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2005年04月10日
花見未遂
日曜は花見に行こうとおもって3時半に新宿御苑に出かけたが、到着時に4時をすぎてしまい、入園できなかった。しかたがないので四谷図書館上のモスバーガーで上から眺める。
その後ハンズに行き、ラウベ用にRubbermaidの水切りカゴを買って帰る。
2005年05月05日
GW2回目
5月3日は研究員が仕事のため、笠間に行かず姫をつれて実家の片づけをした。
久々に見た実家の庭はそこら中にドクダミがはびこっている。以前はこれほどではなかったのだが、土壌の酸度等が関係しているのだろうか。
所長の実家の両親は戦後の物資難の時期に育ったためモノが捨てられない性分である。とにかくよくモノをため込み、モノに埋もれるようにして暮らしている。所長は整理好きの研究員と一緒に暮らすようになって以来会社の机の上を聖域としてきたが、その聖域も個人情報保護法の関連でモノを置けなくなってしまった。本当に必要なモノだけに囲まれた暮らしはシンプルで贅沢で美しい。(といっても東京のうちはまだまだ不必要なモノがいろいろあるのだが)
両親に「捨てろ捨てろ」と力説するのだが、なかなか人の性格は変わるものではない。
「何かに使える」「その何かって何?いつ使うの?同じものいくつ持ってる?」と理詰めで攻めると、「そんなに母さんをいじめるんじゃない」と兄が怒り出す。こちらも悪いことをしているような気になってくる。時間を置いてモノ地獄から解脱するのを待つしかあるまい。
その後ジョイフル本田に行く。なんと秋葉原で「そんなのないよ」と言われたペンダントライト用のソケットがあった。笠間のラウベに吊したいと思って中古のペンダントライトを入手したのだが、コードが短いのにソケットが分解できなくて困っていたのだ。迷わずゲットする。来たかいがあった。
5月4日は大宮アルディージャvs柏レイソル戦を埼玉スタジアムに見に行く(知り合いにタダ券をもらった)。埼玉スタジアムは浦和ICの横に偉容を放っているが、電車で行くのは埼玉高速鉄道の終点から広い遊歩道を歩いていく。綺麗なスタジアムだ。午後の日差しの中昼間からビールを呑んで観戦しているといかにも「お休み~!」な気分でくつろぐ。姫は滅多に飲めないコーラを買ってもらって大喜びである。ハーフタイムにアルディ君が出てきた。
この手の着ぐるみとしては非常に上出来で所長としても「かわいい!」と思ってしまう。試合は大宮アルディージャが1-0で勝った。
5月5日は明日が遠足の姫が100円でおやつを買うという難題に挑んでいる。あてにしていた駄菓子屋が休みのため、コンビニとスーパーを何軒も行脚して悩みまくっている。ロットが大きくなっている現代の菓子を100円分買うのは非常に大変だ。結局100円でキャンベビー(これも懐かしい響きだ)を1つだけ購入。物々交換で攻める模様。1品のみで大丈夫かとちょっと気になる。
毎日使っていたコーヒーサーバー(主にティーサーバとして利用:20年以上の年代モノ)が割れてしまったので新宿のヤマモトコーヒーに買いに行く。結局普通のカリタのサーバに落ち着く。
その後研究員のたっての希望で花園饅頭でみそあんの柏餅を食す。研究員は柏餅はみそあんでないとダメなんだそうな。上品で普段あんこが苦手な姫もあっさり食べてしまう。晩は研究員お手製の中華ちまき。
なんか違うぞと思うが、上出来なのでよしとしよう。
菖蒲湯に入って寝る。
2005年07月17日
シッターさんの結婚式
姫が去年シッターをお願いしていたAさんの結婚式が東京カテドラルであった。
姫(馬子?)にも衣装
教会の会館でティーパーティ形式ということであったが、ビゴの店のパンが並ぶ。パン好きの当研究所としては垂涎の限り。これまで手が出せなかったパンがすべて並んでいる。ちなみに鷺沼店からケータリングとのこと。
シューのカラメルがけで構築されたウエディングケーキ
新郎新婦と姫
最近の結婚式は明るくて良い。花嫁が十分に楽しんでいる。幸多かれ。
2005年10月11日
轟沈
10月に入ってからなんだかハナミズモード・・・であったのだが、
木曜の午後からやたら寒気がし、金曜無理して出社したが客先で震えが来る始末。
そのまま医者にいったら39.1℃。点滴され薬を貰って帰るが、寝ると大汗。
大汗の後は極端な震え。夜間に39.5℃まで到達。
土曜再度医者にいってまた点滴、別の抗生剤を出して貰う。口の中が真っ白になっている。
急性咽頭炎とのこと。とにかく飲食が苦痛である。
日月と快復せず。火曜会社を休み、夕方になってようやく鎮火。
勤めだして以来の不調であった。よく女性が30前後で調子を悪くするが、男は40前後なのだろうか。厄年か?
週末に笠間に全く行かなかったのは今回初めてである。ニンニク苗の配付係を買って出ていたのだが、みんなに迷惑を掛けてしまった。
天候不順の折、皆様ご自愛くださいますよう。
2006年04月23日
アースデイ
この週末は自宅で過ごした。まず家庭訪問に備えて掃除。
昼過ぎに馴染みの酒屋が店じまいをするというので珍しい酒を大量に買い込む。
夕方はニフティのパソコン通信華やかりしころの車仲間と1年半ぶりに呑む。
つい呑みすぎ、日曜は昼まで寝たおす。
昼から姫と一緒に歯医者に行く。姫は歯を抜いたがけろっとしている。本人の感覚なのか医学の進歩か。終わった後代々木公園のアースデイに行きUA(姫にいわせればううあ)のボランティアコンサートを見る。双眼鏡を持っていってよかった。PAも良く音量も適切でUAの歌声を堪能する。タダなので隣の若者の酔っぱらい集団が騒いでいたのは仕方ないか。
ううあ。非常に小さい。双眼鏡だとちょうど視野に上半身が入る距離
2006年05月06日
築地市場+IKEA
笠間を朝7時に発ち、築地市場に向かう。流石にこの時間は常磐道は快調に流れている。土浦ナンバーの白いプリウスに引っ張られ、銀座出口で8時であった。
築地場外の松村にて出し用本節粉を買う。
店の親父さんがくれる鰹節が楽しみ
空いているので場内に行き、岩佐寿司で朝食。並ばず入れるのは珍しい。貝づくしが旨い
研究員が場内市場に突入している間、波除観音で時間を潰す。玉子塚、海老塚、すし塚、活魚塚など業界団体の塚が並んでいる。研究員は鯖とアサリを購入して戻ってくる。カツオはとうに売り切れだった。
場外に戻り、山本商店で鶴の子大豆購入。こんなピカピカな豆はどうやったらできるのか
吹田商店で出し昆布購入。道路拡張に伴う建て替えの掲示が出ていた。この風情ある建物も5月一杯
吹田商店並びのヨネモトで休憩。こちらも吹田商店と一緒に移転。移転先は場内側の川沿いの建物になる。中から外を窺う
この風情ある店内も見納め
自宅に戻り荷物を降ろし、洗濯などした後、南船橋のIKEAに向かう。なんとザウスの跡地。バブル世代には微妙な気分である。ニューヨークのラガーディア空港近くのIKEAには一度行ったことはあるが、それに匹敵する大きさ。
なんと入店に並ぶ。こんな風に並ぶのは幕張メッセの恐竜展以来か。20分ほどで入店。入店時にレイアウト図とチョコレートを1つずつくれる。並んだことに対するお礼か?
