとしては屈指の味わい。でも赤米エールのほうが旨いか。値段も倍だが。原材料はほぼ一緒ということを考えると、倍の理由ってそのまんま税金なんだよなあと思う。(ちなみに、ビールの税金は46,5%)正しく使ってくれるなら、税金を払うのはやぶさかではないのだが。
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2006年07月29日
男のピザ作り教室
土曜朝7:30発、9:30笠間到着。
去年の生ゴミから出た雪化粧(2世代目)もかなり勢いがよい
枝豆の実が入ってきた。これは白毛の品種(夕涼み)
スイカ(伊吹)も実になってきた。これで5cmほど
こちらは8cmくらい
雪化粧も大きくなってきた
先週蒔いたダイコン(宮重青首)とカブ(耐病ひかり)が早くも出てきた。ダイコン、カブの発芽率は非常によい
オクラ。大きさは様々だが、一番大きいものでもまだ柔らかい
ミニトマトも色づいてきた
今年度初の男の料理教室。今回はピザ作りである。講師あいさつ
生地の材料。6枚分で強力粉250g、薄力粉250g、ドライイースト大さじ1、塩小さじ1.5、砂糖小さじ1、卵1個、オリーブオイル大さじ1.5、ぬるま湯250cc
みな真面目に聞いている
まず粉とイースト、塩、砂糖を混ぜ合わせ、卵を割り入れ、オリーブオイルを入れて混ぜる
こね始める
だんだんまとまってくる。粉がボウルに残るが、それは生地を広げた中に入れ、まわりから包みこむようにすると生地の一部となる。
20分ほどこね続ける。イーストの匂いがしてくる
つやが出てきたところで発酵を待つ。ラップをかけて日なたにおく
発酵を待つ間にトッピングの準備。持ち寄り野菜
班別に分け、それぞれ薄切りにする。カボチャについては薄切りの後、電子レンジで1分ほど加熱する。
30分ほどして発酵終了。2倍ほどの大きさになって、いわゆる耳たぶの固さというやつである。指の跡が残る状態
ラップの上から圧して空気を抜き、さらにこねたあと一枚分の大きさに分け、整形に入る。まず手のひらで平らにしたあと
麺棒で伸ばす
今回はピザソースはすでに出来ていた。作り方は以下のとおり:
材料
トマト缶 1缶(カット)
トマトピューレ 1/4本
オレガノ 小さじ 1/4
バジル 小さじ1/4
ニンニク(スライス) 1/2片
塩 小さじ1/3
粗挽き胡椒 小さじ1/4
ローリエ 1枚
オリーブオイル 大さじかるく1
全部混ぜてラップを掛けて1~2時間置き味をなじませる。
トッピング。まず伸したピザ生地にフォークで穴を開け(膨らみ防止)ピザソース大さじ3を塗り、思い思いのトッピングを実施。男の料理教室ではあるが姫登場。子供だからいいんだもんとのこと。姫はこの手の作業が好き
220~230度のオーブンで約10分焼く。焼き上がった状態
これは姫トッピング分。ピザカッターで切った後
男が準備したところで奥様連登場。天気が良いのでクラブハウス外のヨシズがけのテーブルで食べる。
ビールはわかるが、日本酒は合うのだろうか。呑めるきっかけがあればよいのだ
差し入れで見事なグレープフルーツゼリー(中身をくりぬいてゼリーにした後、皮の上に整形する)を頂いた。固めるにはアガーを使用したとのこと。
夏休みだけあってラウベも子供が多い。自然に集団が形作られる
斎藤塾。トマトの葉がしおれている。シラミの一種が葉の裏側につき、取ろうとするとはらはらこぼれる
トマトの上にポチポチがあるのがそのシラミのフンの跡
その他:これからお盆までにやる作業はあるか?
特にない。草取りくらい
ニンジンを蒔きたいのだが?
地温が高すぎると出ないので、遮光するなどして下げてやるべき。新聞紙を少し隙間を開けて掛けてやるとよいかも。ただし来週取らなければならないし、すごい夕立があればダメかも
梅雨は明けたのか?
これは明けてる空だと思うが。気象庁がなんといおうと夏の空になったら明けたと思う方が・・・
8/20からYRてんぐを蒔く。
二年生から葉ショウガを頂いた。エダマメ収穫
21:30に笠間発。途中大雨でワイパーが最速でも追いつかないほど。みな80km/hで走っていた。23:10自宅着
その他作業:
里芋まわり草取り
ニンジン(夏蒔鮮紅五寸)播種(防虫ネット多重による遮光実施)
スイカカラスよけ防御(弓竹の上にいい加減にネット)
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2006年08月05日
夕涼み会
18時10分に笠間到着。研究員は仕事なので所長と姫祖母、姫で到着。なんとか夕涼みにはまにあった。研究所はテングサから煮た寒天を持ち寄り一品で供出する。
子供の催しですいかわりが催された
みんな真剣
月が明るい
天気がよいので野外でも快適。羽アリが多いのが問題か。去年羽アリに悩まされて黄色い電球にしたのが6/25だから、一ヶ月近く遅れていることになる。
二次会。22時におひらきになった。
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2006年08月06日
カボチャ初収穫
朝の散歩。近所の庭に立派なひょうたんがぶら下がっている
本戸小学校跡では住民みんなで清掃作業。マイ作業車にマイ刈払機が整然と並ぶ
きゅうり。べと病がでてきたか。良型(しかし大型)を大量に収穫
オクラ。育ちすぎ。包丁が通るか通らないかで食用か食用不可かがきまる。
万願寺とうがらし
とんぼがトウモロコシの番をしている。
今日の収穫。ミニトマト、オクラ、シシトウ、万願寺とうがらし、きゅうり、なす
スイカ(伊吹)がいい案配である。これで3週間目
トウモロコシも穂がでてきた。これはサカタのウッディーコーン
もう終了かと思ったズッキーニ(ダイナー)が1つ実をつけていた
カボチャ(雪化粧)を試しに初収穫。フルサイズの大きさか。直径22cm。
クロアゲハが熱心に山椒の周りを飛び回っている。来週見回りをせねば
家に帰ると梅干がベランダに干されていた。本日で土用干し終了
その他作業:
トウモロコシ鳥よけ
スイカ座布団、鳥よけ
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2006年08月12日
石本病院
壬生のひいじいの家で姫を祖父母に託し、午後到着。
キュウリが螺旋状に。木がそろそろくたびれてきたのか
丸オクラ。(そういう品種があるわけではない:念のため)
ナス
ズッキーニ。株は黄色く瀕死の状態なのだが、毎週1つずつ成っている
シシトウ
万願寺とうがらし。ここらへんは元気
本日の収穫
東京にて3週間幽閉されたカブトムシ、ノコギリクワガタを自然に帰す。夜半になるとゴソゴソとうるさく、狭い虫カゴの中で羽ばたいたりしていた。自分がその立場ならガマンできないのでラウベのデッキで蓋を開ける。夜中の間に居なくなるだろう
ベビーコーン。別にわざわざ育てたわけではなく、摘果したもの。瓶詰めでなく、フレッシュなベビーコーンを食べられるのは自家菜園ならでは。これを贅沢とみるか、中間生産物の処理とみるか。
道にはみだす雪化粧。車に茎を踏まれたのか、実が一つ若いまま取れていた。
大きなクモ。さた研ではクモは丁重に扱うことにしている。
斎藤塾:
これからトウモロコシをまくことは可能か?ダメでしょう。笠間ではジャガイモを抜いた後の後作が最も遅い植え付け時期と言われている。
キュウリの種は蒔ける。ハウス前提。10月くらいに取れる
悲劇は先ほどの若い雪化粧を研究員がスライスしている間に起こった。包丁がすべって左の中指を斬りつけてしまい、大量の血が出ている。手を上に掲げて止血しているあいだにまだ開いているクラブハウスに行って近所の医者を探す。
笠間の医者は土曜午後の休みが多い。17:00に閉まっているはずの石本病院に電話したら、受け付けてくれるとのこと。笠間図書館の真ん前である。ありがたい。急行する。
結局2針縫うことになった。柔和な院長が対応。研究員は切ったことより局所麻酔の注射のほうが痛かったようだ。とりあえずきちんと処理してもらえてよかった。
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2006年08月13日
昼からビール
昨日の騒ぎもおさまり、気合い抜けしてしまった。
柳川理想ゴボウの間引き。小さくてもきちんとゴボウの形をしている。
これが研究員の仇の雪化粧。ズッキーニとしてスパゲティの具になる
午後はビールで昼寝。ぽっかり空いたような一日である。
JARTICのサイトで渋滞情報を確認すると、常磐道が事故の影響で混んでいたので21:30に笠間を出て、八郷経由で土浦北まで行く。峠の上からみる夜景が美しい。高速走行中に研究員が車の中でガムの瓶を蓋が開いたまま持ち上げてしまいザーっという音に驚く。23:10に自宅に着くもシフトゲートの中に3つもガムが入っておりすくい上げるのに難儀する。つるつる滑ってピンセットでつまむのが大変。23:30回収作業終了。最後に神経を使いくたびれた。押して開くガム瓶は要注意である。
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2006年08月17日
菜園レシピ:フレッシュサルサ
フレッシュサルサの作り方:
これは米国滞在時にニューヨークの寒さに嫌気がさしてメキシコのカンクンに行ったときに覚えたレシピである。炎天下これを食べながらコロナビールをキュッとやると、「幸せ~!もうどうなってもいい~!!」という気分になったのを思い出す。汁が美味しいので、ぜひスプーンで。
材料:
トマト 3個
タマネギ 1/4片
コリアンダー1束
トウガラシ類 適量
レモン汁 1/2個分
塩 小さじ1/2
作り方:
トマトを賽の目に切る。
コリアンダーを1cmくらいに切る
タマネギを5mm角くらいのみじん切りにする。
トウガラシ類を5個くらい薄い輪切りにして入れる。うちは姫がいるのでシシトウか甘トウだが、本当はハラペーニョだと思う。辛さはお好みで。
上をボウルに開け、塩とレモン汁であえる。ライムがあればそちらのほうが本格的。塩はきつめのほうが美味しい。
農作業のあと、これを肴に暑い昼下がりにビールを空けると、「もうどっか連れていってくれ~!!」と思うこと請け合い。
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2006年08月18日
笠間クラインガルテンログハウスのルーツ探し
夢の丸太小屋に暮らすの取材を受けていらい、ログハウスに興味が出てきた。
笠間のログハウスはホンカというフィンランドのログハウスのメーカーを使っている、というウワサを聞いたので、夏休みを利用して展示場のある山中湖に出かけた。
展示場の建物はどれも立派で、どうも雰囲気が違う。ログが笠間で見ているものより太い。坪65万~70万ほどになるそうな。やはり贅沢品なのね。天井も笠間は天井現しだが、住宅用はきちんと天井が付いている。
と思っていたら、見慣れた9cm幅のログを発見。どうも車庫のログが笠間のログと同寸法のようだ。考えるに、このログを使って独自に設計を依頼したのではないだろうか。もしくはフィンランドには笠間と同じキットがあるのか。どちらにせよ休憩小屋だからこれでいいのだ。
ホンカが運営する別荘地も見学させてもらった。瀟洒なログハウスが並ぶ
軒先を延長して車庫に使っている。これはアリか。営業の方は経済界の錚々たる方々がホンカのログを建てていることを誇りにされていた。別荘社交という世界が存在するんだなあという感想。ただ、週末過ごす小屋として考えると、笠間のログハウスは良くできている。平日の都会、休日の田舎という生活パターンが今後流行るとすると、笠間のログハウスレベルを安価に提供するのは十分ビジネスとして成り立つに違いない。
これが笠間のログ。ラミネートログで、下側に出っ張りが2つ付くのはホンカの流儀である。
ホンカさん、笠間と同じ間取りをキットもしくは安価に出してくれませんか?庶民の夢はこの程度でいいのですが。
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2006年08月19日
カボチャ収穫
金曜日晩到着。もう夏休みモードでは終わったのか道は空いていた。
トウモロコシ。そろそろ収穫可能か
インゲン。葉ばかり茂っている
スイカ畑だかメヒシバ畑かわかりゃしない
ズッキーニは今週も成っていた
日帰り農園。背丈ほどもなるアフリカンマリーゴールド。たしか当初の目的は線虫よけ
暑いので作業内容を書いておかないと日寄ってしまう
スイカが隠れている。
オクラに丸い実が!と思ってみたら、カボチャのツルがオクラに巻き付いていた
今日の収穫。スイカを一つだけ試し採り
とうもろこし収穫。サカタのウッディーコーン。今回はアワヨトウも出ず綺麗である
スイカ。まだ白いところが多い。あと2週間後か。それでも赤いところは美味しく食べられた
笠間焼きの鍋を入手。うまく使えるだろうか。
来週トウモロコシを仕舞うための穴を掘る。50cmほど下は粘土層である。粘土であっても柔らかく、スコップは通る
ダイコンの間引き。ちょっと中途半端な時期に植えたのだが、きちんとダイコンになるだろうか。
アスパラガスの実。アスパラガスは最初観賞用として入ってきたのは、この赤い実を愛でてのことだろうか。
途中エイ(木扁に世)出版社の方が取材に来る。エイ出版社の方が来ると、もしかしたらクラインガルテンも流行るのか?と思ってしまう。ちなみに所長も研究員も晴れていれば自転車通勤である。(エイ出版社は自転車通勤の本や雑誌に力を入れている)
夕食は舞茸のスパゲティ。さた研にとっては上等のワインを空ける。いかにもフルボディで美味であった。
その他:YRてんぐ播種
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2006年08月20日
取材+抜糸+OZONE
朝5:30に日帰り農園の刈払機の音で叩き起こされる。流石に早すぎやしないかと思うも、ガルテンの規約に朝何時からエンジン付きの農機具は使用のことという記述はない。呆然として過ごす。
6:00になると市のスピーカーから「故郷」のメロディーが流れ、終わるとともに他の集落からも刈払機の音がしてきた。とすると、いちおう6:00が暗黙の了解になっているのではないだろうか。
その『お陰』でラジオ体操前に食事をし、遅れずに参加はできた。
白菜を蒔き足しているとワールドフォトプレスの取材。年内にクラインガルテンのムック本を計画中とのこと。どうも取材づいている。本当にクラインガルテンが流行るんだろうか。
ワールドフォトプレスの取材の方と
食事後、図書館と石本病院経由で東京に戻る。抜糸はそれほど痛く無かった模様。保険証を持っていったおかげで一万円の保証金でお釣りがきて、トータル4,500円であった。
自宅帰着後、リビングデザインセンターOZONEの、「おいしくたべるデザイン・子どもおうちデザイン」を見にでかけた。コンセプト不明確。パパのこだわりリビングというものには馬鹿でかいちゃぶ台が据え付けてあった。これはひっくり返せるかどうかと研究員と議論。ホットケーキのぬいぐるみを見せられたってねえ。OZONEにしてはイマイチの展示であった。
OZONEの窓から。こちらのほうが自宅の廻りの風景に近いのは何とも不思議である
まあ、スタンプラリーで海の精の試供品がもらえたので良しとしよう。コンランショップを冷やかすとBRAUN監修の精密なままごとセット。定番のコーヒーメーカーとバーミックスがある。うーん、リアルなんだがリアルじゃないぞ~。ここまでやるなら本物もたせりゃいいのに。(ただし監督の上、なんでしょうね)対象は3歳以上とのこと。さすがに3歳では本物は無理か。
その他作業:
白菜(無双)播種
ミツバ定植
小松菜(夏楽天)播種
コリアンダー播種
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2006年08月26日
秋の気配
金曜晩笠間到着。朝の巡回
にせ(二世)雪化粧の葉が枯れてきた。本日撤去することにする
ダイコン(YRてんぐ)が出ている
ミツバの定植の生存率は4割
こちらは白菜。無双。出方にむらがある。
ニンジンの葉が急に育ってきた
スイカは完全にメヒシバの中に隠れている
ズッキーニ成り戻り。ひさびさに売っている位の大きさ
キャベツ(ベスト)。ずいぶん大きくなってきた
日帰り農園。こちらでもカボチャがメヒシバに負けてきている
根本は黄色いが先はどんどん伸び、みずみずしい
ウッディーコーンの収穫。今年はアワヨトウはあまりおらず、カメムシに吸われるのが多かった
なぜか一本だけびっちりカビが生えている
同級生のラウベにお邪魔する。これはウコンだそうな。
ナタマメ。福神漬けに入っている十字のアレである。あまり大きいと毒なんだそうな。本当か?
前回笠間のクラインガルテンのログハウスはホンカであると書いたが、その後ビッグフット社のカタログを仕入れると、そこにフリープランとしてA棟(斜めの切妻)の写真が掲載されていた。そこでてっきりA棟がビッグフットで、B棟がホンカだと思っていたのだが、ログをみてびっくり。B棟もビッグフットのログを使っている。見てみると、正確にはA棟全部とB棟の10までがビッグフット社のログを使っており、B棟の11~22(街道側から見えるところ)までがホンカのログを使っているようだ。つまり、全体の3/4がビッグフットで、1/4がホンカ。ただし、ドアやサッシは両方ともTOSTEMを使っている。これはガルテン側の共通仕様のためだろう。室内の違い等についてはそのうち調べたい。
これがビッグフット社のログ。ホンカとはログのかみ合わせが異なる
にせ(二世)雪化粧を撤去する。キンモクセイの上にとぐろをまいている
稲田石のテーブルにアシナガバチが巣を作っていたが、その手前にクモが巣をはっている。これは共存共栄なのか
カボチャ撤去のための穴掘り。以前は草捨て場に捨てに行っていたが、今年度から自家の畑に埋めることになっている。確かに『家庭菜園ビックリ教室』では作物の残滓をその場にうない込むことを推奨しており、確かに理にかなっている感じがする。ただ、今年になってから残滓を埋める穴を掘るのが農作業時間の1/2を占めるようになった。笠間KGでは石もなく簡単に掘りすすむことができるので有り難い。深く掘るほうが効率がよいので、かなり深く掘った。
できた穴の深さにほれぼれし、姫を座らせてみる
カボチャを片付けた廻りをこまめで耕していると、ジャガイモが出てきた。ラウベに植えていたのを雑草に紛れて忘れていた。大きくはないがそこそこの量。
トウモロコシの寝ていた分が動物に囓られている。上側だけ。食べるならもっとしっかり食べて欲しい。
斎藤塾メモ:
キャベツ苗は6×6位で蒔く。
キャベツの種まきはもう遅い。今から蒔くと来年初夏に採れる。ただし、越冬させるより、苗屋が初春に出してくる苗を使うほうが現実的。
ダイコンや白菜を蒔いて生えてこなかったところに蒔くことは可能か?
