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2007年03月07日
雛祭り
金曜晩に研究員弟夫婦とともに笠間に行く
朝クラブハウスによると以前来た東洋大学の学生から卒論が届いていた。非常に嬉しい。
今年度は立命館の学生や茨城大学の学生からもアンケート調査をうけ、その度に「調査結果を還元するように」言ってはいたのだが、彼らからはまだ届いていない。
今はインターネットで通り一遍の知識を取得出来てしまうため、卒論作成にはかえって難しい環境になってしまったように思える。プラスαとなるものは自分の足でフィールドワークで得た生の体験だろう。単調な作業でも、繰り返しやることで理解が深まることは多い。
クロッカスが咲いている
ブロッコリ。葉は鳥に食われているが花芽は食べないようだ
大根は越冬した。暖かいと越冬可能ということか
掘ってみる
切っても中まで鬆が入っていない
ガルテナーからジャガイモの種芋を頂く。アンデス、シンシア、キタムラサキ、インカのめざめ。有り難く頂戴する。あまりに暖かいので蒔いてしまった。通年通りであるとお彼岸の頃。本で見た黒マルチの手法を試す
大根葉に大きなヨトウを発見。
今日は雛祭りなのでちらし寿司にする
ひょんなことから笠間駅まで歩く。早足で1時間、帰りはのんびり歩いたので1時間40分であった
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啓蟄
今日は暖かいので耕耘機で土を起こす。
掘り起こした中からカエルがびっくりして出てきた
二畳ほどの間で4匹。まさに啓蟄。暦より2日早く叩き起こしてしまったか。あまり起こすのも剣呑+生息密度に遠慮し、耕耘機を使うのはやめる。
青い4cmほどのハンミョウみたいな虫も出てきた。腹も同じ色。
その他作業。レタス播種、カブ(耐病ひかり)播種
帰りがけに岩間の栗の家に初めて寄る。看板は近くまでよってもやはり白栗の家に見える
中は立派な日本家屋
旧いピアノが置いてある。1924年の品。恵泉女学園にあったそうな。天井が高いだけあって柔らかい良い音がする
お抹茶と栗蒸し羊羹
こちらは抹茶とモンブラン。
このモンブランはクリームがほとんど入っておらず、ゆで栗を裏ごししてそのまま延ばしたような味である。クリームが嫌いで栗蒸し羊羹を選んだ姫に味見させたら「こちらの方がいい!」と言われて交換されてしまった。16時帰着。
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2007年03月10日
男の料理教室(ちらしずし)+卒業生を囲む会
土曜日に学童クラブでお別れ会があるので今回は所長のみ。週に一度の寝坊を楽しむ
今年度最後の男の料理教室。今回はちらしずしと菜の花のお吸い物。講師のガルテナーIさんは現役の料理の先生である
錦糸卵を作る。卵2個をボウルに入れ箸で混ぜる。泡を立てずに白身を切るように。ムラのない錦糸卵を作りたい場合、網で漉すとよい
フライパンが温まっているか確認。卵を溶いた箸でフライパンをなぞる。なぞって固まる位がよい。ジュッといったら熱すぎる。あまり熱すぎる場合は濡れふきんの上に置くと温度を下げることができる。
卵液を流し入れ、フライパンの底一面に薄く伸びるようにフライパンを傾けながら回す。端が薄くならないように卵が固まるまでぐるぐる回し続ける。
表面が乾いたら、端を手で持ち上げ、その間に菜箸を差し入れ、箸をくるくると回転させてクレープ状になった卵の中央線まで持っていく。ゆっくり持ち上げると半月状になるので、注意深くひっくり返す。
ひっくり返したら加熱はほとんど不要。あまり長く置いておくと乾いて美味しくない
すしめしには昆布を入れ、30分程度置く。酒を加えるが、アルコールが入ると米の吸収が悪くなるため、炊く直前に入れるのが望ましい。
今の炊飯器にはすしめしラインが付いているものが多い。なぜ水が少な目か?後で加えるすし酢の分だけ少ない
やってみる
失敗例
成功例。一定以上の卵液を流し入れてしまうとどうしてもうまくいかない。ボウルから直接入れようとすると失敗するので、お玉で適当量を入れるとうまくいく。
すし飯が炊きあがった。すし桶があればすし桶に取るが、炊飯器でそのまま混ぜても可。
すし酢を入れる。熱いご飯を最初は真ん中にあつめ、その上にすし酢を注ぎ、10秒ほど蒸らす。熱いほうが米への吸い込みがよいため。
その後すし桶に広げ、切るように混ぜながらうちわであおぐ。照りがでたらOK。胡麻を入れるときはこのタイミングで入れる。(具と一緒に入れると胡麻が具について美しくない)。すでに煮上がった具、レンコンを混ぜる
盛りつけ。平らに盛った上に、海老(バナメイ)、錦糸卵、さやインゲンの薄切りをあしらう。甘酢生姜を沿えてできあがり。海老が遙か外国からやってくる不思議
すまし汁用の昆布。
すしを混ぜる
錦糸卵。底にはできそこないが隠れている