喉が乾いたので2Fのカフェテリアで一休み。右側のレストランブースへは長蛇の列だが、左側のスナックブースは空いている。ワインと水とサンドイッチを購入。様々な北欧家具のテーブルやカウンターが並び、めいめいが好みの席についてくつろいでいる。
IKEAの陳列は沢山のブースからなり、部屋ごとのコーディネートを見せていく。そこを博物館のように巡る。大きな建物の中で見ている分には違和感がないが、家具は北欧サイズで大きいのに注意。買って帰ると1.5倍くらいにはなりそうだ。物は決して上等ではないが、デザインが気がきいていて圧倒的に安い。家具がここまで安くてよいのだろうか。愛着等とは無縁で、環境が変わる度に新しく生活をビルドアップしていくようなライフスタイルを想定しているのだろう。
姫が退屈してスモーランド(いわゆる預かり施設)に自発的に行くという。薄暗くて楽しそうだ。身長100cmから135cmまでの子供が利用できる
申込票記入後、胸に名札を貼る
1Fは食器類、カーテン、リネンなど。そこを越えると巨大なデポが出現。ついに日本にもこの形式の店ができたか。これまでの展示物には全部デポの棚番号が書いてあり、ここからセルフサービスで担いでいく。自分の車で持ち帰り、家で組み立てるのが基本。日本で受け入れられるかどうか。
北欧の食品も少し売っている。以前お土産で貰って探していたLakerolとクネッケを入手。姫を引き取って帰る。スモーランドはまた行きたいそうな。
そのあと新宿高野により、紅茶と研究員の誕生祝いでチェリーシフォンを購入。誕生日ケーキがシフォンというのもいかがなものかとは思うが、姫はあまりクリームが得手ではない。それにさくらんぼのコンフィチュール(ジャムだが、形がなくペースト状で、加熱がゆるいらしい)を合わせる。ケーキよりソースが高いのがさた研流か。
自宅に帰ってお茶にする。GW中の行楽を一日に凝縮したような日だった。
2006年06月18日
IKEAのベッド組立
自宅にIKEAで購入した姫用のベットが届いた。これまで押入の下段を姫の部屋ということにしていたのだが、さすがに窮屈になってきたため、ロフトベットを作って姫部屋をベットの下に移動するという計画。6/2に購入したものの配達に2週間以上かかる。しかも点数に関わらず新宿だと5,500円という価格設定。三菱電機ロジスティックスが扱っているがそれでよいのか。空港のレンタカーみたいに数社で競争させたほうがよいかも。実際に配達してきたのはムービングであった。手配に2週間?その間の保管料のほうが高くつくんじゃないだろうか。
3箱に分かれている。パイプが入っている箱はボコボコ。
開けたところ。パイプが寄ってしまっている。
説明書もくしゃくしゃである。
伸ばしたところ
注意事項が18カ国語で書いてある。
英語、ドイツ語、フランス語、オランダ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、スエーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、スオミ(フィンランド)語、ポーランド語、チェコ語、スロバキア語、マジャール(ハンガリー)語、ロシア語、中国語、日本語。
「重要」と書いてあるところが国によって面白い。
IMPORTANT! ACHTUNG! Attention! BELANGRIJK! IMPORTANTE! !IMPORTANTE!(最初の!は逆さま) IMPORTANTE! VIKTIGT! Husk! VIKTIG! TARKEAA!(Aの上には点が二つ) UWAGA! DULEZITE!(Uの上には。Zの上には^が逆さまになったもの、Eの上には右上がりのダッシュ) DOLEZITE!(ZとEは一つ前と同じ) FONTOS! BHNMAHNE!(Nは左右逆) 警示! 重要!となっている。
どう読むのか正確にはわからないが、どれをとってもいかにも相手に注意を促す言葉のようだ。
組立図のほうは、ほとんど文字を使わず図解となっている
やはり2人で組み立てるもののようだ
ネジ類。種類を少なくするよう慎重に設計されている模様
組み上げ。まずベッドフレーム(寝るところの廻り)を組み付け、それに柱をつけて立ち上げる、後からパイプで補強する、というのがおおよその手順。
手すりをつけるところ
慎重に部品の取り付け向きを確かめる。今回組み立ててみて感じたのは、意外なほどの加工精度の高さであった。ネジ穴がずれているところは一カ所もなかったし、組み付け時にも無理な力ではめ込むような場所もなかった。また、ネジの余りがほとんど出なかったことも驚き。子供用ロフトベットはこれまでほとんど種類がなかったので、このような軽快なデザインのものがこの値段で出る、というのは有り難い。ただ配送システムはこのままじゃ厳しかろう。
完成。姫ごきげん。天井との間がちょっと狭いか
姫が選んだビーチサンダルとプールバック。お揃いである。これまで使用していたSHINKANSENのプールバックは小さくてイヤとのこと。恰好いいが地味な柄である。
2006年11月26日
新江ノ島水族館
今日は研究員が実家で留守番なので、所長と姫は新江ノ島水族館に出かけた。奮発して8:10新宿発のロマンスカーに乗る
藤沢駅で東海道線の電車を模したキヨスク発見
9:13片瀬江ノ島着。そこから徒歩5分ほどで新江ノ島水族館到着。記憶に残っている江ノ島水族館とは別物
入ってすぐにデンキウナギの展示あり。隣のクリスマスツリーはデンキウナギの電気でともっている
大水槽が迎える
定期的にサメが廻ってくる。迫力
「イルカと握手したーい」とのことで、早めにイルカショー会場上の売店(QueQue)に行きイルカ握手券を購入。一枚500円。付添も券がないと入れないので二枚買う。ちなみに、名物のカメロンパンもここで売っている。昼までに売り切れることが多いようだ。色は通常のメロンパンと緑(抹茶か)と茶(ココア)。研究員への土産用に入手