基本的にはしない。あとから蒔いても樹勢で負け育たない。もちろん3つ連続して欠株というときに、真ん中に植えてみようかというトライはしてもよい。
ワケギの球根を買ったが今頃蒔いて良いのか?いまごろ。日照はネギほどは不要。林床に生える。
ニラは切って良いか?積極的に切るべき。2週間ほどでやわらかいのが生える。2株あれば一週おきに切っていれば毎週収穫できる。
カリフラワー苗とキャベツ苗の違い。カリフラワー苗の方が茎が長い。
0時現在24℃。Tシャツ、短パンでは寒い位である。日も短くなり、季節は確実に秋に移行している。
作業メモ:
キャベツ苗、カリフラワー苗、ブロッコリー苗植え付け
二世雪化粧撤去。西側畑耕耘
トウモロコシ収穫、撤去
メヒシバ草取り(少し)
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2006年08月27日
カボチャ片付け
7:00に起床。今週は静かであった。ありがたい。ラジオ体操の後散歩に行く。
朝食。昨日のジャガイモを去年のトマトソースで和える
ビーツ。春に植えたもの。
日帰り農園のほうの雪化粧も片付けることにする
抜いたところに穴を掘る。家庭用の風呂のサイズ程度
穴を掘ったところでツルを引っ張って剥がす。10m近く伸びているものもあり、非常に大変な作業。気づかなかったところにゴロゴロかぼちゃができている。結局2時間ほど格闘してなんとか穴の中にすべてのツルを納めた。
たった2粒のタネがこれだけ。以前にとったものやすでに進呈してしまったものがあるので、30個以上とれたことになる。
共同作業で蒔かれた温海カブが余ったとのことで、ガルテンの敷地にも蒔いてみる。ばらまく研究員。もともとは焼畑の後に蒔いたらしい。
伊吹2個目収穫。今回こそ周りまで赤いか。結果は火曜をまて
今回は2個も大穴をほってくたびれた。14:15笠間図書館発、15:45自宅着。
そのあと新宿御苑の歯医者に姫をつれていく。行きは電車だが、帰りは歌舞伎町を歩いて帰る。
研究員に買ってこいといわれたコリアンダー一束298円。これも蒔くの忘れた。どうも畑に生えているものを購入するのに違和感を感じるようになってしまった。
エダマメは今年は惨憺たる出来であった。丸々と太った豆が一つもない。ほとんどカスである。
作業メモ:
温海かぶ播種(共同作業、西側エリア)
雪化粧片付け
オクラ収穫、ナス収穫
エダマメ片付け。
ダイコン蒔き忘れる。
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2006年08月29日
今度はOK
2個目に収穫したスイカ(伊吹)。こんどは十分良い出来であった。
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2006年09月02日
謎の野菜
金曜晩に出発したら東京で20度、笠間で18度だった。半袖では寒いくらい。
先週植えたわけぎが出てきた
ズッキーニはウリハムシに喰われてぼろぼろ。それでもまだ実がついている
パン発酵中
二次発酵
今日はTVの取材の方が訪れた。40代の3家族が参加。カメラ用にとって置いたスイカの収穫をし、切るところを撮る。端まで赤くて良かった。撮ったスイカをクルーに振る舞う。
雑誌とちがいTV取材はくたびれる。質問の中に、「平日の疲れと休日農作業で疲れて大変じゃないですか」「頭脳労働と肉体労働と疲れの質が違うので大丈夫です。よく眠れます」というやりとりがあったが、TVの取材を受けるのは頭脳労働なのだというのがよくわかる。
斎藤塾。スイカを植えたら隣家との境にこれが成っていた。これは何か
答えは干瓢(丸ユウガオ)。スイカの台木だが、葉を残すのでそこから枝が出てきてしまう。皮が非常に固いので注意。プロは専用の干瓢削り機を使うのだが、なんとか割って、皮むき器で削り、洗濯ばさみで挟んで干しておくと短い干瓢ができる。
キャベツ苗とブロッコリ苗の見分け方。キャベツはしゃもじ型、ブロッコリはウチワ型をしている。
また、ブロッコリやカリフラワーの茎は紫色のものが多い。
手前の薄緑色は白菜。その左向こうがキャベツ。右側はブロッコリとカリフラワー
その他質問:
カボチャを収穫して一週間経ったヘタにカビが出ている。大丈夫か。大丈夫。中に入ることはまずない。
すっかり秋の空である
その後、近所の卒業生の別荘で野菜クラブの懇親会があるとのことで、メンバでないにもかかわらず参加。
焚き火用の炉が切ってある
ガルテナーが持ち寄った一品をつまみつつ、「ガルテンとは何か」などの話しで盛り上がる。ガルテンを出たあと、どのような生活を選ぶかがポイントであろう。
その他作業:
ダイコン二種播種
ビーツ、レタス、ほうれん草、白菜、シュンギク、赤カブ、カブ(耐病ひかり)播種
白菜(チヒリ70)、キャベツ(彩ひかり、彩里)苗植え付け
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2006年09月03日
スイカ片付け
取材も終わったのでスイカを片付ける。例によってスイカ収穫後大穴を掘り、メヒシバを抜き、耕耘機をかける。結局2株で10個収穫。最初は4粒だったのだからたいしたものである。
小さめのスイカを実家に送る
また、インゲンの陰になるとブロッコリの成長が遅れるとのことで、インゲンの支柱を外し地這いにする。
畑の様相がすっかり秋作モードである。
向島から下りてアメ横に寄り、伊勢音で鰹節粉を買って帰る。18:30から仕舞うとのことで結構ぎりぎりであった。
作業メモ:
米ヌカを一部にまく
コリアンダー蒔き足し
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2006年09月13日
不作
先週末は研究員と姫が笠間に行き、所長は神戸で友人の結婚式に出ていた。
新郎は大学の教養の同期だが、当時の同級生が集まっていてちょっとした同窓会であった。
実はグライダーと寮生活以外、教養時の記憶が非常にあやふやである(授業やゼミなど)。仕方がない。大学にはいるまでと同じだけの月日が経過しているのだ。というのは言い訳で、恥ずかしいほど怠惰に過ごし、失敗ばかりしていたので忘れたいとの潜在意識があるのではないだろうか。
以前エダマメが全然ダメと書いたが、研究員が藤枝農園のりんごオーナーで紅玉がカメムシにやられてどうしようもないため新世界に変更されたと言ってきた。今年はカメムシが大発生している。
また、リンクしているゴマ屋の斎藤さんもゴマが不作なため、近くの食品工場に夜勤の出稼ぎに出ているとのこと。
クラインガルテンに毎週通ってにわか農家気分!というのと、現実に農業で喰べていく、というのは全く次元が異なる。この夏の日照不足は多くの農家にとって年収の大幅な減少を意味する。ガルテナーはサラリーマンという安定した職業の余剰金でまねごとをしているに過ぎないのだ。ただ、安定したサラリーマンという身分ももはや風前の灯火である。
今後十数年の間に、一つの定職だけでやっていける人というのはごく少数で、複数の分散した仕事をあわせて糊口をしのぐ、という時代がやってくるのではないか。ただ、その時点の仕事は今のような会社至上主義というものではなく、地域社会や上下の世代とつながりがあるものになるだろう。可処分所得は減ると思うが、そのほうが身の丈の生活かという気がしないでもない。
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2006年09月17日
アイスクリーム&枝豆
金曜晩到着。土曜日はズッキーニ片付けと山吹剪定。暑くも寒くもなく野外作業が快適である。
斎藤塾でもらった白菜苗が全滅。探ってみるとカイコのような立派なネキリムシ発見。久野さんの白菜苗が流れてきたのでありがたく頂戴して植える。ガルテナーからもスイスチャードの苗なるものを頂き植える。
芽の出たほうれんそう。なんでこんなに混植?と思ったら研究員がタネをこぼしたとのこと。きちんと蒔くよりいい加減に蒔いていたほうがよいかもと言う好例
この季節は葉物の端境なのだがエンサイ(空芯菜)だけは青々と茂っている。ごま油炒めが美味
一番最初に収穫したカボチャのヘタ周辺がかびてきた。早取りしすぎたか
日曜日は胡麻やに寄り刈ったばかりの黒米の穂をいただく。本格的な稲刈りはゴマが終わってからなのでたぶん10月、「肥料やってないから絶対倒れない」とのこと。タマネギ苗は種から55日が植え付け時。ハウスに植えているので多少早いが、10月末頃だそうな。
また、ポレポレの酒屋が撤退してしまい瓶ビールの入手先に苦慮していたが、磯蔵より「駅前のすずきさんにあるのでは」との情報を得て向かう。見た目は地味な酒屋なのだが立派なワインセラーがあってびっくり。フランスワインを中心に結構な品揃えである。笠間通いも1年半になるがまだまだ新しい発見がある。笠間恐るべし。
たまには笠間の酒以外ということで、武勇の辛口純米を入手。
アイスクリームメーカーが冷凍庫を占拠しているのが面倒なので、ガルテナーにアイスクリームを振るまい店じまいすることにする。
子供らは折り紙教習。見事な正十二面体ができる
アイスクリームが売り切れたころにいぶ家がお友達を連れて登場。枝豆の見事な束を大量に持参。お相伴に預かる。人手があるうちに莢を外す。働かざる者喰うべからず
まだまだある
大型のてみにこれだけ。枝豆は今年はダメだったため茹でてむさぼり喰う。枝豆リビドーもようやくおちついた。
アイスクリームメーカーはまた出番があるだろうと考え、再度冷凍庫の主となった。
道路が渋滞しているので、笠間図書館から借りたDVDのディスカバリーチャンネル「イヴ仮説」を観る。研究員は熱心に観ていたが骸骨が山ほどでてくるので姫はこわかったそうな。21:45笠間発。渋滞も解消し快適に帰れた。
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2006年09月23日
男の料理教室(かぼちゃの肉詰め)
風が吹いたのか、肥料袋が庭にとばされている
ミニトマト。枝の勢いは多少落ちていたが、まだまだ成る
ホウレンソウとビーツ。取材の時に間違えてホウレンソウの後にビーツを蒔いたら同居することに。まあ一目瞭然なのでよしとする
ナスを収穫
オクラを収穫
オクラの葉が巻かれている。中には虫の卵が
沈思黙考。カエルはいつでも哲学的だ
今日は男の料理教室でカボチャの肉詰め。今回の講師は当研究所の研究員である。早い話がハンバーグの具をカボチャの穴に詰め、焼くのだ。
レシピはこちら
まず、タマネギを透き通る迄炒める
本来は手前のお手本のようにカボチャを横に切らなければならないのだが、指摘する前にみんな縦割りにしてしまった。男はそんなところにはこだわらない
カボチャの種をとる
豚挽肉(茨城名産ローズポーク)を厳密に分ける
タマネギ炒めが冷えたところで挽肉と混ぜる
カボチャに詰める
ちょっと中身が足りないか。詰めてオーブンに入れて40分
ご婦人方はカカシ作り。カカシが妙にムチっとしていてコワい
焼いている合間にトマトサラダ作り。本来はコリアンダーであるがコリアンダーが苦手な人にはパセリを入れる
スパゲッティ(ニンニクとトウガラシのオリーブオイル)作り。ニンニクとトウガラシは笠間産
焼き上がり
本日の三品
いただきます
棒があれば登りたいお年頃
この日は姫の9歳の誕生日。ハッピーバースデイの歌で祝って貰う
トウガラシが思い切り効いていて結構辛い
片付ける迄が男の料理
自慢のカカシがずらっと並ぶ。収穫した後に立てているのはご愛敬
後ろ姿
本日の収穫
日が落ちるのが早くなった。ラウベに灯りがともる
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2006年09月30日
久々に斎藤塾
金曜晩に到着、東京21度、笠間は16.5度。今週は笠間に大雨が降り、畑がベタベタである。大雨の後だと耕耘したところが返って固くなるのが面白い
朝。さた研のラウベでは温海かぶは出なかったが共同農場の方は順調
里芋の葉が少しずつ元気がなくなってきている
ささげ。支柱を倒してしまっても元気
オクラ。まだまだ伸びる。ただ、以前は一週間放っておくとチャンバラが出来そうだったのだが、この一週間ではそれほど伸びず、食用可。
早生のキャベツ。来週が採り頃か
ナスはもうおしまい
勝手に生えてきた地這いニガウリ
万願寺甘とうはまだまだ鈴なり
本日の収穫
所長は土手の草むしり。草をむしっていると無心になれる、ということはなく、仕事のことなどとりとめもなく考えている。
笠間に珍しく飛行船。ドコモの家族割引だそうな。飛行船飛ばす予算があればガルテン界隈にアンテナを立てて欲しい(笠間クラインガルテンではドコモの携帯は使えない)
秋アスパラ。タバコくらいの大きさ
笠間市内の胡麻やに行く
稲穂サンプル。上が黒米、下がコシヒカリ
来年の構想など
16時より久々の斎藤塾。
ゴマの実(さや)が成っている。通常3mくらいになるらしいが、今年は1.2mほどしかない
ゴマの収穫。ゴマの収穫で大事なのはゴミや泥を入れないこと。このくらいの状態で収穫する。このように汚れてしまったものは、持って帰ってホウキで下から上に掃き、できるかぎり泥を落とす。逆にやると莢が取れる。葉は取っておく。立てて乾かす。下から順に莢がはぜてくるので、乾いた段階で下に向けると7割方のゴマが落ちてくる。残り3割はゴミとの分別を考えるとあきらめたほうがいい。
ゴマを目の細かい洗濯ネットに入れてふるうとさらにゴミが落ちる。売り物にするときは洗濯ネットを水にさらして洗う。ただし、晴れている日の午前中に行い、すぐにネットのまま干す。こまめにひっくり返しできるだけ早く乾かすこと。
ちなみに取れるのはこの大きさで小さじ1位。ゴマの値段はほとんど収穫してからの手間賃だと思った方がよい。
ゴマにつくオオシモフリスズメ。リンク先の幼虫は緑色だが、この時期になると枝が枯れてくるので茶色に擬態してくる。サツマイモにも付く。尻尾に角がついているのが特徴。右側が頭である。
採り頃のキャベツ。花芽が育ってくると段々ゴツゴツしてくる。このようになると叩いただけで割れることがある。
その他:
今はキャベツ、大根、白菜の成長の適温。ただ、これからヨトウムシが出るので注意。
Q:白菜とダイコンがネットのなかで同居しており、ダイコンがネットにつかえているのだが、ネットは外したほうがよいか?A:まだしていたほうがよい
Q:畑をひっくり返したら小さいカブトムシの幼虫のようなものが居た。何か?A:コガネムシなどの甲虫の幼虫ではないだろうか。根を喰う種類もあるが、それほど悪さはしないはず。
Q:これから蒔けるものはあるか。A:ホウレンソウ、小松菜、春菊などの葉物(軟弱野菜)。マルチをするなら、ダイコンやカブも行ける。
Q:ゴボウの収穫時期は?霜があたってから。冬中収穫可能だが、あまり冬だと土が凍って掘れない。
山芋、里芋も通常、霜があたってから。石川早生はお月見のことにできるが。里芋などは、葉が大きいうちは対してイモが育たず、葉が枯れそうになるころに葉の養分がイモに行って最後の最後で一気に大きくなる。
Q:ニンニクはもう植えてよいか。A:植えてもよいが、まだ夏草が出る。2週間で夏草は出なくなるので、その後植えたほうが楽。
謎の野菜再び。これは何か。
カボチャの一種ではないか。喰えるのではとのこと。
タマネギ苗。生え方にムラがある
なぜかうちの区画ではニンジンはうまくいかない。毎回マンドレイク状態
ニラ。先週根もとまで切ったのに、20cmくらいに伸びている
収穫したミョウガを包む姫
ガルテナーの同級生が「読みきかせ」の歌の音程を取りに来る。ピアニカで伴奏。
その他作業メモ:
土手草取り
赤カブ、耐病ひかり播種(遅いか?)ネット掛け
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2006年10月01日
やな研は冬季日曜休み
先週の帰りに柳研に寄ったら10月から日曜は休みだった。ご注意下さい
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2006年10月04日
mixiにクラインガルテンコミュニティ
mixiでクラインガルテンコミュニティを立ち上げました。
実はmixi上でクラインガルテンと検索したところ該当がたった2件、しかも本文中の単語としてのみ。
やはりmixi世代は興味ないのか?それとも忙しくクラインガルテンどころではないのか?
一人ではさみしいので、mixiやっている方の参加をお願いします。
そもそもmixi(ミクシィって読みます)って何?という笠間KGの方は、さた研所長か研究員までお問い合わせ下さい・・・
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2006年10月07日
さつまいも掘り
前日は大雨であった。土曜朝所長と姫のみ笠間に向かう。
農機具庫の裏の畑でさつまいも掘りがあった。
去年ラウベでうまくできなかったので今年は見送ったのだが、こちらの畑では良型のイモがかなりとれた。
畑の左側はさつまいも、右側縦の列は落花生
今回の収穫
クラブハウスに行くと、テーブルの上に巨大なマイタケ
ガルテナー職員の畑で実験的に栽培したもの。ちなみにこんな覆い
見事に生えている
クラブハウスから戻る途中にヘビ発見。シャッター準備が遅く尻尾だけ
期間限定トウガラシの表札。彩りが美しい
冬支度でオクラを抜く。根元が3cmほどになっていて抜くのが大変。斜めに倒しながらようやく抜く
陶芸教室は釉薬かけの日である。
なにかとにかく配合して混ぜる
これも混ぜる「アイボリーって何色?」
釉薬の色と実際に発色する色は全然違う。照りもなく黒板上のチョークのような風合い
斎藤塾
そばの花。そろそろ実がついているものも
そばの実。おしろい花の実のように粉が入っている
ヨトウムシ。これからはヨトウムシが発生する。そばはヨトウムシを呼ぶので注意
ニンニクはもう植えてもよい。ただ、3週以降のほうが草取りをしなくてよくなる。
ソラマメ、エンドウは3週と4週に分けて蒔く。(育ち過ぎを防ぐため)
ハウスで作ったタマネギ苗の出来はよくない。別途購入すべし。
(やな研では10月末に出るとのこと)
ガルテンに帰ると誰あてかのメッセージが。「あ」は秀逸である
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2006年10月08日
台風一過
台風一過(実際は低気圧だが)の見事な秋晴れ
昨日の落花生
いろいろ片付けをしていたら、なんとほっこら農園の主宰の方が訪ねてこられた。クラインガルテンに興味を持たれて様々なクラインガルテンを訪ねているそうだ。笠間はもう探訪済みのはずなのでびっくりした。「ガルテンのある生活」から始まって「今後の世代はどのようなライフスタイルになるか」まで短時間ではあるが、非常に興味深い話ができた。
勝手に生えてきたコリアンダー
玄関前のクローバー。実は四つ葉のクローバーが結構な確率で発見される。普段から踏まれているせいか。幸せは足下にあるという好例であるが、発見者がさた研以外の人である確率が非常に高いのも、自分の家の幸せは自分にはわからないという好例なのだろうか。とりあえず抜かないでおいてある。たまに四つ葉を作るのもクローバーの生存の知恵なんだろうか。
お昼に東京に戻る。常磐道では強風注意が出ていた。
その他の作業:
カブ間引き。やはり蒔きの込みすぎはよくない。今度は2cmに1粒にしよう
最初のキャベツ収穫
ゴーヤ、ナス、オクラ片付け
栗拾い、温海かぶ間引き(姫作業)
枝豆もらう
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2006年10月14日
虫がいない
今日の午前中は小学校で絵付け教室。素焼きの皿に絵を描いてそれを焼いて貰うのだ。今年で開催3年目。年々参加人数が増えてことしは100人近く参加した。所長は初めての参加。
カレー皿に笠間のラウベと農機具を描いたが、だんだん興が乗ってきて随分細かくなってしまった。出来上がりが楽しみ。研究員はナスと唐辛子柄。姫のはこちらが集中していたため見ていなかった。
その後所長と姫で笠間に向かう。
来て思ったのは虫がいない。大物はいることにはいるのだが、アブラムシや飛んでいる虫の類が随分減ってきている。その分快適だ。笠間KGを訪ねるなら今の時期が最適であろう。これ以上前だと暑くて虫だらけだし、11月以降だと寒くて大変だ。
大根ネットの上のアマガエル。きちんと地の色に合わせている
ニンニク植えた。ラウベ側は無耕耘の固いところに直植え。粘土質のほうが実が締まると本に書いてあったため。
上記だけでは不安なので、日帰り農園側の砂地にも植える
今日の収穫。シシトウ、甘とうと巨大小松菜。
今日はいぶ家に客人が2組来訪された。
立ち話もなんなので、バジルをもいで貰ってペーストを作る。材料松の実、オリーブオイル、ニンニク、バジルの葉。レシピはいちおう宇土巻子の「ハーブ・レシピ」に準拠する。しかしバジルの葉を2カップってどうやって計るのか?研究員に混ぜる順番を電話で聞きながらクイジナートに掛ける。案ずるより産むが安しでそれらしいものができた。瓶詰めの瓶がないのでジップロックに伸して進呈する。労働の対価は払われなければならない。
一組帰ったのち、無謀にもさた研ラウベにて所長が夕食を出すことにする。
献立は以下のとおり。
・カボチャ(雪化粧)の煮付け(正確にはビタクラフトで酒蒸し)
・シシトウと甘とうのソテー(正確にはビタクラフトで空焼き)
・バジル風味ジャガイモスープ(先ほどのバジルペーストの取り残しを濯いだものがベース。少量のベーコン入り)
・エンサイ(空心菜)オイスターソース炒め
・ジャンボ小松菜のお浸し(さっと茹でたのち、一番だしに浸す)
・玄米(藤枝農園新米)
であった。禅寺のようなメニューであったが「大人には」好評だったのでよしとしよう。
いぶははからは「マクロビオティックだよね」と言われたが、どうなんでしょう。
どちらかというと丸元流か。
宴たけなわの子供ら
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2006年10月15日
クラインガルテンの日
朝は寒かった。13℃。外に出るともやが霞んでいる。息が白い
ニラに露がついている
里芋にも露
今日はクラインガルテンの日だ。農政課長の挨拶
各自持ち場につき、それぞれ共同部の清掃を始める。所長は日帰り農園(人が少ない)を担当。黙々とメヒシバを抜く。虎縞のクモ発見。ナガコガネグモのようだ。頭の中で突然ピンポンパン体操の歌が鳴り出した。
その後も黙々と草を抜く。草を抜いていると無に帰る瞬間がある。地球上にへばりついている草を同じように地球の付属物である自分が抜く。手応えだけが残る。自分も草も地球の生産物であることにはかわりがない。梵我一如とはこのような心境であろうか。
そろそろ一段落
雑談タイム
配給。今回は先週の舞茸入りごはんであった。美味
昼過ぎに笠間図書館によって帰る。
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クラインガルテンの日
朝は寒かった。13℃。外に出るともやが霞んでいる。息が白い
ニラに露がついている
里芋にも露
今日はクラインガルテンの日だ。農政課長の挨拶
各自持ち場につき、それぞれ共同部の清掃を始める。所長は日帰り農園(人が少ない)を担当。黙々とメヒシバを抜く。虎縞のクモ発見。ナガコガネグモのようだ。頭の中で突然ピンポンパン体操の歌が鳴り出した。
その後も黙々と草を抜く。草を抜いていると無に帰る瞬間がある。地球上にへばりついている草を同じように地球の付属物である自分が抜く。手応えだけが残る。自分も草も地球の生産物であることにはかわりがない。梵我一如とはこのような心境であろうか。
そろそろ一段落
雑談タイム
配給。今回は先週の舞茸入りごはんであった。美味
昼過ぎに笠間図書館によって帰る。
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2006年10月21日
りんご狩り
今週も所長と姫のみの笠間。
ラウベの玄関にまた四つ葉のクローバー
ここにも。幸せは探せば近くにあるものらしい
藤枝農園のりんごオーナー制度に申し込んでいたのだが、「ボトボト落ちるので早く収穫すべし」との電話。いぶ家をさそって行く。木に鈴なり
品種は陽光。日の当たるほうからみると赤いが、裏から見るとそうでもない。日当たりは重要
こんな感じで落ちている
脚立に登ってみる。この脚立は素晴らしく安定性がよい
今日の収穫。スーパーのカゴ一杯に2つ分。まだ木についているのもあるので、一本で4つ分ほどか
先週から放って置いた栗の栗虫が育っている。釣具屋に売れそうだ。いぶは平気。さすが釣師
いぶ家でヤーコンを掘った
芋に比べて上モノがでかい
ラウベに戻って本日の収穫。かぶ(耐病ひかり)がいい大きさになっている
今回はいぶ家でご馳走になった。
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2006年10月22日
エンサイの花
朝寝坊して9時に起床。今日は収穫祭でフリーマーケットが開催されている
ソラマメを今週と来週にわけて蒔く。穴を開け、1つ置きに植える。穴を開けておかないとどこに蒔いたかわからなくなってしまう。
お昼は舞茸汁。しいたけも入っている。結構具だくさんで美味
かなり人出が多い
ラウベに戻って大根葉を湯がく。東京に持って帰ってからよりもこちらで処置するほうが遙かに楽である。さた研では丸元流に一本ずつ10秒ほどさっと湯がく。そうするとほとんど生だが、表面が緑に変わり劣化しない。野菜の活け締めなんだなあと思う
なんとエンサイに花が咲いている。さすがヒルガオ科と思わせる花である
帰りの常磐道が混んでいたので途中H家に寄る。本日から子猫を飼いだしたとのこと。姫はうらやましそうだ。
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2006年10月28日
ひさびさに研究員も笠間
久々に研究員も笠間に行く。1:00発、2:00着。今までの最短記録であった。
藤枝農園にりんご(陽光)を採りに行く。今回で全部収穫。結局スーパーのカゴ4杯分。
収穫
細いトンボがつかぬまの逢瀬を楽しんでいる
網をかぶっているのがリンゴ園。こちらはデリケートなリンゴが入っている。ただし網のあるなしと虫害のあるなしは比例しない
190Eは追突されて買い直してから初めての車検通過。ショックアブソーバーを換えさらに乗り心地が良くなる。きれいなうちに一枚
四つ葉のクローバー。目をこらすと3本くらいはある
ラウベの温海かぶ。忘れたころに大きくなってきた
エンサイの収穫
秋の空が美しい
妙な形の雲
裏の空地で遊ぶ子供ら
斎藤塾
ニンジンは食べ頃になるとひげ根がなくなり、肌がつやつやになる。抜いた後の穴もきれいになっている状態が理想。6月蒔きはこの時期に暖かくなると髭根が出てくる。そうすると花芽モードになるので早めに食べるしかない。
大根。大雨で浸かるとこのように縦に割れる。水を吸い込みすぎて割れるのでは。生長が急でも割れるが、そのときは不規則にいろいろなところが割れる。
ニンジンは髭根が四方八方に出るが、大根は両側にしか出ない。NHKでねじ曲がった大根が辛いだいこんだと言っていたが、本当かなあ。ストレスを与えると辛くなる?