澄ましが沸騰する位で昆布を取り、かつおを入れ、再度沸騰したら火をとめ漉す
奥様がゲストとして登場し、試食。概ね好評。
余った分は卒業生を囲む会に持っていく
ラウベに戻るとフキノトウが大量に出ている
今日の収穫。大根、ほうれん草、
持っていく一品として菜の花いためを準備する
卒業生を囲む会。ガルテナーで今は近所に住んでいるMさん宅で行われた。二期生は10組入り、5年間続けたのは8組
なぜか今日は自分のなわばりが人だらけ
司会進行は二年生
近所に住んでいる先輩ガルテナーの挨拶
卒業ガルテナーから一言
日帰りを借りたり、近所の畑を借りたりする人が多い。なかなか一度畑仕事の醍醐味を知ってしまうと足を洗うことは難しいようだ
更に先輩ガルテナーから挨拶
エレクトーンの演奏
あとは無礼講。M家自慢のカラオケ三昧
いいかげん酒が回ったので21時にまかり出るが、宴はその後も続いた模様
翌朝は雨。8:30に笠間出発、10:15自宅着
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2007年03月17日
クラインガルテンの運営が市から農協へ
金曜晩に笠間到着。
本日はタイヤをスタッドレスからノーマルに替える。この冬は一度も雪を踏まなかった。
ほたるの里に行ってみる。田んぼと畑にイノシシ除けの電線が張ってある。
どうもバッテリー駆動のようだ。どのくらい持つのだろう
本日16時からクラブハウスで「指定管理者制度による笠間クラインガルテン管理運営移管に係る説明会」が開催された。これまで市の直営で運営している笠間クラインガルテンの管理運営をJA茨城中央に移管するための説明会である。久々にクラブハウスがガルテナーで一杯になった。
最初にクラインガルテンの設立の経緯とこれまでの運営が市側から説明され、クラインガルテンを含む市の観光施設は指定管理者制度により、外部に委託するとの決定が議会でなされたとの説明があった。続いてJA側の挨拶があった。その後質疑応答が行われた。
Q1.直売場について、元々は本戸の農家が直接出荷するという形態であった。今後JAが運営することにより現在の運営形態と何か変わるのか?
A1.直売場は去年からJAに移管されており方針に特に変更はない。もっとお客さんを呼び込むような仕組みは検討したい。
Q2.クラインガルテンは有機栽培・無農薬・無化成肥料を徹底して実施してきたが、JA管理になってもその方針は維持されるのか?
A2.できればその方針で。ただ農薬は正しく使えば良いものです。土壌調査もしているようだし状況に応じて検討したい。(JA)
ここでちょっと紛糾。ガルテナーからはこれまで継続してきた取り組みであり、守っていただきたいとの声が挙がる。「今年入る人にもその条件を厳守といってあり、その方針は継続する」と農政課長が明言して落ち着く。
Q3.市側の体制は変更があるのか?
A3.グリーンツーリズム推進室は継続し引き続きクラインガルテンの主管となる。ただグリーンツーリズムとしてガルテン以外の取り組みをほとんどやっていなかったため、これからは活動の幅を広げていく。
Q4.ガルテナーから要望があった場合、どちらに話を持っていけばよいのか?
Q4.管理運営がJAになるので、運営方法についてはJA、ラウベの修繕等については市となる。まずクラブハウスの事務室に声をかけてくれればよい。
Q5.現在の事務員の扱いについてはどうなるのか。
Q5.JAから引き続き勤務してもらうようお願いをしている。
公共施設の民間委託というのは現在保育園や学童クラブでも進められている。たしかに運営を外部に委託するのは会計上の利便性はあろう。ただしなんでも民間に任せれば効率化ができ、よくなるというものではない。必要なことは「やらねばという思い」がある人がやらなければ何事もうまくいかない。ガルテンは非常に理念的な施設であり、ハードに対してソフトをどう作るかが非常に大事である。ソフトは運営側の意志と利用者の意志がお互いにうまく作用してできあがるものであり、今後時間を掛けて意志疎通を図っていくことが必要になろう。
ちょっと心配なのは、ガルテンの根底に「自分の食べ物をじぶんで作る(国民皆農)」という考え方があるような気がしており、それがJAのポリシーと微妙に食い違っているのではないか?という点である。
我々は草むしりの手間を省きたいわけではなく、東京くんだりからわざわざそれを楽しみに毎週通う物好きであり、自分の手で自分で食いたいものを作るのであって、換金するための作物を作りたいわけではないのだ。石油がなくなった後の農業のあり方を志向するくらいでちょうど良い。
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2007年03月18日
しいたけほだ木とおはぎ作り
今日は彼岸の入りなので研究員はおはぎを作る。小豆は先週から煮ており、生餡で持ってきた
砂糖を煮溶かす