10:00からの大水槽前のショーが始まった。司会のお兄さんが水槽の前に立って観客を誘導しながら、水槽内のダイバーのお姉さんが言われた魚をVTRでアップにするという趣向
水槽内に一匹しかいないという魚をすぐに探せるのが職人技である。大体の場所はきまっているのだろうが。
10:30からイルカショーが始まった。NTT東日本神奈川支店の提供だそうな。
ダイナミックなショーが続く。以前の輪くぐりのような技能的なものは少なく、どちらかというと飼育員とイルカのコミュニケーションで見せている。
飼育員が通路に出てきて観客に呼びかけるなど、前にでてきてライブ感を出すショーにしている
途中にアシカショーが入る
最後はダイナミックに締める
五月生まれがメイ、六月生まれがジュンというのは定番らしい
ショーのあとはイルカとの握手会
イルカのひれは固くプラスチックのオールを触る感じ。これだけは触ってみないとわからない。やってよかった
再入場用の蛍光スタンプを手の甲に捺して貰い、昼食に江ノ島まで歩く。
藤浪の生しらす丼。姫は釜揚げしらす丼である。ご飯は少な目。大人なら大盛りがよかろう。
そのあと弁財天まで上がる。所長が学生のころは弁財天は女の神様なので嫉妬してカップルを別れさせるので江ノ島はデートコースには不向き、といわれていた記憶があるのだが、いつの間にか縁結びの神となって絵馬がたくさんぶら下がっている。いつ方針変更したのか
お金を洗ってみる
弁財天
お腹一杯になったところでまた水族館に戻る
通常展示のカメ
へんないきものの特集をやっていた。これは鉄のウロコ(本当に磁石につく)を持つ貝
新江ノ島水族館ではクラゲの展示に力を入れている。ライトアップされて美しい
動画を撮ってみた。クラゲのわりにサービス精神旺盛である。(クリック) 9MBあります。注意
これは微妙にネオンのように光るクラゲ。美しい
ペンギンのショーを見る
隣接しているなぎさの体験学習館に行く。防砂林のしくみを学ぶジオラマ。
ヒトデ。固いが微妙に動く
水族館にもどりタッチングゾーン。ドクターフィッシュ(人間の弱った皮膚を食べる)体験。37度くらいのお湯なら大丈夫らしい。ピロピロピロと言う感じでつつかれこそばゆい
ネコザメもさわれる
その後、もう一度イルカ/アシカショーを見る。朝みたのよりずいぶん大きい。前面の手すりにつかまって吠えることができるのはこのアシカだけらしい。
水族館を丸一日堪能して帰途につく。小田急線で二人とも爆睡
うちに帰ったらビーツが蒸し焼きになっていた。皮をつるりと剥き、5mmくらいに輪切りにして酢につける。
ビーツを撮るのは難しい。これほど黒くない。
こんなに赤くない
このくらいか。酢をかけると多少赤みがます
2006年12月10日
香菜餃子
土曜日が法事だったため今回は笠間は休み。
帝国ホテルのユリーカが来年1月に閉店ということで3人で出かける。
ちょっとおめかしでシルバーダラーパンケーキ
姫はコンソメスープがいたく気に入ったようで所長の分を全部呑まれてしまった。
リンゴのクレープノルマンディー風。カルバドス風味。
カスタードプディングオレンジ添え。帝国ホテルのプリンは文句なく旨い。どこかホテル内の別のレストランに引き継がれるのだろうか。とりあえず、改装後が子供が入れるような店になるか不明なので、行っておいて正解。
内幸町ホールに「オフェリアと影の一座」のオペレッタを観にいく。エンデ作の岩波書店の同名の絵本をもとにオペレッタに仕上げたもの。非常に素晴らしい出来映えであった。
その後、登場の歌手の歌うクリスマスソングで盛り上がる。クリスマスの12日の歌で銀の鈴を持っているのは姫。
帰宅して、晩飯の準備。山ほどのコリアンダーを大量に消費するレシピを探していたところ、豚肉とコリアンダーの餃子というものがあるのでトライする。今回は皮も作る
整形後
4分茹でる
出来上がり。あまり香菜香菜していなく、美味
ガルテナーから利用していないアラジンストーブを譲り受けた。昭和54年購入の保証書がついており、27年前の品であるが、いま新品で売っているものとほとんど構造が変わらない。年相応に黒ずんでいたが分解して清掃したら笠間のものと見分けがつかないほどピカピカになった。最初調子が悪かったが芯を新品にしたらきれいなブルーフレーム(青い炎)が復活。
最近、家の中で開放系(直接火をもやす)ストーブは良くない、との記述がよくあるが、それは最近建ったマンションのことであり、考えてみれば築40年の社宅の完成時はこれが当たり前だったのだろう。サッシにも小窓がついており、隙間を開けていれば問題あるまい。上に鍋をかけておけば適当に湿り気があり、ぽかぽかと暖かい。特に素晴らしいのは無音ということで、比べるとこれまでのガスファンヒーターがいかにやかましかったかがわかる。
今年は東京でもアラジンストーブを使ってみることにする。音楽を聴く時間と日本酒(お燗)の量が増えそうだ。どうも笠間生活を始めてから、だんだん生活がレトロになってきている。
2006年12月30日
スパリゾートハワイアンズ
29,30とスパリゾートハワイアンズに行ってきた。笠間からは1時間ほどでいつかいこうと思っていたのだが機会はなく、今回は直行無料送迎バスにて東京駅からの往復である。
9:50に東京駅近くの鍛冶橋駐車場集合、道は混んでなく13:00すぎにはいわき市のスパリゾートハワイアンズ到着。チェックインは14:00時なので昼飯をしながらしばし待つ。
以下簡単に感想:
・到着当日は宿のアロハとバスタオルが使えるが、翌日10:00のチェックアウト後は利用できない。なので館内着+バスタオルは必要である。10:00チェックアウトは仕方ないと思うが、できればアロハとバスタオルについては14:00位まで利用でき、フロントに返却できるようなシステムが望まれる。