その他質問:
Q.田んぼは水の違いとよくいうが、畑も同様なことはあるのか?A.さあ~
Q.ハクサイで葉が枯れてきているのがあるのだが?A.病気と思われる
Q.ミツバを白い茎にするのはどのタイミングか?A.いつでも可能。ただし冬の間だと伸びるのが遅いので白くても固い。春先か。やりかたは葉をつけたままいきなり盛り土をして埋めてしまう。正月用であれば、まわりをかこって籾殻に植えれば出てくるかもしれない。
Q.山芋の掘りどきは?葉が枯れてから(霜が当たってから)。若いうちにとるとあくが強い。ちなみに下半分より上半分のほうがあくが多いので、食べるときは上から食べること。
終わって図書館とポレポレに行く。ジャスコでサッポロクラシックが在庫処分の3割引。思わず大人買い
むかごが取れたのでバター炒め。ごはんにのせて食べると美味
本日の食卓。きのこ汁、むかご、カブのなます、ごはん
その他の作業:
日帰りトマト片付け
ソラマメ播種
エンドウ播種
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2006年10月29日
笠間の菊まつり
新車の慣らしを兼ねてR家が笠間を訪れることになった。
カブの葉を湯がく姫。火を扱って得意満面
ジップロックの新品に水漏れ発見。
R家到着。トランポリンで遊ぶ
庭で遊ぶ
笠間稲荷の菊まつりに出かける。11/23まで
見事な菊がならんでいる
ここから有料エリア。高校生以上700円
とりあえずお決まりの首出し記念写真。去年もあったような
ちょっと満開には早いか。日の丸がまだグリーンである。やはり文化の日あたりがよさそうだ。
瀧のイメージ。
「功名が辻」の菊人形。菊人形は切り花である。たまに着せ替え中も
懸崖を調整するおじさんを興味深く見守る
菊ばかりでちょっと退屈かも
胡麻や訪問
胡麻ガラの装飾に見とれる。フランス語で胡麻はセザム
胡麻を買って出る
松緑でお冷やをいただく
新車気分
ラウベに帰って遅い昼食
ワインをいただいた
チーズ、パンとソシソンで優雅な昼食
昼食の後は収穫のよろこびを。
子供はトランポリンが好き
刑事コロンボ「死者の身代金」を見る。フランスでも放映されていたとのこと。今見るとこんな緻密な構成だったかと驚く。
晩ご飯を軽く食べて20:30笠間出発、22:00帰着。
本日の作業:
タマネギ苗植え付け、カブ収穫、大根収穫、バジル収穫
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2006年11月03日
来年度募集は11月末まで&温海かぶ漬物教室
笠間クラインガルテンの来年度4月からの利用申込の締め切りは11月末日です。フジテレビのおはよう茨城では募集終了とアナウンスされたそうですが、そんなことはありません。振るってご応募下さい。
朝5:30出発。途中事故渋滞などあったが土浦北で降りフルーツライン経由で7:30到着。
早速アラジンストーブで朝食準備。ゆで卵、牛乳、コーヒーの保温を同時に行う
さた研はスタッキングできるものを好む。これは塗りのお椀
紫蘇が完全に枯れている
大根の葉は青々
エンドウの芽が出てきた
今日は温海カブ漬物教室。10時に畑に集合
葉にアブラムシが大発生。なぜこんなに?
温海カブ。表面が赤紫の色をしている
カブを抜く人、集める人、葉と根を切る人、一カ所に集める人
カブの大きさを見ると、廻りに空間があるカブは大きく育っているのに対し、密生しているカブは葉が弱くて元気がなく、アブラムシにやられている。やはり厚蒔きはよくないようだ。
こんなに取れた
こちらは指導員の安見さんの育てたもの。ソフトボール大くらいありそう
カブをホースで車ごと洗う
荷台に乗って洗う
大きなしゃもじで下の桶(よく出店でコーラが冷えている枠)にかい出す
洗った物をザルにとる
ザルが並ぶ
ひげ根を綺麗にする
塩をまぶす
塩をまぶすだけで塩がこれくらい赤く染まる
五倍酢と砂糖を混ぜる。水で五倍酢を薄めながら注いでいく
昼食。3週間前に漬けたお手本が出てくる。
さた研は塩だけで漬けてみた。塩2%程度。うまく水があがるかしらん
突き当たりの小山(左側は耕作されている)がクラブハウス右掲示板にある土地である。
マリーゴールドだけは元気
ササゲの後を片付けた。ネットを外すのが大変
その他作業:草むしり。ホロルの湯に行く
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2006年11月04日
ぼかし肥料作り
今日は卒業生の指導でぼかし肥料づくりが開催された。トロ箱は各自用意
ガルテン開設1年目は新しい客土が良く豊作であったが、2年目、3年目と段々収量が落ちていき、やはり土作りが大事だとの話になった。そこでいろいろ研究し、ぼかし肥料も作り始めたとのこと。
ぼかし肥料は米ぬか、油粕、魚粉をまぜ、発酵させて作る肥料である。水を加えて混ぜると2,3日で発酵し出し、温度が60℃くらいの状態が2~3週間続く。それがおわると完成。水加減が難しく、少ないと焼けぼかし(栄養分が逃げる)になり、多いと腐っていやな匂いがする。うまくいくと香ばしい匂いになるそうな。
材料の油粕、米ぬか、魚粉、それにコーラン(発酵促進剤)を混ぜ合わせる
正確に計量して分配。
ちょっと多いかな
これがコーラン
作り方。まず米ぬか、油粕、魚粉の混合物を手でかき混ぜ、ダマをほぐす。その後水を入れ、混ぜる。そばうちの要領。
さらに混ぜる。最初は水を吸うところと乾いたところがある
手でかき混ぜる。徐々に水を加え、握ったら固まり、ちょっとつつくとほぐれるような状態に持っていく。
さらに混ぜる。表面がしっとりとした感じになる
そろそろ完成
出来上がりの感触を確かめるために一斉に手を伸ばす
さて、実習開始。みんなそろって砂遊びのようだ
まだ混ぜる。腰が痛い。
出来上がりの状態を先生に見てもらう。
発酵させる間には虫がつくので、寒冷紗をかけ紐で縛る。蓋はしないこと。
昼からは壬生のひいじいのところを経由する。前から気になっていた真岡のステーキすずに寄る。
すずは本格的なステーキの店であった。ステーキランチ1,380円を堪能
姫とひいじいのツーショット。年の差89才
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2006年11月12日
バイクで最小滞在
今週は都合によりバイクで30分の滞在であった。14:00到着
温海かぶ、一度塩をして水を出したのち、1.5%の塩だけで漬けたもの。きちんと水が上がっている。
梅酒の瓶は外し、重石だけにする。うまく乳酸発酵してくれるだろうか。期待
後ろのパニアケースに、大根2本、キャベツ2個、白菜1個、カブ4個、大根とカブの葉、シシトウを満載して帰路につく。14:30出発、16:00自宅着
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2006年11月23日
冬支度
ここ数週間は研究員の父が亡くなったため、かなりばたばたしていた。久しぶりに三人そろっての笠間。
ミョウガは上物が枯れてしまった
サトイモ、ヤツガシラも元気がない。そろそろ掘りどきか
温海かぶ。かなり大きい
ダイコンは元気
ビーツ。間引きをさぼったのでひっついている
エンサイももう終わりか。霜が降りると世代交代が進む
ソラマメ。一週間ずらして植えたもの。そろそろ霜対策が必要
万願寺とうがらしももう大きくならない。
今日の収穫。枯れミニトマトに最後の実がなっていたのを収穫
ビーツ
コーヒーミルを新調。新調といっても区役所のリサイクルショップで見つけた20年前に廃盤になった品。
扶桑軽合金のマイブレンドという名作ミル。なんと新品である。
底面が吸盤になっていて右側のレバー操作でテーブルに吸着し、非常に楽に挽くことができる。実は故人お気に入りの品であり、追加で買おうと方々探したが廃番で手に入らないといわれたもの。今新品が見つかるというのも不思議なものだ。
姫の書いた作業リスト
枯れ紫蘇を燃やそうとするがうまくいかない
温海カブ。ハサミと大きさを比べられたし
籾殻を頂いたので霜よけに蒔いてみた。蒔いてしばらくすると雀の群れが押し寄せる。たまに籾が入っているのを知っているのか
うろぬきの赤カブ、ニンジンをポトフにする
立派なブロッコリを収穫。
姫はお浸しを自ら進んで作る
今回の温海カブは甘酢漬けにする。鬆ははいっていないだろうか
中までなめらかであった
ガルテンの温海カブの葉はアブラムシだらけなので捨ててしまったが、ラウベのものは漬けてみることにする。丈夫でトゲがあって痛い。
その他作業:
タイヤをスタッドレスに交換
ニンジン・ビーツ・赤カブ間引き
紫蘇撤去
アスパラ撤去
根みつばに籾殻かぶせる
ゴーヤ、トマトの残骸撤去
フュッセンに行ってパンを購入
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2006年12月02日
霜対策
金曜晩到着。東京7.5度、笠間1.5度。
朝食の伊達巻きに女性が現れた
二枚先はダメダメな顔
その間は渋い顔。偶然とはいえ面白い
外は霜だらけ。完全にサトイモの上物がアウト
カブ。かなり遅く、10月すぎに蒔いたが順調に育っている
ほうれん草はつやつやと元気
マリーゴールドは枝が枯れたのに花は残っている
レタス。そろそろ凍った部分が出てきた
ダイコンは元気
東洋大学の学生さんが卒論の取材に来た。カリフラワーの収穫を体験してもらい、採ったものを調理して振る舞う。
その他の作業:
ハクサイ収穫。漬ける
収穫
キャベツ収穫
ソラマメ、エンドウに霜よけの笹を立てる
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2006年12月16日
ゴマの話
今回は姫と所長のみで金曜深夜到着。東京11.5度、笠間4度。
温海かぶは丈が低くなり越冬する気まんまんである
スイスチャード。美味しそうだ
ゴボウの葉が枯れてきた。来週とることにしよう
キャベツ。思ったより状態がよい。今年は暖冬なのか
ハクサイは豊作だけあってラウベでも豊作である
シュンギクは端が黄色くなってきたので収穫する
耐病ひかりはまだ太っている。10月過ぎてから蒔いてもなんとかなるものだ
ニンジンも葉を低くして越冬準備
二週間まえに鋤き込んだダイコンの葉がそのまま分解せずに残っている。天然の冷蔵庫状態。
ブロッコリ。収穫した廻りに小さい花芽がついている
キャベツが四つ葉のクローバーのように小さい4つの玉がついている
コリアンダーは霜よけの防虫ネットベタ掛けが効を奏したか、青々としている
本日の収穫。鋏の大きさと比べられたし
斎藤さんが今年いっぱいで胡麻やを閉めるとのことで、胡麻の話しを聞きに行った
斎藤さんは大学院でゴマの研究室に在籍していた関係で、ゴマを栽培するようになった。
品種の話。品種の定義はここではしない。簡単に言うと、繁殖能力があって、形質が継続するのが品種。ゴマはゴマ科ゴマ属。37種あるうちの一種である。他の種は食用にならない。
ゴマの栽培品種について。
古い品種は上の写真のように枝分かれしている。また、葉もおちていない。葉がついていると露で濡れたりしてゴマの保存性が落ちる。また枝分かれしているとゴマを採るのが難しい。
そのため、軸が一本の品種が作られた。このほうが処理しやすい。葉もすぐ落ちる(落葉性があるという)
次に、収量を上げるとりくみ。カプセルが両脇に付くだけのものから、沢山付くようになった。
次にカプセルも2個から4個に。このように主に収穫のしやすさや扱いやすさという点で改良が進む。
丈や着果位置、皮の薄さなど様々。ただ、掛け合わせたからといって思い通りのものができるわけではない。変な味でしびれるようなものもある。
日本でゴマの種類は1,000種位か。ただし商売にしている農家は数えるほど。効率が悪いのと年ごとのあたり外れが大きい。どんどん種が減っており、それを保存するのは多様性を確保する上で非常に貴重。
ゴマの栄養価。ゴマは4割が油、2割がプロテイン、1割がでんぷん、1割が皮、2割がその他の成分。
つぶすと油が出るのがわかる。
最近ゴマは抗酸化物質で注目されている。抗酸化物質の例としては赤ワインのポリフェノールなど、赤から黒に見えるもの、葉緑素のクロロフィルの緑色、ニンジンのカロチン、お茶のカテキン、トマトのリコピン、ゴマはリグナン。抗酸化物質はほとんど水溶性であるが、脂肪肝には届かない。ゴマは脂溶性なので脂肪肝にも届くということで注目されている。ゴマリグナンの中に5種の抗酸化物質(セサミン、セサモール、セサモリンなど)がある。
黒ゴマと白ゴマ、搾油。
皮が固いのは黒ゴマ、搾油に向くのは白ゴマ。鹿北製油が唯一国産の黒ゴマ油といって売っているが、そのゴマは富山大の研究室から出た物を使っている。ゴマの香りと味は熱を加えないと出ない。搾油も煎ってから行う。煎りが強くなると色と香りも強くなる。
白ゴマと黒ゴマで栄養価は違うか?違わない、というのが公式見解。ただしそれは違う成分が成分評価項目に載っていないため。ポリフェノールとリグナンは当然黒ゴマのほうが多い。
品種改良で油を増やすのはどうするか?皮を薄くする。ゴマ油に使う太白という品種は6割油。原種の中には3割ほどしかないものもある。油分の多いか少ないかは持ってみるとすぐ分かる。
ゴマの栽培地。ゴマは熱帯性の作物なので南限はない。北限は岩手といわれていたが、品種改良により札幌でも作れるようになった。冷涼地でも作るためには、結実までの日数の短縮が必要。通常ゴマは種を蒔いてから90日で取れるが、冷涼地向けは70日で採れる。黒ゴマのほうが寒さに強い。そのため南部煎餅は黒ゴマ。
ゴマ粒の重さ。通常タネは千粒重で計る。2.3±0.2g程度。それだけしか違わないかと思うが、実際に見比べてみると大きさが全然違う。
ゴマの国際価格。日本の1/20から1/30。日本では流通業者に出すとゴミを苦労して取って1kg1000円程度。手間を考えるとタダ同然。外国産には1kg70円なんてものもあり、勝負にならない。
ちなみに、日本に来ると野積みされて大丈夫か?という保管方法。油を絞るなら同じということか。
日本のゴマが美味しいという話しがあるが、収穫、輸送、保管のプロセスで劣化するというのもあるのではないだろうか。外国産のものも現地では美味しいのかも。
ここまでがアカデミックな話。以下、甘酒をのみながら。
これは黒米の甘酒。黒米の粥と入れた黒米と同量の麹を入れ、保温ジャーで一晩保存したもの。水飴(金沢の俵屋のじろ飴)の香りがして強烈に甘い。
これはコウリャンの甘酒。赤い。分量は上記と同じ
こちらは餅粟の甘酒。人気の順に、黒米、餅粟、コウリャンであった。
次に雑学系の話。
ゴマの名前の言われ。一粒植えるとゴマンと増えるから・・・というのは大学の教授の言。
胡麻は日本の当て字。中国では芝麻(ヂーマー)。ハングルではチャマケ?