蜜をジャムの固さまで煮詰める
餡を入れる
少しずつ加熱しながら練る
おはぎの一個分の量に分ける
外に巻く分の餡
今日の栽培講習会はしいたけのほだ木作り。講師は安見さん夫妻
しいたけはもともとしいの木になったのでしいたけであるが、カシや栗でもよい。サクラでもできた人はいるらしい
これが種コマ。木片のまわりにシイタケ菌が付いている
ほだ木にドリルで幅8.5mm、深さ2cmほどの穴を開け、種コマを木槌で打ち込む。一つの木のまわりに25~30個くらい。(穴の数は種コマの袋に入っている数とほだ木の本数によって規定される)
木の幹と皮の間に菌が生える
こういう作業は好き
ラウベに戻ると、2週間前に蒔いたカブの双葉が出ていた
外流しには氷がつららのようになっている
おはぎ完成。きなこ、黒ゴマ、小倉
青のり
割ってみると米の部分が薄い。秀逸なでき
きなこのほうはちょっと厚いか
苺狩りの観光バスが3台も。ガルテンに興味をもってもらえるのだろうか
その後ひいじいの家でおはぎを配り、自宅に戻って姫用に限定スイカを買いに行こうとしたらとうに完売。あわててばーちゃんに電話するも最寄り駅でも完売。10万枚と書いてあったのでなくならないだろうと思ったら甘かった。ふと気がついてヤフオクを見てみるとまあ出てること出てること。姫はスイカのペンギンが好きなのでかなり楽しみにしていたのであるが、まあヤフオクで落とすこともあるまい。そのうちいろいろな柄が出てくるであろうことに期待。
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2007年03月23日
沖縄行き1日目
3/23~25の日程で沖縄に行って来た。
那覇空港の金のANA。日の丸かと思うのは赤い羽根である
モノレール(ゆいレール)駅
姫はいっぱしの旅行者気分
強風のせいか?道路標識がひっくり返っている。鷹揚なものだ
守礼門
龍潭。浅いが大きな鯉が沢山いる
2007年03月24日
沖縄行き2日目(美ら海水族館)
2日目はレンタカーを借りて美ら海水族館に行った。
入口のさわれる水槽が大きい。ヒトデも大きい
ここは大水槽に泳ぐジンベイザメが売りである。早い時間だったので水槽奧のカフェでかぶりつきの席に座ることができた。
ジンベイザメと追いかけっこをするエイの動画はこちら
マンタ好きの方はこちら
水槽を上から見学するツアーに参加。水槽前のカウンターでしばし並んで整理券を入手
大水槽。50mプールほどはあろうか。かなり上から照明で照らしている
水面近くを泳ぐジンベイザメ。コバンザメが付いている
入口でイヤホン付きレシーバーを渡され、解説はイヤホン越しに聞く
マンタを運ぶ担架(?)外洋に生け簀があるが、水族館に連れてくるまでは一度車に乗せる必要がある
稚魚(といっても大きい)が出番を待っている。他にもいろいろ興味深い説明を受けることができたので、裏方さんの仕事に興味がある方は是非参加されたし。
オキチャン劇場のイルカショー
お見事
昼食は本部のきしもと食堂に行く
沖縄すば。美味
すばの後は向かいの新垣ぜんざい店に行くことになっているらしい
ぜんざいといっても、甘い煮豆の上にかき氷が載ったもの。
こんな感じで煮豆が入っている
2007年03月25日
沖縄行き3日目
3日目。沖縄第一ホテルの朝食。心づくしの品目(50種)のメニューが美しい皿に少量ずつ並ぶ。どれもこれも美味。いかにも長寿食といった風情である。
いただきます
沖縄の環境を考えるツアーに参加
廃油石鹸工場。建物自体が螺旋状の階段で上がれるようになっており、屋根に草が生えてビオトープになっている
その水は井戸に流れ込む。旧いものに見えるが、20年前に建物と同時に作ったとのこと
廃油石鹸を作るに至った経緯、作る際のコツなど学ぶ
こちらは畜産農家が作った排水処理施設。流れるプール状のところに排水を流し込み、水車で空気を送り込むと微生物の力で浄化するしくみ。一ヶ月に一度排水と汚泥を抜く。排水はよい肥料(ただしチッソ分多し)になるとのこと。効率の良さは暖かい沖縄ならでは
農場の娘さんと
これはまた別のロケーション。堆肥作成中。広大な倉庫である。それほどいやな匂いはしない。
夜遅くの飛行機で東京に戻る。
2007年03月31日
築地市場
土曜は所長と姫で築地市場に行ってきた。
場内で買ったもの:
川正で時鮭一本2.8kg
松茂でアサリ2kg
場外で買ったもの:
松村で本節粉1kg
山本豆店で鶴の子大豆5合、大納言5合
井上の横の包装用品店でピチット
遅い時間(11時)のため、場外は観光客で大変に混んでいた。姫のリクエストで井上でラーメンを食べるも、麺がやわやわで前ほど美味しくなかった。さすがにこの行列だとまともに調理できまい。築地は8時前に行かねば。
帰ってから本節粉を出しパックに100gずつ計量して入れる
鮭は解体してピチットにくるみ冷凍し、アサリは蒸して身を外して冷凍。ここらへんは丸元淑生流。
夕方ゆりの郷経由で笠間に向かう。