・20:10からの夜のショーは演奏、踊りとも本格的で、満足のできるものであった。翌日昼のショーは随分前からバスタオルによって場所とりがされており、その割りにショーの時間に現れない人も多く、あまり気分のよいものではない。
・ロッカーは与市(露天風呂)を除き、有料であり、宿泊プランでありながら常に小銭を気にする必要がある。これくらいは無料にしてほしい。
・温泉はパレオ屋上の源泉がいちばん良かったが、風びゅーびゅーで寒かった
館内のスタッフは概して愛想がよく好感が持てる。館内は新しいところと古ぼけたところが共存しており一種独特の雰囲気があるが、本格的なフラ、館内スタッフの対応、バスの運転手さんの対応といい、全体的に真面目にやっており、さた研としてはディズニーランドよりも楽しくすごすことができた。
2007年01月08日
お正月気分
姫が宿題の書き初めをするために姫祖母の家に泊まりに行ったため、所長と研究員にはちょっとした休みができた。年末年始が忙しかったため、まさに正月気分の連休。
土曜日
築地に買い物。岩佐寿司で鮨をつまむ。雨なので空いていた。今日は電車なので褒紋正宗を常温で。ちょっと樽香があり鮨によく合う。そのあと場外で鰹節、大豆、ちりめんじゃこを購入。
銀座に行き、ヨシノヤで靴のバーゲン初日。ヤマハは移転のため休みであった。
初めて行ったマキシム・ド・パリで苺のミルフィーユを食べる。研究員はサバラン。サバランは酔っぱらいそうなくらいラムが効いている。フルーツ、クリームともに特にフレッシュといった感じではないが、全体的に上等で安定した味。これが伝統というものか。コーヒーに入れるクリームが乳脂であることに驚く。
伊勢丹に寄り珍しくネクタイ購入。風雨が強くなってきたので帰る。
日曜日
午前中はのんびり自宅で過ごす。
昼から車で五日市に出かけ、キッコーゴで醤油と酢を購入した後、これも初めての黒茶屋でお茶をする。
その後日ノ出町のつるつる温泉に寄り、下道でのんびり帰る。灯油購入。途中すごい風。
夜は正月にふさわしくライフプランなど考える。
月曜日
家の掃除。伊勢丹に行き、土曜日に味見をした大七の純米生もとを購入。大七酒造の方が来ていていろいろ試飲させてくれたので買ってしまった。お燗向きとのこと。
姫を新宿駅まで迎えに行く。週末いないだけなのになんとなく成長した雰囲気。
その後リコーダーの練習につきあう。この年になっても押さえ方を身体が覚えているものだ。調子にのってピアノで伴奏しようと思ったが両手だと全然動かない。一度に一つの音しか追えなくなっている。年末に調律してもらったことだし、ヒマをみて練習せねば。
ふだんの仕事頭から離れて、のんびりしながらいろいろ考えることができた週末であった。
2007年01月28日
不都合な真実
さた研全員で「不都合な真実」を観に行った。東宝シネマズ府中では6割程度の入り。日曜日はテトラパック協賛の割引が六本木と川崎で実施されている(そちらは満員だった)ので、観たい人はそちらに流れたのかもしれない。
内容はアル・ゴアの様々な観測データや写真を元にした地球環境についての授業。語りがうまく、プレゼンの見せ方も工夫されていて、地球温暖化の証拠がつぎつぎと有無を言わさぬ形で提示される。
・誰もが無意識に気が付いていて、それが現状を継続する上で不都合な場合、無視するか、推測にすぎないと決めつけるのが現状肯定派のよくある判断であろう。
・ただし、現実の事態は遙かに先をいっており、ある日突然とんでもない事態が起こりうる。氷河期に移行するのは10年足らずだったとの調査結果もある。
・温暖化で北極・南極・グリーンランドの氷が溶けると海抜が12m上がる。大都市のかなりの範囲が水没し、1億人近くが居住地域を追われる
・温暖化は氷を溶かすだけでなく、陸地の表土部分をさらに乾燥させる。
・温暖化と大気中のCO2量は相関があるが、現在のCO2量は過去のいかなる時点より遙かに高い。
興味ある方は映画を見られたし。決して楽しい映画ではなく、上映館も少ないが、近い将来何が起こるか知りたい人にとっては必見の映画である。
「見たくない現実」から目をそらしたくなるのは地球温暖化に限ったことではなく、日常生活のどこにでもある。必要なのはミクロの蓄積から本質を見通す力と、そこにリソースを注ぐ全員の行動であろう。前者は何人かの賢者がいれば可能かもしれないが、後者はどうすれば可能か想像がつかない。現実を容認したい、今日の平和が明日も続くと思う考え方は抗しがたい魅力があるし、団塊より上の世代のモデルはそれでよかったからだ。真面目に右肩下がり、足るを知る生活を実行しなければならない。
2007年02月11日
築25年のログハウス
夢の丸太小屋に暮らす2006年9月号に出ていた、佐野市にある築25年のログハウスに行ってきた。元々輸入住宅のモデルハウスとして建てられ、いまはCafe Brossomというカフェになっている。佐野市といっても広く、足尾や足利に近い山里にある。
屋根は杉板葺き。入口側のテラスが広い
今日の喫茶メニュー
ノッチ。幅広のログを大胆に使っている
外壁は枯れた味わいであるが、特に傷むというものでもない
北側の屋根には草が生えている
小学校の校舎を思わせる堂々とした佇まい。薪ストーブ用の煙突が見える
姫は近所のココファームのぶどうジュースに、手作りパンをいただく
薪ストーブの上で隣客のフォンデュ鍋のチーズが溶けている。暖房はこれだけで十二分に暖かい
所長と研究員弟はコーヒーとかぼちゃプリン
トイレ、バスは完全洋風
天窓は多少結露するようだ。しかし25年でこれだけなら大したもの
吹き抜けより一階を望む
二階では地元のカントリーバンドが練習している。中ではやかましい位だが、外からは全く聞こえない
大屋根。木肌を出していないためか不思議と圧迫感はない
会計はこれまた年代物のレジで。姫は使い方を教えて貰った。結構指の力がいる。
外見はそれなりに古びているが、中は非常に美しく時代を感じさせないものであった。ログハウスは適当にメンテナンスしてやれば本当に長持ちしそうである。