インドではtillまたはtila。
セサミというのはアラビア語から来たらしい。いわゆる「開けゴマ」の時に、イフタマヤーシムシムといっているので、semsemやsimsimというのが語源。
アフリカではベネ。ニジェールのベネ川から来たらしい。ちなみにbeneというのは豊かという意味。
(benefitのbeneのことか?うーん)
フランス語ではセザム。学名はSesamun indicum,L。Lというのはリンネのこと。
リンネはインド原産だと思っていたようだが、今はアフリカのサバンナ原産ということになっている。
ただ、最初食用だったかどうか。ミイラが腐らないように塗られていた。インドのアーユルヴェーダで身体に塗るのもごま油。日本ではあんどんの油か。ゴマの葉は臭くて食べられない。タール分が多く、食用にしているところはないと思われる。
ゴマは乾燥気候を好む。日照りゴマといわれ、干ばつの時はゴマを植えよといわれている。日本では梅雨どきに種をまき、秋の長雨で採り込むため、実はあまりゴマの栽培には向いていない。
日本でのゴマ栽培は年によるばらつきが大きい。収穫ゼロの年もある。花が咲くが実がつかない。結果として腰高になる。原産地近くでは安定して採れるので、やはり条件が厳しくなると難しいということか。
開けゴマ。ゴマのカプセルは乾くとパチッと開き、ひっくり返すとゴマがこぼれ出る。ただ、コンバインで収穫するためには都合が悪いので、最近はShuttering Sesameという品種もある。
「ゴマの蠅」の語源はわからない。
「ごまかす」はゴマをかけるとまずい料理でも美味しくなるということではないか。
「油を売る」は計り売りの際になかなかとぎれず切れるのを待つことから出たのでは。
ゴマの品種は4,000種とも言われ、日本に1,000種ある。有名なところでは常陸びろうど、太白など。
赤飯には黒ゴマだが、お祝い事の料理に黒いほうを使うのはゴマくらいではないか。
みな熱心に聴いている
ゴマ栽培に明日はあるか?まず都会の人に植物を育て、観察し、収穫するというプロセスを経験してほしい。ビルの屋上などでやってみてほしい。できれば多様な種の保存ということで、やる人が個別の種を育てると面白いだろう。
ビルの屋上でサツマイモという話しがあったが?あれは葉が茂るから選ばれたのだろう。ちなみにサツマイモは葉が茂るが、上がっていかないのでゴマと混植可能。
ゴマ科のかかる病気。それほど無いが、虫はつく。オオフリシモスズメで芋虫としては国内屈指の大きさに育つ。成虫よりデカイ。また大きくなるのが早い。
利きゴマ。品種ごと
1.水戸
2.03111。軽い(多収だが、実入り悪い)
3.金ゴマ。渋み多い
4.桂村
5.KK
それぞれ味が微妙に異なる。1と3が人気であった。
これで今回のゴマの話は終わり。
店じまいは来週の予定とのこと。ただ今年は不作のため休む、ということで、捲土重来を期すそうだ。
今回の講義で斎藤さんのゴマに対する情熱が垣間見ることができた。とくに栽培だけでなく、文化社会的な形で総合的に日本でこれだけ話せる人は少ないだろう。ゴマ栽培自体は続けるとのことで、今後の展開に期待したい。
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2006年12月23日
一面の霜
金曜深夜に笠間到着。1.5度。ラウベは7度
朝起きると一面の霜である
ゴボウの葉もてろてろ。掘らねば
ニンジンの葉
イチゴの葉
カブ
ニンニク
日帰り農園は一面の白
ソラマメ
防虫ネットが凍って中が見えない
逆転層ができている
日があたるとその部分だけ霜がとけ、水蒸気となって立ち上がる。幻想的な光景。お日さまの威力は大したものだ
今日は来年度の申込者向け説明会がある。直売場で歓迎のため餅をつく
10区画ほどの空きに50件近い応募があるようだ。なんと20代の応募もあったとのこと。
直売場に並ぶダイコンとハクサイ。大きさだけではさた研も負けていない
例によって姫は店番を買って出る。「一個420円のジャムが三個で1,260円のところ1,000円。おとくですよ」
所長はダイコンを抜く。まずはダイコンの首を掴んで少しずつ揺らし、土との隙間を広げていく
慎重に抜きにかかる
抜けた。足と比較しても太股に勝る
ダイコン(おふくろ)
白菜(冬峠)。左は虫食いあり、右は虫なし
サトイモとヤツガシラも掘った。去年に比較して上々の出来
ダイコンの葉を干葉にする
四つ葉キャベツは年明けまで様子を見る
ガルテンに来ている二年生で忘年会が開催された
今年一年の作物の出来を語りあう。人によって出来不出来に差があることを発見。今年枝豆はダメだと思っていたが、豊作のところもあったようだ。
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2006年12月24日
門松製作+ごぼう掘り
クラブハウスの前に桜島大根が置いてあった。姫がなんとか持ち上げられる程度の重さ
今年最後のラジオ体操
漬物と豚汁が振る舞われた
久野さんが門松を作っているというので見に行った。
門松の綱の結び方。結び目が上から、松、竹、梅になっている
結び目に余った綱は運搬に便利だが、飾った後は不要なので切る
飾り方の見本として一つだけ作ってもらった。南天、笹、ピラカンサをあしらう。前山をバックに一枚
下に縄がまいてあるイメージがあったのだが、実際は植木鉢やドラム缶に土を入れて重くし、それを藁で巻いてあることが多いとのこと。
竹の切り方。関東は斜めが多く、関西は輪切りが多いとのこと
柚子。本当は金柑がよいとのことだが。奇数個で飾る
竹の上に挿してもよい。
「すごーい、久野さんなんでも作って昔の人みたいだねえ。」「昔の人だかんね(笑)」「いや、そういうわけじゃなく」一同爆笑。
正月前にゴボウを掘ることにした。
コンポストを外した状態。腰に注意
手でプリン状の山を崩していく
掘りかけの化石状態。プリンのため50cmほど掘る手間が省けている
なぜに四つ股?
掘った後を整地
本日の収穫
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2007年01月03日
お正月
今年の年越しは自宅である。大晦日に早稲田の穴八幡に一陽来復のお札を貰いに行く。
姫が「除夜の鐘ききたーい。初日の出もみたーい」とのことで除夜の鐘を待つ。23:45頃になっても鳴らないのでこの界隈では聞こえないのかと思ったら、年明けからゴーンという鐘の音が。最後の一つを年明けに撞くのかと思っていたが、いろいろあるらしい。0:30頃まで聞こえていた。
年明け。目覚ましで6:40に起きる。東京の日の出は6:51とのことだがビル影に隠れて7:00に初日の出を拝むことができた。
その後所長実家を経由し笠間へ。今年の初詣は笠間稲荷である。このときばかりは市営駐車場も入場料がかかる。たいそうな渋滞を覚悟していたが、駐車場が多数あるのでそれほどでもなかった。
朝起きると姫友からの年賀状が稲田石のテーブルの上に届いていた。「あけましておめでとう。ことしもヨロシク!」多少風で動いているが十分読める。発見して姫喜ぶ。
クラブハウス前に立派な正月のお飾り。去年の正月のブログを見ると、去年も久野さんの作であったことがわかる。
ブロッコリの脇芽が増えてきている
結実しない白菜はこれはこれで見事
畑の状態。左側のベタ掛けにはコリアンダー。畑がずいぶんスカスカになってきた。
夜は姫実家。旧い百人一首カルタと新しいものを見比べる。「さびしさじゃなくさびしきだよねー」皆研究熱心。ちなみに新しいほうが正確であった。姫も初めてカルタ取りをする。「下の句が始まらないと取っちゃダメルール」を適用後はかなり健闘。
翌12:00に壬生を出る。13:45に東京着。浦和ICから下道を行ったが思ったより早かった。
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2007年01月13日
凧揚げ+フラガール+星見
本日は研究員が所用のため、所長、所長兄と姫で土曜昼に出かける。
ちょうどよい風が吹いていたので、子供らで凧揚げに挑戦
その後ポレポレの映画館でフラガールを観る。ポレポレの映画館はポレカを持っていくと200円~300円引きになる。初日であるが非常に空いていて真正面に座れた。
スクリーンは小さめだが音響は良かった。ジェイク・シマブクロの音楽もよくマッチしていた。
フラガールは先日行ったスパリゾートハワイアンズ(旧名称:常磐ハワイアンセンター)の開設時の苦労をドラマ仕立てにしたものであるが、スポーツ根性モノ、田舎と都会、オールドビジネスとニュービジネスの対立と様々な要素がうまくつなぎ合わされており、大傑作であった。「まじめにコツコツつらい仕事を汗水たらして働く」のと、「お客の前で踊って、喜んで貰ってお金をもらう」への意識的転換(しかも、前者が縮退モードであり、後者の可能性は未知数)は当時大変な抵抗があったのではないだろうか。
久々に映画館の外にでて現実に戻るのに苦労した。
夜は星がきれいなので星見をした。双眼鏡で観ると星だらけで目指す星を見つけるのが大変なほど。天頂のすばるが美しかった。
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2007年01月14日
斎藤塾でみそ作り
斎藤塾のみそ作りの日である。
朝起きると窓の結露が凍っている
車にも霜がびっしり
9時に斎藤さん宅集合
材料の配合。干した大豆(乾量)1kgに麹1kg、塩500gというのが基本。
豆は煮ると2.5kgになるので、塩分13%位のみそができる。
大豆は黒豆でもよい。緑大豆でやると灰色のかにみそのような色になる。(あまりおすすめできない)
アルコール消毒。容器と手(爪の間、指の股を重点的に)消毒する。ストーブのほうに向けてやると火がつくので注意。麹はカビなので、あまり派手に消毒すると麹が死ぬ。豆が熱すぎると同様に麹が死ぬので注意。
地物の有機大豆。親指と小指でつまんで潰れるくらいに煮る。
これが麹のもと。なぜか「もやし」という。これを蒸した米にまぜ麹を作る(今回はすでに準備済み)。
トレイごと計るので、あらかじめ計算しておく
茹だった豆
茹だった豆を後ろのミンサーで摺り、バットの中で麹とまぜ、塩を入れる
業務用機械を扱うためブリーフィングを受ける。豆を手でいれないこと。力が強いので持って行かれてしまう。端っこについている豆をつつきたくなるが厳禁
煮豆がつぶされて出てきた
容器からあふれないようたらいを回す
仕上がった麹
麹は米の廻りに白く生えている
ひき豆をバットに開け、麹を規定量入れる
塩も入れる。塩は乾燥豆1kgに500グラム。一握りはあとで表面に蒔くためにとっておく
塩、麹、豆をバットの上でよく混ぜ合わせる
結構大変。ボカシ作りを思い出した
適当に固まりを作る
みな興味津々
樽にすきまなく詰める
表面をなだらかにして、雑菌防止のために塩を多めに振る。そのあと樽の土手をアルコールで念のため拭いておく。
それぞれ作業開始
順番に実施。
しっとりとした豆とパラパラな麹をぎりぎりの容量のバットの上で混ぜるのは意外と難しい。言うは易く、行うは難し。
斎藤レシピではビニール袋は使わない(そのかわりアルコール消毒は丁寧)が、ビニール袋につめてみる人もいる
麹が思ったより余ったので、甘酒作り用の餅米を籾摺り機にかける
上から籾を注ぐと左側から米が出てくる
左からは籾殻が出てくるのだが、下が詰まると籾殻が上に吹き上げ、辺り一面が籾殻だらけになる
そろそろ作業終了
ラウベに戻ると、ブロッコリの脇芽がかなり育っている。花芽をつけようという執念
他のガルテナーではブロッコリが茎だけになる被害発生。どうも森に近いので鳥につつかれているようだ
芽キャベツも同様
いぶちちより謎のビールを頂いた
酸味があり爽やか。意外といける。アルコール度数はあまりなさそう。
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2007年01月20日
ガルテンのみそ作り
本日はガルテナー主催によるみそ作りが行われた。
講師は藤枝さんである
麹をボウルにあけ
ぬるま湯200ccでほぐす
興味しんしん
こんなものですかね
すでに煮てある大豆を入れる
あまり茹で汁はいれないように
麹と煮豆の混合物をミキサーに入れる。斎藤塾では麹は米の形をしたまま仕込まれるが、今回のやり方では一緒に破砕される。塩がミキサーの後というのは同様。機械が傷むのであろう
ミキサーから出てきたところで、塩をまぜる
バケツにビニールを貼り、隙間なくつめていく
ビニールの先をねじってとめる(完全密封はしない)
その上に新聞紙をひく(湿気除け)
1kgくらいの重石を載せておくと良いとのこと。斎藤塾より消毒にはこだわらないが、密封性は増す。麹は基本的には嫌気性発酵のはずだが、斎藤塾はある程度通気してもかまわない、ただし作業時の滅菌はすべしと思っているようだ。
個々に流れ作業で始める。
ラウベでは所長の誕生日を祝うべく、ケーキの準備中。
スポンジケーキの共だては湯煎。なんとアラジンストーブの湯を使う
オーブンがないのでビタクラフトで焼く。中身が見えないのが難。多少凹んだがとりあえず焼けた
こちらは丸鶏。これもビタクラフトで蒸し焼きに
ある程度加熱したら、アラジンストーブの上に掛ける。ちなみに英語ではstoveは煮炊きする「こんろ」を指し、日本で言う採暖だけの機器はheaterである。そういう意味ではアラジンは今回は立派に「stove」である。
焼けたところ。焦げ目はつかないが、中まで十分火は通っている
鶏はしっとりしていて美味しかった。
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2007年01月27日
納豆作り
本日は藤枝さん宅で納豆作り講習が行われた
大豆をやわらかく煮る
わらから「わらづと」を作る。まず、綺麗に刈ってある感想わらから、不要な葉のぶぶんを落とす。「せせる」という地方もあるそうな。
ガルテンではデジカメブーム。さた研も人のことはいえないが、手を伸ばしてカメラを構えているのは不思議な光景である。
いわゆる「せせり方」。藁の先を持ち、裾をひろげて余分な葉を落とす。ネギの乾燥した葉を落とすイメージに近い。
綺麗にした藁に水を含ませる
作業場の設営
藁つと作り。
藁を半分に曲げ、曲げた側をわらで縛る。
先の方もわらで縛る
わらづとを2つに折りまげ、折りぐせをつける
開くとこのとおり。この空間に煮豆を入れる
納豆の仲人(?)を入れる。これは藁束を小さくしたもの。どうやら納豆を詰めてしまうと真ん中までわらについている納豆菌が届かないので、中心部にも藁を置き、納豆菌をまんべんなく行き渡らせるということのようだ。
豆をいれた状態で、上をしばってできあがり
作業に取りかかる
大きさまちまち。最初だからこんなものか。ちなみに、大きい藁づとをつくるなら、藁を折り曲げなくても良い
まめをすくって
藁つとの空間に入れる
豆が上にでてきてしまう。結構難しい。理由1:藁つとの広げかたが足りない。理由2:豆が多い。大きく広げれば豆は中に入る。どうしても入らないときは上からバラ藁をかぶせて縛る
豆のはいったわらづとがむしろの上に並ぶ
作業は進む
そろそろ豆終了。
むしろごとまるめて縛り
移動する。どこへ?
ビニールハウス内に電気毛布が待っている。その上に載せる
電気毛布でくるみ
さらにカバーする。これで簀巻きの完成。通電で45度程度。2日間ででき、2週間ほどは持つとのこと。
ちなみに、今回はわらについている納豆菌に期待し、特に市販の納豆粒を入れたりはしない。藁自体も乾燥させているが、とくに煮沸消毒もしていない。藁さえ入手できれば、自宅でもできそうである。さて、本当に美味しい納豆ができるのであろうか。来週を待て
後かたづけ
ガルテンに戻り収穫の準備。手前がビーツ、奧がホウレンソウ。両方とも元気
サトイモ。土つきで掘り出したものを洗い、個々のサトイモに分ける
本日の収穫
16:00時にガルテンを出てホロルの湯に行き、東京へ戻る。19:30帰着
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2007年02月04日
自転車修理
土曜晩到着。マイナス2度。ホットカーペットを入れて、寝る前に抜いたが暖めすぎで喉が乾く。ゆたんぽの研究員は快適だったのこと。今度は足元だけ入れてみようか。
朝ガルテナーからつきたての草餅を頂く。緑色が鮮やかで清冽なヨモギの香り。きなこと黒蜜でありがたく頂戴する。最近食べた中では屈指の出来であった。自分でもこういうものを作りたいものだ
昼は待望の納豆。豆は固めだが非常に上品な出来であった。スチロール容器でたまにあるように苦くないのがよい。ただしわらつとから外すのは大変である。
笠間で放置していた自転車を整備する。街乗り用にタイヤ細めのほうがよいかと思って交換していたのだが、乗り心地が悪く、スピードが思ったより出ず、すぐ空気が抜けてしまった。そのため元々入っていた太さのタイヤに変える。社宅とちがってのんびり店を広げられるのがありがたい
ほとんど丸一日かけて整備。かなりサビが浮いているがよしとしよう。試し乗りをしたが太めのタイヤは非常に安心感がある。やはり設計どおりにはするものだ。
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2007年02月17日
春の兆し
今回は所長一人。金曜の晩23時に到着。星が美しい。東京6.5度、笠間-1.5度。ラウベ内8度。ストーブを点けてしばらくすると12度近くまで上がる。晩酌しつつ笠間図書館で借りた刑事コロンボ「魔術師の幻想」を観て寝る。あまり寒くないのはありがたい。
朝クラブハウスに寄る。今回の応募者(面接者)は40家族、当選者は9家族であったとのこと。さた研の年で2倍弱、去年が3倍、今年が4倍強。どんどん倍率が上がる。
最近いろいろな自治体でクラインガルテンが開設されているが、農的生活への関心が高まっているのか、それとも団塊の世代の応募が増えているのか。
その後、久々に草むしりをする。現在ロゼッタ状で可愛い姿だが、暖かくなるとみるみる大きくなるので、今のうちにむしっておく。クモが土の上を這っている。羽虫も見かけるようになった。これから少しずつ春らしくなっていくのであろう。
大根。去年は寒さで地面の上に出ている部分がシワシワになってしまったが、今年はまだみずみずしい。どうもマイナス5度くらいに保存かシワかの分岐点があるようだ
ブロッコリ。脇芽は花芽のまま固定している。まだ柔らかく食べられる
ほうれん草。掘り上げず摘み取りをしていくと延々食べられるが、だんだんどこで切ればよいかわからなくなってくる。
こうなる。育ち方はエンサイに近い。茎の赤い所が好きな方にはいいかもしれない。
本日の収穫。サトイモ(掘り上げていたものを乾かしたもの)、コリアンダー、ほうれん草
珍しく一人なのでこの機会に自転車を持ち帰ることにした。前輪を外したら後席になんとか収まった
明日は研究員父の百日忌なので図書館に寄って雨の中を帰る。
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2007年03月07日
雛祭り
金曜晩に研究員弟夫婦とともに笠間に行く
朝クラブハウスによると以前来た東洋大学の学生から卒論が届いていた。非常に嬉しい。
今年度は立命館の学生や茨城大学の学生からもアンケート調査をうけ、その度に「調査結果を還元するように」言ってはいたのだが、彼らからはまだ届いていない。
今はインターネットで通り一遍の知識を取得出来てしまうため、卒論作成にはかえって難しい環境になってしまったように思える。プラスαとなるものは自分の足でフィールドワークで得た生の体験だろう。単調な作業でも、繰り返しやることで理解が深まることは多い。
クロッカスが咲いている
ブロッコリ。葉は鳥に食われているが花芽は食べないようだ
大根は越冬した。暖かいと越冬可能ということか
掘ってみる
切っても中まで鬆が入っていない
ガルテナーからジャガイモの種芋を頂く。アンデス、シンシア、キタムラサキ、インカのめざめ。有り難く頂戴する。あまりに暖かいので蒔いてしまった。通年通りであるとお彼岸の頃。本で見た黒マルチの手法を試す
大根葉に大きなヨトウを発見。
今日は雛祭りなのでちらし寿司にする
ひょんなことから笠間駅まで歩く。早足で1時間、帰りはのんびり歩いたので1時間40分であった
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啓蟄
今日は暖かいので耕耘機で土を起こす。
掘り起こした中からカエルがびっくりして出てきた
二畳ほどの間で4匹。まさに啓蟄。暦より2日早く叩き起こしてしまったか。あまり起こすのも剣呑+生息密度に遠慮し、耕耘機を使うのはやめる。
青い4cmほどのハンミョウみたいな虫も出てきた。腹も同じ色。
その他作業。レタス播種、カブ(耐病ひかり)播種
帰りがけに岩間の栗の家に初めて寄る。看板は近くまでよってもやはり白栗の家に見える
中は立派な日本家屋
旧いピアノが置いてある。1924年の品。恵泉女学園にあったそうな。天井が高いだけあって柔らかい良い音がする
お抹茶と栗蒸し羊羹
こちらは抹茶とモンブラン。
このモンブランはクリームがほとんど入っておらず、ゆで栗を裏ごししてそのまま延ばしたような味である。クリームが嫌いで栗蒸し羊羹を選んだ姫に味見させたら「こちらの方がいい!」と言われて交換されてしまった。16時帰着。
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2007年03月10日
男の料理教室(ちらしずし)+卒業生を囲む会
土曜日に学童クラブでお別れ会があるので今回は所長のみ。週に一度の寝坊を楽しむ
今年度最後の男の料理教室。今回はちらしずしと菜の花のお吸い物。講師のガルテナーIさんは現役の料理の先生である
錦糸卵を作る。卵2個をボウルに入れ箸で混ぜる。泡を立てずに白身を切るように。ムラのない錦糸卵を作りたい場合、網で漉すとよい
フライパンが温まっているか確認。卵を溶いた箸でフライパンをなぞる。なぞって固まる位がよい。ジュッといったら熱すぎる。あまり熱すぎる場合は濡れふきんの上に置くと温度を下げることができる。
卵液を流し入れ、フライパンの底一面に薄く伸びるようにフライパンを傾けながら回す。端が薄くならないように卵が固まるまでぐるぐる回し続ける。
表面が乾いたら、端を手で持ち上げ、その間に菜箸を差し入れ、箸をくるくると回転させてクレープ状になった卵の中央線まで持っていく。ゆっくり持ち上げると半月状になるので、注意深くひっくり返す。
ひっくり返したら加熱はほとんど不要。あまり長く置いておくと乾いて美味しくない
すしめしには昆布を入れ、30分程度置く。酒を加えるが、アルコールが入ると米の吸収が悪くなるため、炊く直前に入れるのが望ましい。
今の炊飯器にはすしめしラインが付いているものが多い。なぜ水が少な目か?後で加えるすし酢の分だけ少ない
やってみる
失敗例
成功例。一定以上の卵液を流し入れてしまうとどうしてもうまくいかない。ボウルから直接入れようとすると失敗するので、お玉で適当量を入れるとうまくいく。
すし飯が炊きあがった。すし桶があればすし桶に取るが、炊飯器でそのまま混ぜても可。
すし酢を入れる。熱いご飯を最初は真ん中にあつめ、その上にすし酢を注ぎ、10秒ほど蒸らす。熱いほうが米への吸い込みがよいため。
その後すし桶に広げ、切るように混ぜながらうちわであおぐ。照りがでたらOK。胡麻を入れるときはこのタイミングで入れる。(具と一緒に入れると胡麻が具について美しくない)。すでに煮上がった具、レンコンを混ぜる
盛りつけ。平らに盛った上に、海老(バナメイ)、錦糸卵、さやインゲンの薄切りをあしらう。甘酢生姜を沿えてできあがり。海老が遙か外国からやってくる不思議
すまし汁用の昆布。
すしを混ぜる
錦糸卵。底にはできそこないが隠れている
澄ましが沸騰する位で昆布を取り、かつおを入れ、再度沸騰したら火をとめ漉す
奥様がゲストとして登場し、試食。概ね好評。
余った分は卒業生を囲む会に持っていく
ラウベに戻るとフキノトウが大量に出ている
今日の収穫。大根、ほうれん草、
持っていく一品として菜の花いためを準備する
卒業生を囲む会。ガルテナーで今は近所に住んでいるMさん宅で行われた。二期生は10組入り、5年間続けたのは8組
なぜか今日は自分のなわばりが人だらけ
司会進行は二年生
近所に住んでいる先輩ガルテナーの挨拶
卒業ガルテナーから一言
日帰りを借りたり、近所の畑を借りたりする人が多い。なかなか一度畑仕事の醍醐味を知ってしまうと足を洗うことは難しいようだ
更に先輩ガルテナーから挨拶
エレクトーンの演奏
あとは無礼講。M家自慢のカラオケ三昧
いいかげん酒が回ったので21時にまかり出るが、宴はその後も続いた模様
翌朝は雨。8:30に笠間出発、10:15自宅着
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2007年03月17日
クラインガルテンの運営が市から農協へ
金曜晩に笠間到着。
本日はタイヤをスタッドレスからノーマルに替える。この冬は一度も雪を踏まなかった。
ほたるの里に行ってみる。田んぼと畑にイノシシ除けの電線が張ってある。
どうもバッテリー駆動のようだ。どのくらい持つのだろう
本日16時からクラブハウスで「指定管理者制度による笠間クラインガルテン管理運営移管に係る説明会」が開催された。これまで市の直営で運営している笠間クラインガルテンの管理運営をJA茨城中央に移管するための説明会である。久々にクラブハウスがガルテナーで一杯になった。
最初にクラインガルテンの設立の経緯とこれまでの運営が市側から説明され、クラインガルテンを含む市の観光施設は指定管理者制度により、外部に委託するとの決定が議会でなされたとの説明があった。続いてJA側の挨拶があった。その後質疑応答が行われた。
Q1.直売場について、元々は本戸の農家が直接出荷するという形態であった。今後JAが運営することにより現在の運営形態と何か変わるのか?
