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2007年02月04日
自転車修理
土曜晩到着。マイナス2度。ホットカーペットを入れて、寝る前に抜いたが暖めすぎで喉が乾く。ゆたんぽの研究員は快適だったのこと。今度は足元だけ入れてみようか。
朝ガルテナーからつきたての草餅を頂く。緑色が鮮やかで清冽なヨモギの香り。きなこと黒蜜でありがたく頂戴する。最近食べた中では屈指の出来であった。自分でもこういうものを作りたいものだ
昼は待望の納豆。豆は固めだが非常に上品な出来であった。スチロール容器でたまにあるように苦くないのがよい。ただしわらつとから外すのは大変である。
笠間で放置していた自転車を整備する。街乗り用にタイヤ細めのほうがよいかと思って交換していたのだが、乗り心地が悪く、スピードが思ったより出ず、すぐ空気が抜けてしまった。そのため元々入っていた太さのタイヤに変える。社宅とちがってのんびり店を広げられるのがありがたい
ほとんど丸一日かけて整備。かなりサビが浮いているがよしとしよう。試し乗りをしたが太めのタイヤは非常に安心感がある。やはり設計どおりにはするものだ。
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2007年02月11日
築25年のログハウス
夢の丸太小屋に暮らす2006年9月号に出ていた、佐野市にある築25年のログハウスに行ってきた。元々輸入住宅のモデルハウスとして建てられ、いまはCafe Brossomというカフェになっている。佐野市といっても広く、足尾や足利に近い山里にある。
屋根は杉板葺き。入口側のテラスが広い
今日の喫茶メニュー
ノッチ。幅広のログを大胆に使っている
外壁は枯れた味わいであるが、特に傷むというものでもない
北側の屋根には草が生えている
小学校の校舎を思わせる堂々とした佇まい。薪ストーブ用の煙突が見える
姫は近所のココファームのぶどうジュースに、手作りパンをいただく
薪ストーブの上で隣客のフォンデュ鍋のチーズが溶けている。暖房はこれだけで十二分に暖かい
所長と研究員弟はコーヒーとかぼちゃプリン
トイレ、バスは完全洋風
天窓は多少結露するようだ。しかし25年でこれだけなら大したもの
吹き抜けより一階を望む
二階では地元のカントリーバンドが練習している。中ではやかましい位だが、外からは全く聞こえない
大屋根。木肌を出していないためか不思議と圧迫感はない
会計はこれまた年代物のレジで。姫は使い方を教えて貰った。結構指の力がいる。
外見はそれなりに古びているが、中は非常に美しく時代を感じさせないものであった。ログハウスは適当にメンテナンスしてやれば本当に長持ちしそうである。
2007年02月12日
平和祈念展示資料館+ICC OpenSky2.0展
今日は研究員がサイクリングだったので、所長と姫は新宿のミュージアムに行く。
最初に行ったのは平和祈念展示資料館。都営地下鉄の車内に水木しげるの画で広告が出ているのを見て以来、一度行きたいと思っていた。
展示は非常に冷静に世界恐慌から満州開拓、開戦、戦中、戦後、抑留、引き揚げをとらえている。
昭和ヒトケタでは公営の「娘賣ります」があったのだ。国が新天地開拓の募集をして集団で移住する様はヨーロッパの貧民が新天地を求めてアメリカに渡ったのとパラレルである。教科書では軍拡のイメージがあるが、生活の地を求めて多くの人が満州に渡っている。
展示を見ると意外な事実に気が付く。
満州での召集者が多く南洋で命を落としている。これは戦局が後半で南洋中心に偏り、その時点でそれまで召集していなかった満州から多く召集したのではないか。また、満州では戦局が不利になった後もソ連侵攻までは平穏に暮らしていたというのも意外であった。
また、抑留者が遠くはカスピ海近くまで動員されていたのも意外である。ソ連は一週間の戦闘で45万の抑留者を数年にわたって厳寒地でこき使うことができたのだから、非常に得をしたことになる。なぜそんなメリットを享受できたのであろう。また、抑留者は5万の犠牲ということであるが、全体の9割弱がなんとか生き延びて帰還している。これは当時の装備状況からしては相当な高率といえないか。