2007年02月12日
平和祈念展示資料館+ICC OpenSky2.0展
今日は研究員がサイクリングだったので、所長と姫は新宿のミュージアムに行く。
最初に行ったのは平和祈念展示資料館。都営地下鉄の車内に水木しげるの画で広告が出ているのを見て以来、一度行きたいと思っていた。
展示は非常に冷静に世界恐慌から満州開拓、開戦、戦中、戦後、抑留、引き揚げをとらえている。
昭和ヒトケタでは公営の「娘賣ります」があったのだ。国が新天地開拓の募集をして集団で移住する様はヨーロッパの貧民が新天地を求めてアメリカに渡ったのとパラレルである。教科書では軍拡のイメージがあるが、生活の地を求めて多くの人が満州に渡っている。
展示を見ると意外な事実に気が付く。
満州での召集者が多く南洋で命を落としている。これは戦局が後半で南洋中心に偏り、その時点でそれまで召集していなかった満州から多く召集したのではないか。また、満州では戦局が不利になった後もソ連侵攻までは平穏に暮らしていたというのも意外であった。
また、抑留者が遠くはカスピ海近くまで動員されていたのも意外である。ソ連は一週間の戦闘で45万の抑留者を数年にわたって厳寒地でこき使うことができたのだから、非常に得をしたことになる。なぜそんなメリットを享受できたのであろう。また、抑留者は5万の犠牲ということであるが、全体の9割弱がなんとか生き延びて帰還している。これは当時の装備状況からしては相当な高率といえないか。
それに比べ、辺境の開拓村の帰還率は1~2割と非常に低い。やはり記録されている軍属はそれなりの管理がなされるが、そうでない普通の住民は遙かに過酷な環境に置かれていたということなのではないだろうか。
途中入ってきたオバチャン二人が、「いやー、戦争に敗けると悲惨よね。勝ってればこんなことしなくて済んだのにね。やっぱ勝たないとダメよね」と大声で話していたのはヒヤリとしたが、案外負けを知らない国のメンタリティというのはこんなものかもしれない。
中にはちばてつやや赤塚不二夫、森田拳次など漫画家の画もあった。やはりまんがというのは浸透力が違う。非常に興味深い展示であった。
次に、東京オペラシティのNTT東日本の美術館ICCに行く。あのナウシカのメーヴェに触発された八谷和彦氏デザインのモーターグライダー(?)の展示をしていた。大学時代にグライダーに乗っていた所長には必見の展示である
製図図面等
1/2のラジコン
これが本物。まだジェットエンジンは搭載しておらず、ゴム索打ち出しで飛ぶ。いわゆるプライマリーそのものである。
中に小型ジェットエンジンが備わる。まだこの状態で飛んだことはない
この展示の不思議なところは、平和利用の手作り飛行機という工学的な部分と、ナウシカに見られる「萌え」な部分が渾然一体としている。ちなみにこれは実機に搭乗する(寝そべってみる)ための試練として、占いをする必要があるという案内
左右の壺に両手を入れて
双方から小石をひとつづつ掴む。その両方を合わせた文が、巫女さん(?)の持っているノートの文言と合うと「門が開かれ」晴れて搭乗できる。なんだかなあ。ちなみにスタッフの女性はみな可愛い
こちらが有人の1号機
これはシミュレーター。腹這いになった板を上下左右に動かして操縦する。東京の上空を飛び回るという趣向。これもクイズ5問中3問正解すると搭乗することができる。ちなみに空いている場合は何度やってもよい
姫ハマリまくり。ちなみに動画はこちら。激重注意。姫の操作と動きだすまでのタイムラグ、風の音に注目されたし。このシミュレーターは非常に良くできている
占いにも当たって本物にも乗せてもらった
その他、設計からラジコン作成、花の万博での展示、試験飛行などのドキュメンタリーも上映されていて非常に面白かった。飛んでいるときの映像が多いので、車酔いしやすいひとは注意が必要かもしれない。3/11までの展示なので、興味ある方は行かれたし。
2007年03月23日
沖縄行き1日目
3/23~25の日程で沖縄に行って来た。
那覇空港の金のANA。日の丸かと思うのは赤い羽根である
モノレール(ゆいレール)駅
姫はいっぱしの旅行者気分
強風のせいか?道路標識がひっくり返っている。鷹揚なものだ
守礼門
龍潭。浅いが大きな鯉が沢山いる
2007年03月24日
沖縄行き2日目(美ら海水族館)
2日目はレンタカーを借りて美ら海水族館に行った。
入口のさわれる水槽が大きい。ヒトデも大きい
ここは大水槽に泳ぐジンベイザメが売りである。早い時間だったので水槽奧のカフェでかぶりつきの席に座ることができた。
ジンベイザメと追いかけっこをするエイの動画はこちら
マンタ好きの方はこちら
水槽を上から見学するツアーに参加。水槽前のカウンターでしばし並んで整理券を入手
大水槽。50mプールほどはあろうか。かなり上から照明で照らしている
水面近くを泳ぐジンベイザメ。コバンザメが付いている
入口でイヤホン付きレシーバーを渡され、解説はイヤホン越しに聞く
マンタを運ぶ担架(?)外洋に生け簀があるが、水族館に連れてくるまでは一度車に乗せる必要がある
稚魚(といっても大きい)が出番を待っている。他にもいろいろ興味深い説明を受けることができたので、裏方さんの仕事に興味がある方は是非参加されたし。
オキチャン劇場のイルカショー
お見事
昼食は本部のきしもと食堂に行く
沖縄すば。美味
すばの後は向かいの新垣ぜんざい店に行くことになっているらしい
ぜんざいといっても、甘い煮豆の上にかき氷が載ったもの。
こんな感じで煮豆が入っている
2007年03月25日
沖縄行き3日目
3日目。沖縄第一ホテルの朝食。心づくしの品目(50種)のメニューが美しい皿に少量ずつ並ぶ。どれもこれも美味。いかにも長寿食といった風情である。
いただきます
沖縄の環境を考えるツアーに参加