A1.直売場は去年からJAに移管されており方針に特に変更はない。もっとお客さんを呼び込むような仕組みは検討したい。
Q2.クラインガルテンは有機栽培・無農薬・無化成肥料を徹底して実施してきたが、JA管理になってもその方針は維持されるのか?
A2.できればその方針で。ただ農薬は正しく使えば良いものです。土壌調査もしているようだし状況に応じて検討したい。(JA)
ここでちょっと紛糾。ガルテナーからはこれまで継続してきた取り組みであり、守っていただきたいとの声が挙がる。「今年入る人にもその条件を厳守といってあり、その方針は継続する」と農政課長が明言して落ち着く。
Q3.市側の体制は変更があるのか?
A3.グリーンツーリズム推進室は継続し引き続きクラインガルテンの主管となる。ただグリーンツーリズムとしてガルテン以外の取り組みをほとんどやっていなかったため、これからは活動の幅を広げていく。
Q4.ガルテナーから要望があった場合、どちらに話を持っていけばよいのか?
Q4.管理運営がJAになるので、運営方法についてはJA、ラウベの修繕等については市となる。まずクラブハウスの事務室に声をかけてくれればよい。
Q5.現在の事務員の扱いについてはどうなるのか。
Q5.JAから引き続き勤務してもらうようお願いをしている。
公共施設の民間委託というのは現在保育園や学童クラブでも進められている。たしかに運営を外部に委託するのは会計上の利便性はあろう。ただしなんでも民間に任せれば効率化ができ、よくなるというものではない。必要なことは「やらねばという思い」がある人がやらなければ何事もうまくいかない。ガルテンは非常に理念的な施設であり、ハードに対してソフトをどう作るかが非常に大事である。ソフトは運営側の意志と利用者の意志がお互いにうまく作用してできあがるものであり、今後時間を掛けて意志疎通を図っていくことが必要になろう。
ちょっと心配なのは、ガルテンの根底に「自分の食べ物をじぶんで作る(国民皆農)」という考え方があるような気がしており、それがJAのポリシーと微妙に食い違っているのではないか?という点である。
我々は草むしりの手間を省きたいわけではなく、東京くんだりからわざわざそれを楽しみに毎週通う物好きであり、自分の手で自分で食いたいものを作るのであって、換金するための作物を作りたいわけではないのだ。石油がなくなった後の農業のあり方を志向するくらいでちょうど良い。
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2007年03月18日
しいたけほだ木とおはぎ作り
今日は彼岸の入りなので研究員はおはぎを作る。小豆は先週から煮ており、生餡で持ってきた
砂糖を煮溶かす
蜜をジャムの固さまで煮詰める
餡を入れる
少しずつ加熱しながら練る
おはぎの一個分の量に分ける
外に巻く分の餡
今日の栽培講習会はしいたけのほだ木作り。講師は安見さん夫妻
しいたけはもともとしいの木になったのでしいたけであるが、カシや栗でもよい。サクラでもできた人はいるらしい
これが種コマ。木片のまわりにシイタケ菌が付いている
ほだ木にドリルで幅8.5mm、深さ2cmほどの穴を開け、種コマを木槌で打ち込む。一つの木のまわりに25~30個くらい。(穴の数は種コマの袋に入っている数とほだ木の本数によって規定される)
木の幹と皮の間に菌が生える
こういう作業は好き
ラウベに戻ると、2週間前に蒔いたカブの双葉が出ていた
外流しには氷がつららのようになっている
おはぎ完成。きなこ、黒ゴマ、小倉
青のり
割ってみると米の部分が薄い。秀逸なでき
きなこのほうはちょっと厚いか
苺狩りの観光バスが3台も。ガルテンに興味をもってもらえるのだろうか
その後ひいじいの家でおはぎを配り、自宅に戻って姫用に限定スイカを買いに行こうとしたらとうに完売。あわててばーちゃんに電話するも最寄り駅でも完売。10万枚と書いてあったのでなくならないだろうと思ったら甘かった。ふと気がついてヤフオクを見てみるとまあ出てること出てること。姫はスイカのペンギンが好きなのでかなり楽しみにしていたのであるが、まあヤフオクで落とすこともあるまい。そのうちいろいろな柄が出てくるであろうことに期待。
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2007年04月01日
年度始め
クラインガルテンも3年目を迎えた。早くも新一年生が入居している。カーテンのないラウベで一夜過ごしどんな夢を膨らませたのだろうか。充実した5年間が待っているに違いない
体操の後の散歩。三分咲きのしだれ桜の前で記念撮影。
カタクリの花
ラウベに戻ると仕事のアラームメールが来て、いきなり仕事モード突入。午前中は対応に追われた。農村風景の中でも遠慮なく緊急事態はやってくる。インターネット経由でどこでも仕事ができる環境をとりあえずありがたいとしよう。
垣根の脇に植えたアスパラが顔を出す。写真は撮ったが採るのを忘れた。
ソラマメに早くも花が咲いている
ツクシが生えているので早速ゴマ油炒めにする。これを食べると春が来た感じがする。
抜いたヨモギの葉で白玉団子を作る。なぜか毎回赤血球型
ガルテナーから立派なネギ、地中に活けて置いた大根、かき菜等いただいた。ありがたい。先週から野菜不足の感がしていたのでここぞとばかり喰べまくる
その他作業
ソラマメ、エンドウ支柱立て、多少ボカシ肥料施肥
黒マルチジャガイモの芽のため穴明け
適当に草削り
17時に笠間出発。途中渋滞に遭い19:45自宅着
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2007年04月07日
本戸の花見
土曜朝出発。常磐道が事故渋滞で混みそうだったので東北道を壬生経由で行く。ひいじいのホームに顔を出すと入院しているとのこと。あわてて石橋総合病院に向かう。軽い肺炎だそうな。
12:20笠間到着。今日は本戸小学校跡で花見である。
準備中。早くも新人ガルテナー2組参加。そのうち1組は去年の9/23に男の料理教室に飛び入り参加されたご夫婦であった。
幹事挨拶
今年の笠間を楽しむ会(事実上のガルテナー代表か)会長挨拶
それぞれ自己紹介などする。学年ごとのカラーは確かにありそうだ。
天気がよいようでも陰ると風が吹いて結構寒い。早々にお開きになった。
夜中は結構な雨。ロフトで寝ると雨音が近い。ぐっすり眠れた
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2007年04月08日
芝切り
朝から良い天気である。ウォーキングは南に向かう
東関東道がタバコ畑をまたがってどんどん出来ていく
丘を削って作るというのがよくわかる
三つ葉がモミガラの山から顔を出している
芝がどんどん畑部分にはみ出していくので芝切りを行った。糸をはって直線を出し、平スコップで芝を切っていく。はみ出した部分の芝を撤去。これだけの作業なのだが大変な重労働。全体重を載せてもなかなか芝が切れない。スコップ幅半分ずつにしてなんとか。また、芝が土を噛んで重いのなんの。手の皮もむけた。
栽培講習会がガルテンの敷地を使って実地研修
その後図書館により石橋経由で帰る。途中6mmほどの霰に降られた
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2007年04月14日
じゃがいも播種
金曜深夜に到着。
朝直売場にわらびが出ていたのでゆでる。
重曹をまぶす
上から熱湯を掛ける
落としぶたをする
蓋をして冷めるまで置く。のはずだが、思ったより柔らかくなってしまった。ビタクラフトだと保温性が良すぎるのかもしれない。
ジャム用苺のヘタをとる。効率的な作業に銀の爪はかかせない。
ラウベ内の畑はスギナだらけ。酸性の証拠だそうな。取るのが面倒なので耕すことにする
今日はガルテン外の畑を利用し、集団でじゃがいも播種を行う
種芋。縦に半分に切って半日~一日乾かす。伸びすぎている芽は欠く。
すごい高畝。人力ではこうはいくまい。マルチを利用する場合は畝の山に、直植えの場合は畝の谷に植える
植える場合の畝幅は75cm程度。竹棒の長さが75cmになっており、倒して立てると次の位置が決まる
足幅に植えていく
穴を掘る人、種芋を置く人、土をかぶせる人。これは黒マルチ栽培用なので山に植える
マルチをかぶせる。芽がつんつんした段階で穴を開ける
こちらは露地の分。畝を崩して土を掛ける。残った畝は後で土寄せに使う
長い畝。微妙に曲がっているのが愛嬌
作業終了。お疲れ様でした
ラウベのジャガイモ。黒マルチの上に顔を出している
その他作業:
ジャム作り
畑に耕耘機を掛ける
レタス苗植え付け、大根播種(マルチ+防虫ネット)
カブ、ほうれん草、春菊、ベビーリーフ播種
草取り
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2007年04月15日
アスパラガス収穫
アスパラガスを収穫する。左上だけ枯草を積んだのでホワイトアスパラになっている。
味見してみたが・・・やっぱりグリーンアスパラのほうが美味しいと思う・・・
ラウベ周りの草取りをする。さた研がこの区画を管理して以来シバザクラの面積が年々減っているのが気になる
今がシバザクラの盛り。生垣沿いに植えられたシバザクラが美しい
その後真岡のステーキすずで昼食を取り、壬生経由で帰る。
その他作業:
ジャガイモ芽かき。霜よけのため防虫ネットをかける
備忘録:
真岡のステーキすずは日曜日はランチセットがない。
ランチセットと普通の違いはコーンスープがみそ汁になって400円安い。
コーンスープも美味なのでまあいいのだが。
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2007年04月21日
入村式
タラの芽が伸びている。採っても採っても生えてくる
山椒が一度に芽吹く。なんでこれだけ木の芽と呼ぶのか
越冬したコリアンダーがどんどん立ち上がってくる(トウが立っている)
ソラマメの花が沢山ついている
先週より5cmほど伸びた
ジャガイモは防虫ネットベタ掛けの下で元気
エンドウは伸びがイマイチ
カブの葉が順調。そろそろ間引きをせねば
スイスチャードが大きくなっている。コンポストと比べられたし
サトイモを植えた
畝間1m、株間40cm。かなりの疎植
にわかジャム講習
見学会の案内が入っていたので近所の新築の家を見に行く。ガルテナーOBの家
新しく出来た道からガルテンを望む。高速道路新設に伴うものか、脇道がみな立派になっている
本日は入村式である。9組の新人ガルテナーを迎える
開会あいさつ
新人ガルテナー挨拶
農協職員あいさつ
市の職員あいさつ
栽培指導員あいさつ
子供はアルプス一万尺
市長あいさつ
ガルテナー代表あいさつ
まだかまだか
乾杯。ようやくおあずけ解除
あとは無礼講
去年とくらべて暖かかった。20時におひらき
あとは有志で二次会
今年の一年生もなかなか面白そうだ
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2007年04月22日
たけのこ掘り
朝のウォーキングの道沿いの田んぼに今日から水が入っている
カブ(耐病ひかり)を間引く
間引き後
間引いたカブ。きちんとカブの形をしている。間引き菜を食べられるのは自家栽培の醍醐味。子供らにも甘いと好評
ソラマメの蜜を蝶が吸っている。完全に保護色(真ん中の逆さハート型)
近所のガルテナーOBの家にお邪魔して筍を掘らせていただいた。毎年300本は出るとのこと。掘らないと大変なことになる。
まずは脇を掘っていって下まで届きそうになった段階でおもむろにザクッとやる。脇を掘るのも竹の根だらけでゴツゴツとしており、見かけほど簡単ではない
本日の収穫
ガルテナーOBのお宅では庭でその場で茹でている。こちらは持ち帰って茹でることにする。
昼食は稲田の蕎麦屋いそやまによる。細麺。鴨南蛮との相性が一番良かった
例によって壬生経由で帰る
その他作業:
草刈り
穴掘り
姫の畑に花の種まく
芝切り
ラズベリー移植
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2007年04月29日
磯蔵酒造 ちょっ蔵 新酒を祝う会
ジャガイモが元気。今回は家庭菜園ビックリ教室の方法で植えたがかなり良いようだ。
レタスもしっかり根付いている
今日は稲田の磯蔵酒造の新酒を祝う会に出かけた。入場料1,500円でふだん1,600円の稲里五百万石の四合瓶と笠間焼きのぐい飲みが付く。すごい人混み
奥座敷では寄席が開かれている
これが石透水(磯蔵の仕込み用井戸)の水
蔵の奧。なんとなく近寄りがたい雰囲気
井戸の上には説明用札
稲田石材商工業組合主催の餅つき
とにかくすごい人出
いつのまに祇園祭?
わたあめ作成中
やっぱり自分で作ったわたあめはひと味違う
突如ベリーダンサー現る。なぜに?
動画が見たい方はこちら
みんないい気分で酔っぱらっている。なんと東京から自転車で来たそうだ
夕方になっても客がひきもきらない。実は正門が閉まっている(内側がステージのため)のは初めて見た
また蔵見学が始まった。すかさず付いていく
実はこの時期はもう仕込みが終わっている(だから案内できる)ちょっと濁っているのは「いや、そのほうが雰囲気でるから」
みな酔っぱらっているがあまりにも危険があからさまなせいか落ちない
出荷をまつ酒瓶
麹室
地元のバンド。「か~さ~ま~、まっさかさーま、ま~さ~か~か~さ~ま~」うろ覚えなのでこの辺で
結構若者が来ている。日本酒は復活するのか?