それに比べ、辺境の開拓村の帰還率は1~2割と非常に低い。やはり記録されている軍属はそれなりの管理がなされるが、そうでない普通の住民は遙かに過酷な環境に置かれていたということなのではないだろうか。
途中入ってきたオバチャン二人が、「いやー、戦争に敗けると悲惨よね。勝ってればこんなことしなくて済んだのにね。やっぱ勝たないとダメよね」と大声で話していたのはヒヤリとしたが、案外負けを知らない国のメンタリティというのはこんなものかもしれない。
中にはちばてつやや赤塚不二夫、森田拳次など漫画家の画もあった。やはりまんがというのは浸透力が違う。非常に興味深い展示であった。
次に、東京オペラシティのNTT東日本の美術館ICCに行く。あのナウシカのメーヴェに触発された八谷和彦氏デザインのモーターグライダー(?)の展示をしていた。大学時代にグライダーに乗っていた所長には必見の展示である
製図図面等
1/2のラジコン
これが本物。まだジェットエンジンは搭載しておらず、ゴム索打ち出しで飛ぶ。いわゆるプライマリーそのものである。
中に小型ジェットエンジンが備わる。まだこの状態で飛んだことはない
この展示の不思議なところは、平和利用の手作り飛行機という工学的な部分と、ナウシカに見られる「萌え」な部分が渾然一体としている。ちなみにこれは実機に搭乗する(寝そべってみる)ための試練として、占いをする必要があるという案内
左右の壺に両手を入れて
双方から小石をひとつづつ掴む。その両方を合わせた文が、巫女さん(?)の持っているノートの文言と合うと「門が開かれ」晴れて搭乗できる。なんだかなあ。ちなみにスタッフの女性はみな可愛い
こちらが有人の1号機
これはシミュレーター。腹這いになった板を上下左右に動かして操縦する。東京の上空を飛び回るという趣向。これもクイズ5問中3問正解すると搭乗することができる。ちなみに空いている場合は何度やってもよい
姫ハマリまくり。ちなみに動画はこちら。激重注意。姫の操作と動きだすまでのタイムラグ、風の音に注目されたし。このシミュレーターは非常に良くできている
占いにも当たって本物にも乗せてもらった
その他、設計からラジコン作成、花の万博での展示、試験飛行などのドキュメンタリーも上映されていて非常に面白かった。飛んでいるときの映像が多いので、車酔いしやすいひとは注意が必要かもしれない。3/11までの展示なので、興味ある方は行かれたし。
2007年02月17日
春の兆し
今回は所長一人。金曜の晩23時に到着。星が美しい。東京6.5度、笠間-1.5度。ラウベ内8度。ストーブを点けてしばらくすると12度近くまで上がる。晩酌しつつ笠間図書館で借りた刑事コロンボ「魔術師の幻想」を観て寝る。あまり寒くないのはありがたい。
朝クラブハウスに寄る。今回の応募者(面接者)は40家族、当選者は9家族であったとのこと。さた研の年で2倍弱、去年が3倍、今年が4倍強。どんどん倍率が上がる。
最近いろいろな自治体でクラインガルテンが開設されているが、農的生活への関心が高まっているのか、それとも団塊の世代の応募が増えているのか。
その後、久々に草むしりをする。現在ロゼッタ状で可愛い姿だが、暖かくなるとみるみる大きくなるので、今のうちにむしっておく。クモが土の上を這っている。羽虫も見かけるようになった。これから少しずつ春らしくなっていくのであろう。
大根。去年は寒さで地面の上に出ている部分がシワシワになってしまったが、今年はまだみずみずしい。どうもマイナス5度くらいに保存かシワかの分岐点があるようだ
ブロッコリ。脇芽は花芽のまま固定している。まだ柔らかく食べられる
ほうれん草。掘り上げず摘み取りをしていくと延々食べられるが、だんだんどこで切ればよいかわからなくなってくる。
こうなる。育ち方はエンサイに近い。茎の赤い所が好きな方にはいいかもしれない。
本日の収穫。サトイモ(掘り上げていたものを乾かしたもの)、コリアンダー、ほうれん草
珍しく一人なのでこの機会に自転車を持ち帰ることにした。前輪を外したら後席になんとか収まった
明日は研究員父の百日忌なので図書館に寄って雨の中を帰る。
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