廃油石鹸工場。建物自体が螺旋状の階段で上がれるようになっており、屋根に草が生えてビオトープになっている
その水は井戸に流れ込む。旧いものに見えるが、20年前に建物と同時に作ったとのこと
廃油石鹸を作るに至った経緯、作る際のコツなど学ぶ
こちらは畜産農家が作った排水処理施設。流れるプール状のところに排水を流し込み、水車で空気を送り込むと微生物の力で浄化するしくみ。一ヶ月に一度排水と汚泥を抜く。排水はよい肥料(ただしチッソ分多し)になるとのこと。効率の良さは暖かい沖縄ならでは
農場の娘さんと
これはまた別のロケーション。堆肥作成中。広大な倉庫である。それほどいやな匂いはしない。
夜遅くの飛行機で東京に戻る。
2007年04月28日
さ~くらのはな~の、さ~くおっかっに~♪
研究員が友人の結婚式ということで、姫をつれて所長実家に帰る。
前から連れていくといっていた所長が出た小学校に。校庭の大きさに姫は目がテン。新宿の小学校なら4つは入りそうだ
ちなみに下の校舎は所長が3年生の時に建った。コンクリートの乾く匂いを今でも覚えている。階段の手すりを腕組みをするようにして滑り降りるのが流行った
これはどうやって遊ぶの?姫よ、馬飛びをするんだよ。全天候の校庭にはタイヤは埋まっていないかもしれないが
ぶらんこは所長の時代からあった。ただし柵はなく、タイヤを転がしては当たらないように(もしくは、わざと当たるように)漕いで遊んだ
そういえば昔から鉄棒だらけ
道が覚えているのと全然違う。かろうじて川だけが面影をとどめる。たまたま貨物列車が通り昔の記憶がよみがえる。そのころは線路の下に人が通れる位の通路があってその下で肝試しをした。そのころの電車のトイレは下から地面が見えて、上を電車が通る間に飛沫を浴びていたんだから鷹揚な話である
記憶を頼りにタコ公園に。タコの滑り台があるので昔からタコ公園と呼ばれていた。タコ以外にろくに遊具がないのに驚く
姫はこの手の遊具が好き。結構急で良くすべる
タコの頭は空洞になっている
所長親のスマートと2ショット。銀色は汚れが目立たなくていいねえ
どこかでサクラの花びらを連れてきた
その後所長母を連れて笠間に。途中佐野のアウトレットにて。
「こんなに多いと返って何買ったらいいかわからん」所長母のコメント。
笠間に22時到着。寝る
2007年05月19日
間伐作業見学
間伐作業を見学するチャンスに恵まれた。場所は丹沢湖の近くの王子製紙の世附社有林である。
朝7時に自宅出発。東名を大井松田に向かう。途中大雨で心配したが集合時間には止む。
林道入口。一般車の立ち入りはここまで
ハイキング、釣り、猟ができるらしい(社有林とは別の管轄)
間伐材で作ったサンバイザーを頂いた。薄くはいだ間伐材を紙で裏打ちしてある
ここからマイクロバスに乗ってさらに奥に行く
途中の美しい滝
社有林到着。社有林にて無断立入禁止と猟区の表示がなんとなく怖い
社有林地図。全体で800haある。地図上では平らだが実際は急な山腹に展開
日程説明。後ろに見えるのは間伐材で作ったモデル小屋
環境経営部長のあいさつ
参加者は50人程度
まず最初に事業内容の説明あり。
なぜ製紙会社が植林をしているのか?
もともと紙パルプの原料を確保する目的で始めたが、現在は建材のほうが割がよいので建材として利用されている。
全国に大阪府の面積に匹敵する社有林があり、ここは1,000haの面積がある。主にマツとヒノキが植えられている。
柱は2mか4mで出荷。4mのほうが高く売れるが育ち具合によってはうまく製材できない場合もあり、その見極めが肝心。
柱材をとったあとの端材は合板会社が買う。中国の建材需要が強く、輸入材が高くなったため国産材に戻ってきている。
間伐をやる理由は?
真っ直ぐ伸ばしたいので苗木は密に植え、まっすぐ上にある程度伸びた段階で間伐すると良材がとれる。
密なままだと根の張りが弱く、表土が流出して一度に何本も倒れてしまう可能性がある。
間伐して日光を入れ、下草や広葉樹を生やすことにより表土が肥沃化するとともに、柱も太くなる。
もともとここは本州製紙の社有林であった。当時間伐を実施していなかったので調査の上間伐を実施している。
年間25ha位しか作業できないので、全体をやるには40年かかる計算。
右側の太いのがマツ、左側の太いのがヒノキ
歩いて実際の作業場に向かう。雨上がりの空気が快適
これは未間伐の林
これは間伐済み
集積場。ここからロープウェイのようなケーブル(キャレイ)が山頂まで伸び、切った丸太をここまで空輸する。
ここからはトラックに乗せて運び出す
幹を直接掴んで運ぶ機械。このおかげでずいぶん省力化されたそうだ。慎重に真ん中を掴んでいる
ゾウのようだ
立入禁止、事故の責任はとらない旨の掲示がある吊り橋。結構かっちりしている
本来は実際に間伐を実施している山腹まで登山する予定だったのだが、早朝の雨にて山道が危険な状態ということで、近場で伐採作業のデモをしてもらう。本来は製材用の木は乾燥している時期のほうがよいため、冬の間に切るとのこと
途中丸太が上を通過するので作業中断。まれに落下することがあるとのこと。
まず倒す方向を慎重に決め、倒す側をくさび形にチェーンソーで切る。その後山側を切り、くさびを入れて倒す。動画はこちら
枝を払い(動画)
玉切り。運び出しやすいように4m(の製材ができるように)切る。(動画。途中でくさびが飛んでいる)
キャレイが停止し、降りてきたワイヤーで丸太を吊り上げ、先ほどの集積場まで移動する。
キャレイは集積場側で操作しているので、無線で連絡を取り合いながら位置決めをするとのこと
大木が倒れる様は迫力満点
上に間伐実施後の好例があるとのことで登る
結構な山道。通常の登山用林道と異なり案内や柵などはない
間伐実施後。枝払い後の葉が朽ちているとともに、下草が芽吹いている
大体4割程度にするとのこと。最近の傾向はなるべく切って大きく育て、良材に仕上げるとのこと
切株が残っている
索道の経路下は安全のために木を切っておく