さらにヒートアップするが、そろそろ21時なので帰ることにする
姫も稲田から歩いて帰った。40分。結構歩けるものだ
本日のおさらい
久々にのんびりした週末であった
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2007年04月30日
陶炎市(ひまつり)
笠間の陶炎市(ひまつり)に行く
冷や奴の台。実はお燗台として入手
大物から小物まで
高層建築?実はスタンド。隙間から灯りが漏れる
貨幣価値への挑戦。最近は評判がイマイチなのであまりやってないとのこと。直火ができる真っ当な焼き物である
結城紬実演。機にセットするまでが大変そうだ
姫はキッズひろばのろくろ台に行く。地元の若者が粘土を練っている
恐竜まで焼き物になっている
東京に戻り所長母を所長兄のところまで連れていく
帰りがけに池袋東武の楽による。閉店間際なので他にお客さんはおらず、カウンターに座って得意げな姫
神亀のひこ孫五年物。一升瓶で到底買えないものをショットで頼めるのは貴重
今回の当たりは限定酒の楽。85%精米。きちんと作ればそれほど精米する必要はないという好例
あと十一年したら一緒に呑もうな。とーちゃんは楽しみにしてるぞ
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2007年05月04日
夏作苗植え付け
友部駅前の深作農芸種苗に雪化粧の種を取りに行く。8時から18時まで。日曜休だが苗をやっているときは開いているとのこと。
サカタのタネが充実している
苗も非常に元気。柳研よりよいかも
内原の農ランドに行く。
あいかわらず広大
ラウベに戻ると、ソラマメの実がついている
ジャガイモは元気
ナスを植える。超疎植。黒マルチだけだと浮いてしまうので、抜いた草を廻りに敷く。うまくいくかしらん
今日の収穫。カブと大根の間引き
その他作業:
キュウリ苗植え付け
ゴーヤ苗植え付け
キュウリ種(四葉)植え付け
トマト苗植え付け
モロヘイヤ苗植え付け
シシトウ苗植え付け
生姜播種
カボチャ(雪化粧)播種
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2007年05月05日
とうもろこし植付共同作業
本日はじゃがいも畑の脇にトウモロコシの苗を植える
見事に揃った苗。総計500本ほど
穴を掘る人、タネをポリポットから外す人、植える人。
柔らかいポリポットだと綺麗に外すのは難しいが、厚くて黒いものだと軸を持つと見事に抜ける
反対側の端にはサトイモを植えていく。広い畑で作業していると作業がどんどん大雑把になる
この時期のラウベでの献立は三食とも菜の花いため、ネギのみそ汁、スイスチャードが続く。
そろそろ冬作後の菜の花(実は白菜、ブロッコリー、キャベツ)の収穫が終わるため抜くことにする。
コンポストより遙かに背が高い
これはチンゲンサイ。下の葉にかろうじて面影を残す
抜いた草を穴に放り込んで上から踏み固めると、カエルがびっくりして飛び出してきた
その後壬生のひいじいのところに見舞いに行く。珍しく居間のソファに横になっている。
この頃よく昔の生活の知恵を語るようになった。窓から見える藤の花が美しい
渋滞が予想されるため笠間に戻ってキュウリの支柱を立てる。去年は竹で作ったが重さでズルズルに
なってしまったので今回は市販品で日和る。非常に簡単で拍子抜けする。
21:30に渋滞を避けてフルーツラインを下り、土浦北インターから常磐道。多少車は多かったが快適に流れており、23:15に帰着。
その他作業:
ハーブ畑、土手のスギナ撤去
キュウリ(四葉)、カボチャ(雪化粧)播種
黒マルチの高温対策に抜いた雑草をマルチング
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2007年05月12日
圃場(ほじょう)
金曜晩出発。さすがにGW開けでタクシーと慣れた車ばかりである。一時間半で23時に到着
折からの強風が気になっていたが、さすがにナスが一本頭がちぎれていた。支柱の紐がかえって悪かったか。いちばん東側なのでこのまま育て、時間差収穫に期待
幸いほかのナスは無事。思ったより丈が伸びないのは強風を警戒してなのかもしれない
先週抜いて黒マルチの上に倒したチンゲンサイから垂直に花が立ち上がっている。遺伝子を残すことへの執念か
タンポポは枯れても綿花は残る。これも同上
サニーレタスが大きくなっている
サヤエンドウは鈴なり
サトイモは変化なし。何を植えたか忘れてしまいそうだ
日帰りのほうのエンドウは少し枯れてきている。原因不明
ソラマメ。初収穫は来週か
アスパラガス。今年一番の出来
いただいたズッキーニの苗
本日のサヤエンドウの収穫。早速昼飯になる
冬を越したコリアンダーを刈ってしまう。トウが立っていて美味しくはないが、刈ると鮮烈なコリアンダーの香り。タイ料理が食べたくなる
2時よりじゃがいも畑にて芽かきと追加のトウモロコシ苗植え付け作業。
芽かきの後、畝を崩して土寄せする。足でやったほうが早い
沢山人がいると作業も早い
終了後、「じゃがいも・とうもろこし圃場」の看板をみて、「これってなんて読むの?」「ほじょう、だよ」「田圃のぼ。」「圃場って田圃のことで畑じゃないんじゃないの?」
「あれ、そうでしたっけ?じゃ書き替えますか?農場、ですかね」
「いやいや、ちょっとまって。囲われたスペースが圃なんじゃないの?」ということで調べることにした。
インターネットで調べると、「圃場整備」という文脈で出てくることが多い。小さい田や畑を区画整理し、機械の入りやすい大きい農場にすることらしい。つまりは農地=圃場でよいのではないか。
作業を終えてラウベに戻る。クロアゲハが飛んでいるとおもったら早速サンショウに卵が付いている
地元農家の久野さん登場。トウガラシとバナナピーマンの苗を頂く。
さた研の畑を見て、「さたさん熱心だけど畑はきったねーなー」グウの音もでない。
「いいんです。とりあえずモノは出来てます。」勤勉度では定年組にはかないません。はい。
こんにゃく(イモ)の花を見に来ないかと誘われお邪魔する。
場所は稲田の近く。お寺の参道沿いに畑が広がる。畑といっても梅の木に屋根を渡してテーブルが置いてあったり、立派な流しが付いていたりとアウトドアの居間スペースといった風情である。
苗床。実は流しのそば。毎日様子を見て水をやれる環境が必要なのだから、家の廻りで作るのは理にかなっている
奧はお寺の境内。
コンニャクイモ(手前)と花
どのように開くのか想像つかない。実は花が咲いたらそのイモはダメになってしまうそうだ
お寺は親鸞の内室の恵信尼公(玉日姫)の廟所
白菜とキャベツが整然と植わっている。たしかに参道の両脇なので綺麗にしておく必要があるのかもしれない。
レタス。こちらはビニール掛けであるが、入口と出口を開けることで蒸れを防いでいる
アザミが綺麗に咲いている
ここに釜あり。やはり庭先の釜は農的生活のシンボルであろう
その後テーブルにて奥様にお茶等ご馳走になる。庭先にこのような畑と設備があるのは素晴らしい。東京に家を買ったならテーブルを置くだけでおしまいだろう。土地の値段とは不思議なものだ
ラウベに戻ってキュウリハウスを大きいものに掛け替える。去年同様菱形のキュウリネットの張り方に悩む。すっかり暗くなってしまった。冷えと防風対策に防虫ネットを腰高に張り回してみた。ものぐさに夏野菜全部を集団でアンドン化しようという魂胆である。うまくいくかしらん。
22:00笠間発。全国交通安全週間ということで自重して走ったが空いており23:30自宅着。
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2007年05月20日
ほたるの里清掃
本日はほたるの里清掃の日である。
五月晴れ
朝食用のインゲンの収穫。どうもスジが堅いのがあると思っていたが、どうやら絹さやで食べる品種とグリーンピースを採る品種の違いのようだ。二種類蒔いたのを忘れていた。今週は個性が出ていてよくわかる
いただいたズッキーニ苗は元気
笠間市のグリーンツーリズム推進室長あいさつ。ガルテナーの車に便乗してほたるの里を目指す
地元の方々と合流。結構な人数だ。ガルテナーは日頃草むしりばかりやっているので、助っ人としては最適か
作業内容の説明
姫は作業しにきたんだか遊びにきたんだか。おたまじゃくし
サワガニ
作業開始
枯枝を燃やす
小一時間くらいで作業終了。お茶と菓子パンをもらう
ガルテンに戻ると見事な麦畑が。緑肥にするつもりで小麦を蒔いたら鋤き込む時期を逸したらしい
どうしましょうかねえ。これから切るか、収穫するか
ラウベに戻って間引き作業。シュンギク
ベビーリーフサラダミックスの大きくなったもの。ミズナ、カラシナなどの混合のようだ
ミニトマトに早くも花が咲いている
玄関にころがるカブと早採りのタマネギ。カブの葉っぱは虫だらけになったので本体のみ。先週は大丈夫だったのだが。
葉物を洗うのに細心の注意が必要な時期になった
こまめを借りにいくと軸に青いナイロン紐が巻き付いている。取ろうとしてもなかなかとれない。
しばらく悪戦苦闘したが、よく見るとピンで留まっていることが判明。安全ピンをはずして抜くときれいに軸が抜け、紐を簡単に外すことができた
今日の収穫。間引き菜三昧
これはセージの花
地元農家の久野さんからこんにゃくの花が咲いたので見に来なさいとのこと。
見事に咲いている。残念ながら香りはよくない。虫もよってこないようだ
雪化粧の苗および白菜、キャベツ、レタスをありがたく頂戴する。
磯蔵酒造に寄り、稲里純米日本晴を買ってラウベに戻る
日が長いうちに作業を急ぐ。カモミールを摘む姫
通勤割引を狙って笠間19:30発、岩間IC19:55通過、自宅21:25着。この時間でも空いていた。
17~20時に岩間ICを通過すると通勤割引で、22時以降八潮料金所を通過すると深夜割引なのだが、20時~22時の間に岩間ICと八潮料金所の両方が入ってしまうといきなり通常料金になってしまう。なんか変な料金設定だ
その他作業:
山吹刈り込み
カブ第一陣全部収穫
きゅうり(四葉)株分け
空きスペース浅く耕耘、雪化粧植え付け(苗)
エダマメ(ビアフレンド)播種
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2007年05月27日
クラインガルテンの日
快晴。本日はクラインガルテンの日である。自分の畑の草をとらずに共同作業ばかりしている気がする
ジャガイモの花が咲いている
ソラマメ鈴なり。成長中は産毛が生えているが、採り頃になるとテカテカして筋が黒ずんでくる
さやえんどうとタマネギ収穫。タマネギは収穫期に倒伏するのだが、早採りする
ソラマメ収穫
さやを剥いたところ。結構大きいものもある。上々の出来
きゅうり。まだ丈30cmほどだが、はやくも雌花がついている。来週は成っているかも
ミョウガが生えてきた。今年は早い
9時集合で共同作業の説明。ほとんどのガルテナーが参加。一年生が動員力に驚いている。一揆みたいだ
主な作業内容はガルテンの共同部分の草刈り。ちなみにこの花は溝の中に生えている。赤い虫はなに?
石垣の上をむしるとタマネギの倒伏の好例発見。やはり石垣の上は暖かいのだろう
一時間半経過。そろそろ先が見えてきた。トラックはまだか
草を積む
牛用のトラックに載せ替える。ちょっと大きすぎるか。ガルテンには軽トラが似合う
2時間で作業終了。お昼がクラブハウスで待っている。腰は痛いが足取りは軽い
配給待ちの列
めいめいに昼食を取る
15:00に急いで出たらラウベの冷蔵庫にイチゴを忘れた。金曜日まで保つかしらん
その他作業:
オクラ、エンサイ播種
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2007年06月02日
チャドクガ発生注意
金曜晩出発。途中千葉ナンバーの赤いⅣ型ゴルフに追いつく。どうもいぶちち車のようだ。前に入ってしばらく走る。付いてくるかと思ったが離れてしまった。岩間で降りてガルテンに向かうと、T字の神社のところでまた追いついた。友部で降りても岩間でおりてもそれほど時間に違いはなさそうだということが判明。ガルテンに通って2年2ヶ月だが、他のガルテナーの車を高速道路上で確認したのは初めてである。
ガルテンは11℃近くまで下がっていた。ちょっとだけストーブを点け、晩酌して寝る
芝からスギナが生えている。抜かねば
トマトは順調
苗の雪化粧がウリハムシに喰われて元気がない
シシトウとエダマメ
片方のシシトウはなぜか枯れてしまった
キュウリ(さつきみどり)。一番果がなっている
キュウリ(四葉)これはタネから
レタスと大根
グリーンピースが丸々と太っている
サトイモ。黒マルチで芽が出たら破る方式で先週トロトロの芽が出てきたのだが、なんとか落ち着いたようだ
こちらは日帰りのほうの雪化粧。タネからだからか、ネギがすぐ脇に植わっているからかウリハムシの食害が少ない
ソラマメ豊作
ブルーベリーも今年は実入りがよさそう
他の区画ではタマネギの収穫中。粒揃いの立派な玉になっている。やはり肥料はやらなければだめだと痛感する
ソラマメの葉にアマガエル。しっかり色を変えている
ソラマメ収穫開始。ソラマメの林に顔を突っ込んで手を伸ばす。気が付くと毛虫が数匹居る。毒があるかどうかわからぬが注意するにこしたことはない
本日の収穫
ガルテン内を巡回する。A棟で垣根になっているサザンカにチャドクガが大量発生したので注意との掲示が出ていた。
「チャドクガってどれですかね?」「うちはいないんだよね」「いや、そんなことないよ、そこら中で出ているよ。黒い細かいフンを見つけたら、その上に居るから」「あ、これですかね?」「おお、いたいた」
ということでこれがチャドクガの幼生。ちなみにこれだけはガルテン内でも殺虫剤を使用可
ちなみに、触れると蕁麻疹のように腫れ上がるので注意。被害者になおりかけを見せてもらった
ラウベに戻る。ズッキーニも一番果がなっている
ツツジに蓑虫が付いている
姫が六つ葉のクローバー発見
今年は暖冬だったせいかニンニクはどこもダメ。豆粒のようなニンニクがとれた。蒔いたものと重量はかわっていないのではないだろうか
ソラマメを剥く
茹で上がり
研究員は梅仕事の準備。去年の梅酒を瓶に開け梅の実をタネと実に分ける。タネは豚肉を煮、実はクリスマスケーキの中身になる
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2007年06月03日
クリーン作戦
クリーン作戦(ゴミ拾い)の日である。7:30にクラブハウスに集まりビニール袋を持って各自ゴミ拾いを開始。市の施策なのだが地元の方々は6:30にはもう街道筋を掃除してあり、ガルテン廻りのゴミを拾う。30分ほどで終了
うちのタマネギも倒伏している
タマネギ収穫。無施肥放任だとこんなものか
先週蒔いたエンサイらしいものが一本だけ出ていた
これはオクラだろうか
よい天気である
収穫したグリンピース。上に乗っているのはさやえんどう
大根収穫
バラが盛りとなっている
帰りは壬生のひいじいを経由する。9才の質問に真面目に答える98才
その他作業:
芝の草取り、土手刈り払い
エダマメ2回目播種
雪化粧に防虫ネットをかける、施肥(ボカシ)
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2007年06月09日
ソラマメ畑整理
ズッキーニの一番果
ゴーヤ。かなり自主的に巻き付いている
キュウリの一番果
このくらいまで太くなると風も大丈夫
グリーンピースは豆になりつつある
手前のサヤエンドウは枯れてきた
やはりオクラの双葉であった。他にも出てきたので判明
初物きゅうり
子供らはサヤエンドウとグリーンピースの収穫。ブチブチいいながらブチブチやっている。やってくれるだけ有り難い
ソラマメ
葉の先が黄色くなってきた。全部とることにする
とりまくる。小さいさやはどこまでとればよいのか
スーパーのカゴに山盛り
後かたづけ中に久野さん登場。
ナスの剪定をしてもらう。3本立てにするには茎が分かれているところを残し、脇芽はとってしまうとのこと。随分すっきりした。
ソラマメ畑に穴をほってガラを埋めようとしたら、「いや、それじゃ後でニンジン蒔いたときに枝根ばかりになるから、耕してから上に広げて置いて、乾いたら燃して、灰になったらもう一度耕せばいいんだよ」とのアドバイス。いわれたとおりにする。うまく乾くかしらん。
剥くのも大変
枝豆(ビアフレンド)が全然出ないので蒔き足す。こんどの品種はサカタの夏の夕。これからで大丈夫か
本日の収穫。カゴ一杯のソラマメは丁度台所のザル一杯になった
笠間図書館で借りてきたバック・トゥ・ザ・フューチャーを観た後、帰る。
本日の作業
そら豆収穫・撤去
エンドウ収穫・撤去
タマネギ収穫・撤去
レタス・大根・水菜等ベビーリーフの巨大化したもの収穫
エダマメ播種
剣先スコップ購入(いつも出払っているので)
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2007年06月16日
ズッキーニ収穫
金曜遅くに東京を出る。1:30笠間着。折しも乾燥した北風のお陰で星が美しい。天頂を渡る天の川を久々に観た。
朝。フェンネルがいつのまにか背丈ほど
ズッキーニ。黄色い大きな実がなっている
先週蒔いたエダマメが出てきた。やはりタネの問題か
キュウリは威勢がよい
ナスも一番果が付いた
キュウリ。下についたので曲がっている
ジャガイモの葉に元気がなくなってきた。来週は採り頃か
先週倒したソラマメの葉はまだ乾燥しきっていない。火をつけてみたが葉しか燃えない
昼からガルテンのカブト虫育成場にネットをかけるということで参加。
最終齢の幼虫。茶色くなってきている
カブト虫のさなぎ。実は初めてみた。茶色だが活発に動く。さなぎは動かないと思っていたので意外
そのままだと羽化後飛んでいってしまうので弓竹を引いてネットをかける
上に腐葉土を追加し弓竹を立てる
ネットを張ってできあがり
先ほどのズッキーニを収穫。ズッキーニの調理法をみんな意外と知らない。
まず、7mmほどの輪切りにする。まな板に塩をしてズッキーニを並べ、さらに上から塩をする。さらに一時間ほど放置。その間に水分が出てやわらかくなる。汗をかいているのでキッチンタオルで水分を取り、オリーブオイルで炒める。透明になったらできあがり。そのままでもパスタでも
ズッキーニ待ちの間に大根収穫。
今日は所長特製ズッキーニのスパゲティー。
オリーブオイルにニンニク一かけを刻んでゆっくり熱し、さきほどのズッキーニと玉ねぎ2個を加えて炒め、ズッキーニが透明になったらトマト缶を加え、塩で調味する。ちょっと塩がきついかな?位がよい。
トマト缶を加えたら加熱は5分くらい。フレッシュなのがさた研流。
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2007年06月24日
キュウリ収穫
土曜深夜に到着。先週ほどではないが星がきれいだった
トマトが列をなしている。先はまだ花
天気がよかったせいかキュウリの勢いがよい。すでに所長の背の高さ
タネから育てた四葉(スウヨウ)のキュウリも実が付いた。細かい毛
元気がなかったカボチャ(雪化粧)も肥料に食いついたようだ。ツルが一直線に伸びてくれば大丈夫
ゴボウの芽が出てきた。北側はあまり出ていないので蒔き足す
ニンジン。踏んでりゃ揃う、と本に書いてあったがその通り
本日の収穫。なぜか曲がっているのが多い
ジャガイモ(インカのめざめ)収穫。期待していなかった割には出来た。
ただ、アリの巣の一部となって喰われているイモが複数。相性でもあるのか?
新聞紙にくるむも座りが悪い
甘とうも1つだけ実がついた
キュウリ、ゴーヤが迷うことなく天に向かって伸びている
研究員の父の初盆用に盆提灯を買う。田舎は売場がでかい
その他作業
・ズッキーニ収穫
・レタス、かなり傷んでいた。全部収穫
・カブ固い
・ミズナ収穫
・草取り
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2007年06月30日
じゃがいも掘り
土曜日朝発。14時からの野菜クラブのさつまいも畑の草取りに直行
脇に植えたすいかが草の中に埋もれている
ラウベに戻る。なすが鈴なり
ジャガイモ畑に向かう
本日は収穫の日
めいめいに掘り出す。茎が完全に枯れてしまうとどこにイモがあるかわかりずらくなる
ミニトラクタが出てきた
収穫したイモは軽トラの上に空けられる
そろそろ終了
途中の栗林の栗の花。長い白い花の元には小さなイガが着いている
作業を終えてふかしイモで一服
突然泥だらけのいぶ登場
ラウベに戻り、自前のイモ収穫。出来は如何
結構上々。紫イモと赤イモ(名前忘れた)はうまくいったが、白いイモはかなり腐っていた
晩は「市民ケーン」を観て寝る。所長も初めてみた。姫曰く、「これが傑作~?」
うん、傑作だと思うよ。その年だとまだわからないかもしれないが。
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2007年07月01日
第2回ガルテンの日
9時からは第2回クラインガルテンの日(共同部分の草刈り)である。前回はあっさり1時間半ほどで終わったが、今回はしっかり2時間半かかった。まあ曇りだったのでありがたい
そのあと、藤枝農園にてりんごのオーナー制度の木の選定。さた研は紅玉で一枝だけ群馬名月という木に決める。
袋かけ作業
ラウベに戻って今日の収穫
大きな荷物が来た。是は何ぞ
堂々とした椅子である。以前追突されて廃車になった190Eのシートを取っておいたのだが、それを椅子に加工してくれる会社が金沢にあり、先週送ったら一週間で返送されてきた。これは助手席
座面を低くするため、シートレールの枠にボルトで逃げを作り、支点を高くしてある
再生椅子の商品名はトレジャーチェア
レール部分はパンチカーペット状のものでカバーしてある
くつろぐ姫。この椅子については、運転席も届いた段階で別途さた研レポートに書くことにしたい
ガルテン周辺の畑でブルーベリー狩りをする
口に入るのが3粒、カゴに入るのが1粒
ブルーベリーはいくつかの品種を混植すると成りがよいそうだ。木によって味が違う。香りのよいもの、甘いもの、酸っぱいものなど。完熟したブルーベリーにはどんな菓子もかなわないと個人的には思っている
カミキリムシ発見
姫はラベンダーの飾りを作る
その他作業:
ラウベ内草刈り
ズッキーニ収穫
スイスチャード撤去
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2007年07月07日
キジ発見
壬生のひいじいの家経由。気が付いたら庭にキジがいる。最近また復活したとのこと。
ステーキすずの昼食の後、ガルテンに到着。雪化粧がいい勢いである
なす(千両二号)はかなり大きめのものが鈴なり
フェンネルがなぜか倒れている
先週収穫したじゃがいも(アンデスレッド)を切ったら中に空洞が。掘るのが遅かったか?
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2007年07月08日
七夕祭+野菜自慢
今日はガルテンの直売場で七夕祭。クラブハウスで野菜自慢(ガルテナーの野菜持ち寄り)も行われる。ちなみに今回から順位もつけなくなったとのこと。熱心なガルテナーには目標が一つ減ったか?