集積場まで戻ると先ほどの丸太が下ろされるところであった
これがチェーンソー。コマツゼノア製。意外と小振り
日がでてきた。間伐後の林は日光がよく差し込むのが判る
小屋前まで戻る。上まで登らなかったので時間に余裕があり、七つ道具の説明
幹の直径は大きなノギスで測る。胸の高さで計る
こちらは高さを測る。釣り竿のように延ばしていく。結構大変。誰かに見てもらわないといけない
こちらは一定距離離れた場所から樹高までの角度を測定し高さを出す。実際には目までの高さを足す必要がある。
これにて見学終了。河原に展開しめいめいにお弁当タイム。
石の上にも三分
これがバイオトイレ。おがくずが入っている。水が流れる替わりにおがくずを入れたドラムが動く。省エネよりは水を使いたくない場合に有効か。
感想:間伐作業を見ることができ、非常に興味深かった。
林業は農業よりもはるかに長期スパンの仕事となる。自分が植えた苗木を自分が倒すことはまずない。
原価が不当に安い。一本5000円~20,000円程度。50年でこれだと割に合わない。
しかし、環境保全という意味での存在価値および森林の資産価値は今後どんどん上がっていくだろう。
また、現在では九州の国産材がどんどん中国に輸出されているそうだ。中国の国力が増大していくにつれ、様々なものが手にはいらなくなることが増えるであろう。
14:10解散、東名、首都高速、常磐とのりついで15:10笠間着。図書館によってラウベに向かう。
ラウベではFOMAが使えるようになっていた。
2007年05月26日
運動会
姫の小学校で運動会。なんと4年連続で白組である。赤組が勝つとV5らしい。今年こそ白組は勝てるのか
3,4年のソーラン節。今日は暑く足の裏を火傷した者多数(後ほど判明)
借景に高層ビル。都会の学校である
徒競走では2番。校庭が狭いこともあって、ゴール前でスピードが落ちる者多数。最後まで走り抜ければ結構挽回できる
棒引き。次の棒にとりかかる
結果は途中白が先行する場面もあったが今年も赤の勝ち。例年にない善戦であった。ちなみに姫が出た種目は全部白の勝ちであった
暑いのと姫のご褒美で中野ブロードウェイ地下のソフトクリーム屋に寄る。暑いだけあって繁盛している
これが有名な8段ソフト。お腹冷えそう。二人で食べていた
姫はモカがお気に入り
中野からバスで戻り、笠間に向かう。 20:15着
2007年06月10日
梅仕事
今日は研究員の会社の同僚が梅干し・梅酒を習いに来た
笠間で入手のつもりだったが梅がでておらず、今回は紀州の南高梅。
初めて箱で買った。程度はよい。まだ青いが大きくて立派
熟れ具合を戸板にならべて選別する。姫にとっては大量のものを一個一個処理する仕事が続く。箱の底が見えたときに嬉しそうだった。達成感は重要か
2007年06月13日
梅干用の梅の熟し具合
箱で買ったときはあまり梅の香りはしなかったのだが、洗って並べておくと段々熟してくる。香りがすると梅干しの漬け頃。このくらいか
2007年08月01日
男鹿和雄展
今日は研究員が巡検で不在のため、休みを取って姫と男鹿和雄展に行った。
トトロの森を描いた人として有名である。
開館の10時に行ったのだが、次々と人が訪れ、結構な混雑。年齢層は中年女性、アニオタ、子連れ、外国人と非常に幅広い。絵はほとんどがA3位の紙に非常に精細に書かれ、大概が背景。たまにその上にセルが乗っており主人公が居るものもある。背景を見ただけでこれがどこのシーンか大概判る、というところにこの人の凄さがあるのだろう。
大体一枚描き上げるのに丸一日ということで、しかもこれだけの枚数を集中的に描くのであるから、画家ではなく職人と称されるのもよくわかる。
ほとんど水彩で艶消しの仕上がり。これにセルを載せカメラにとると生き生きとした背景になるのは不思議である。
作品数も多く、見応えがあり、のんびり見ていると3時間程度はかかりそうだ。途中のトトロの木のジオラマは必見。
3階に上がる。
3階では作家の机のコピーおよびビデオとパネルで彩色技法が紹介される。
最初に構成を決めてから白色を塗り、地色をつけてから細かい枝や葉を描く。自分が子供の頃描いた絵では、地色をつけるなんて想像もつかなかった。
他にも、撮影技術など、非常に面白い。今はデジタル化になって使われなくなったから表に出せるのであって、以前はこの手の技術は門外不出だったのではないだろうか。
サツキとメイの家の前で
トトロと一緒に。姫はトトロをつんつんして注意された
最後にトトロの折り紙コーナーがある。お腹が白い紙に折れ線がついているトトロ専用の紙で折る。目鼻を描いてできあがり
書き割りの前で写真を撮る
同時に展示されている岡本太郎の壁画も見に行った。むちゃくちゃ大きい
その他常設展。巨大なカーテン細工(とでもいうようなもの)上からと下から
その他の常設展はリキテンシュタインが一点と八谷和彦氏(飛ぶメーヴェの人)のエアボードくらいで、あとは難しくてよくわからなかった。
その後月島の麦にてもんじゃ焼きの昼食。姫には初もんじゃである。気に入ったとのこと。
家に帰って久々に寝倒した。いくらでも眠れる。最近草臥れていたと再確認。
2007年08月29日
コンサート
つじあやの サマーカクテル2007 「今晩は。」に家族揃って行ってきた。
場所は恵比寿のリキッドルーム。タワーレコードが持っているライブハウスのようだ。
整理券の順番で入場するのだが前回の九段会館と異なり前から6列目のど真ん中
という非常にいい席であった。
サマーカクテルというだけあって開場の間にワンドリンク(入場料とは別途500円)が
振る舞われる。CMに出ているエビス THE HOPとマンゴージュースのカクテル。
頭の中ではそれってどうなの?というイメージだったが意外とロングドリンクとしていける。
19時をちょっと過ぎてコンサート開始。最初ソロ、その後ピアノとベース、追加でドラム、
アンコールでピアノとベース、最後にソロという進行。
普段歌っている曲に加え、ユーミン1曲、大貫妙子1曲(曲の選択が渋い)新曲2曲。
恵比寿という場所柄かみんなで第三の男を歌うというイベントもあった。ホールには
緑色のベンチがおいてあったが、あれはコンサートのために搬入したのだろうか。
真ん中で音響がよいことに加え、非常にアットホームでよいコンサートであった。
姫も大満足。終了後恵比寿ガーデンプレイスのビアステーションで晩飯+ビール。
ひさびさに贅沢な気分であった。
やはり楽器が弾けるというのはいい。ほったらかしているウクレレやらねば。
2007年09月15日
ベルマークと横浜
研究員はPTAの役員。今日はベルマークの日である。
ベルマークは袋についているベルマークを切り取って袋にいれておき、回収日に学校に持っていくもの、というイメージはあった。しかし集められたベルマークはどうなるのかは考えてなかった。
なんと人力で会社ごとに分別し、点数と枚数を数えて各会社ごとにポイントを申請する必要があったのである。
ちなみにうちの小学校ではこうやっている
「ベルマークの箱」という段ボール箱にセットが一式入っている。内容は、分別用の台(もとは箱の中で瓶を安定させるためのプラスチックの梱包材)、封筒のセット。台の各穴ごとに番号が振っており、袋の中のベルマークの切れ端を会社ごとに分別する
ほぼ10人がかり
収集中の状況。だいたいの傾向がわかると思う
ベルマーク番号1番から12番。ちなみに欠番も多い。1番は河合楽器(欠番)
会社ごとにわけられたものを、点数ごとにさらに分別する
専用の封筒
こんな感じで分けられることになる
なんと名門酒蔵の真澄が入っていた。銘醸ものにもついているのかこんど調べてみよう
作業だけを考えると壮大なひまつぶしである。
ただ、消費の傾向がわかって面白い。多いのは、キューピーがダントツ。(マークも大きくわかりやすい)次いで、スプーン印の砂糖、明治・森永(隣り合わせで非常にわかりづらい)湖池屋、クノール、成田食品(もやし)などなど。結構フジッコや日清食品も多い。
結構企業の入れ替わりは多いようだ。
ベルマークのページはこちら
小学校の上の階からの眺め。都会の学校である
本日は皿絵もやっている
竹馬で遊ぶ姫
2階まで届くへちま。日当たりは良いようだ
その後横浜に日本地ビール協会主催のジャパンビアフェスティバルに行く。場所は大桟橋ホール。
途中横浜駅で高校の柔道部の先輩にばったり会う。ほぼ20年ぶりの邂逅。まだ柔道を続けているとのこと。
前売り3,500円で下のグラス(50ml)に主催各社の地ビールが飲み放題。ちなみにこれは岩手のわさびエール
広い会場ではミニコンサートも開かれている
アルコール度が高いものが多く、50mlといえども端から味見していると結構酔っぱらう
大桟橋は巨大な木製のデッキによって造成されている。
酔い覚ましに中華街まで歩く。
安記でお粥。美味以前は感じなかったが、意外と塩が効いている
姫も気に入ったようだ
お寺にお参りして帰る
2007年09月25日
あぶくま洞
早起きして宿のまわり「あいの里」を散歩する
キノコ発見。食べようとする研究員を所長と姫が止める。
「なぜ動物は食べられるキノコと食べられないキノコがわかるのか?」
人型ベンチ
離れ全景
その後あぶくま洞へ。3桁県道を南下するが非常に道が狭く難儀する。ここで対向車と会ったらどうするのという箇所多数。やはり関東地方はなんやかんやいって道が広い
洞入口。所長は中学校の修学旅行以来である
洞内は15℃と涼しい
頭上注意
途中から探検コース(追加200円)に行く。これは昭和61年開設。私が来たときにはなかった
広間に出た。非常に大きな空間がひろがっている。天井まで27m
ようやく地上に出た。滝根町のぶどうを使用し、洞内で寝かせたというあぶくまワインを購入。製造はサッポロビール(ポレール)
帰りがけにいわき湯本温泉の公共湯(さはこの湯)に寄る
湯は多少茶色味をおびたもの。温度はかなり高温。
含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。写真をクリックすると大きくなります
220円と安価で、貴重品ロッカーが無料で利用できたりするところは非常に好ましい
姫が小腹が空いたとのことで、さはこの湯裏のたつちゃん餃子に寄る。最近出来たようで綺麗。なかなかの美味であった
笠間に戻り、収穫作業。
キャベツのネットがパンパンになっていたので外す。青虫大丈夫か
巻きはじめ
タマネギを蒔いた後に、乾燥防止のため新聞紙を引いておく
本日の収穫
今日は十五夜。A棟の屋根
B棟の屋根
思ったより東北はかなり広い。笠間にいる間にまた探検してみようと思った
その他作業:
タマネギ種まき
カブ蒔き足し(福小町、本紅赤丸)
2007年11月04日
一周忌
今日は研修員父の一周忌法要であった。
いとこのかずくん、としくんと遊ぶ姫。一人っ子にとってまわりとの血縁を意識する貴重な時間である
親は大変だが、子供はエンジョイしたようだ。
2007年11月11日
漱石と草月、酉の市
朝もタマネギ苗がきちんと立ち上がっている。一安心
今日は研究員父の命日。お墓に寄って帰る
ミッションコンプリート
江戸東京博物館に漱石とその時代展を見に行く。大変な勉強家であったことがよくわかる。
売店に付け髭が売っていた。買う人いるのかしらん
江戸東京博物館の入口には大正時代?と思われる地図がある。皆見入っている
その後高島屋で草月いけばな展を見に行く
展示がみなでかい
これはピーマン。一個一個トウガラシが刺さっている
後光
服と色合いが合っている
生花はやったことないがダイナミックで面白かった
その後酉の市へ
大変なにぎわい
なかなか盛りだくさんの週末であった。
2007年12月31日
大晦日
おせち盛り込み中
煮しめ
こぶまき。今年はニシン
祝箸に名を書く
初日の出をみるぞとの決意