研究員がキュウリを収穫
本日の収穫
珍しく三つ葉にもキアゲハの幼虫が。香りの強い葉なら何でもよいのか
アーティチョークが一杯生えている他のラウベから一杯貰ってきた。研究員の好物。大量に蒸す
アーティチョークはウロコの根元にすこしだけ食べるところがある。味というより芳香を楽しむものだろう。
食感はサツマイモの茎に近い筋っぽいところに近い
これはアーティチョークの根元(アーティチョークボトム)唯一食べ応えがある部分。欧米にはここだけの缶詰がある
野菜自慢を見学に行った。ガルテナーの力作が並んでいる
これがさた研分。野菜自慢はシーズンが早めのため、晩生が多いさた研として今回出品できたのは奇跡に近い。ナスの出来だけは遜色ないと胸をなで下ろす
以下出品作
これはベテランの作。一輪車を使うのはちょっとずるいか。でもやったもん勝ちで美味そうに見える
直売場では七夕祭で餅つきが行われている
姫は店番。今回はくじの係り。手慣れたものである
結構なにぎわい
ラウベに戻ると研究員がアーティチョークを解体していた。山ほどのガラが出る
可食部はこれだけ。人間の食に対する情熱は偉大だ
ナス葉の上で考えるアマガエル。これはいつも撮っているやつなのか、それとも毎回違うのか
東京に戻りタイヤ交換。今回は省エネを重視してヨコハマの最新のタイヤにしてみた。どうもプリウスとかシビックハイブリッドをターゲットにしているようだ。190Eはちょうど入るサイズである。
ガソリン高騰の折り、どのくらい改善するのか。しばらく経ってからレポートすることにしたい。
帰りがけに友人の社宅に寄り、キュウリを押しつけて帰る。絶滅危惧種の箱ブランコが健在
その他作業:
草刈り
ネット撤去
ニンジン蒔き足す
ビーツ播種
モロヘイヤ苗植える
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2007年07月14日
トレジャーチェア
金曜晩到着。姫がいないので「フル・モンティ」を観る。
こちらのほうが旧いのだが、「フラ・ガール」と「ボウリング・フォー・コロンバイン」の
前半をひっつけたような映画だった。かつて栄えた町の落日と職を失った人間の悲哀
すでに日本でも同様な風景が広がりつつある
本日の収穫
トマトの木が枝の一部だけ枯れている。とりあえず切り離す
カボチャ(雪化粧)
土手を降りた分にもう実が付いている。その先は早くも車に轢かれている
椅子の運転席側が来た。これには両側に肘掛けが付いている
2台並べて
普段並行に見慣れているシートがこの角度になるのは不思議
カバーしてあるところから肘掛け用のアームが出ている。
アームは椅子の台座にネジ止めされている
後ろから見た取り付け部。肘掛け付きは1万円高となるが、工夫に十分見合う料金と思う
座るとこんな感じ
クラブハウスでは男の料理教室でやきそば作成中
最近導入された乗用トラクタ。狭いガルテンの畑では使えるところは限定されそうだ
キャベツ苗にはちょっと早いが農ランドに行った。
苗は端境期か。苗と呼べなくなったもの多数
ナスが成っている
オクラも成っている
トウガラシも成っている
結局大島種苗店でキャベツの種(ベスト)を購入。蒔いてみた
岩間IC近く栗の家の向かいにJA茨城中央の直売場が新設された。
ここでも前川のジャージー牛乳が買える
特筆すべきはトイレ。ウォシュレット付きである。まだ一部普請中
建物は民家風
その他作業
キュウリ・ナス・甘とう収穫
ニンジン収穫
エダマメ初収穫
キャベツ播種
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2007年07月21日
台風あと
台風通過後、どうなっているかと思いつつ到着
ナスが傾いでいる。折れてはいない
朝は雨なのでラウベで大人しくしていると、上野さんが収穫して冷凍されたトウモロコシを配りに来てくれた。もいだ状態の葉付きのまま冷凍になっている。剥いて茹でるとほとんど味の劣化がなく、美味であった。もぎたて冷凍は使える。ただしよく茹でないと芯が冷たい。
とりあえず立て直すまえに収穫
キャベツ(ベスト)は双葉が出た
雪化粧も実をつけている
菜園コンテスト用に新しい区画名札が立っている。カボチャの手前にゴボウとニンジン
ゴボウの葉の虫食いから草が伸びている。うーむ
キュウリではハチが受粉作業中
本日の収穫
珍しくまっすぐな四葉
ハーブ園は雑草畑と化している。とりあえず草をとる
キュウリは背丈をはるかにこえる
夕飯はカツオのタタキであった。薬味は自前
夜は紫蘇の葉の醤油漬けを作る。毟って洗って乾かして一枚ずつ醤油と酒と唐辛子の混合液をまぶし、ジップロックの袋につけ込む。非常に根気強さを要求する作業である。
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その他作業
・芽キャベツ、白菜(無双)、カブ(耐病ひかり)、大根(宮重青首)播種
・トマト収穫
・シシトウ収穫
・草取り
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2007年07月22日
菜園コンテスト
朝は靄が出ている。ほたるの里あたりは靄で見えない
体操のあと菜園コンテストの投票をすべく日帰り農園から見て回る。行き届いているところはまんべんなく作物が育っている。本当に管理がしっかりしているところは作物も大きいのがなっておらず、少し小さいものが沢山成っている。
比べるとさた研は非常に疎植で品数が少ない。おまけに更地が多い。どうみても美しくない。
まあいいや。喰うために借りているのであって、鑑賞するためのものではない、と思いたい
カブト虫のいえでは続々とカブト虫が孵っている。これは孵化したてでまだうぶ毛がついている
投票しに行ったらクラブハウスの脇に鉢植えのスイカが成っていた
その後早めに笠間を出て、フラワーラインを南下。つくば市古来の筑波やぶそばで昼食。海老のかき揚げがしっかりと揚がっていた。じゅわじゅわといいながらつゆに入ってくるのがやぶの流儀か。
谷田部から順調に帰着。
新宿歴史博物館に姫のポスターが展示されているとのことで見に行った
初代ロマンスカーの頭が置いてある
記念撮影。とりあえずコンクールで選ばれるというのはいいものだ
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2007年07月28日
炎天下作業注意
金曜晩に所長と姫で笠間着。
姫の畑のニンジン。播種が遅かったせいか伸びが遅い
トマト。葉の調子が悪いが実はついている
カボチャ(雪化粧)すでにソフトボールより大きい
赤いオクラが小さな実を付けた
甘とう
キュウリ(四葉)。長い
丸まるもの多数。肥料切れか、木が疲れてきたのか
ゴーヤが付きだした
ナス。新しい花はつかず、実も固め
キャベツ。先週の双葉に比べほんの小さな本葉。株数も減っている。この強烈な日差しの中でうまく育つか
ショウリョウバッタが出てきた
大根。双葉が倒されている。ネキリムシのためかと廻りをほじくったが発見できず
こちらのニンジンは元気。間引きする
ズッキーニが久々に実を付けた
キュウリはこのように同じ場所から二本ずつ実がなる
キュウリの頭にナスカの地上絵のような文様があり、何故だろうと思っていたらどうもこいつの仕業のようだ
ナスもこのとおり
ずいぶんずんぐりしたバッタである
本日の収穫
ミョウガの株元をよく見たら随分出ていた。収穫
なぜか防虫ネットにアリが大量にからまっている
ネギを頂いたので植える
その他、土手の草刈り、畑の草刈り、図書館、買い物と炎天下作業を実施したのだが、これが裏目に出た。
その後ホロルの湯に行く途中に道を間違え、田圃のあぜ道を通ったらちょっとした坂道でスタックし、出られなくなってしまった。結局レッカーを呼ぶハメに。
保険屋経由で連絡をとり、待つこと一時間
この程度の坂でも濡れた青草で車が滑り全然上がれない。燃費仕様のタイヤにしたのが裏目に出た。実はもっと先で身動きがとれなくなり、ここまで戻るのが非常に大変であった
ワイヤーで牽引でようやく脱出。レッカーの人がいろいろ工夫して引いてくれたので、車が無傷なのはありがたかった。高い授業料であった。
炎天下の作業は体力を消耗し、判断が鈍る。
・同じものをなんども探す
・もって出るはずのものを忘れる
・すぐに決められない
・作業のダンドリが非常にわるくなる
などの症状が出たら、熱中症になりかけかもしれない。仕事を中断して水風呂にでも入ったほうがよいだろう。
普段の判断力だったらここまでの路には入らなかったであろうと思う。
また、青草の路にはノーマルタイヤでは絶対入るべきではない。少しの坂で全く動けなくなる
夜間に笠間周辺で知らない道のショートカットを試みるのは非常にリスクが高い。やるべきでない
散々な思いでなんとか自宅までたどり着く。東北大のグライダーが落ちていて更に凹む。
翌朝、斎藤さんから電話あり。「そりゃ普通の車は青草の上じゃダメさ。軽トラ四駆は田んぼのベンツっていうんだぞ」 その通りと痛感した。グリップしなけりゃ車は全く役に経たない。まあ自らと車の無事と幸運に感謝しよう。
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2007年08月04日
暑い
金曜晩到着。台風のせいかなま暖かい強い風。夜中にゴトゴトいって眠れなかった。
今朝の収穫
ズッキーニがまた成っている
カボチャ(雪化粧)もう十分に大きい
キュウリが元気がなくなるころに、ゴーヤが元気が出てくる
ナスももう一踏ん張りしている
キャベツ苗(ベスト)。地面が乾燥しているが元気に育っている。お盆明けには植え替えか。
ネギ。あまり変化なし。枯れていないので付いているのだろう
キュウリ棚の下側が枯れて透けてきた
後から蒔いたほうのエダマメの実入りはイマイチ。これから入るのか
道ばたの雪化粧。茎が付いている限り炎天下でも腐らないのは考えるとあたりまえなのだが不思議である
ダイコン
カブ。同時に植えたハクサイは一つだけついた
今日の収穫
ヘビの抜殻発見
ゴーヤを包む姫と草取りする研究員
ラウベ内の温度。このあと33℃まで上昇。風が止むとサウナと化す。エアコンかければよい話しなのだが、あまり好きではないので、図書館に避暑に行く。
今回は研究員が頑張りすぎで熱中症ぎみ。図書館でなんとか回復。この時期の作業は気をつけないと危ない。16時すぎ帰途につく。
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2007年08月14日
ズッキーニ再収穫
一日だけ休みがあったので笠間に行く。ラウベ内の到着時の気温は36℃
キュウリはそろそろ仕舞いか。実が均等に膨らまなくなる
ズッキーニの実がまた付きだした
キャベツ苗は炎天下の中、順調に育っている
キュウリ棚のキュウリは枯れてきて、替わりにゴーヤが元気
エダマメは順調。今年はカメムシが少ない
カボチャ。そろそろ収穫可能か
葉全体もしなびてきた
日帰り農園のほうではダイコンが順調
サトイモは葉が喰われている。虫はおらず
見事なゴーヤ
ナス
ミニトマト
ミョウガ。結構生えている
本日の収穫
今日は暑いのでそうめんである。だしと薬味は自家製
ナスの木にキュウリが成っている
キュウリの実にいきなり葉が生えている。うーむ
親子3人揃ったいかにも夏休みらしい一日であった。
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2007年08月19日
暑さ一段落
金曜晩にラウベに到着。ラウベ内の温度は23℃。ハリーポッターのDVDを見て寝る。久々に寝やすい
朝も涼しく、快適に農作業が出来る。
完全にキュウリは枯れ、ゴーヤの天下
エダマメ。そろそろ食べ頃
キャベツ苗が思ったより育っている。定植せねば
カボチャも持ち直した模様
収穫間近
ナスが成り戻っている。これなら秋ナスも楽しめそうだ
赤オクラの花
ちなみに上がつぼみ、下が実である
キャベツの定植にとりかかる
植え替えたらしなびてしまった。大丈夫か。でも水はやらず回復するのを待つ
手前だけ耕した。来週はカボチャを片付けよう
本日の収穫。ゴーヤだらけ
昼からひいじいの家に寄って帰る。
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2007年08月26日
カボチャ収穫
土曜日夕方到着。到着時のラウベ内気温32℃
夜は随分涼しくなった。
朝寝坊する。研究員はすでに芝の草を取っている
去年の生ゴミ捨て場後からミニトマトが。これはイエローピコである
ズッキーニは細いのがちょこんと
モロヘイヤがやたら元気。晩夏から伸び出すもののようだ
カボチャ(雪化粧)は元に近いほうから葉が弱ってきた。ある程度収穫することにする
大振りのナスがたわわに成っている
キャベツ苗(ベスト)もついたようだ
カボチャの葉の繁り具合。日帰り農園側は枯れてきて車道側が元気
日帰り農園は草だらけ
やはり刈払機で刈っただけではだめか
あきらめて手で抜くことにする。日帰り農園のご近所さんの男三人炎天下でそろって作業。「暑いですねえ」といいつつ作業を継続。フラフラしてきたのでお昼前に避難。気が付くと上下びっしょりだ。サウナで頑張ってしまうのと同じ論理か、それとも倒れても見ていてくれるから安心ということか
植え替えキャベツとネギ
本日の収穫(ナス)
なぜかラズベリーがまた成っている
カボチャを本成りから収穫する
本日の収穫(カボチャ)
帰りがけに久野さんを発見。雪化粧を2個進呈する。苗をもらったときの約束である。大きさにはお褒めをいただいた。
16:15笠間発。途中車が多かったものの順調に流れ17:50分自宅着。
その他作業
整地(一畝分)
日帰りに芽キャベツ、キャベツ、白菜(無双)、白菜(冬峠)播種
区画内にカブ(耐病ひかり)、レタス、ほうれん草、ビーツ、三つ葉播種
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2007年09月01日
笠間講演会
土曜朝に自宅を出る。朝出なので千代田石岡で降りてやな研を目指すも、着いたら「棚卸しのため午後1時から営業します」とのこと。やな研は遠いのでダメージが大きい。期首は要注意。
あきらめて北上する。9:00笠間到着。ラウベ内23℃。涼しい。
久野さんが登場。ブロッコリとキャベツの苗を貰う。ありがたく頂戴する
またカボチャの花が着いている
ナス。まだ実がたわわに着いている
ミニトマト。同じ場所に連作のせいか実が小さい
エンサイ。ようやく食べられる大きさか。でもそろそろ夏おわりなんですけどー
秋作もあるのでカボチャを撤去することにする
これがカボチャの根元。根自体はあっさり抜ける
カボチャの根があったところをバスタブくらいに掘る
まずは日帰り農園側のカボチャのツルを撤去。メヒシバやブルーベリーとからんで引っ張るうのに相当な体力がいる
下に並んでいるのは日帰り農園側の収穫
いなくなった。カボチャがあるところは気をきかして刈らないでくれたので草の生え方が違う。
刈らねば
今度はラウベ内のカボチャの撤去
本日の収穫(ラウベ内)。巨大ゴーヤ、巨大ナス、カボチャ。全部大きいので「てみ」が小さく見える
本日の収穫(日帰り農園側)カボチャとカブ
駐車場になぜかムーブが3台
カボチャと引換にトマトとシシトウをいただいた
合体ナス。ものは新鮮
なぜかラズベリーが良く成っている
18時から笠間公民館でガルテナーによる笠間講演会が開催された。これはガルテナー有志が笠間に対する恩返しとして笠間の生活や自分が勤める職場のノウハウについて講演をし交流を深めるというものである。最初笠間公民館大ホールということで埋まるかどうかが不安だったが会場は6割の入り。わりとにぎやかである。
弁士は3名。普段農作業で見る顔とは違いスーツにネクタイ姿はいかにもビジネスマンである。
3名とも非常に興味深いお話をして下さり、みな非常に熱心に聞き入っていた。
最後に専修大学の青木教授の講評を頂いた。
笠間の特徴
1.用地を市の買い上げと言う形ではなく、地権者のレンタルという形で実施していること
2.大規模にスタートした。50棟いきなりというのは例がない
3.利用者の質がいい(これはお世辞半分か)
4.地元との交流が進んでいる。今回もこの一例
悠々自適前後の目標として笠間を選んで来たのであるから、仕事上もある程度の成功を収めた人が多いのだろうと思っていたが、やはりみな腕に覚えのある人のようだ。
さた研のようにもっとも仕事をしていなければいけない世代ながらすでに隠居生活のようなことをやっていていいのだろうか?また、自分およびそれより若い人に対して、団塊世代のような仕事に対する姿勢、またその対価として十分な成果が得られるのだろうかと思った講演会であった。
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2007年09月02日
カボチャ跡撤去
朝起きたら7:50。ラジオ体操をすっ飛ばしてしまった。姫落ち込む
刈った山吹の葉を撤去する。その間に物々交換大会。
さた研の提出物:カボチャとナス
貰い物:ブルーベリージャム、ナシ、シシトウ、ピーマン、トマト、キュウリ、ニラ、モロヘイヤ
ほぼ単品栽培でも物々交換でやっていけるということか。
手前がカボチャの跡地。とりあえず耕す
防虫ネットが3つ。先週植えたものは鎮圧不足か芽の出が悪い。今回はどうだろうか
16:20笠間発、19:00帰着。
その他作業
播種:小松菜、レタス(エルシー、エルワン)、赤カブ
カボチャ、ズッキーニ撤去、跡地耕す
エダマメ撤去(出来は良くなかった)
共用部(カボチャがはみ出していた分)草刈り
草取り、芝刈り
ラズベリー枝縛り
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2007年09月09日
台風被害
珍しく土曜に会社に出勤。姫と研究員は電車で稲田駅から歩き17:00笠間到着。所長は車で17:50自宅発19:30笠間着。風強く星が綺麗
デッキに干していたジャガイモがびしょびしょとのことで干す
朝は霧が出ている。日が出ないうちにジャガイモを取り込む
遠目に見ると大丈夫そうだが
キュウリ&ゴーヤのドームが傾いでいる
オクラも45度以上傾ぐ
あらゆる物が西向き
ニラの花
体操に行くと広場のヨシズがなくなっている
バラバラ
とりあえずドームを立て直す。四角豆の実がついている
四角豆の花。なかなか綺麗
草取りをしていると藤枝さんが落ちた青リンゴをもってきてくれた。紅玉はかなり落ちてしまったとのこと。
早生で傷みやすく台風に弱いのが最近栽培されなくなった原因かもしれない。
庭の蛇口の横からアマガエル登場
ラウベをよじ登る
本日の収穫。冬瓜はいただきもの
栗を買って自宅で剥く。所長は鬼皮、研究員は渋皮。力がいるのは鬼皮だが時間がかかるのは渋皮。
なんとかケガなく終了。
その他作業:
ダイコン(おふくろ)タネ貰う
保管ジャガイモ 芽がでているものと出ていないものの選別
やはり休日出勤は生活リズムが乱れよくない。あまりやらぬが吉と再確認した
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2007年09月16日
宴会
16日朝笠間出発。最初のキャベツ(ベスト)が巻いてきている
ナス
ゴーヤ。そろそろ終わりか
昨日野菜クラブでジャガイモ掘りをしたとのことで、箱をいただいた。細めのイモ。味はよい
笠間駅前のリカーランドすずきに行く。姫はこの店のうさぎがお目当て
帰りにりんごの木を見に行く。さた研のオーナー木は無事
一枝だけ群馬名月。たしかにこの枝のりんごはまだ緑色
こちらは紅玉
台風のため倒れている木発見
ひさびさにガルテナー有志で宴会
暑くもなく寒くもなく快適。会話が弾む
持っているのはニラの花。踊っているのか戦っているのか
翌日視察の観光バスが来たと思ったらなんと韓国から。密陽市議会ご一行とのこと。日本語の説明ページがあるのは素晴らしい。韓国からの視察は3件目だそうな。
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2007年09月24日
相馬で陶芸
姫が土曜参観のため、火曜に休みをとって日、月、火の3連休とした。
日曜の深夜笠間到着。以前からやってみたかった『二段ロケット』(笠間を拠点としてそれより北に遠出する)にトライする。日帰り温泉等研究しつつ晩酌をして寝る
朝収穫をして冷蔵庫に入れる
ダイコン(おふくろ)は良く出る。一粒ずつ蒔きでもこのとおり
画面下側のエンサイが元気
モロヘイヤ
ハクサイはネットの中で虫に喰われている。時期が早すぎか
ナス
カブ
ほうれん草。草を抜かねば
10時に水戸ICから常磐道を北上する。SAにて東京ガスのLNG運搬車。大きくて電車のようだ
常磐富岡終点で降りて更に北上。信号の下に「感知中」の表示あり。安心感がある
請戸漁港の前で昼食。刺身定食の量がとんでもなく多い。味は残念ながら大味。盛りで勝負の店のようだ
港の目の前。船に大漁旗が並んでいる
原町の入道窯に到着。なんで笠間からわざわざ相馬へ?研究員の出席した結婚式の引き出物(カタログから選ぶやつ)で陶芸教室があったため。しかしこんな遠くとは
建物側から見下ろす。見渡すかぎりの田んぼ
二階には作品が並ぶ。中は非常に綺麗である
最初に作り方を学ぶ。マフィンくらいの粘土に親指を入れ
上に延ばす
ここの飼い猫。大きい
姫は筆立て。研究員は大振りの花瓶
猫を見たので猫型にするとのこと。名前を彫る
これは所長の作の三色薬味皿。「うーん、見たことないですねえ」 ないから作るのだ。釉薬の色は仕上がりとは全然違うらしい
途中薄くなり対策を練る
ホームセンターのような土間には焼成前後の作品が整然と並んでいる
割れないように釉薬を塗る
そろそろ完成
うーんこれでいいのかなあ
「ひびが入っても埋めたりして使えるようにしてお送りします」とのこと。ありがたい。
帰りの道は生首を見ながら行けば・・・って何のことかと思ったら、ヘアカット練習用の生首がカカシ代わりに立っている
シュールだ
飯舘村に向かう。いいたてミートプラザに寄るも、綺麗に整形された高級肉ばかりで、かたまり等は事前に予約しないとないそうな。明日は休みとのことであきらめる
宿泊体験館きこりの離れに泊まる。ログハウス風で綺麗。
食事はまたもや大量であった。この辺の文化なんだろうか
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2007年09月30日
紅玉収穫
金曜晩に笠間到着。涼しい
とにかくこの週はいろいろとありくたびれた。体調も落ち気味
景気づけに上等なワイン(さた研比)を呑んで寝る
土曜朝は曇り。カメラを忘れたので写真が撮れない。
先週蒔いたカブ(福小町と本紅赤丸)が順調に出ている。
タマネギ播種でかぶせて置いた新聞を取ったが、ちょぼちょぼとしか出ていない。
鎮圧が弱かったか、覆土が多すぎたか
頭の中が仕事モードから離れず一日パソコンに向かう。
仕事が終わったあとも最近遅れ気味のブログを片付ける。
その分研究員には一日草取りで迷惑をかけてしまった。
4時過ぎにあきらめ、草取りを実施。没頭しているとだんだん頭がすっきりする。
日が落ちるとともに笠間図書館に本を借りに行く。
夜はそのままでいると寒いくらいである。ラウベ内で18℃
日曜は雨。早めに帰ることにする。
りんご畑で紅玉の様子を見る。大きいほうから20個ほど収穫。今年はカメムシの跡もなく大型で上出来。
帰りの高速でマイバッハと長く併走した。内部の居心地はそれぞれ違うのだろうが、高級車も軽自動車も等しく雨に打たれて走る。
自宅でF1を見る。レースは波瀾万丈であったが観客は寒くて大変そうだ。おまけにバスの連絡が悪く長時間雨の中待たされているらしい。心底冷えるだろう。風邪などひかないことを祈る
テンションの低い週末であった。こういう時はしっかり身体を休めて、明日から頑張ろう
机の上の紅玉
作業 草取り
収穫 ゴーヤ、ナス、オクラ、四角豆、大根、エンサイ、紅玉
播種 コリアンダー
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2007年10月06日
笠間から駆け付け
金曜深夜に笠間到着。やれやれ、これから三連休だ。晩酌をして寝る。
4:00に携帯が鳴っている。ロフトから寝ぼけ眼で降りて電話を取るとサーバ一台が落ちて上がらないとのこと。それからデータセンタの輪番担当者とディスクの片方を抜いたりいろいろ試したがどうしてもダメなようだ。あきらめて8:00に職場に向かう。途中首都高速が混んでいるようだったので三郷で降りて川沿いに環7を目指す。なんとか10:00に到着。予備機を準備する。
前から調子の悪かったサーバで、2週間前にフルリストアをしている。フルリストアでは悪いところまで戻してしまったかということで部分的に戻しながらなんとか14:00に復旧。
そこからまた笠間に戻る。高速代がもったいない。
いぶ家に私の知り合いが来ていたので話しをする。頭の中が仕事モードから切り替わらずシニカルな話題になってしまった。
最大限の努力で回復させてもトラブルはいやなものだ。こうやって休みに人が集まる。仕事に対して真摯だから自発的に集まるのであるが、それは個々人のプライベートな時間を切り貼りしたものだ。問題が解決してすっきりして帰るが、家族に恨みを買うことになる。少しずつ限られたリソースの中で品質を上げては来ているのだが、こういうことがあるとまだまだ改善の余地はあると思う。
というわけで以下は研究員が撮った写真
ガルテン全景。終わりかけのゴーヤでダイコンが影になっている。ゴーヤを撤去する
ネギ
タマネギ。蒔いて2週間目。一斉にひよひよしたのが生えてきた
コリアンダーの双葉
ゴーヤ
四角豆
エンサイ
ダイコン(おふくろ)いい感じ
レタス
ルッコラ
タラゴン
プチトマト。これも終わりか
キャベツ(ベスト)。ネットを外したが今のところ一本に青虫が一匹ずつ。随分巻いてきた
ナスとゴーヤを撤去した後。ずいぶんすっきりした
サトイモの茎が喰えるというので皮を剥いて細かくちぎる。みそ汁の具になる
姫も遊び疲れ。よくこんな恰好で寝られるものだ
晩飯を食べ22:00に笠間出発。眠いのでほっぺたをつねりながら帰る。23:30無事到着。晩酌して寝る。無事に帰れてよかった。
笠間に行きながら一度も土に触らなかった。土に触ると仕事上のモヤモヤがとりあえずすっきりするのだが、今回はずーっと気になっている。アース(earth)というのは電流を逃がすしかけだが、人間にも通用するみたいだ。今日一日の走行約500km。地球にやさしくない
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2007年10月14日
ガルテンの日+群馬名月収穫
土曜日は姫の保育園友達の誕生日会出席。ご馳走+美酒が出るので毎回参加している。子供をネタに親が集まっているのが本音か。
日曜はガルテンの日なので早起きして笠間に向かう。道が空いており、6:30に出発し8:00に到着。
到着すると一面にキンモクセイの香り
ルッコラが大きくなっている
ダイコン(おふくろ)も順調。間引きせねば
シソは鈴なりに実をつけている
四角豆。ゴーヤ跡撤去で日当たりがよくなったためか育ちがよい
キャベツ。ネットを取って一週間。一気に玉が大きくなる。青虫がついているのもあるがこれは綺麗
タマネギ。相変わらずヒヨヒヨ。植え替えの目安が軸が5mmというが、あと一月で太さ5mmになるのだろうか
コリアンダー。双葉は普通だが本葉はいかにも香菜の形
カブ(福小町)。蒔き方がいいかげんだ。間引きする
甘とうはタネが充実。これでも辛くはならない
エンサイはまだ元気
オクラは枯れてしまった。日当たり重視なのか
9時からガルテンの日(共同作業)。皆集まる。暑くないのはありがたい
作業内容説明
作業開始。大きなカマキリが多数
すでに草の勢いは衰えており、夏に比べると非常に楽である
写真でもとりましょうかね。参加証拠写真?
作業後の昼食を楽しみにクラブハウスに向かう
その後藤枝農園にて一枝だけ接ぎ木で成っている群馬名月を収穫
そろそろ冬支度。デッキでアラジンストーブのメンテと試し炊き
本日の収穫
姫がトカゲを連れてきた。「は虫類さわれるようになったのー」
逃げないものだ
他のラウベのデッキに大量のサトイモの茎。干して食べるのか
18:00笠間発、19:50自宅着
先週と違って存分に土に触れた1日だった。腰はガクガクするが心地よい疲労。
その他作業
山吹刈り込み
草取り
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2007年10月20日
にんにく播種
金曜深夜到着。ストーブに火を入れる。
山椒にアゲハの幼虫が付いている。寒いので動きが鈍い。大きくなるのが先か、寒さでやられるのが先か
タラの葉。どんどん増殖して迷惑。葉が落ちたら根っこから抜かないと
アシタバ。花が咲いている
スイスチャード。春の切り株からひこばえが出てきた
サニーレタス。もうちょっと寒くなったら喰おう
バジルは実をつけている。しその実そっくり。さすがにシソ科だけのことはある
これは去年の草捨て場から育ったミニトマト(イエローピコ)。実はならずに葉ばかり茂る
モロヘイヤに種のさやが付いている。さやは毒なので食用してはいけない
オクラが最後に一つだけついた。ほとんど棒のように枯れているのに実をつける執念は立派
四角豆。まだ花が元気
シソの実がついている。去年は枯れるまでおいておき今年シソだらけになった。本日全部抜くことにする
ネットの中に一杯の葉は何ぞ?育ちすぎた小松菜である。蒔いて一月もたたないのだが
キャベツ。十分市販サイズ
青虫がそこかしこにいる。小さいものは大人しく葉脈に沿っているが、最終齢になると黒くなり、玉まで食害する。一週間に一回しかいないので丁重におひきとり願う。
先週土盛りをしたネギは元気。やはり埋まっているほうが自然なんだろう
先週間引いたカブは順調
コリアンダー。間引かねば
タマネギ苗。先週より多少力強い。どんどん育て
白菜。これは成功例。地べたに広がってから立ち上がってくる
カタツムリがキャベツの影で逢瀬を楽しんでいる。どうやって相手を見つけるのだろう
キャベツの葉。この面積の中にもいくつかのモンシロチョウの卵と小さな青虫がいる
しばし休憩
ニンニク蒔かねばと思い山新に行ったらもう売っていなかった。どうするかと悩んでいたところ、丁度ガルテナーの方に会い、阿見さんにもらった種があるとのこと。ありがたく頂戴する
地物のニンニクはホワイト六片と比べずいぶん小振りで茶色っぽい。分別して大きさを揃えて植える
去年は無肥料で散々な出来だったので、今回は米ぬかと堆肥を埋めた上に蒔く
オクラの枝にカマキリが擬態してじっと獲物を狙っている
夕日に照らされるラウベが美しい
モロヘイヤを抜くとのことで頂いた。葉をむしる
どんどん暗くなる。夕方のホウキ雲
やはり冷えてきた。秋の日は早い。気をつけねば
キャベツを一つ収穫する
立派。今晩はコールスローにしよう
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2007年10月21日
キャベツ収穫
ラジオ体操。秋の青空が美しい
キャベツ(ベスト)は採り頃なので採ることにする
あまり育つと右の玉のように割れてくる
キャベツは青虫に喰われるだけかと思ったら。バッタも首を動かしもぐもぐと喰っている。まあいいか
壬生のひいじいの家に寄って帰る
その他作業:
シソ抜き
ソラマメ播種、鳥よけ張り
ほうれん草播種
ダイコン、ニンジン収穫
野菜自慢にキャベツを持っていく
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2007年10月28日
温海かぶ漬物教室
土曜はこの時期にしては強い台風。夜になって収まったので笠間に向かう。
コリアンダー。順調
雨上がりなのでカタツムリも伸びている
クラブハウスにサトイモの茎が干してあった
笠間は菊まつりのシーズン。クラブハウスも菊で飾られる
ニンニクの芽が無事出てきた。ソラマメはまだ
ほうれん草も皮付きで芽がでている。
リーフレタス。なぜか分布が非常にばらついている。間違えてかき混ぜたか、それとも種が雨で移動した?
ミニトマトを抜く。赤いトマトと大量の青いトマト。
ショウガを掘る。左側が植えた部分ですかすか。右の茎が伸びているところが新しい。脱皮したようだ
積み上がる大量の葉を湯がく。小松菜の葉、カブの葉、大根の葉
カブ畑で温海カブの収穫が始まる。
去年と違い大きいのがゴロゴロとれる
その場で葉を落とす
コンテナに積んで
軽トラに上げる
下洗いをして
8kg毎にわける
そろそろ終了
あまり大きいカブは漬かりが悪いので切る
15リットルの樽がほぼ一杯
五倍酢と砂糖をまぜて漬け汁を作り、重石をして漬け込む
さた研は塩だけにトライ(実は漬物が甘いのが苦手)
大きいカブに塩をまぶす
小さいカブは面倒なので塩まぶしはしない
さた研伝統の二段漬け(重石の節約)。去年はうまく水が上がったが今年はカブが大きいのでどうだろう。
その他作業:
キャベツ収穫
四角豆収穫
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2007年10月30日
青トマト食用注意(トマチン)
家に帰ってくると、研究員が浮かない顔をしている。腹がシクシク痛いんだそうな。
青トマトと手羽元の蒸し煮を作り、大量(およそどんぶり一杯)の青トマトを食べたのが原因のようだ。
インターネットで調べると、青いトマトにはトマチンというジャガイモのソラニンのような成分があり、大量に食するとお腹をこわすとのこと。
上記サイト(トマチンの文字をクリック)によると、未熟果実で3.4kg食べると半致死量(LD50)になるそうな。ちなみに熟果だと4トン食べないと半致死量に達しないらしい。
とりあえず腹痛は一晩で収まったらしい。トマチンは加熱で壊れるのか?
青いうちは種も育っていないので食べられないための工夫なんだろう。自然界は良くできている。
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2007年11月03日
カボチャにカビ
金曜深夜に笠間到着。
ショウガ。枯れてきた
エンドウの芽。3つ出ている
ソラマメも芽が出た。今のところ発芽率100%
地ニンニク
一週間前に蒔いた石岡たかな。今頃生えて大きくなるかどうか。
サニーレタス。なぜか密集して生える。ブロードウェイのミュージカルではあるまいに
キャベツ。苗の出来が悪かったのでどうかと思ったがなんとか結球した
赤かぶ。アブラムシが全然いなくなっていた。限界気温は何度なんだろうか
タマネギ。霜が出る前に太さ5mmまで育ってほしい。まわりが苗買って植えているので焦りも多少ある
実生のイエローピコも随分弱ってきた。引っこ抜く
気が付いたらカボチャの廻りにカビが付いている。割ってみた
雪化粧は表面だけでほとんど浸透していない。
北海道の恵比寿かぼちゃは多少下まで影響がある。
やはり雪化粧は貯蔵性はよいのであろう。ちなみに何人もこのかぼちゃ皮固くない?と聞かれたので、やはり皮は固いのであろう。
秋晴れの空が美しい
カブの間引き
収穫の整理
カエルは今は茶色。一年間お疲れさまでした。
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2007年11月07日
来年度4月からの利用申込締め切りは11月末です
笠間クラインガルテンでは、来年4月からの申込を募集中です。
締め切りは11月末です。一緒に畑をしませんか。ふるってご応募下さい。
個人的には、30代、40代の応募をお待ちしています・・・
詳細は笠間市のサイトから。
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2007年11月10日
たまねぎ植え付け
ずいぶん風景が黄色くなってきた
おふくろ。まだまだ小さいが混んできたので間引きする
ソラマメ
ほうれん草。非常に育ちが遅い。大丈夫か
カブ(福小町)
今日はタマネギを植える。深く掘って米ぬかと堆肥を置き、その上に土を戻す。
種から育てた苗。丈は15cmくらいか。小さいかなあ
雨の中植えたのですぐに根がついたようだ
大根踊り
青菜を湯がく
カレー好きの同僚から、JTのスープカレーなるものをいただいた。湯煎にする
結構クミンが効いて美味しい。クミン香料かも
地場のミカンだそうな。温室だろうか。あっさりしていて好みの味
いつもの笠間のガソリンスタンドで。都内よりは安いのだが
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2007年11月24日
男の料理教室(新そば)
金曜晩に到着。21:30でマイナス2度。ラウベ内は8度。ストーブを点けてから市中に出て戻ってくると10度。その後朝までストーブを点けっぱなしで起きたとき12度。外は一面の霜
クローバーが凍っている
タラの木が棒になった
タマネギはなんとか浮かずに根付いている
カブ。葉の背が低くなっている
コリアンダーもロゼット化
サトイモは溶けてしまった
さて、今日は男の料理教室で新そば作りである。所長もそば打ちは初めて
そばは今回は七三。三割は強力粉。ふるったあと粉を混ぜ合わせる。新そば粉はしっとりしていて気持ちよい
混ぜた状態
そこに水をすこしずつ1/2ほど入れる
最初は水はしみこまず粉の上に浮いている
いきなり混ぜるとべたつくので、最初は指を立てて軽く混ぜていく
ある程度混ざったらダマをほぐすようにすりあわせる
やってみる
ほぐれたらさらに水を加える。この時はしみこんでいく
まぜて
またダマが均一になるようにばらす
この先はグルテンが出てきて固まりが大きくなっていく。こねてひっつけるのでなく、だんだん固まりが大きくなっていくのを助けるように
だんだん握ると固まるようになる。ある程度目星がついたところでまとめてこね出す。
菊練りで200回。陶芸やっている人は要領がよい?
最終的に丸くする。動画はこちら
のし方はこちら
たたみ方はこちら
たたみ方2はこちら。前から90度回転しているので注意
切り方はこちら
やってみる
辛味大根をおろす
そばつゆ。トビウオで出しを取っている
薬味は辛味大根とネギ
茹でる。新そばは緑色
茹でる
できあがりを外で食す。細く切ったつもりでもうどんくらいの太さ。味は美味
霜よけのためにソラマメの上に篠竹を差す
キュウリドームをようやく撤去。平たくなった
今日の収穫
ガルテンに満月が出た
その他作業:
タマネギ植え付け。霜が出ているがマルチと防虫ネットでうまくいくかしら
サトイモ掘る
ショウガ掘る
ルッコラ収穫
草取り
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2007年12月01日
タラの木撤去
金曜晩に笠間を目指す。今日は暖かく、都心で10度、笠間でも6.5度。先週とえらい違いだ
朝も霜が降りていないのでありがたい。ここぞとばかり裏庭を整理する
頂いたアーティチョークは寒さにもかかわらずどんどん育つ
カブ。美形
ゴボウ。葉がしんなり。そろそろ掘りどきか
エンドウはちょうど越冬に適した大きさ
ホウレンソウはネットの中で育ちすぎ。茎と葉にわける
今回はタラの木を撤去する。「もったいない」と言われるが、春先にちょっと芽を食べるだけで後は痛いだけ。まわりの草が抜けず難儀する。何回か木を切ってもどんどん育つので根こそぎ抜いてしまうことにする
最初はスコップで掘ったが、根が張っていてらちがあかないのでマンノウを何度も振り下ろす
汗だくだく。なんとか3株を撤去。根っこが全部取れたわけではないので、また生えてくるかもしれない。
今日の収穫
今日の収穫2。キャベツが美形(ずうっとネット掛け)
今日の収穫3。ブロッコリ。他のガルテナーでは虫が出たそうだが、ネット掛けのため綺麗
ネットを乾かして畳む
姫はデッキを掃除するはずが・・・ちょっとサボり中。何を見ている?
ホウレンソウを湯がく
直売場で大きなナメコを仕入れたのでキノコ鍋にする。今の時期だけとのこと
21:30に笠間を出る。道が空いていてありがたい。さすがにこの時期は皆遠出はしないようだ
その他作業:
大根・白菜の防虫ネット外し
ルッコラ収穫
ユニクロで姫ジーンズ購入
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2007年12月08日
JAまつり
今回は姫のご学友が合流
JAまつりということで、駐車場が占拠され大型農業機械が並ぶ。壮観
試乗会開催中。やはり乗り心地や使い勝手を試すのだろうか
小型もあります
玄米貯蔵庫。22万台出荷と麗々しくうたっている。日本は広い
クラブハウス前の広場ではカラオケ大会が主催され朗々と歌い上げている。
正直やかましい。「静かなところだよ」といって連れてきたのに道の駅みたいだ
おふくろ。去年と違い深耕せず植えたら手のひらみたいになってしまった
ラウベが狭い
いただきます
野菜ばっかりの食事でご満足いただけましたでしょうか
夜はなかなか寝ず正直やかましかった。子供が4人でこれほど大変とは。
担任の先生の苦労に頭が下がる。当人曰くこれでも大人しいほうだとのこと。
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2007年12月09日
朝靄
朝のラジオ体操はJAスタッフも入って大混雑
散歩。霜がとけ湯気になって上がる
あぜ道で
帰るまでの間しばしトランプ
田舎暮らしはお気に召しましたでしょうか
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